【世間】
●字典
一世(いっせい)=その人が生きていて活躍した時代。一代。同名の君主・法王の中で最初に即位した人。〔広義では、戸主・移民などの第一代の人をも指す〕
一世を風靡する=世の中全体をその傾向に従わせる。
一世を曠(ムナ)しゅうする碩学(セキガク)=その時代に比べるものも無いほどの大学者。
風霜(ふうそう)=〔風と霜の意〕きびしい、世間の試練。―を経て=幾時代かがたって。
風潮(ふうちょう)=その時代のその社会(の一部)に見られる、(好ましくない)傾向や物の考え方。
風評(ふうひょう)=〔「風」は、ほのかにの意〕(よくない)うわさ。
風聞(ふうぶん)=うわさ。
プチブル(フ petit bourgeois)=経済的にはプロレタリア階級に属しながら、ブルジョワに近い意識で生活する中産階級の人たちの蔑称。
弊風(へいふう)=よくない習慣・風俗。⇔美風
●作例
一世の名人と仰がれる。 長い風霜に堪える。 社会の風潮に対しズケズケ発言する。
【詩歌用語】
戻る