PART-5 |
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手ですることを足でする | ||||||||||
昔々の大昔、人間の先祖は四ツ足で歩いていたと思うと、手も、足だったでは ありませんか。 足の指が手のように使えたら、下半身の病気はなおるそうです。血の循環が 良くなるからでしょうか。 こうして、手でパソコンのキーを打ちながら、足では編み針を持ってセーターなど 編んでみようかな。 そして健康で暮らせたら、いうことありませんもの。 当たり前のことをしないで、してはならぬことをするという意。 |
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立っているものは親でも使え | ||||||||||
座っている者が近くに立っている者に用を頼む時にいう。は死んるので、生きているうちは判断 |
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隣となりの花は赤い | ||||||||||
花だけではありません。隣の菜園の菜っ葉だって青いのです。 そう言ったら、菜っ葉とネギを沢山もらい、美味しく味わいました。 こちら隣の花は赤ちゃん。お母さんが働いているので、赤ちゃん を預かることにしました。「寝る子は育つ、人助け」の頃から、今は ※「七月投げ座 チャンは這い這いのケイコです。お向かいのヨーコチャン、お隣の ナナチャンも遊びに来て、花に蝶の訪れです。 そして赤ちゃんの可愛らしさに、夫婦二人ぐらしの家の中の空気 は甘くなるのです。隣の花をうらやましがっていないで、言ってみる ことですね。 ※生後七ヶ月頃になるとどうやらこうやら座れるようになること。 立て板に水を流すように、舌の運びがなめらか。 |
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長いものに巻かれろ | ||||||||||
なすがままの精神こそ、日本を経済大国にした。 日本人は自然を愛する。より自然であればそれで よいのである。 ウドン、ソバを見てみたまえ。長いなりである。 それをあまり考えず、ズルズルと飲み込むのであ る。これがなすがままである。 学校給食で外国産のマカロニが使われた時、 「コレナニ?」と子どもたちはビックリしたそうな。 短くて穴があいているんだもの。その子どもたちが 育ってきて、やっぱり長いものに巻かれるのかな。 強い相手にはさかわらず、ハイハイと従ったほうが得という意味。 |
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鼻の下が長い | ||||||||||
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二月の瓜うり | ||||||||||
喫茶店で、「※ボク、メロナラモード」と云いますと、冬であろうが眼前には、 なにやら瓜のような物がのっかった、やたら甘い物が出てまいります。 一年を通じて、おおよそ、何でも手に入る世の中であります。今や、本当 にその季節に出来たものを見つけることの方が、めずらしい。 実際、自分の家の植木鉢にイチゴが赤くなる頃、八百屋でイチゴを見つ けるのは、むつかしいんだから。 ※男の子がこの手のものを注文するのがハズカシイ時代は過ぎた。某大学には、 チョコパ(チョコレートパフェ)同好会なるものがございました。 季節外れの珍しいもの。ぜいたくな食べ物。 |
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糠ぬかみそがくさる | ||||||||||
調子はずれの悪い声で歌うと、糠みそでさえくさる。うんざり、もう聞きたくないこと。 |
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糠ぬか袋と小娘は油断がならぬ | ||||||||||
手にスッポリ入るくらいのふくろにて、糠を入れて、顔と体を洗う。 美肌用である。ゴシゴシと力を入れるものだからほころびやすい。 水分があってこするものだから、仕方がない。 で、糠袋と同じようにほころびやすいのが若い娘。お父さん! 気 をつけて下さい。娘の尻などに糸くずなどついていませんか。まして、 毛ェなぞがついているようなことがあったら、これはたいへん! しかし、うっかり注意などなさると、親のほうが傷つけられる世の 中です。 お父さん!あなたも気をつけて下さいヨ! 糠袋はほころびやすく、若い娘も傷つきやすい。共に目が放せないという意味。 |
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猫に小判 | ||||||||||
思うに、猫というのは結構、有能な動物なのである。 ※お金を与えれば、猫の額ほどの土地に、大会社でも設立する。 ※※店に置いておくと、オイデオイデと、人を呼んでくれる。 ※※※不器用にみえる手でも、忙しいときには役に立つと人は思う。 ※※※※状況に応じて、対応する順応性があるらしい。 しかしながら、猫は少しばかり眠気が多いので何もしない。 ※猫に小判 ※※招き猫 ※※※猫の手も借りたい ※※※※借りてきた猫 貴重なものを持っていても値打ちがわからず、役に立たないこと。 有難みを感じないこと。豚に真珠ともいう。 |
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イタチのいない間の鼠ねずみ | ||||||||||
夜中に天井をドッドッドと走り回る音がする。こわいような大きな音で、イタチ氏 らしい。「やかましくてたまらん。どうしたらいい」と物知りおじさんに聞くと、「栗 のイガまいとき」との教え。 早速、まいてみると、イタチ氏は引越ししたらしく、大きな音がしなくなってヤレ ヤレ。と、思った途端、今度はダダー、ダダーとネズミ氏の走る音。で、天井を 調べてみると、ネズミ氏がイガの中の小さな栗を食べておりました。これは本当 の話です。 人間世界は、えらい人、立派な人がいないと、つまらん人が幅を利かすことに なります。そして、誰もいないと、チョロチョロと品物をひいていくのです。 ネズミの強敵イタチがいないと、ネズミが威張っている。すなわち、自分より強い 人がいない間、大いばりする人のことを云う。 |