【月別情報】
<5月>(皐月)早月、早苗月、吹雪月、吹喜月、青葉、躑躅、劔、嵐山、蛍篭、時鳥、花橘、杜若、涼風、八橋、鵜飼、音羽、仲夏、雨月、月見ず月、田草月、橘月、梅の色月、梅月、さくも月、賤間月
<1月><2月><3月><4月><6月><7月><8月><9月><10月><11月><12月>
行事 子どもの日、母の日、愛鳥週間
植物 バラ、卯の花、矢車草、ダリア、すずらん、あやめ、菖蒲、カーネーション、さつき、
動物 つばめ、小鳥、あゆ、金魚、かつお
色彩 緑の濃淡
誕生石 エメラルド、ヒスイ
風物 鯉幟(のぼり)、金太郎、鎧兜、菖蒲の花、戦国のぼり、矢車の紋章、鵜飼開き、行楽、端午、薪能、茶摘み、柏餅、葵祭り、
川下り、釣り、菖蒲葺く、粽(ちまき)、鍾旭
季語 立夏、小満、八十八夜、薫風、青嵐、五月闇、五月雨、五月晴、清流、早苗、早乙女、呼子鳥、緑蔭、苔清水、清冽、
上り鮎、時鳥、つり人、白さぎ、清水、水の音、藤昔、岩つつじ、岩清水、雲井、雲のみね、友千鳥、玉の井、五月雨、
青雲、清流、薫風、青心、花菖蒲、井出の里、茶つみ、須磨のうら、青嵐、新緑、若葉、風薫る、青葉、若葉、新緑、
みどり、夏めく、初夏、田植え、初がつお、八十八夜、みどりの木陰、五月晴れ、新茶
手紙の
文頭語
新緑の候、青葉の候、若葉の候、晩春の候、立夏の候
惜春のみぎり 、薫風のみぎり、藤花のみぎり、初夏のみぎり、向暑のみぎり
青葉若葉の季節です
風薫る五月、すがすがしい若葉緑につつまれて
目に青葉、山ほととぎす初鰹と申しますが
新緑の匂い立つ好季節となりました
若葉青葉を渡る風もすがすがしい頃となりました
さわやかな緑の風にさそわれて
五月の空、鯉のぼりが風をはらんで泳いでおります
夏も近づく八十八夜といいますが
うっすらと汗ばむ季節となりました。
新緑の色増す季節
新緑の野山に萌える今日この頃
風薫るこのごろ
風薫る五月の空に鯉のぼりが
緑濃く
大空にこいのぼりの躍るころ
吹く風も夏めいて
青田を渡る風
新茶の香り
牡丹の花が咲き誇り
初夏の風もさわやかな頃となり
深緑の色増す頃
満開の桜もいつしか葉桜となり、かざす手のひらも青くそまります。
青葉若葉が目にしみる、すがすがしい季節です。
藤棚を薄紫の花房がみごとに彩る季節となりました。
さわやかな風が夏の匂いをふくんでいるような気がします。
五月晴れの空に心はずむ今日このごろ
庭のつつじが今年もいろとりどりの花をつけました。
川べりを散歩したら、一面のれんげの花に迷子になりそうになりました。
●字典
皐月(さつき)=苗を植える頃という意味。苗代から早苗を取って田に移し植える時期なので早苗月と言っていたのが、詰まって「さつき」に なったという説。
 又、同じ「さなえ」でも「小苗」と書き、小苗を取る月、つまり「さなえつき」を略して「さつき」としたという説の二つがある。

立夏(りつか)=5/6〜5/20頃 茶つみの始まる八十八夜の頃。初夏の陽がまぶしくなる。24節気
小満(しょうまん)=5/21〜6/5頃 山野が緑にみちあふれ、麦刈りの頃となる。24節気
八十八夜(はちじゅうはちや)=立春から数えて88日目。茶摘みの最盛期。
薫風(くんぷう)=夏の初め。青葉の匂う風。
青嵐(せいらん)=青葉を吹き渡る強い風。
五月闇(さつきやみ)=梅雨がふっているときの暗い感じ。
五月雨(さみだれ)=梅雨のこと。
五月晴(さつきばれ)=さみだれの晴れ間。梅雨の晴れ間。
清流(せいりゅう)=川などの清い流れ。
早苗(さなえ)=苗代から田へ移し植える頃の稲の若苗。
早乙女(さおとめ)=田植をする女。植女うえめ。
呼子鳥(よぶこどり)=人を呼ぶような鳴き声をする鳥。カッコウなどを指す。
緑蔭(りょくいん)=青葉の茂ったかげ。こかげ。
苔清水(こけしみず)=苔の間を伝わり流れる清水。
清冽(せいれつ)=水が清くつめたいこと。



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