【へ】
経上がる(へあがる)=(自五)「いろいろな職歴を経、地位が段段上がる」意の雅語的表現。
閉居(へいきょ)=―する。家に閉じこもって外出しないこと。
平静(へいせい)=―な。―に。△ふだんと同じように(静かで)落ち着いた様子。
迸出(へいしゅつ)=―する。ほとばしり出ること。
炳として(へいとして)=(副)〔「炳」は、太陽が光り輝く意〕疑う余地が無いほど明らかなことを表わす。
辟易(へきえき)=―する。〔相手を恐れて道をあける意〕。相手の勢いに圧倒されて、自分のしようと思った事が出来なくなること。困ること。閉口。
諂う(へつらう)=(自五)相手に気に入られようとして、自尊心を抑えた言動をあえて取る。(名)へつらい。
へどろ=〔もと、神奈川・名古屋・奈良方言。東北地方の方言「ひどろ=溝(ドブ)や、青色に濁った水たまり】」と同原〕海・川・沼・湖の底にたまっている泥。〔狭義では、未処理の下水や工場からの廃液・廃棄物が海岸・河口などに堆積(タイセキ)して、どろどろに固まったものを指す〕「ヘドロ」
≪他ページ記載文字≫
「ア」睥睨(へいげい) 平沙(へいさ) 迸出岩(へいしゅつがん) 平地(へいち) 平地林 平ちゃら 弊風(へいふう) 平服(へいふく) 平平(へいへい) 平明(へいめい) 敝履(へいり) 平話(へいわ) 「カ」碧雲(へきうん) 碧空(へきくう) 霹靂(へきれき) 「サ」舳先(へさき) 臍(へそ) 「ハ」蛇苺(へびいちご) へべれけ 「ヤ」部屋(へや) 「ラ」ヘルム 「ン」偏愛(へんあい) 変化(へんか) 変形(へんけい) 変質(へんしつ)
【諺】
平地に波瀾を起てる 臍で茶を沸かす 臍を曲げる 下手の考え休むに似たり 下手の横好き
【四字熟語】
平平坦坦(たんたん) 平平凡凡(-ぼんぼん)
●作例
平静を取り戻す。 平静を保つ。 平静を失う(装う)。 心の平静が乱される。
観光シーズンが終わって町は平静を取り戻した。 俗談平話。 上司に諂うのが上手な彼は栄転した。
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