PART−1 |
PART−2 |
男は度胸 女は愛敬
瓜うりの蔓つるに茄子なすびはならぬ
えへんたら煙草盆
虎を画きて猫に類す
言わぬが花
一寸の窒ノも五分の魂
穴があったら入りたい
開いた口が塞がらない
大犬は子犬をせめ、子犬は糞フンをせめる
急せいては事を仕損じる
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鰯いわしの頭も信心から
心頭しんとうを滅却すれば火もまた涼し
死人に口なし
色男・金と力はなかりけり
石に灸きゅう
蛙かえるの願立て
石亀の脚絆きゃはん
明日は明日の風が吹く
鬼の霍乱かくらん |
PART−3 |
PART−4 |
鬼の留守に洗濯
精神一到何事か成らざらん
魚心うおごころあれば水心
角力すもうに負けて妻の面つら張る
親の十七、子は知らぬ
竿竹さおだけで星を打つ
山椒さんしょうは小粒でもぴりりと辛い
鯛も一人はうまからず
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十で神童、十五で才子、二十過ぎればただの人
棺かんを蓋おおうて事こと定まる
立て板に水を流すよう
狸が人に化かされる
鬼も十八番茶も出花
うかうか三十きょろきょろ四十
月夜に釜をぬかれる
天知る地知る
イカの手はくうても、その手はくわぬ
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PART−5 |
PART−6 |
手ですることを足でする
立っているものは親でも使え
隣となりの花は赤い
長いものに巻かれろ
鼻の下が長い
二月の瓜うり
糠ぬかみそがくさる
糠ぬか袋と小娘は油断がならぬ
猫に小判
イタチのいない間の鼠ねずみ |
管くだの穴から点を覗のぞく
話に花が咲く
旅の恥はかきすて
せかせか貧乏ゆっくり長者
破鍋われなべにとじ蓋ぶた
美人というも皮一枚
あまりに円まるきはころびやすし
へそが茶を沸かす
言い出し こき出し 笑い出し
朝あしたに紅顔あって夕ゆうべに白骨となる |
PART−7 |
PART−8 |
嘘うそをつかねば仏ほとけに成なれぬ
枕まくらを高くして眠る
石部金吉いしべきんきち
脈が上がる
住めば都
無芸大食
蛆虫うじむしも一代
鵜うの目・鷹たかの目・雀すずめの目
目鼻を付ける |
一押二金三男
チリも積もれば山となる
高かろう安かろう悪かろう
往く往くゆくゆくの長居
一富士二鷹三茄子いちふじにたかさんなすび
日日是好日にちにちこれこうじつ
飲まぬ酒には酔わぬ
この世とはあの世までのヒマつぶし
持ったが病やまい |
PART−9 |
PART−10 |
ラッコの毛皮
落花流水らっかりゅうすいの情じょう
理詰りづめより重詰じゅうづめ
律義者りちぎものの子沢山こだくさん
居留守を使う
乞食こじきも場所 |
礼に始まり乱に終わる
金の切れ目が縁の切れ目
老いの幸い(12/1)
論語読みの論語知らず(12/1)
禍わざわいを転じて福さいわいとなす(1/18)
天衣無縫てんいむほう(1/18) |