10/7:近本、長嶋以来の新人から6年連続打撃タイトル:近本光司外野手(29)が長嶋茂雄以来となる、新人年から6年連続の打撃タイトル(球団初)を獲得した。今季は19盗塁を記録し、3年連続5度目の盗塁王。20盗塁未満でトップに立つのは、2リーグ制後初めてだった。「そんなに数走れなかったので。でも最後までけがなく、シーズンが終わったので、それは良かったのかなと思います」 10/7:桐敷拓馬が初タイトル:桐敷拓馬投手(25)が最優秀中継ぎ投手に輝いた。43ホールドポイントで並んでいた中日松山が最終戦を終え、分け合うことが確定した。阪神の同タイトルは22年の湯浅以来。プロ3年目は開幕からセットアッパーとしてフル回転した。HPの内訳は救援勝利3、ホールド40。70試合登板は両リーグダントツでありながら、防御率1・79、被本塁打ゼロと内容も文句なし。 10/6:今季投手陣の被本塁打51本は12球団最少:阪神投手陣が、球界で半世紀以上ぶりとなる記録を打ち立てた。それはチームの被本塁打数だ。今季阪神が打たれた本塁打は51本で12球団最少。球界全体で直近の51本以下は半世紀以上前の58年阪急の50本までさかのぼる。「50本台」というくくりにしても12年ソフトバンクの58本以来で、セ・リーグでは56年巨人の57本だ。本拠地が甲子園ということもあるが、リーグ制覇した昨季でも88本を許しており今年は特に記録的な少なさになった。球団では56年の50本に次ぐ、2リーグ制後2番目の少なさだった。 投手別ではリーグ最多70試合に登板している桐敷拓馬投手(25)や55試合に登板した石井大智投手(27)が0本。緊迫した展開で投げる投手が手痛い1発を浴びる場面が少なかった。 先発陣も数を少なく抑えた。特に才木浩人投手(25)はチーム最多の投球回を投げながらわずか4本。規定投球回に到達した投手の中でも、中日高橋宏斗投手(22)の1本は別格だったが、それに次ぐ12球団で2番目の少なさだった。 10/6:岡田彰布監督が退任を表明:阪神岡田彰布監督(66)が6日、甲子園球場で、1軍選手とスタッフ全員を集めて今季限りで監督を退任することを表明した。レギュラーシーズン最終戦から3日後のこの日から、DeNAを迎え撃つCSファーストステージに向けた全体練習がスタートした。甲子園のグラウンドに出る前に現状の思いを伝えた。2年契約の2年目になる岡田監督は、すでに今季限りで退任することが判明していた。シーズン中ということもあり、去就について自ら口は開いていなかった。 10/3:近本、最終戦1安打で最多安打逃す:DeNA戦で近本光司外野手(29)は惜しくも「2冠」を逃した。最終戦は1安打。ヤクルト長岡との2差は変わらなかった。8月以降に66安打を量産したが、3年ぶりの最多安打には届かなかった。 10/3:大竹、最終戦でプロ初の規定投球回到達:DeNA戦で先発の大竹耕太郎投手(29)がプロ初の規定投球回に到達した。雨中のマウンドでの今季最終戦DeNA戦(横浜)で3回1/3を投げ、自身が開幕前から目標にしていた大台に到達した。 10/1:加治屋蓮ら5選手に構想外を通知:阪神は加治屋蓮投手(32)、片山雄哉捕手(30)、高浜祐仁外野手(28)、岩田将貴投手(26)、遠藤成内野手(23)と来季の契約を結ばないことを発表。5人は鳴尾浜で取材対応した。加治屋蓮「悔しさと寂しい気持ちと両方」、片山雄哉「覚悟していた日が今日来た」、岩田将貴「ちょっと欲を言えばもっと見てほしかった」、遠藤成「正直びっくりしている」、高浜祐仁「2年間何もできなかった」 9/29:漆原大晟が移籍後初勝利:DeNA戦の7回に登板した漆原大晟投手(28)が2安打1失点を喫すも、今季オリックスから移籍後初勝利を手にした。1点を失い、なおも2死一、二塁のピンチを背負うも宮崎を右飛に抑えた。裏の攻撃で打線が一挙5得点で逆転。オリックス時代の21年4月30日のソフトバンク戦(京セラドーム大阪)以来、3年5カ月ぶりに勝利投手になった。 9/29:桐敷拓馬、両リーグ最多の70試合登板:DeNA戦で桐敷拓馬投手(25)は両リーグ最多の今季70試合登板を達成した。球団では10年に71試合登板した久保田智之(現1軍投手コーチ)以来の大台に到達した。 9/28:阪神86年ぶりの連覇ならず:阪神はヤクルト戦に敗れて球団史上初のセ・リーグ連覇を逃した。首位巨人と最後の最後までデッドヒートを繰り広げてきたが、140試合目で力尽き優勝の可能性が完全消滅した。岡田彰布監督(66)がナインと目指した偉業には届かず。阪神は2リーグ分立後初のリーグ連覇に挑戦したが、6度すべて失敗となった。2季連続優勝は1リーグ時代の1937年(昭12)秋、38年春のみ。1リーグ時代も含め、連覇は8度連続かなわなかった。 9/27:桐敷、16試合連続無失点:広島戦で桐敷がピンチでの出番で好救援だ。1-2の七回1死一、二塁で代打・磯村を見逃し三振に抑えると、秋山は左飛に仕留め、直後の八回の一時同点劇を呼んだ。これで自己最長更新の16試合連続無失点。 9/27:石井、桐敷、ゲラ、30ホールド達成:広島戦で石井大智投手(27)が1回無失点で30ホールドに到達した。桐敷とゲラも30ホールドに達しており、同一年に3人が到達するのは球団初となった。 9/27:森下翔太、チームトップの71打点目:広島戦で阪神が森下翔太外野手(24)の適時打で8回に同点に追いついた。森下は6試合ぶりの適時打で、チームトップの71打点目。試合前時点で得点圏打率リーグ4位の3割4分4厘の勝負強さを見せた。 9/21:3年目岡留英貴がプロ初セーブ:DeNA戦で岡留英貴投手(24)がプロ初セーブを挙げた。佐藤輝明内野手(25)の右翼への本塁打で勝ち越した直後、6-5の10回に7番手で登板。クリーンアップと対戦する緊迫した場面に3者凡退で試合を締めた。首位巨人との差を2ゲームとし、直接対決に挑む。 9/21:岩崎優がプロ11年目で500試合登板を達成:DeNA戦で岩崎優投手(33)が、プロ11年目で通算500試合登板を達成した。球団生え抜き選手では7人目。 9/21:近本光司が通算927安打で単独トップ:DeNA戦で近本が、“ミスター超え”を果たした。3回、先頭で中前打を放ち、通算安打数が927安打に到達。入団6年目までの通算安打数で長嶋茂雄(元巨人)を抜き、歴代単独トップに立った。 9/20:前川右京が自身初の4安打:DeNA戦で前川右京外野手(21)が抑えの森原から中前へはじき返して1点を刻んだ。好調の勢いのまま、プロ初となる1試合4安打を記録。2打点の活躍で意地を見せた。 9/20:近本光司 ミスターに並ぶ新人から6年間の通算安打:DeNA戦で近本光司外野手(29)が偉大な記録に到達した。鋭いライナーで左翼に飛ばし、横浜の地で926本目の安打を積み上げた。6年目までの通算安打数で〝ミスタープロ野球〟長嶋茂雄(元巨人)に並ぶ歴代最多の926安打。今季の153安打目で、最多安打のタイトルにもまた一歩近づいた。 9/20:秋山拓巳、史上初ファーム通算1000投球回を達成:ウエスタン・リーグ、広島戦に今季限りでの引退を表明している秋山拓巳投手(33)が史上初のファーム通算1000投球回を達成した。 9/18:坂本誠志郎プロ初の4安打:中日戦で坂本がプロ初の4安打で15安打8得点の大勝を導いた。ヒーローインタビューでは4安打について「初めてなので秘訣(ひけつ)はない」と言いつつ「やっぱり大事な時期に思いを込めて打席に立っている」ときっぱり。 9/18:前川右京3戦連続V打、球団で高卒3年目以内に40打点は4人目:中日戦で前川右京の一打で阪神が敵地で難敵を打ち崩し、今季4度目の5連勝で70勝に到達した。これで3試合連続の決勝打と絶好調だ。15日のヤクルト戦(甲子園)では佐藤輝に続く2者連続のアーチで甲子園初本塁打。16日の同戦は先制の中犠飛で試合を決めた。3戦連続V打は16年8月12日~14日の江越以来だ。これで打点も40に到達。ドラフト制後、球団高卒3年目以内に40打点以上挙げたのは3年目の92年新庄剛志の46打点以来、4人目の快挙となった。 9/18:阪神が5連勝で70勝到達!9月は11勝3敗:中日戦で阪神が逃げ切って5連勝。打線が難敵・高橋宏を攻略した。阪神は今季の中日戦を15勝7敗3分でフィニッシュ。怒涛の5連勝で貯金を今季最多の12とし、逆転優勝へ望みをつないだ。 9/16:近本光司4度目の150安打:ヤクルト戦で近本光司外野手(29)が今季10度目の猛打賞で4度目のシーズン150安打に到達した。これで入団6年目までの通算安打を923とし、長嶋茂雄(巨人)の最多記録まで「3」に迫った。 9/16:大竹耕太郎6回無失点で今季10勝目:ヤクルト戦で大竹耕太郎投手(29)が今季10勝目を挙げ、2年連続の2桁勝利を達成した。国内移籍1年目から2年連続2桁勝利は球団5人目。18年オフにオリックスから移籍し、19年に10勝、20年に11勝を挙げた西勇輝投手(33)以来の快挙だ。ヤクルト戦はソフトバンク時代に1勝0敗、阪神移籍後は7勝0敗で、無傷の8連勝。特に甲子園球場のヤクルト戦と相性が良く、4戦4勝、防御率1・48の好成績だ。 9/15:前川右京、甲子園初アーチはV4号:ヤクルト戦で阪神は逆転勝ちし、3連勝で今季最多を更新する貯金10とした。0-1の二回、佐藤輝明内野手(25)の同点ソロに続き、前川右京外野手(21)が2者連続本塁打となる勝ち越し弾。通算4本目は自身初の甲子園でのアーチとなった。 9/15:秋山拓巳が涙の現役引退発表:今季限りで現役を引退する阪神・秋山拓巳投手(33)が15日、西宮市内で現役引退発表会見に臨んだ。2010年にD4位で阪神に入団し、15年間で2桁勝利は3度達成し、通算49勝。4安打無四球でプロ初完封を達成した新人年の9月12日ヤクルト戦は最も印象深い試合に挙げた。 9/14:森下翔太また死球、リーグ最多9個目:広島戦で森下翔太外野手(24)が死球で突破口を開いた。前川に並ぶリーグ最多9個目の死球で、同点劇を導いた。前日の左肩死球に続く内角攻め。連続試合本塁打は4で途絶えたが勝利に貢献。 9/14:佐藤輝明が新人年から4年連続規定打席:広島戦で佐藤輝明内野手(25)がマルチ安打で反撃の一翼を担った。 ▼佐藤輝が今季の規定打席443を満たした。プロ1年目の21年から4年連続。阪神で新人年から4年以上連続は吉田義男13年、藤井栄治8年、久慈照嘉6年、近本光司6年、中野拓夢4年に続き、2リーグ分立後6人目。 ▼なお中野は佐藤輝と同じ20年ドラフトでプロ入り。同一球団の同期入団2人が、新人年からそろって4年連続で規定打席に到達したのは、57年にプロ野球が規定打席を採用して以降初となった。 9/14:富田蓮14試合連続無失点:広島戦で富田蓮投手(23)が1イニングを0に抑えて逆転勝利を呼び込んだ。これで14試合連続無失点。本人は「そういう記録はあまり気にしていない」と言うが、後半戦は15試合の登板で防御率0・00と安定感抜群。 9/14:梅野が月間打率4割超え!:広島戦で梅野隆太郎捕手が三回の第1打席で右前にクリーンヒットを放ち、9月の月間打率が4割を超えた。 森のストレートを鮮やかに右翼線へはじき返した梅野。 これで9月は19打数8安打となり月間打率は.421へと上昇した。 9/13:森下翔太が4戦連発16号ソロ:広島戦で森下翔太外野手(24)が止まらない。七回2死、大道の148キロを振り抜いた。打球は左翼スタンドへ一直線。4試合連続の16号ソロを放つと、悠々とダイヤモンドを一周した。4試合連続弾は球団では2016年の江越以来。田淵幸一、掛布雅之、新庄剛志らが名を連ねる記録に森下が並んだ。 9/11:球団選定8月度月間最優秀選手に森下翔太選手:球団選定8月度月間最優秀選手に森下翔太選手が選ばれ、11日(水)、阪神甲子園球場での対横浜DeNAベイスターズ戦の試合前に表彰式を行いました。 9/10:森下翔太プロ初2戦連発となる決勝弾:DeNA、19回戦、阪神10勝8敗1分、10日、甲子園)阪神は逆転勝ちし、甲子園7連戦の初戦をものにした。2-2の五回、森下翔太外野手(24)がプロ初の2試合連続本塁打となる決勝の14号ソロを放ち、6試合連続打点をマーク。 9/10:渡辺諒プロ初の代打アーチ:DeNA戦で渡辺諒内野手(29)がリードを広げる2号ソロを放った。自身プロ初の代打アーチは、聖地の夜空に再び今試合チーム2本目となる弧を描いた。「出塁することを意識していました」。今季の阪神では、初の代打本塁打という大仕事を成し遂げた。 9/10:近本光司が初の月間MVP:近本光司外野手(29)が、8月度の「大樹生命月間MVP賞」に選出された。8月は月間の自己最多を更新する39安打を放ち、打率・390と結果を残した。6試合連続の一回先頭安打を放つなど切り込み隊長として活躍。 9/9:『8月度 JERAセ・リーグAWARD』佐藤輝明が月間大賞:セ・リーグ公式配信番組「JERAセ・リーグレジェンドLIVE」が9日に生配信され、番組内で『8月度 JERAセ・リーグAWARD』の公開選考会を実施。阪神の佐藤輝明が月間大賞に輝いた。佐藤は8月の対象試合で6本塁打、21打点をマークするなど、持ち前の打棒を遺憾なく発揮した。 9/7:桐敷拓馬、両リーグ最多60試合登板を0封、34ホールドはリーグトップ:ヤクルト戦で桐敷拓馬投手(25)が両リーグ最多60試合登板を1回0封で飾った。フル回転で54回2/3を投げて34ホールドはリーグトップ。 9/7:才木浩人、プロ8年目で初のシーズン規定投球回到達:ヤクルト戦で才木浩人投手(25)が、シーズン規定投球回の143イニングに到達した。初回のマウンドでプロ8年目で初の規定投球回に到達。才木はここまで11勝3敗、防御率1・64(試合前時点)。チームの勝ち頭として貢献している。 9/6:佐藤輝、今季初のグランドスラム!通算301打点に到達:ヤクルト戦で佐藤輝明内野手(25)が満塁本塁打を放ってヤクルトを突き放した。佐藤輝は今季初、通算4本目となるグランドスラム。1試合5打点で通算打点は301となり、入団4年目にして大台に乗せた。 9/5:佐藤輝明、球団史上初の新人年から4年連続100安打&2桁本塁打:中日戦で佐藤輝明がまた一つの金字塔を打ち立てた。今季灯した100度目の「H」ランプ。佐藤輝が球団史に輝かしい1ページを刻んだ。新人年から4年連続の大台到達は、同期の中野に次いで球団5人目の快挙だった。さらに、今季すでに11本塁打をマークしている男は、球団史上初の〝新人年から100安打&2桁本塁打〟を達成。3年連続だった岡田監督を超えた。プロ野球界を見渡しても、史上18人目の偉業だ。 9/5:森下翔太、2年目で初のシーズン規定打席443に到達:中日戦で森下翔太外野手(24)が2年目で初めてシーズン規定打席に到達した。5回にこの日3打席目を完了し、試合も成立。443打席以上が確定した。昨季は離脱期間も長く、377打席にとどまっていた。 9/5:球団史上初!「ドラ1」の100安打カルテット誕生:中日戦で佐藤輝明内野手(25)が今季100安打に到達した。2回1死から中前打を放った。入団以来、4年連続の3桁安打となった。今季の阪神は佐藤輝のほか、近本光司外野手(29)、森下翔太外野手(24)、大山悠輔内野手(29)とドラフト1位入団の選手がそろって100安打を達成。同一シーズンに「ドラ1」4人が100安打をマークするのは球団初だ。今季はほかに中野拓夢内野手(28)も100安打を突破している。 9/4:井上広大がプロ5年目で甲子園初アーチ:中日戦で井上広大外野手(23)がプロ5年目の甲子園初アーチで13安打9得点大勝を導いた。虎のロマン砲がプロ1号を含むスタメン2戦2発のお目覚め。 9/4:森下翔太、打点王いける!今季61打点:中日戦で森下翔太外野手(24)の3試合ぶり安打は、試合を振り出しに戻す2点二塁打だ。初タイトルとなる打点王の座も見えてきた。この日の2打点で61打点とし4位浮上。65打点でトップを走る岡本和、村上を4差で追う。 9/4:木浪聖也2夜連続で満塁男ぶり発揮:中日戦で木浪聖也内野手(30)が2夜連続で満塁男ぶりを発揮した。今季の満塁機は14打数8安打で打率5割7分1厘、15打点と圧倒的な成績だ。前夜も2回無死満塁で先制の2点タイムリー。 8/31:森下、9戦連続安打 得点圏打率リーグ1位「・349」:巨人戦で森下が逆転劇の口火を切った。六回2死から「4、5番に得点圏でも打率が高いバッターたちが続くので、なんとしても(塁に)出なきゃなと」と9試合連続安打となる中前打を放って出塁。佐藤輝の逆転3ランにつなげた。七回1死二塁でも3番手・井上から左前打を放って甲子園での打率は・318に上昇。得点圏打率もリーグ1位の「・349」とした。 8/31:森下翔太100安打&2ケタ本塁打:巨人戦で森下翔太外野手(24)が気迫のヒットから空気を変え、メモリアル打も決めた。2点を追う6回2死、巨人戸郷の150キロ低めの直球を中前にはじき返した。ここから打線が着火。死球を挟んで5連打で、一挙4得点。背番号1が逆転劇の口火を切った。7回にも左前に運び、これが今季100安打目。プロ入り2年目までに3桁安打と2桁本塁打をあわせて達成したのは球団では佐藤輝以来、6人目。右打者では岡田監督以来の快挙となった。 8/31:近本光司、プロ通算906本目の安打で単独2位:巨人戦で近本の快音が止まらない。4―2の7回先頭、3番手・井上の初球、外角直球を痛烈にはじき返したゴロは二遊間へ。守備範囲の広い二塁手・吉川も追いつくのがやっとで、プロ通算906度目のHランプをともした。新人から6年間の安打数で、ヤクルト・青木宣親を抜いて単独2位に浮上。長嶋茂雄(巨人)の歴代最多926安打まで、残り23試合で20本。レジェンドの記録を射程圏に捉えた。連続試合安打は今季自己最長を更新する14とし、8月の月間打率は・390(100打数39安打)。月間39安打は自己新記録となった。 8/28:井上広大、プロ5年目で待望1号:DeNA3戦で井上広大外野手(23)がプロ1号アーチを放った。1点ビハインドの6回1死。DeNA東の初球141キロカットボールを左翼席へ放り込んだ。「切れないでくれ!」と祈りが通じた。プロ5年目。通算32試合、82打席目での待望弾だ。 8/25:大竹耕太郎がマツダスタジアムで無傷の7連勝:広島戦でマツダスタジアムの鬼、大竹耕太郎投手(29)が6回5安打2失点で8勝目を挙げた。2009年開場のマツダスタジアムでは昨季の初登板から7戦7勝。広島以外の投手の7連勝は最長となった。 8/25:岩崎優3年連続20S:広島戦で岩崎優投手(33)が3年連続となる20セーブ目を上げた。この登板で4年連続となる50試合登板にも到達。阪神の投手では9度の藤川球児、6度の福原忍、安藤優也に次ぎ4人目だ。なお岩崎の50試合登板は、21年から4年連続。阪神では5年連続の小山正明(56~60年)伊藤敦規(97~01年)福原(11~15年)、4年連続の福間納(82~85年)藤川(05~08年)安藤(13~16年)に続き7人目だ。22年から3年連続となる20セーブ目を挙げた。阪神で3度の年間20セーブは、藤川球児の6度(6年連続)に次ぎ2人目。 8/25:石井大智が20試合ぶり失点:広島戦で石井大智投手が7月5日のDeNA戦以来、20試合ぶりに失点した。5点リードの7回に登板したが、先頭の矢野の一ゴロを大山が失策。石原に左前打でつながれ、代打・堂林に中前適時打を許した。なおも無死一、二塁で桐敷に交代。秋山を投ゴロに打ち取ったが、1死二、三塁となり、野間の一ゴロの間にこの回2点目を奪われた。2死三塁から小園に中前適時打を浴び、2点差に。石井は自責0だが、3失点が記録された。 8/25:近本がプロ通算900安打:広島戦で近本光司外野手が初回にプロ通算900安打を放った。プロ6年目での通算安打記録は長嶋茂雄の926本で、近本はあと27本で記録更新となる。 8/23:佐藤輝、球団初の新人から4年連続50打点:広島戦で佐藤輝が初回2死三塁で決勝の先制三塁打を放ち今季10度目の勝利打点を叩き出した。5回には右翼線への適時二塁打で節目の50打点に到達。新人だった21年から4年連続の大台は球団初。 8/21:西勇輝、史上7人目セパ50勝:ヤクルト戦で西勇輝投手(33)が6回4安打3失点でつかんだのは、節目の虎50勝目。虎6年目での節目の50勝目はかつての本拠地でつかんだ。移籍前のオリックス時代には74勝を積み重ねており、セ・パ両リーグで50勝以上を挙げたのは史上7人目という快記録。先発で連続試合登板も294試合に達し、三浦大輔と並び球界歴代3位の記録だ。 打撃でも2回1死二塁から左中間へ適時打を放つと、3回2死一、二塁でも三遊間を破る左前打。約3年ぶりのマルチ安打を記録した。今季の得点圏打率は10打数5安打で驚異の5割。得点圏で10打席以上立った選手ではセ・リーグ1位タイの勝負強さだ。 8/21:大山、藤輝とのアベック打点で今季11戦11勝と不敗神話継続:ヤクルト戦で大山悠輔内野手が初回2死二塁、サイスニードのスライダーを捉え、左翼席に運んだ。18日・中日戦以来、2試合ぶりのチームトップ12号2ラン。これで大山&佐藤輝がアベック打点を挙げた試合は今季、11戦11勝。不敗神話は継続し、佐藤輝が6回にダメ押し2ランを放って今季初のアベック弾も記録した。 8/21:球団選定7月度月間最優秀選手に桐敷拓馬選手:球団選定7月度月間最優秀選手に桐敷拓馬選手が選ばれ、21日(水)、京セラドーム大阪での対東京ヤクルトスワローズ戦の試合前に表彰式を行いました。 8/21:佐藤輝がプロ1年目から4年連続2桁本塁打:ヤクルト戦で佐藤輝明内野手が六回に貴重な追加点となる10号2ランを放った。1年目の21年に24本、22年に20本、23年に24本塁打を放っている。新人から4年連続の2桁本塁打は田淵幸一、岡田彰布に続く、球団史上3人目の快挙となった。因みに阪神の左打者では初めての快挙だ。 8/21:中野拓夢が球団4人目の入団以来4年連続100安打:ヤクルト戦で中野拓夢内野手(28)が入団から4年連続の100安打を達成した。阪神では吉田義男8年、近本光司6年(継続中)、後藤次男5年に次いで球団史上4人目の記録となった。 8/20:近本光司、自己最長6戦連続で初回第1打席に安打:ヤクルト戦で近本光司外野手(29)が自己最長となる6戦連続で初回の第1打席に安打をマークし、攻撃の起点となった。3試合連続の複数安打を放ち、これで通算安打数は893。プロ6年目では赤星憲広を抜いて歴代単独3位の記録となった。 8/20:近本光司が6試合連続で初回先頭安打の快記録:ヤクルト戦で近本光司外野手(29)が6試合連続で初回の先頭打者として安打を記録した。8月13日の巨人戦から続く快記録。最近2試合で計7安打と絶好調モードに入っている。 8/20:才木浩人プロ初の10勝で連敗3でストップ!:ヤクルト戦で阪神が才木浩人投手(25)の好投で、引き分けを挟んでの連敗を3でストップした。5カードぶりの初戦白星で、8月に京セラドーム大阪で行われるヤクルト戦は10年8月14日から17連勝となった。これまでのキャリアハイは昨季の8勝で、自身初の2ケタ勝利となる10勝目を手にした。 8/13:森下翔太が先発4番で初打席本塁打:巨人戦にプロ2年目で初めて4番起用された森下翔太外野手(24)が、キャリアハイの11号で1発回答した。阪神で4番初出場の試合に本塁打を打ったのは21年5月2日佐藤輝(3打席目)以来11人目で、4番初打席で本塁打は03年8月9日金本以来3人目。ただし、金本は広島時代に4番を打っており、阪神でプロ入り初の4番試合で初打席に1発は49年4月16日別当以来、75年ぶり2人目。 8/12桐敷拓馬、シーズン50試合登板に到達:巨人戦で桐敷が八回を三者凡退で切り抜け、目標にしていたシーズン50試合登板に到達。 8/12:西勇輝が14年連続の100イニングに到達:巨人戦で阪神の先発・西勇輝投手(33)が14年連続の100イニング投球に到達した。初めて100イニングに到達したオリックス時代の2011年から14年連続で大台に到達し、先発ローテーションの一角として活躍を続けている。 8/12:佐藤輝が両リーグワースト19個目の失策:巨人で阪神が佐藤輝の悪送球で巨人に先制を許した。直近6試合で5失策目となり両リーグワーストとなる19個目の失策。 8/11:石井大智1回を無安打無失点 11戦連続で被安打0の無失点:広島戦で阪神の2番手で6回に登板した石井大智投手(27)は、先頭に四球を出したが1回を無安打無失点に抑えた。これで7月14日の中日戦(バンテリンドーム)から11試合連続で被安打0の無失点。この日のアウトがちょうど27個に達し、約1カ月にわたっての「ノーヒッター」となった。 8/11:高橋遥人、5回無失点で1025日ぶり勝利:広島戦で1009日ぶりに1軍マウンドに上がった左腕が、チームを救った。引き分け以下で自力優勝の可能性が消滅する一戦で、復帰先発した阪神高橋遥人投手(28)が5回4安打無失点7奪三振と好投。白星を呼び込み、首位広島相手のカード3連敗を阻止した。 8/11:大山悠輔が7年連続2桁本塁打!:広島戦で大山悠輔内野手(29)が八回に10号ソロを放った。フルカウントから河野の143キロ直球を振り抜いた。高々と舞い上がった打球はドームの天井をなぞるように、左翼席へと吸い込まれた。大山はこれで2018年から7年連続となる2桁本塁打に到達。生え抜きでは12年連続を記録した岡田彰布監督以来だった。 8/8:森下翔太、新人から2年連続2桁本塁打:ヤクルト3-6阪神、16回戦、阪神9勝7敗、8日、神宮)若虎の活躍で連敗ストップ! 阪神は6-3でヤクルトに逆転勝ち。森下翔太外野手(23)が四回に2年連続2桁本塁打となる10号ソロ、五回にも2点適時打と計3打点を挙げ、神宮球場での連敗を5で止めた。これで昨季の10本に続き、2年連続の2桁本塁打を達成。阪神の右打者が新人から2年連続で2桁本塁打を記録したのは1980、81年の岡田彰布以来、43年ぶりの達成となった 8/8:近本光司887安打、6年目以内で歴代4位:ヤクルト戦で近本光司外野手(29)は通算877安打目を放ち、プロ入り6年目以内でのNPB歴代単独4位に浮上した。 8/6:佐藤輝明がプロ初3戦連発!8試合連続マルチ安打で歴代4位タイ:ヤクルト戦で佐藤輝明内野手(25)がプロ4年目で初の3試合連続アーチを架けた。1-1同点の3回に神宮の右翼席中段まで飛ばす特大の9号2ラン。初回の適時打と合わせてマルチ安打も8試合連続(NPB3位タイ)に伸ばし、あのイチローらに並んだ。11試合連続得点もバース&金本知憲に並ぶ球団最多と記録ずくめ。 8/4:森下翔太が10試合連続打点 歴代2位:DeNA戦で森下が、偉大な2人のミスター・タイガースを超えた。初回1死二塁。ケイの内角高め155キロ直球を強引に振り抜き、左翼線に運んだ。先制&決勝の適時二塁打。13試合連続打点を記録した1986年のランディ・バース以来、球団38年ぶりの10試合連続打点。51年の藤村富美男、85年の掛布雅之を抜いて歴代2位に浮上した。 8/4:近本 球団単独2位6年連続100安打:DeNA戦で近本が新人から6年連続シーズン100安打をマーク。吉田義男の8年連続に次ぐ球団単独2位となった。 8/3:佐藤輝、自己最長更新12試合連続安打:DeNA戦で佐藤輝が右翼スタンドへ2試合ぶりの7号ソロを放った。3―3の同点にされた後の五回1死三塁では、2番手ウィックのカーブを中前に運ぶ一時勝ち越しの適時打。後半戦8試合で17安打2本塁打8打点と4番の役割を果たしている。6試合連続マルチ安打と絶好調だ。自己最長を更新する12試合連続安打と好調をキープ。 8/1:甲子園100周年記念式典まとめ:8月1日で開場100周年を迎えた甲子園球場では、多くのイベントが行われた。試合前の記念式典を含め、主なトピックスは以下の通り。 ◆観戦証明書 来場者全員に観戦証明書、甲子園100周年記念キャップがプレゼントされた。 ◆特別公式球&増席 7月30日からの阪神-巨人3連戦は「KOSHIEN CLASSIC SERIES」と題し「阪神甲子園球場100周年記念ロゴ」を刻印した特別仕様のボールで試合が行われた。また、同じくこの3連戦はアルプス席の仕様を変更し、通常より多い4万7000人規模の座席を用意した。 ◆レジェンドOBトークショー 巨人OBの上原浩治氏と阪神OBの藤川球児氏が試合前、甲子園歴史館が主催したトークショーに参加。甲子園にまつわる話題で盛り上がった。 ◆女子虎参戦 「ファーストスイングセレモニー」に「阪神タイガースWomen」の中江映利加投手が登場。投手役を務め、見事にストライク投球。 ◆OB会長感慨 川藤幸三阪神OB会長が試合前にグラウンドに登場。「みなさん、おめでとう!」などと呼びかけボルテージを高めた。 ◆豪華演出 阪神甲子園球場100周年記念式典は午後5時35分からスタート。「特別な瞬間・祝祭感の共有」をコンセプトとして壮大なスケールの演出が実施された。総合演出は世界的なデザイン&イベントプロデュースチームの山本寛斎事務所が担当。外野芝生にはレッドカーペットが敷かれるなど華やかなだった。 ◆式典出席者は各界著名人 俳優の渡辺謙が式典のナビゲーターを務めた。阪神OB吉田義男氏、巨人OB堀内恒夫氏、巨人長嶋茂雄終身名誉監督の次女でスポーツキャスターの長島三奈さん、世界的指揮者の佐渡裕さん、フィギュアスケート女子の坂本花織、タレントのアンミカ、早実(東京)で1年夏から3年夏まで5季連続で甲子園に出場した元ヤクルトの荒木大輔氏、石井登志郎西宮市長が出席。サプライズで、阪神で2度の3冠王に輝き1985年(昭60)の日本一に貢献したランディ・バース氏、巨人OB上原浩治氏、阪神OB藤川球児氏も登場した。 ◆有名アーティストが盛り上げ 能楽師の大倉正之助、ギタリストのMIYAVI、太鼓演奏家の山部泰嗣、歌手AIも登場。MIYAVIは「栄冠は君に輝く」を演奏するなど甲子園を盛り上げた。 7/28:岡留英貴が今季初勝利:中日=延長十一回、18回戦、阪神11勝5敗2分、28日、甲子園)森下がサヨナラ打を放った瞬間、ベンチ裏にいた岡留英貴投手(24)はスタンドの歓声を聞くや、グラウンドに飛び出した。延長十一回、打者3人をピシャリと抑えて、中日に流れを渡さず、今季初勝利を挙げた。大卒3年目の今季は開幕1軍入りを果たしたが、12球団トップクラスの救援陣の生き残り競争は厳しく、5月30日に2軍降格。再調整して今月14日に1軍再昇格後、3試合目のマウンドだった。 7/28:今季の主催公式戦入場者数200万人突破:阪神は中日18回戦の観客4万2607人動員で、今季の主催公式戦入場者数が200万人を突破したことを発表した。総動員数は201万3170人。甲子園は187万4325人、地方球場は13万8845人だった。48試合(甲子園44試合、地方4試合)での到達で、昨年の49試合よりも1試合早い到達となった。 過去最速は04年7月1日の39試合での200万2000人。実数発表後の最速は07年7月31日に46試合で202万9265人を動員している。 7/26:桐敷拓馬はリーグトップの42試合登板:中日戦で桐敷拓馬投手(25)は八回を完全救援。登板数は中日・マルティネスと並んでリーグトップの42試合。また10試合連続無失点と頼もしい。 7/26:後半戦白星快幕!:阪神が後半戦開幕ゲームの中日戦に勝利した。貯金は2。前半戦を終えた時点でBクラスの4位だった虎が、球団史上初となるリーグ連覇へ、幸先の良いリスタートとなった。初回に佐藤輝明内野手(25)、大山悠輔内野手(29)が連続適時打。4、5番が快音を響かせ、主導権を握った。近本光司外野手(29)の華麗な本塁生還もあった。1点差となった7回には、森下翔太外野手(23)が、6月2日のロッテ戦以来となる7号3ランで試合を決定づけた。 先発村上頌樹投手(26)は、安打を浴びながらも耐えた。初回は無死二、三塁。3回は無死満塁。4回は2死二、三塁と大ピンチをつくるも無失点。5回に1点を失ったが、大きく崩れることはなかった。6回で今季ワーストタイとなる11安打を浴びながらも、1失点。約1カ月ぶりの4勝目をあげた。 7/21:快記録!先発野手8人が打点&安打を記録:広島戦で阪神の先発野手8人が全員打点と安打を記録した。3回に中野拓夢内野手(28)が同点打。2死後に佐藤輝明内野手(25)、大山悠輔内野手(29)、前川右京外野手(21)、木浪聖也内野手(30)、梅野隆太郎捕手(33)の5連続タイムリーで計6人に打点がついた。6回に、もう1度ビッグイニングを作った。近本光司外野手(29)が右前打で打点を挙げて7人目。安打、打点ともに1人だけなかった森下翔太外野手(23)が満塁から左翼フェンス直撃の二塁打を放って2打点。ついに先発野手8人に打点がついた。この回、佐藤輝に中犠飛、さらには大山に7号2ランが出て、再び6点を奪った。 7/21:阪神、二回無得点で今季ワースト26イニング連続ゼロ行進:広島戦で阪神は1点を先取された直後の2回も無得点に終わり、これで今季ワーストを更新する26イニング連続無得点となった。 7/20:梅野が生え抜き捕手初の通算1000試合出場達成:広島戦で梅野が捕手で球団生え抜き初となる通算1000試合出場を達成した。球団最多は矢野燿大の1281試合。木戸克彦は943試合、田淵幸一は917試合(西武時代を除く)。 7/20:近本光司が得意の広島大瀬良に11試合連続安打中:広島戦で近本光司は大瀬良を得意にしている。対大瀬良は通算55打数23安打で打率4割1分8厘。大瀬良と通算30打数以上対戦している打者は50人いるが、その中で打率4割以上は近本だけだ。 7/20:球団選定6月度月間最優秀選手に才木浩人選手:球団選定6月度月間最優秀選手に才木浩人選手が選ばれ、20日(土)、阪神甲子園球場での対広島東洋カープ戦の試合前に表彰式を行いました。 7/19:村上頌樹、前半戦防御率2・10で終える:広島戦で村上頌樹投手が、8回1失点の力投も4勝目を逃した。今季3度目の120球超えとなる129球を投げ抜いた。5安打、6奪三振。打線の援護がないまま、マウンドを降りた。 これが前半戦のラスト登板となった。15試合で3勝にとどまったものの、防御率は2・10。 7/17:中野、連続フル出場『241』で止まる:巨人戦で中野は2022年8月17日以来のスタメン落ち。同年9月11日から続いていた連続フルイニング出場は241試合で途切れた。 7/14:岩崎優、呉昇桓に並ぶ球団4位80S:中日戦で岩崎優投手(33)がプロ通算80セーブを挙げた。ルーキーイヤーから2年間ともにプレーした呉昇桓に並ぶ、球団歴代4位の記録だ。4点差に迫られた延長10回1死二、三塁で登板。ここを無失点で切り抜け、今季14セーブ目となった。 7/10:野口が初スタメンで初適時打&初複数打点:ヤクルト戦で「6番・右翼」でプロ初スタメンの野口恭佑外野手が、プロ初適時打となる同点の中前打を放った。1点ビハインドの4回2死二塁。2ボール2ストライクから奥川が投じた148キロ直球を右中間にはじき返し、二塁走者・大山が同点のホームを踏んだ。 7/9:近本光司が決めた2戦連続逆転サヨナラ:ヤクルト戦で阪神は最下位のヤクルトに2―1で逆転サヨナラ勝ちして3連勝。2リーグ分立後では球団初の劇的勝利。近本光司外野手(29)が、1点を追う九回2死満塁で起死回生の右前2点打で劇的な勝利を呼び込んだ。もどかしさは残るが、九回2死満塁で2試合連続の逆転サヨナラ勝利と岡田虎に確かな追い風が吹いている。この機会を逃さずにセ界のトップへと舞い上がる。3戦連続の逆転勝ち、2戦連続の九回2死満塁での逆転サヨナラ勝利で3連勝。勝率の差で3位ながら、広島、DeNAとゲーム差なしで並ぶ大混戦の中、1ゲーム差で首位に立った巨人を追う。 7/7:育成出身の野口恭佑プロ初安打:DeNA戦で野口恭佑外野手(23)が甲子園の七夕の夜空を彩った。1軍昇格後6打席目で飛び出したプロ初安打。運も味方につけた記念の一打となった。前日6日深夜にルーズリーフにしたためた「明日はヒットが打てますように」の願いがかなった。22年ドラフト育成1位入団。九産大の恩師・大久保哲也監督(61)は「『育成でも行きたいです』とはっきり言っていました」と振り返る。 7/6:岡田監督が藤本定義超え!虎最多515勝:DeNA戦で岡田彰布監督(66)が、球団の監督として歴代最多の515勝目を挙げた。1961~68年に指揮した藤本定義氏を抜き、単独トップ。歴史に名を刻んだ岡田監督は、ふっと息をついてから白球を眺めた。1点差の9回2死一、二塁を守り切り、坂本に手渡された記念球を大切にポケットへ。阪神の監督として歴代最多となる通算515勝。「数字が出ると毎日がすごく長く感じるから。気にしないようにしてたけど、みんなが覚えててね。当然、家に持って帰ります」と感謝した。 7/6:阪神、5月19日以来となる逆転勝利:DeNA戦で阪神が5月19日以来となる逆転勝利を収め、先制された試合の連敗を14で止めた。貯金が0の崖っぷちとなって迎えた試合はこれで4連勝。 7/2:阪神3選手が球宴ファン投票選出:「マイナビオールスター2024」(第1戦=7月23日・エスコンフィールド北海道、第2戦=同24日・明治神宮野球場)の出場選手を決めるファン投票の最終結果が2日に発表され、阪神から3選手が選出された。 先発投手部門では才木浩人投手(25)が45万1456票を集めて初選出。今季は両リーグトップの8勝(2敗)、セ・リーグ2位の防御率1・20と好投を続ける右腕は2位の東(DeNA)に22万7028票差をつける圧倒的な支持を得た。夢舞台の切符をつかみ、「そういう形(大差)でファンのみなさんに選んでいただいたということですごくありがたいですし、ファンの方に喜んでもらえるようなパフォーマンスがオールスターでできればいいかなと思います」と意気込みを語った。中継ぎ投手部門では岩崎優投手(33)が51万9818票を集めて4年連続4度目の選出。近本光司外野手(29)は89万6913票を集め、外野手部門トップで2019年から5回連続選出。 6/30:まさかの逆転負けで4位転落:ヤクルト戦で阪神がまさかの逆転負けを喫した。5-1でリードしていた8回裏に、4点差をひっくり返された。連敗で貯金0。勝率5割に戻ってしまった。巨人が広島に勝利したため、3位から4位に転落した。 7回には大山の適時打などで一時はヤクルトを突き放していたが、8回に桐敷、漆原、岩崎がリードを守り切れず。先発西勇輝投手(33)は粘り強いピッチング。6回3安打1失点だったが、4勝目を逃した。 6/27:8得点で岡田監督通算700勝:中日戦で岡田監督が史上20人目の監督通算700勝に到達。あと1勝と迫りながら、2連敗と引き分けで3度足踏みしていた。8得点は5月16日・中日戦(バンテリン)の9得点以来で、2桁安打は9日・西武戦(甲子園)以来12試合ぶり。 6/25:才木浩人が奪三振数でもリーグトップに立ち2冠に:中日戦で才木浩人投手(25)が奪三振数でリーグトップに立ち、勝利数と合わせてリーグ2冠となった。試合前時点では1位だった巨人戸郷と7差の71個につけていた。6回までに6奪三振。7回2死から龍空を空振り三振に仕留めて、戸郷と並んでリーグトップタイの71奪三振となった。さらに8回には細川から空振り三振を奪ってリーグ単独トップに立った。すでに勝利数でもリーグトップに立っており、リーグ2冠となった。 6/25:今季10度目の完封負けでまた火曜日に黒星:中日戦で阪神が星を落として、またしても火曜日に勝利を挙げることはできなかった。今季10度目の完封負け。今季火曜日に初めて才木が登板したが、チームの勝ち頭でも勝てず。3勝7敗2分けと鬼門の曜日は変わらなかった。 6/21:西勇輝、公式戦通算2000投球回記録達成:DeNA戦で西勇輝投手が初回を無失点に抑え、NPB史上94人目の通算2000イニング投球回に到達した。記念のボードを贈られた右腕は、スタンドの四方に向けて頭を下げ、大きな声援に応えた。一塁側ベンチ前では阪神ナインも拍手で出迎え、偉業達成を祝福した。 西勇は2008年度ドラフト3位で菰野高からオリックスに入団。18年オフに国内FA権を行使して阪神に移籍。プロ通算16年目で、6月20日時点で通算121勝104敗1セーブ、防御率3・10の成績を残している。 現役選手の2000イニング到達は、ヤクルト・石川、中日・涌井、楽天・岸、ソフトバンク・和田に次いで5人目。 6/19:才木浩人が交流戦の優秀賞を初受賞:日本野球機構(NPB)は19日、「日本生命セ・パ交流戦」の表彰選手を発表し、阪神才木浩人投手(25)がセ・リーグの日本生命優秀選手賞を初受賞した。 最優秀選手賞は日本ハム水谷瞬外野手(23)が初受賞。パ・リーグの優秀選手賞はソフトバンク近藤健介外野手(30)が受賞した。交流戦では3試合に先発し、2日の敵地ロッテ戦の完封勝利を含む3勝0敗、防御率0・38と圧倒的な成績を残した。 6/18:岩崎優が142ホールド、球団単独2位:セ・パ交流戦:日本ハム戦に登板した岩崎優投手が142ホールドを記録し、ウィリアムスを抜いて球団単独2位に立った。 6/18:梅野隆太郎が通算1000試合出場:交流戦:日本ハム戦に出場した梅野隆太郎捕手(33)が通算1000試合出場を達成した。「7番・捕手」で先発し、5回を終えて試合が成立。球団選手では28人目の大記録となった。 主に捕手を務めた選手の出場試合数は矢野燿大が1320試合で最多。田淵幸一が1141試合で続き、阪神生え抜き捕手で最多。梅野の1000試合はチーム捕手3番目で、生え抜き捕手2番目になる。 また、梅野は14年のデビュー以来、捕手以外の守備位置での出場がなく、捕手出場985試合は矢野の1281試合に次ぐチーム2番目。生え抜き捕手では木戸克彦の943試合、田淵の917試合を上回る最多出場だ。 6/16:才木浩人、35回1/3連続無失点:セ・パ交流戦・ソフトバンク戦で才木浩人投手(25)が12球団単独トップ8勝目を挙げた。初回から淡々と無失点投球を継続。7回に5番近藤からソロ本塁打を浴びたが、これが5月19日ヤクルト戦以来4試合ぶりの失点。連続無失点イニングを「35回1/3」まで伸ばし、2リーグ分立後では球団4位の記録となった。また、才木は昨季のからの交流戦での連続無失点が44イニングでストップした。 ▼才木の連続イニング無失点は、35回1/3で終わった。これは阪神では2リーグ分立後4位。65年バッキー、70年村山ら往年の大エースの34イニングを超えた。なおプロ野球最長は、58年金田正一(国鉄)の64イニング1/3。また才木の交流戦に限っての連続イニング無失点は、23年6月4日ロッテ戦からの44イニングで終わった。 6/16:岩崎優、3年連続2桁セーブ:セ・パ交流戦・ソフトバンク戦で岩崎優投手(32)が4-1の九回を締め、3年連続2桁セーブをマークした。9日の西武戦(甲子園)以来の登板で通算76セーブとし、球団単独5位に浮上。 6/16:前川右京、プロ初の満塁弾:セ・パ交流戦・ソフトバンク戦で2試合連続先発出場の前川右京が石川の147キロ直球を完璧に捉え、右翼席に突き刺した。プロ1号を放った5月31日のロッテ戦以来、出場13試合ぶりの2号。球団で高卒3年目のプロ初満塁弾は92年の新庄剛志以来。 6/15:近本光司、6年連続!2桁10盗塁:セ・パ交流戦・ソフトバンク戦で久々の1番に入った阪神・近本光司外野手(29)がいきなりチャンスメークした。一回先頭で快足を飛ばして三塁への内野安打とし、続く中野の打席で二盗に成功。6年連続の2桁10盗塁目を決める。 6/13:豊田寛がプロ初安打:セ・パ交流戦・オリックス戦で阪神3年目の豊田寛外野手(27)が関西ダービー3連敗を阻止するマルチ安打を放った。岡田体制では初スタメンの7番で2回にプロ初安打を放つと、4回には23イニングぶり得点の口火を切る左中間二塁打。5点快勝を演出し、貧打にあえぐチームを救った。セ首位の広島との2差もキープ。 6/11:佐藤輝明が通算500三振:セ・パ交流戦・オリックス戦で佐藤輝明内野手(25)が通算500三振に達した。2回に見逃し、4回に空振りとオリックス曽谷龍平投手(23)に連続三振を食らって節目に到達した。1年目の21年にプロ野球新人記録となる173三振。昨年までの3年間で通算449三振だった。 6/11:阪神は5月以降、先制を許した試合で1勝11敗:セ・パ交流戦・オリックス戦で3連勝中の阪神と5連勝中のオリックスが激突した関西ダービー第1戦は、両軍の先発投手が順調な立ち上がりをみせ0-0のまま四回を終えた。自身3連敗中の村上は、今季ここまでの先発9試合のうち4試合で一回に失点し、7試合で先制を許す苦しい内容が続いていたが、この日は順調な立ち上がりを見せる。二回2死から宗に中前打を許したが、四回まで1安打のみで無失点投球を続けた。阪神は5月以降、先制を許した試合で1勝11敗と苦しんでおり、5月以降の逆転勝ちは5月19日のヤクルト戦(○7-2)の1試合しかない。 6/9:才木浩人7勝目、年間16勝ペース:セ・パ交流戦:西武戦で才木浩人投手(25)がノーヒットノーランも目前の快投を見せ、12球団トップの7勝目を挙げた。8回1死から初安打を打たれたが勝利した。このペースを維持すれば、年間16勝に達する。阪神の投手がシーズン16勝以上なら、03年井川慶20勝以来21年ぶり。右投手なら、81年小林繁の16勝以来43年ぶり。生え抜き右腕となると、73年の上田二朗22勝以来51年ぶりとなる。 6/8:ビーズリーが来日初完投:セ・パ交流戦:西武戦でジェレミー・ビーズリー投手(28)が4安打1失点の好投で、来日初完投勝利を挙げた。2年目の今年は右肩のコンディション不良で開幕こそ出遅れるも、5月中旬から無傷の3連勝。阪神の外国人投手では、22年6月12日にガンケルがオリックス戦で記録して以来2年ぶり。これで阪神の今季の完投数は、才木3、村上1と合わせ5となった。日本ハム、ロッテと並び12球団最多タイだ。 6/8:球団選定5月度月間最優秀選手に才木浩人選手:球団選定5月度月間最優秀選手に才木浩人選手が選ばれ、8日(土)、阪神甲子園球場での対埼玉西武ライオンズ戦の試合前に表彰式を行いました。 6/7:阪神15試合ぶり5得点:セ・パ交流戦:西武戦で佐藤輝明内野手(25)が24日ぶりの1軍復帰戦で躍動し、4連敗&50日ぶりの借金生活突入を阻止した。マルチ安打で打線を15試合ぶりの5得点以上をけん引し、好守も連発。チームを8カードぶりのカード初戦勝利に導き、岡田彰布監督(66)も納得顔だ。 ▼阪神が連敗を3で止め、今季の甲子園での交流戦6試合目にして初勝利を挙げた。また、5月14日中日戦から続いたリーグ戦も含めたカード初戦での連敗も、7で止めた。 ▼阪神が1試合5得点以上は5月19日ヤクルト戦7点以来、15試合ぶり。6回に挙げた3点は、5月31日ロッテ戦6回の2点以来、58イニングぶりの複数得点。1イニング3得点以上となると、5月19日ヤクルト戦8回の3点以来、実に136イニングぶりとなった。 6/6:今季初の同一カード3連敗:セ・パ交流戦:楽天戦で阪神が今季初の同一カード3連敗で4月18日以来の貯金「0」となった。甲子園での6連敗は18年以来。4万人超えの本拠地にため息がもれた。 6/5:中野拓夢は1番で3安打、通算500安打を達成:セ・パ交流戦:楽天戦に2戦続けて1番で出場した中野拓夢内野手(27)が今季4度目の猛打賞。一回に右翼への二塁打を放つと、三回は右前打で節目の通算500安打を達成した。 6/5:阪神は九回2死から逆転負け:セ・パ交流戦:楽天戦で阪神は守護神・岩崎優投手(32)が打たれ、楽天に逆転負けを喫した。これで2021年以来3年ぶりの甲子園5連敗となり、4カード連続の負け越しが決まった。 6/2:才木浩人、今季2度目「1-0」完封勝利:セ・パ交流戦:ロッテ戦で才木浩人投手(25)が今季2度目の「1-0」完封勝利で、チームの連敗を止めた。9回6安打無四球無失点の快投で、両リーグトップタイの今季6勝目。1年に2度の敵地「1-0」完封は69年江夏豊以来、55年ぶりとなった。5連敗中だったチームを救い、今季4度目の連敗ストップ。 ▼阪神の投手が年に2度の1-0完封勝利は、14年メッセンジャーの4月29日広島戦、5月11日巨人戦以来10年ぶり。日本人では、74年古沢憲司の5月12日ヤクルト戦、6月22日巨人戦以来50年ぶり。敵地で2度となると、69年に江夏豊が8月16日中日戦、9月13日広島戦で成し遂げて以来、55年ぶりの快挙だ。 ▼才木の好投で阪神は連敗を5で止めた。才木が先発した試合でチームの連敗が止まったのは、3月31日巨人戦(2連敗=才木は勝ち星つかず)、4月14日中日戦(3連敗)5月5日巨人戦(2連敗)に続き4度目だ。 6/2:森下翔太、自身初の初回先頭打者弾:セ・パ交流戦:ロッテ戦に1番で起用された森下翔太外野手(23)の自身初の初回先頭打者本塁打で先制した。森下にとって4月26日のヤクルト戦(甲子園)以来、29試合106打席ぶりの一発。自身初の初回先頭打者アーチだった。チームの初回「表」先頭打者本塁打の1-0勝利は球団初のレア弾となった。 6/2:一回表の先頭弾1-0勝ちは阪神史上初:セ・パ交流戦:ロッテ戦で阪神は一回表先頭打者の森下の本塁打の1点を守り切って勝利。初回先頭打者本塁打によるスコア1-0で勝利したのは、昨年9月16日の中日(裏・岡林勇希、対巨人)以来、通算21度目。一回表の先頭打者弾は2020年9月13日の西武(外崎修汰、対ソフトバンク)以来4年ぶり8度目。阪神では1967年7月22日(裏・藤田平、対サンケイ)以来57年ぶり2度目で、一回表は初めて。 6/1:悪夢の2戦連続サヨナラ負け:セ・パ交流戦:ロッテ戦で阪神が2戦連続のサヨナラ負けで、今季ワーストを更新する5連敗を喫した。5連敗は、岡田彰布監督(66)の第2時政権で昨季6月17~25日に並ぶワーストタイ。交流戦は18年以来の開幕から4連敗となった。 6/1:石井大智10試合連続無失点:セ・パ交流戦:ロッテ戦で石井大智投手(26)が、連続試合無失点を「10」にのばした。5月8日広島戦からゼロ行進を続けている。この日は1-1で同点の7回に登板。友杉、和田、岡を3人で仕留めた。2つの三振を奪うなど圧倒。8試合連続で無四死球と制球力も抜群だ。 6/1:球団109代目「4番」近本光司がいきなり右前打:セ・パ交流戦:ロッテ戦で「4番中堅」に座った近本光司外野手(29)が、いきなり結果を出した。球団では109代目の4番で、自身プロ入り初の打順。第1打席から虎党を沸かせた。 5/31:前川右京、待望のプロ1号同点2ラン:セ・パ交流戦:ロッテ戦で前川右京外野手(21)が1―3の六回、プロ1号2ランを放って同点に追いついた。昨季1軍デビューを果たし、高卒3年目を迎えた今季、通算196打席目で値千金の一発。試合を振り出しに戻した。 5/29:中野拓夢は自己最多タイ1試合4四球:セ・パ交流戦:日本ハム戦で中野拓夢内野手は自身最多タイの1試合4四球を選んだ。23年8月5日DeNA戦に並ぶ1試合4四球に「出塁することを目的にしたら、4つ四球を取れたのはいいこと」と手応え。 5/29:球団選定3・4月度月間最優秀選手にハビー・ゲラ選手:球団選定3・4月度月間最優秀選手にハビー・ゲラ選手が選ばれ、29日(水)、阪神甲子園球場での対北海道日本ハムファイターズ戦の試合前に表彰式を行いました。 5/26:ゲラ&岩崎優W守護神の不敗神話:巨人戦で8セーブずつを挙げている阪神のダブル守護神が初めてそろって失点した。8回に登板したハビアー・ゲラ投手(28)は、直球を岡本和に左中間席まで運ばれた。延長10回は、岩崎優投手(32)が2安打でピンチを招いて丸に決勝犠飛を許した。2人がそろって登板した試合は14勝4引き分けと不敗だったが、19試合目で初黒星。 5/25:岩崎優&ハビー・ゲラが投げれば負けなし14勝:巨人戦で岩崎優&ハビー・ゲラの不敗神話が継続した。岩崎は3-0の8回に3人切り。「結果はよかったけど(もっと)状態を上げていきたい」。9回のゲラは先頭に安打されたが後続を抑えた。1死一塁で岡本和にはスライダーを低めに決めて見逃し三振。最後は一塁大山の好守で終わり、喜びを分かち合った。ダブル守護神は18日のヤクルト戦以来、1週間ぶりのアベック登板。2人そろって投げれば14勝4引き分けだ。 5/24:阪神が球団史上12度目のノーノー食らう:阪神が「伝統の一戦」初戦で、巨人先発戸郷翔征投手(24)にノーヒットノーランの快挙を許し、完封負けを喫した。出塁できたのは敵失と、四球による3度だけだった。 ▼阪神が球団史上12度目のノーヒットノーランを食らった。19年9月14日に中日大野雄大(ナゴヤドーム)から食らって以来5年ぶり。巨人戦に限ると3度目で、1リーグ時代の1937年(昭12)5月1日(洲崎)に沢村栄治から食らって以来、87年ぶり。残りの1度は1936年(昭11)9月25日(甲子園)に沢村栄治から食らっており、これがプロ野球史上初めてのノーヒットノーラン。 5/23:阪神、セ・リーグ初通算1万試合:阪神は広島戦(マツダ)でセ・リーグ通算1万試合に達する。1936年に1リーグでスタートしたプロ野球は50年に2リーグに分かれ、セ・リーグに属した阪神は3月10日の中日戦(下関)が初戦だった。この日の広島戦が9999試合目で、通算4902勝4782敗315分け、勝率・506。 引き分け再試合の制度だったシーズンもあるため各球団で試合数に違いはあるが、他の5球団も6月上旬までにはすべて1万試合に到達する予定。 パ・リーグは西武、ロッテ、ソフトバンクがすでに1万試合に到達している(すべて前身球団を含む)。 5/22:大山悠輔が通算500打点達成:広島戦で大山悠輔内野手(29)が通算500打点を達成した。プロ8年目、通算891試合目での到達。球団13人目で、ドラフト会議を経ての阪神入団選手としては10人目。16年ドラフト1位で入団し、1年目は38打点。最多は22年の87打点を挙げた。 入団8年目での到達は、田淵幸一、掛布雅之、岡田彰布と並ぶ球団最速。試合数では田淵797、掛布840に続く同3位。現監督の岡田は910試合目での到達だった。 5/22:球宴中間発表で才木、近本、岩崎がセ各部門でトップ:「マイナビオールスターゲーム2024」のファン投票の第2回中間発表が開示され、才木浩人投手(25)がセ・リーグ先発投手で1万6307票を獲得し、トップをキープした。阪神勢では近本光司外野手(29)が外野手部門、岩崎優投手(32)が中継ぎ部門でそれぞれ1位をキープ。 5/19:阪神岡田監督500勝:ヤクルト戦で岡田彰布監督(66)が、阪神監督通算500勝を挙げた。雨中のヤクルト戦を制し球団歴代1位の藤本定義氏の514勝まで14勝に迫った。4回無死満塁では才木浩人投手(25)に「三振指令」を出し、決勝の押し出し四球奪取に導いた。1番近本光司外野手(29)が適時打を放つなど采配が光った。貯金6で首位をキープ。記念星を通過点とし、球団初のリーグ連覇へ突き進む。なお10~12年のオリックス監督時代には計188勝を挙げている。監督としての通算成績は688勝590敗48分け、勝率5割3分8厘。 5/19:阪神、今季の日曜日は7勝1敗:ヤクルト戦を制し阪神は今季日曜日の8試合で7勝1敗、勝率8割7分5厘。曜日別で勝利数は最多、勝率は最高だ。全試合で先発した才木の陰で、救援陣も奮闘。のべ17投手が18イニングを投げ、防御率0・00と完璧リリーフを続けている。 5/19:満塁男!木浪聖也は今季満塁時5打数3安打4打点:ヤクルト戦で8番打者の木浪聖也内野手(29)が2安打3打点と暴れた。これで今季満塁時は5打数3安打4打点と勝負強さが光る。 5/18:阪神、今季4度目の1-0勝利:ヤクルト戦で阪神が接戦をものにした。これで今季41試合目にして、早くも4度目の1-0勝利を収めた。143試合換算なら13度に達するハイペースだ。球団最多は68年の12度で、更新の期待がかかる。 ▼阪神は今季4月9日広島戦のほか、5月12日DeNA戦、15日中日戦、18日ヤクルト戦と、1週間以内に3度の1-0を成し遂げた。これは02年4月以来球団22年ぶり。なお68年7月には、あしかけ8日間のうちに4度の1-0勝利をやってのけた。 5/18:阪神、今季甲子園デーゲーム5戦全勝:ヤクルト戦で阪神は投手陣が奮闘し、今季4度目の1―0勝利を収めた。今季初登板初先発を務めたビーズリーは5回2安打無失点。序盤2回に1安打ずつを打たれたがゼロを並べ、三、四回は三者凡退。大山の左前適時打で1点の援護をもらった直後の五回は2四球でピンチを招くも、武岡を空振り三振に仕留めて乗り切り、この回をもって降板した。バトンを託された救援陣も奮投。3連投の桐敷が六回、石井が七回を三者凡退に封じ、被安打は三回から5イニング連続でゼロ。八回はゲラが1死から内野安打を許すも代打・青木を158キロ直球で詰まらせて二塁へのハーフフライに打ち取り、スタートを切っていた一走・岩田もアウトにしてチャンスを作らせず。九回は岩崎が締め、わずか1点のリードを盤石のリレーで守り抜いた。これで今季の甲子園でのデーゲームは5戦全勝。ヤクルト戦における甲子園でのデーゲームも、2022年5月5日から2分けを挟んで5連勝となった。 5/16:原口文仁、自身初4番弾含む4打点:中日戦で大幅なスタメン入れ替えを行った阪神が、大勝でカード勝ち越しを決めた。岡田彰布監督(66)は就任以来「4番・一塁」で起用し続けてきた大山悠輔内野手(29)をベンチスタートとした。代わって6年ぶりの4番に座った原口文仁内野手(32)が今季1号3ランを含む4打点と大当たり。見事に打線がつながり、巨人から勝率の差で首位を奪い返した。 5/15:プロ14年目島本浩也、今季初勝利で通算10勝目:中日戦でプロ14年目の島本浩也投手(31)が節目の通算10勝を挙げた。0-0の延長10回に4番手で登板し、1イニングを無失点。直後の攻撃で勝ち越しに成功し、白星が転がり込んだ。2死二塁のサヨナラピンチを招いたが、田中を二ゴロに料理。「田中選手を抑えられたことはよかった」と振り返った。5試合連続無失点で24年初勝利。15試合で防御率0・73と、強力ブルペン陣に欠かせない存在になっている。 5/15:阪神、今季延長戦は8戦3勝1敗4分け:中日戦で0-0で進んだ延長11回、近本光司外野手(29)が均衡を破る決勝タイムリーでチームは今季延長戦で8戦1敗の粘り強さを発揮し、首位巨人を追う0・5差は変わらず食らいついた。 ▼阪神は今季の延長戦でセ最多の8試合を戦い、3勝1敗4分け。延長戦で勝ち越しているのはセでは阪神だけだ。わずか1敗の粘り強さに強固なリリーフ陣の奮闘が際立つ。 ▼今季の1-0勝利は3度目。前回は5月12日DeNA戦(横浜)で、才木が完封勝ちを収めた。また、1点差試合は12球団最多の10勝(3敗)に到達した。 5/12:才木浩人がスコア1―0で完封、球団では昨年9月以来:才木の完封勝利は4月21日の中日戦に次いで今季2度目(通算4度目)。9回を投げきっては昨年6月4日のロッテ戦で佐々木朗に投げ勝って以来。阪神の投手がスコア1-0の完封勝利を挙げたのは昨年9月12日の西勇輝(対巨人)以来。対DeNA(前身を含む)では2002年4月12日の井川慶(甲子園)以来22年ぶり 5/11:近本光司、プロ初満塁弾&6打点:DeNA戦で阪神は9-11で逆転負けを喫した。八回に救援陣が1イニング3被弾し最大7点差をひっくり返されたが、近本光司外野手(29)が自身初の満塁弾&6打点と打ちまくった。10日の一回先頭打者アーチに続き、最近5試合で3本塁打と勢いが止まらない虎のリードオフマン。早くも6号本塁打とし、シーズン換算では24.5発ペースだ! 5/11:阪神7点差守れず逆転負けは22年開幕戦以来:阪神はDeNA戦で最大7点差をひっくり返されて敗れた。2点リードの8回に昨季のセーブ王.岩崎優投手(32)が2被弾し逆転を許した。先発の伊藤将司投手(28)が勝ち投手の権利目前の5回に4点を失い、2点差に詰められたことも響いた。チームは横浜スタジアムで今季初黒星。巨人が勝利したため、4月20日以来21日ぶりに首位陥落となった。 ○…阪神は3回表終了時点9―2の7点リードから、9―11の逆転負け。今季12球団で最大得点差からの屈辱で、チームの7点差以上からは22年3月25日、ヤクルトとの開幕戦での7点差(4回裏=8―1→8―10)以来2年ぶり。岡田阪神では05年4月28日中日戦(6回裏=8―1→8―9)と、06年8月18日ヤクルト戦(3回表=9―2→11―12)の7点差に並ぶ3度目のワースト。 ○…チームのゲーム3被弾は今季最多。イニング3被弾は18年9月8日の巨人戦で、5回に小野が坂本勇、岡本、ゲレーロにそれぞれ2ランの3被弾して以来6年ぶり。 ○…阪神の満塁本塁打は今季初で通算207本目。満塁本塁打の出たチームの敗戦は、昨季9月21日のヤクルト(中日戦、4回塩見)以来。阪神では22年4月21日のDeNA戦(4回代打.小野寺)以来2年ぶり20度目。満塁弾の出た204試合(ゲーム2本3試合を含む)の成績は180勝20敗4分けの勝率.900。なお、岡田監督は現役時代に阪神で打った8本でチームは6勝2敗。オリックス時代の94年の1本もチームは敗戦している。 5/10:岩崎優がゲラとの不敗神話継続:DeNA戦で岩崎優投手がゲラとの不敗神話を継続した。ゲラ、岩崎のダブル守護神が同一ゲームでの登板試合は、11勝4分けで「不敗神話」を継続中だ。 5/10:近本、神話弾!打てば8連勝:DeNA戦で近本光司外野手(29)が自身11度目の先頭打者アーチを放った。昨年6月以来の先頭打者弾で、アーチを架ければ8連勝と勝利の使者になった。先頭打者本塁打11本は、今岡の12本に次ぐ阪神歴代5位だ。さらに6回にも先頭で右翼への二塁打を放ち、この回2得点の起点となった。 5/8:桐敷拓馬、自己最長12試合連続無失点:広島戦で桐敷拓馬投手(24)は1-1の七回に2番手で登板。先頭への死球と犠打で1死二塁を招いたが、中村健を二ゴロ、大瀬良は空振り三振に仕留めて自己最長となる12試合連続無失点とした。 5/7:村上頌樹、2敗目も7回自責ゼロで防御率0.88:広島戦で村上は攻め続けて7回5安打2失点。リーグトップだった防御率は1.06から0.88に上昇した。1.75で初タイトルを手にした同部門は昨年12月の契約更改で「2年連続を狙っていきたい」と高らかに宣言していた。シーズンを通して0点台であれば、球団では1970年の村山実(0.980)以来。 5/5:V2ラン近本、こどもの日通算打率4割2分9厘:巨人戦で近本光司外野手(29)が、先制&決勝アーチで連敗を「2」で止めた。3回1死二塁で巨人高橋礼投手(28)から4号2ラン。5月5日「こどもの日」は通算21打数9安打、打率4割2分9厘と打ちまくり、かっこいい虎戦士が東京ドームの虎党キッズたちを喜ばせた。 5/5:阪神、こどもの日は8連勝:巨人戦で阪神は、打線の組み替えが的中し、2位・巨人に1ゲーム差に迫られていた中、接戦を制した。今季初の3連敗も阻止し、こどもの日は15年から1分けを挟んで8連勝となった。今季初の同一カード3連敗を阻止して2位巨人と再び2ゲーム差に。 5/1:岡田監督ドローで延長戦不敗、10回以降6試合全て0封:広島戦で負けない虎がまた踏ん張った。今季最長となる4時間36分のロングゲーム。今季6度目の延長戦も自慢の中継ぎ陣が耐えに耐えて2-2のドローに持ち込んだ。今季、阪神が延長戦を戦うのは6度目だが、2勝4引き分けと負けなしで失点はゼロだ。 4/30:阪神、10四死球奪い9安打7点!4月貯金「6」締め:広島戦で阪神が貧打に苦しんだ序盤が噓のように猛虎打線になった。相手のミスを突き、つながり、ボディーブローのように1点を重ねていく。思い出した王者の戦い。4月を最高の形で締めくくり岡田監督は目尻を下げた。今季は打撃陣の不振で4月7日のヤクルト戦から球団ワーストタイとなる10試合連続2得点以下の貧打に苦しんだ。ただ、指揮官の巧みな采配と投手陣の踏ん張りでこの期間を4勝4敗2分の五分で乗り切ったことで流れは変わった。この日も10四死球を奪い、9安打で7得点と効率的な攻めで今季10度目の逆転勝ち。4月を終えて15勝9敗3分と大きく勝ち越し、昨季の4月終了時点(13勝10敗1分けで貯金3)の2倍となる貯金は今季最多6とした。 4/29:中川勇斗プロ初4安打!「全て3割以上」目標:中川勇斗(20)がウエスタン・リーグのオリックス戦に「7番捕手」で先発し、初回の左前適時打など自己最多の4安打を放った。8回には四球で出塁し5出塁。和田2軍監督は「勝負強い。持ち味を発揮できている」と打てる捕手として評価しつつも守備力向上に期待した。若武者は2軍戦での目標を「打率も盗塁阻止率も3割以上。全て3割以上で」と掲げた。 4/27:岩崎優、開幕から11試合連続無失点:ヤクルト戦で岩崎優投手(32)が開幕からの連続無失点を11試合に伸ばした。 4/27:1球で連続被本塁打0の球団記録が途切れる:ヤクルト戦で大竹耕太郎投手(28)が初回、塩見泰隆外野手(30)に初球を先頭打者本塁打され、阪神投手陣が続けてきたノーアーチの球団記録が1球で途切れた。7日のヤクルト戦(神宮)で才木浩人投手(25)がオスナに2ランを打たれて以来、本塁打を許していなかった。 4/26:15連続試合被本塁打なしで2リーグ制後球団新:ヤクルト戦で阪神投手陣が連続試合被本塁打なしを15試合に伸ばし、並んでいた1955年14試合を69年ぶりに更新して2リーグ制後の球団新記録となった。セ・リーグでは50年8~9月中日の17試合に次ぎ、52年7~8月広島、59年8~9月広島の15試合に並んで2位タイに浮上した。 4/29:阪神、連続試合2失点以下「8」で止まる:DeNA3戦で首位阪神が2点ビハインドの9回に打者10人4得点の猛攻を決め、逆転で7連勝を飾った。6回終了時点まで無安打無失点だった先発伊藤将司投手(27)が7回に3失点。痛恨のミスも響いて万事休すかと思われたが土壇場で試合をひっくり返した。しかし阪神の連続試合2失点以下は8で止まった。9試合に伸びていれば、阪神では63年の9試合連続以来61年ぶりとなるところだった。2リーグ分立後のプロ野球最長は、56年阪神の13試合。プロ野球記録は43年巨人の15試合。なお今季の中日は、プロ野球5度目の12試合連続を達成した。 4/20:佐藤輝、田淵も掛布も岡田も超えた:中日戦で佐藤輝明内野手(25)が2点二塁打で、2020年8月6日の巨人戦以来となる1イニング7得点の猛攻劇に一役買った。今季10打点目となる一打で、2021年の入団から4年目で通算250打点に到達した。虎が誇るスラッガーの田淵幸一(223打点)、掛布雅之(197打点)、岡田彰布(243打点)らが4季目では届かなかった数字だ。 4/20:阪神5連勝、今季初の2桁得点:中日戦で阪神は今季初の2桁得点で大勝し、引き分けを挟んで5連勝とした。一回に大山悠輔内野手(29)の適時打で先制すると、1―2の三回には森下、佐藤輝が適時打を放つなど7得点。クリーンアップそろい踏みで結果を残し、途中出場の前川も2本の適時打で4打点を記録するなど先発全員安打で15得点を記録した。 4/19:大山、75打席目で待望今季初アーチ:中日戦で大山悠輔内野手(29)が開幕から75打席目で今季初アーチを決めた。大山は2回の第1打席にも中日メヒアから左前打を放ち、先制点をお膳立てし、ついに虎の4番が目覚めた。 4/19:森下の4号で球団ワースト11試合連続2得点以下を阻止:中日戦で森下翔太外野手(23)が4号ソロを放ち、1試合2得点以下を10試合連続で止めた。11試合連続となれば球団ワースト記録だった。チームは7日ヤクルト戦(神宮)から10試合連続2得点以下が続いていた。 4/18:佐藤輝が初のサヨナラ安打:阪神は2x-1で巨人にサヨナラ勝ちし、引き分けを挟んで今季初の3連勝。延長十回、無死満塁で佐藤輝明内野手(25)が右前へサヨナラ安打を放った。2得点以下は球団ワーストに並ぶ10試合連続になったが、この間は4勝4敗2分けで、勝率も5割に復帰。歴史的貧打でも首位中日に2・5ゲーム差と迫り19日からの3連戦に臨む。 4/18:ゲラは球団82人目のセーブ投手:阪神の新外国人ハビー・ゲラ投手(28)がチーム最多タイの3セーブと活躍を見せている。阪神でセーブを記録した助っ人投手は17人目。阪神外国人初のセーブは、リチャード・オルセンが83年10月24日ヤクルト戦で記録した。日本人を含めれば、球団82人目である。米国に続き日本球界でもセーブが導入された、1974年(昭49)。栄えある球団創設初のセーブを挙げたのは、伝説の江夏豊である。 4/17:新・勝利の方程式「KIG」で接戦制す:巨人戦で阪神の新・勝利の方程式「KIG」継投がハマり接戦をモノにした。2点リードの8回から桐敷が登板。2死から門脇に二塁打を許すも4番岡本和には見逃し三振でピンチを脱した。8回にバトンを受けた岩崎は、2死から代打オコエに内野安打を浴びるも吉川を三ゴロに料理。これで開幕から9試合連続無失点を継続し、巨人戦での登板した際は19試合連続で負けなしと「不敗神話」を継続させた。ラストは新助っ人ゲラが注文通りの3人斬りで3セーブ目をゲット。今季初の並びとなった「KIG」の鉄壁リレーを完成させた。 4/17:岡田監督、吉田義男氏超え虎485勝:岡田彰布監督は宿敵巨人から甲子園での今季初勝利を挙げ、虎の監督通算勝利数は485勝。恩師でもある吉田義男氏が挙げた484勝を超え、単独2位となった。トップ514勝の藤本定義氏まで、残り29勝。 4/14:門別啓人7回0封で準備OK:門別啓人投手(19)が1軍先発へ猛アピール。ウエスタン・リーグのソフトバンク戦に先発し、今季最長の7回を5安打無失点。7奪三振のうち、3つはフォークで仕留め手応えを得た。 4/14:岩崎優が「JFK」ウィリアムス超え155HPで球団2位:中日戦で岩崎優投手がレジェンド左腕を超えた。1点リードの8回に登板し1回無失点。これで通算155ホールドポイントとなり、かつて勝利の方程式「JFK」の一角を担ったウィリアムスを抜き、球団歴代2位となった。「よかったです。これで通算450試合登板となった。 4/14:岡田監督が吉田義男氏に並ぶ球団歴代2位タイ484勝:中日戦で阪神が敵地での接戦を制し、5試合ぶりの白星を挙げた。岡田彰布監督(66)は虎の監督通算歴代勝利数で、吉田義男氏が挙げた歴代2位の484勝に並んだ。ここ4試合は3敗1分けと足踏みが続いていたが、連敗ストップで節目の白星となった。 4/10:大山悠輔、セ・リーグワースト独走の16三振:広島戦で大山悠輔内野手(29)は、一回1死一、二塁の好機で見逃し三振に倒れるなど4打数無安打。2三振を喫し、セ・リーグワーストの16三振となった。 4/9:村上!甲子園100周年イヤー開幕飾る:広島戦で阪神は1-0で広島に近本光司の値千金の決勝打で勝利し、8月1日に100周年を迎える甲子園の今季開幕戦を白星で飾った。先発した村上頌樹投手は7回をわずか2安打に封じ今季初勝利。昨季、最優秀新人賞と最優秀選手賞を同時受賞して大ブレークを果たした右腕が本拠地で本領を発揮し、最高の形で勝率5割に戻した。 4/6:佐藤輝明が通算70号:ヤクルト戦で佐藤輝明内野手(25)に連日の1発が生まれ、今季初の連勝を決めた。2-2の7回だ。先頭前川の右前打で無死一塁。6番佐藤輝が右腕吉村の直球を強振。打球は右中間スタンドへ一直線に吸い込まれる、2号決勝2ランとなった。前日5日のヤクルト戦でも、延長10回に今季1号となる決勝弾。連日のアーチで勝負を決めた。佐藤輝は通算70号。プロ4年目での到達は球団最速タイで、田淵幸一、岡田彰布と並んだ。 4/6:ゲラ、来日初セーブ!大乱戦きっちり締めた:ヤクルト戦で、最後の最後までどちらに転ぶかわからないゲームのラストは、ゲラが剛腕ぶりを発揮してビシッと締めた。雨が降る神宮でピンチを乗り越え、1回1安打無失点で来日初セーブを記録。 4/4:中野拓夢、プロ初の1試合2併殺:DeNA戦で中野拓夢内野手が痛恨の併殺打に倒れた。1点ビハインドの7回1死一、二塁。DeNAウェンデルケンに二ゴロ併殺打に仕留められ、チャンスを逃した。中野は初回にも併殺打に倒れており、1試合2併殺打はプロ初のことだ。 4/4:近本光司が通算150盗塁:DeNA、3回戦、DeNA2勝1敗、4日、京セラ)阪神・近本光司外野手(29)は敵失で出塁した三回に今季初盗塁となる二盗を決め、プロ6年目、669試合で通算150盗塁を記録した。「去年最後で150盗塁にするか、今年最初で150盗塁にするかというのは壮さん(筒井外野守備走塁コーチ)と話していた。ここまで積み重ねてきたたくさんの人に感謝したい」。過去5年で4度の盗塁王に輝いたスピードスターは、まだまだ立ち止まらず記録を伸ばしていく。 4/3:今季初のお立ち台は逆転2ランの森下翔太:DeNA戦に阪神が主催試合で初勝利を飾った。打者のヒーローは森下翔太外野手(23)。1-2の6回、左翼5階席への特大の逆転2号2ランを放った。お立ち台に上がった背番号1は「打撃練習でもあそこまでなかなか飛んでなかったので、打撃練習以上のものが出ちゃいました。投手のヒーローは伊藤将司(27)だった。2回までに2失点したが7回まで粘り抜き、打線の逆転を促した。プロ4年目で通算30勝の節目に到達した。 3/31:森下翔太の3ランで開幕から26イニング目で今季初得点:巨戦で森下翔太外野手(23)が3ランで開幕から26イニング目で今季初得点となった。阪神は開幕から2試合連続完封負け。7回まで25イニング無得点で、21世紀最長となる開幕から連続イニング無得点を記録していた。 3/31:阪神、セ・リーグワースト記録の開幕戦から25イニング連続無得点:巨人戦で阪神がセ・リーグのワースト記録を更新し、開幕から19イニング連続無得点となった。二回も無得点に終わり、ついに20の大台に乗った。阪神は29日の開幕戦を0-4、30日の第2戦を0-5で落とし、1988年の阪神(相手は広島)、2023年の広島(相手はヤクルト)に並んで、開幕から18イニング連続無得点となっていた。その後も0行進が続いたが、通算26イニング目にして初得点を奪った。パ・リーグでは1967年に東京(現ロッテ)が開幕36イニング連続無得点を記録している。 3/31:阪神、今季初勝利!:巨人0-5阪神、3回戦、阪神1勝2敗、31日、東京D)阪神が終盤に力を見せ、今季初勝利をあげた。2試合連続完封負けを喫していた打線は七回まで無得点で、開幕から25イニング連続無得点はセ・リーグ新記録となったが、八回に試合が動く。代打・小野寺と近本の連打などで2死一、三塁と好機を作ると、3番・森下が左中間へ3点本塁打。今季12打席目での初安打が貴重な先制弾になると、九回にも小幡のソロ本塁打などで2点を追加し、今カードの鬱憤を晴らすように5点を挙げた。投げては先発の才木浩人投手(25)が5つの四球などでピンチを作りながらも6回無失点。桐敷、ゲラ、岩崎とつないで完封リレー。投打に噛み合う好ゲームで3連敗を阻止した。 3/31:ゲラが来日初登板でピンチを無失点:巨人戦で新加入の阪神のハビー・ゲラ投手(28)が3―0の八回に3番手で来日初登板。1回無失点で抑え役割を果たした。 3/31:森下翔太、初白星呼び込む1号3ラン:巨人戦で阪神は5―0で勝ち開幕3戦目で今季初勝利。0―0で迎えた八回に森下翔太外野手(23)が、今季初安打の決勝3ランを放った。開幕から25イニング連続無得点と不名誉なセ・リーグ記録を塗り替えた〝ゼロ地獄〟から岡田虎を救い出す一撃だ。 3/31:小幡竜平“リクエスト弾”で22年以来プロ2号:巨人戦で小幡竜平内野手 (23)が今季1号本塁打を放った。4点リードの9回2死、巨人松井から右翼席へ放り込んだ。小幡は22年4月24日ヤクルト戦以来、プロ2本目のアーチとなった。 3/30:坂本誠志郎が痛恨のセーフティースクイズ失敗:巨人戦で坂本誠志郎捕手 (30)がセーフティースクイズ失敗を反省した。4回1死一、三塁から変化球を当てたが、ライナー性の小飛球になり一塁岡本がダイビング捕球。痛恨の併殺になった。打球を見てから判断するはずの三塁走者大山はスタートが早すぎ、すでに本塁まで走っていた。坂本は「僕の失敗。決めていたら点が入っていたので。しっかり練習します」と厳しい表情だった。 3/30:桐敷拓馬、今年も安定感抜群の3人斬り:巨人戦で桐敷拓馬投手 (24)が3点を奪われた直後の六回途中からマウンドに上がった。今季初登板は大城卓を二ゴロ、丸を空振り三振、吉川を一飛と危なげなく切り抜け「ホームランで (点を)取られた後だったので、流れを食い止めて、攻撃につなげることが役割。3人で抑えられたのはよかった」。 3/30:屈辱の36年ぶり開幕2試合連続完封負け:巨人戦でリーグ連覇を目指す阪神が1988年以来、36年ぶりの開幕2試合連続完封負けと屈辱にまみれた。開幕2連敗スタートは2022年以来、2年ぶり。昨季の巨人戦は全カード勝ち越しと圧倒したが、現状なかなか歯車が合わない。 3/29:中野拓夢、虎ではただ一人マルチ安打発進:巨人戦で中野拓夢内野手(27)は、一回1死でチーム初安打となる右前打を放つと、三回1死一塁では三塁線にセーフティーバント。内野安打とし、ただ一人のマルチ安打だった。 3/29:V2狙う岡田阪神は黒星スタート:球団初のセ・リーグ連覇を目指す岡田阪神が開幕戦を落とした。阪神が巨人との「伝統の一戦」で開幕戦を戦ったのは16度目。過去は7勝7敗1分けと互角だったが、1つ負け越しとなった。 |
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