【い】
如何許り(いかばかり)=(副)どんなに。どれくらい。どれほど。限りなく「悲しみは―かと思いやる」=いかに家族の嘆きと悲しみはいかばかりだろう。どんなに深く、激しいものかと想像する。
寝穢い(いぎたない)=(形)〔目をさましていい時になっても〕眠りこんでいて、なかなか起きない。寝相がみにくい。
寝聡い(いざとい)=(形)眠っていても、すぐ目がさめる様子だ。
碑(いしぶみ)=〔「石文」の意〕 「石碑」の雅語的表現。
鼬(いたち)=赤茶色で尾の太い小動物。夜、他の小動物を捕らえて食い、敵に追われると悪臭を放つ。〔イタチ科〕
鼬ごっこ=〔江戸時代後期にはやった子供の遊戯【=向かい合った二人が「鼬ごっこ鼠(ネズミ)ごっこ」と唱えながら相手の甲をつまんで順次に重ね行くことを際限無く繰り返した事】に基づく〕 。互いに相手の上に出ようとして、実りの無い論争を(果てしなく)繰り返すこと。
一夏(いちげ)=《「一夏九旬」の略》仏語。僧が寺院にこもって修行をする、陰暦4月16日から7月15日までの90日間。《季
夏》
=《「往(い)にし方(へ)」の意》過ぎ去った古い時代。過ぎ去った月日。昔。過去。亡くなった人。故人。
≪他ページ記載文字≫
「ア」魚翅(イウチー) 「カ」紙鳶・凧(いか) 怒らかす(いからかす) 生きる(いきる) 礁(いくり) 池(いけ) 生け花・活け花(いけばな) 「サ」小魚・細小魚(いさな) 鯨取・勇魚取(いさなとり) 十六夜(いざよい) 医師(いし) 意識(いしき) 意趣返し(いしゅがえし) 磯(いそ) 磯菊(いそぎく) 五十・五十路(いそじ) 「タ」痛い(いたい) 甚い(いたい) 鼬(いたち):鼬ごっこ 悼む(いたむ) 市松模様(いちまつもよう) 一驚(いっきょう) 慈しむ(いつくしむ) 一世(いっせい) 凍て雲(いてぐも) 凍てつく(いてつく) 暇乞い(いとまごい) 「ナ」いなさ 古(いにしえ) 犬・狗(いぬ) 戌の刻(いぬのこく) 亥の刻(いのこく) いのちの電話(-でんわ) 「ハ」いぶき いぶし銀 「ラ」医療(いりょう) 色合(いろあい):色改まる:色に出(い)ず:色を失う:色を変える:色を正す:色を作る:色を付ける:色を直す:色を作(な)す 「ワ」祝い・斎(いわい) 岩おこし 「ン」インスパイアー インバット 隠喩(いんゆ) 飲料(いんりょう)
【諺】
一世を曠(ムナ)しゅうする碩学(セキガク) 色の白いは七難隠す 色は思案の外(ホカ) 色も香(カ)もある
【四字熟語】
一世風靡(イッセイフウビ)
●作例
彼の胸中はいかばかりか 悲しみはいかばかりかと思いやる
「いにしえの御許しもなかりし事を/源・宿木」 いにしえの都の姿をとどめる。
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