【架空】
●字典
架空(かくう)=[名・形動] 空中に架け渡すこと。根拠のないこと。また、事実に基づかず、想像によってつくりあげること。また、そのさま。
精霊(せいれい)=死者の霊魂。山川・草木など種種の物に宿ると考えられる神霊。精。
飛天(ひてん)=空中を舞って仏をたたえ、仏の世界を守る天人・天女。
飛竜(ひりゅう)=空を飛ぶと言われる竜。〔古くは「ひりょう」〕
フェアリー(fairy)=妖精。
フェアリーランド(fairy-land)=おとぎの国。〔子供目あての施設の名に、よく用いられる〕
フェニックス(phoenix)=500年ごとに祭壇の火で焼け死に、その灰の中からまた生き返るという鳥。不死鳥。
ペガサス(Pegasus)=〔ギリシャ神話で〕翼の有る馬。天馬(テンバ)。ペガソス。
鳳凰(ほうおう)=〔「鳳」は大鳥のオス、「凰」はそのメスの意〕クジャクに似ている、想像上のめでたい鳥。聖人が世に出る時に現われるといわれた。
妖精(ようせい)=怪しい精霊。〔西洋の伝説・童話などに出て来る〕動植物や森・湖など自然物の精。たいていは小人(コビト)の姿をしたもの。
●作例
「そんな架空な事を宛にして心配するとは/二葉亭・浮雲」
架空の人物。 妖精のような少女。
【詩歌用語】
「架空」空想。想像。夢想。でたらめ。嘘。仮構。仮設。フィクション。作り話。空言(そらごと)。絵空事。幻想。仮想。想定。仮定。妄想。連想。イマジネーション。想察。推察。推定。推量。推測。推理。推論。類推。憶測。忖度(そんたく)する。物語。小説。ロマン。
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