【意識】
●字典
意識(いしき)=[名](スル)心が知覚を有しているときの状態。物事や状態に気づくこと。はっきり知ること。また、気にかけること。政治的、社会的関心や態度、また自覚。心理学・哲学の用語。自分自身の精神状態の直観。自分の精神のうちに起こることの知覚。知覚・判断・感情・欲求など、すべての志向的な体験。 《梵mano-vijnaの訳》仏語。六識・八識の一。目や耳などの感覚器官が、色や声など、それぞれ別々に認識するのに対し、対象を総括して判断し分別する心の働き。第六識。
認識(にんしき)=ある物事を知り、その本質。意義などを理解すること。また、そういう心の働き。哲学で、意欲。情緒とともに意識の基本的なはたらきの一で、事物。事柄の何であるかを知ること。また、知られた内容。
不覚(ふかく)=―な。―に。心構えが不十分なため失敗する事。無意識。前後不覚で眠る=何が起こったか分からない状態で眠る。
不覚の涙=思わず知らず流す涙。

●作例
意識を取り戻す。 勝ちを意識して硬くなる。 彼女の存在を意識する。 
認識が甘い。 認識を新たにする。 認識を深める。 対象を認識する。 不覚にも一敗を喫した。  

【詩歌用語】
理解。知得。把握。把捉。領略。識別。認知。了知。意識。知識。知(ち)する。知る。とらえる。つかむ。悟る。弁(わきま)える。

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