11/3:鳥谷敬引退会見:ロッテの鳥谷敬内野手(40)が3日、ゾゾマリンスタジアムで記者会見を開き、「1年目から『あした、辞める』となったらどうするか、常に自分に聞きながらの積み重ねで、今日まで来た。心残りはない」と18年間のプロ野球生活を振り返った。鳥谷は東京都出身。埼玉・聖望学園高から早大を経て、ドラフト自由枠で2004年に阪神に入団。同年9月から18年5月までプロ野球歴代2位となる1939試合連続出場を果たした。17年には通算2000安打を達成した。ベストナインには遊撃手として6度、ゴールデン・グラブ賞には三塁手の1度を含めて計5度、選出された。10/30:青柳の最多勝獲得! 最高勝率と合わせて投手2冠:青柳晃洋投手(27)が、最多勝のタイトルを獲得することが決定した。今季は25試合に登板し、自己最多となる13勝(6敗)を挙げ、チームはレギュラーシーズンの全日程を終了。1試合を残し、勝ち数で並んでいる広島・九里がこの日、出場選手登録を抹消されため、タイトルを分け合うことが決まった。青柳は勝率・684で最高勝率も獲得。プロ6年目にして初のタイトルを手にし、最多勝利と最高勝率で投手2冠に輝いた。 10/26:阪神、最終戦は今季11度目0封負け 4年連続12球団ワースト失策:中日戦で143試合目で、阪神が力尽きた。勝って首位ヤクルトに重圧をかけたかったシーズン最終戦は今季11度目の0封負け。今季は2位に最大7ゲーム差をつけながら、首位を守れず。終盤に猛追したが、16年ぶりのリーグ制覇には届かなかった。大一番で痛いミスが出た。2回に許した先制点には糸原の悪送球が絡んだ。4年連続両リーグワーストの今季86個目の失策。 10/26:佐藤輝明、歴代ワースト6位タイ173三振:中日戦で佐藤輝明内野手(22)が、プロ野球ワースト6位タイとなるシーズン173個目の三振を喫した。三振数のプロ野球記録は93年ブライアント(近鉄)の204三振(127試合)。日本人の最多記録は19年村上(ヤクルト)の184三振(143試合)。 10/24:佐藤輝明&中野拓夢がドラフト制後史上初の新人100安打コンビ:広島戦でルーキー佐藤輝が24号を含む2安打で、今季101安打。阪神では同じ新人の中野が127安打しており、100安打の新人コンビは、58年広島の小坂と森永以来63年ぶりで、ドラフト制後では初めてとなった。球団では48年に後藤と別当がマークして以来73年ぶり2度目。また、24本塁打は58年森(中日)を抜き新人単独7位。 10/24:中野は今季30盗塁:広島戦で中野は7回に二盗を決め今季30盗塁。新人の30盗塁は19年近本(阪神)以来17人目。阪神では01年赤星39盗塁、前記近本36盗塁に次いで3人目。 10/24:伊藤将が今季の新人一番乗りの10勝目:広島戦で伊藤将が今季の新人では一番乗りの10勝目。阪神で2桁勝利した新人は13年藤浪以来9人目で、左投手では49年田宮、67年江夏に次いで54年ぶり3人目。 10/21:俊介が引退あいさつ:今季限りで現役を引退する俊介外野手(34)が甲子園球場を訪れ、首脳陣やナインらにお別れのあいさつを行った。中日戦の試合前練習が始まる前の午後2時、外野に集結したチームメートの前で数分間、スピーチした。オーロラビジョンには「俊介さん 12年間お疲れ様でした」と映し出され、秋山、近本からは花束と記念品を手渡され、感慨深げな様子だった。 10/19:中野12度目の猛打賞:ヤクルト戦で中野拓夢は今季12度目の猛打賞。新人のシーズン最多猛打賞は58年の長嶋茂雄(巨人)の14回。2リーグ分立後、阪神の最多は16年高山俊、19年近本光司の13回で、残り5試合でどこまで迫れるか? 10/19:佐藤輝明が規定打席に到達、同一球団の新人2人は59年ぶり:ヤクルト戦で佐藤輝明内野手(22)がプロ1年目でシーズンの規定打席(443打席)に到達した。ベンチスタートだったが、10-0の7回1死二塁の場面で代打として登場。2リーグ制後の阪神新人でシーズンの規定打席を満たすのは、2日の中日戦(甲子園)で到達した中野拓夢内野手(25)に次いで13人目。また、同一球団の新人2人が規定打席を満たすのは、62年東映の青野修三と岩下光一以来、プロ野球59年ぶり。阪神では1リーグ時代も含め、初となった。 10/19:球団選定9月度月間最優秀選手にスアレス:球団選定9月度月間最優秀選手にロベルト・スアレス選手が選ばれ、甲子園球場での対東京ヤクルトスワローズ戦の試合前に表彰式を行いました。スアレス選手は、9月終了時点でセ・リーグトップの今季通算34セーブを挙げ、チームを勝利に導いてくれました。 10/17:近本、藤村富美男&バース超え!60度目マルチ:広島戦で近本のバットがさらに鋭く振り抜かれる。土俵際に立たされた虎にとって唯一といっていい希望だ。チームの先頭に立ち、ファイティングポーズを崩さないその姿に矢野監督も脱帽した。4試合連続の複数安打で、今季積み重ねたマルチ安打は60回を数えた。これは1950年の藤村富美男、86年のバースを抜き去り、2010年のマートン(67度)に次ぐ、球団単独2位の記録だ。 10/14:大山が「キリンビール ビッグボード賞」を受賞:大山悠輔内野手(26)が東京ドームで「キリンビール ビッグボード賞」の贈呈式に出席した。9月26日の巨人戦の3回2死で左翼席上部の「キリン一番搾り」の看板に直撃する推定143メートルの特大アーチ。賞金100万円と「キリン一番搾り」1年分を受け取った 10/12:スアレス40セーブで10人目の大台到達:巨人戦でロベルト・スアレス投手が今季40セーブ目を挙げた。プロ野球記録は17年サファテ(ソフトバンク)の54だが、40セーブ以上は過去9人(16度)しかおらず、スアレスは10人目の大台到達となった。阪神では07年46、11年41の藤川、15年41の呉昇桓に次いで3人、4度目。 10/12:D1位・森木、球団から指名あいさつ:D1位の森木大智投手(18)=高知高=が球団から指名あいさつを受けた。終了後にテレビインタビューに応じ「(ドラフトの)当日はほっとした気持ちが大きかったですけど、一晩寝たらやっぱりうれしい気持ちでいっぱいになりました」と心境を語った。 10/11:2位・鈴木 憧れの高橋と共に左腕王国築く:D2位指名を受けた鈴木勇斗投手(21)=創価大=がこれまで歩んできた道は、決して間違っていなかった。遠回りでも、たどり着いた場所。「これまで諦めなくてよかった」。全てが報われた瞬間、目頭を熱くした涙がほおを伝った。 10/11:3位・桐敷 将来の目標は沢村賞:D3位指名された桐敷拓馬投手(22)=新潟医療福祉大=が、将来の目標に沢村賞を掲げた。憧れの投手はプロ通算224勝を誇る工藤公康。「自分の中の持ち味」と話す最速150キロの直球を武器に、壮大な夢を現実にする。 10/11:4位指名の智弁学園高・前川右京、トラの吉田正になる:智弁学園・前川右京外野手(3年)は4位指名され、「素直にうれしい気持ちです。自分のことを一番思ってくれた家族にありがとうと言いたいです。伝統がある球団なので活躍出来るように必死で頑張りたい」と喜んだ。 10/11:D5位・岡留“青柳2世”になる:D5位指名された岡留英貴投手(22)=亜大=は、“青柳2世”になることを力強く誓った。最速150キロの直球が武器のサイドスロー。同じ変則右腕の青柳を尊敬しており「球界を代表する投手。憧れています」と目を輝かせた。 10/11:D6位・豊田 即戦力候補の右打ち外野手:D6位指名を受けた即戦力候補の豊田寛外野手(24)=日立製作所=は、タテジマのユニホームで優勝に貢献することを誓った。東海大相模では3年夏の甲子園で4番として全国制覇を達成。「できるだけ早くチームの力になりたい」と決意。 10/11:D7位・中川 目指すは梅野2世:D7位指名された中川勇斗捕手(17)=京都国際=は日焼けしたほおを上気させた。偉大なお手本がいる阪神。「レベルアップして梅野さんに追いつき追い越したい」と目標に梅野を挙げた。 10/11:育成1位は伊藤稜:中京大・伊藤稜投手は今回のドラフトで3人目の左腕指名となった、球の出所の見えづらい変則フォームだ。小さいテークバックから投じる最速150キロの直球が武器。「求められるのは中継ぎとして左打者を抑えることだと思う。岩崎投手のような安定感のある投手になりたい」。まずは2軍で課題の制球力を磨き、1日も早い支配下登録を目指す。 10/9:2021年ファーム日本選手権優勝!:ウエスタン・リーグ優勝の阪神タイガースとイースタン・リーグ優勝のロテ マリーンズが、ファーム日本一をかけて戦う《ファーム日本選手権》がひなたサンマリンスタジアム宮崎で開催。阪神先発の村上頌樹選手は6回2失点の好投をみせ、その後藤浪、齋藤、岩田将、尾仲の4選手が無失点に抑えた。2点リードを許していた9回表、先頭の髙山選手がツーベースヒットを放つと続く榮枝選手がタイムリーヒットで1点を返し、その後1アウト1・3塁の場面、遠藤選手がレフトへのタイムリーヒットで同点に追いつくと、その後相手の失策で1点を取り、勝ち越しに成功した。 10/9:矢野燿大監督がスペシャル継投で通算200勝:ヤクルト戦で阪神が接戦を制し、首位・ヤクルトに2ゲーム差に迫った。同点で迎えた7回1死二塁で島田の打球が一塁ベースに当たり、右翼線に転がる幸運な二塁打で勝ち越し。その裏からの3イニングを岩崎、スアレスのスペシャル継投で何とか逃げ切った。矢野監督は就任から通算200勝を手にした。 10/7:大山20号で「20本塁打カルテット」完成:大山悠輔内野手(26)がDeNA戦で20号本塁打を放ち、36年ぶりに掛布、岡田、真弓以来の「20本塁打カルテット」が誕生した。 10/6:球団選定ファーム9月度月間&年間最優秀選手に村上頌樹投手:球団選定ファーム9月度月間最優秀選手および年間最優秀選手に村上頌樹選手が選ばれ、6日(水)、阪神鳴尾浜球場にて表彰式を行いました。 10/5:荒木郁也、伊藤和雄、石井将希、鈴木翔太、藤谷洸介の5人が戦力外:阪神は荒木郁也内野手、伊藤和雄投手(31)、石井将希投手(26)、育成の鈴木翔太投手(26)、同じく育成の藤谷洸介内野手(25)に対して、来季の契約を結ばないことを伝えたと発表した。今後については荒木、伊藤和、藤谷は未定で、鈴木、石井将は現役続行を希望している。 荒木は11年目の今季、2軍で52試合に出場し、打率3割9厘と奮闘したが、若手の台頭もあり1軍昇格はなかった。10年、D5位で明大から阪神に入団。俊足と内外野守れるユーティリティープレーヤーとして、代走守備固め要員などで存在感を発揮してきた。1軍では17年の49試合の出場が最多。通算成績は186試合、打率1割8分2厘、0本塁打、2打点だった。 伊藤和は11年、D4位で東京国際大から阪神入団。20年には1軍で自己最多の15試合登板。同年6月にはプロ初勝利を挙げた。通算50試合に登板し、1勝3敗、防御率4・71だった。 17年育成選手D1位で上武大から阪神に入団した石井将は、20年9月30日に支配下選手登録を勝ちとり、背番号93を身にまとった。同年10月広島戦ではプロ初登板を果たし、1回1失点だった。1軍出場はその1試合のみに終わった。 10/3:マルテ不敗神話3戦連発で阪神3連勝:中日戦で三回にジェフリー・マルテ内野手(30)が左翼席に突き刺す22号先制&決勝弾を放った。M砲に一発が飛び出した試合は3分けを挟んで8連勝と不敗神話も続く。 10/3:スアレス、NPB史上初の兄弟同日S:中日戦でスアレスが完璧に仕事をこなすと、勝利を喜ぶ虎党の拍手が甲子園に響き渡った。ほぼ時を同じくしてヤクルトにいる兄・アルベルトも広島戦で無失点で締め、試合終了はわずか1分違い。史上初となる兄弟同日〝ほぼ同時〟セーブとなった。 10/3:佐藤輝明59打席連続無安打、セ・リーグのワースト記録更新:中日戦で佐藤輝明内野手が4打席無安打に終わり、8月22日中日戦から59打席連続無安打。 10/2:高橋遥人97球 湯舟以来の2試合連続完封:中日戦で高橋遥人投手(25)が2試合連続の完封を無四球で飾った。中日打線を単打5本に抑えて二塁を踏ませず、わずか97球、2時間23分で料理。2試合連続完封は、阪神では昨年9月11日広島戦、同17日巨人戦の西勇以来。左腕では、湯舟敏郎が92年9月10日広島戦、同16日広島戦で記録して以来、29年ぶり。 10/1:伊藤将司、球団左腕として86年遠山以来の8勝目:中日戦で伊藤将は、自らの投球でさらに光り輝いた。見事な竜斬りで8勝目。球団の新人左腕では35年ぶりの快挙も達成し、お立ち台で白い歯を見せた。球団の新人左腕では1967年の江夏豊(12勝)、86年の遠山昭治(8勝)に次いで3人目の8勝。 10/1:岩田稔が涙の引退会見:今季限りで現役引退する岩田稔投手(37)が西宮市内のホテルで会見を開いた。大阪桐蔭高時代に発症した1型糖尿病と闘いながら、マウンドに立ち続けた虎一筋16年。家族のサポートに感謝の涙を流した左腕は「あっという間に過ぎた16年でした」と振り返った。 2006年に大学・社会人ドラフト希望枠で阪神に入団。通算200登板で60個の勝利を積み上げた。 9/30:村上「投手3冠」など4選手7タイトル獲得:ウエスタン・リーグは30日、全日程を終了した。阪神が3年ぶりに優勝し、2位以下はソフトバンク、中日、広島、オリックスの順となった。 個人タイトルは次の通り。 首位打者 小野寺暖(阪神)3割1分5厘▽最多本塁打 リチャード(ソフトバンク)12▽最多打点 井上広大(阪神)50▽最多盗塁 島田海吏(阪神)21▽最高出塁率 小野寺暖 3割9分1厘▽最優秀防御率 村上頌樹(阪神)2・23▽最多勝利 村上頌樹 10▽最多セーブ 椎野新(ソフトバンク)9▽勝率第1位 村上頌樹 9割9厘 9/29:中田が引退会見:中田賢一投手(39)が西宮市内のホテルで引退会見を行った。2005年にドラフト2巡目で中日に入団。07年に自己最多の14勝。フリーエージェント宣言してソフトバンクに移籍した14年に11勝をマークした。20年にトレードで阪神に加入し、昨季は3試合に登板して未勝利。今季は1軍登板がなかった。通算では297試合で100勝79敗1セーブ、防御率3・75だった。 9/24:近本が両リーグ最多151安打:巨人戦で近本光司は両リーグ最多の安打数を151に伸ばした。9試合連続安打となり、打率3割1分4厘でリーグトップを走る広島鈴木誠の3割1分5厘に肉薄。 9/24:阪神2軍が3年ぶりにウエスタン制覇!:オリックスを5-3で制し阪神2軍が優勝。平田2軍監督にとっては10年以来、11年ぶりのウエスタン・リーグ優勝となった。聖地では57年ぶりのV。 9/22:中野拓夢、リーグトップ盗塁23個目:中日戦で盗塁数でリーグトップを走る中野拓夢内野手が23個目を決め、21個で2位近本、20個で3位のヤクルト塩見に差をつけた。 9/21:中野拓夢が今季100安打に到達:中日戦でD6位中野拓夢内野手(25)が、100安打に到達した。2-2の8回1死。中日又吉から左翼線へ二塁打を放ち、球団新人では19年近本以来の大台。 9/20:桑原謙太朗が引退会見:桑原謙太朗投手(35)が西宮市内で会見を開き、今季限りで現役を引退することを明かした。「肩肘ともに痛みとやっていく中で、どうしても思い通りにはいかず、つらく感じだしたのが一番の(引退の)理由」と語った。 津田学園-奈良産大を経て、07年大学・社会人ドラフト3巡目で横浜(現DeNA)入団。10年オフにオリックスへ移籍。14年オフにトレードで阪神移籍。17年に自己最多となる67試合に登板。43HPで最優秀中継ぎを受賞。今季は1軍戦7試合に登板し7失点。防御率9.00。通算242試合登板、15勝13敗78ホールド、防御率3.61。184センチ、86キロ。右投げ右打ち。 9/19:村上頌樹が10勝:D5位村上頌樹投手(23)がウエスタン・リーグ中日戦に先発し、6回1安打無失点でリーグトップの10勝目を挙げた。規定投球回数に到達して防御率2.23、勝率9割9厘もトップで、投手3冠に期待が高まる。 9/17:阪神代走 植田、熊谷、島田で盗塁成功率9割0分9厘:今季、ここまで5盗塁以上を記録していて30打席に満たない選手は現状、リーグで6人だけ。うち4人が阪神勢で、その成功率が驚異的なのだ。植田は企盗数9で成功8。熊谷敬宥は企盗数8で成功7。島田海吏は企盗数5ですべてに成功。江越大賀も企盗塁数6で成功5だ。 9/16:俊介が引退会見:俊介外野手(34)が西宮市内で会見を開き今季限りでの引退を表明した。「広陵高校、近畿大学からタイガースに入って、12年間あっという間でした。自分なりに精いっぱいやってきたので悔いはないです」。目を潤ませながら自身の野球人生を振り返った1987年(昭62)8月17日、福岡県生まれ。広陵1年夏、2年春に甲子園出場。近大では1年からレギュラーで5度のベストナイン、3年春にはMVPを受賞。09年ドラフト5位で阪神入団。チームに同姓の藤川球児がいたこともあり、11年に登録名を「俊介」に変更。今季1軍出場はなく、通算849試合出場、310安打、打率2割4分9厘、9本塁打、86打点、28盗塁。178センチ、77キロ。右投げ右打ち。 9/15:2軍、連勝「18」でストップ:阪神2軍はウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(甲子園)で投打とも振るわず1-5で敗れ、ファーム新記録を更新してきた連勝が「18」でストップした。先発二保が4回4失点、7月28日以来、49日ぶりの敗戦で、首位の座もソフトバンクに譲った。 9/15:大山が7、8月度の「スカパー! サヨナラ賞」を受賞:セパ両リーグが制定する月間「スカパー!サヨナラ賞」の7、8月度受賞選手が発表され、セ・リーグからは阪神の大山悠輔内野手が初めて選ばれた。賞金30万円などが贈られる。 “奇跡”が起きたのは7月12日のDeNA戦(甲子園)だった。3点を追う9回。守護神・三嶋から3者連続タイムリーで同点に追い付くと、最後は大山が中前に運んだ。3点差から4得点のサヨナラ勝ちは09年4月7日の広島戦(甲子園)以来12年ぶり。土壇場からの5連打で聖地は興奮に包まれた。矢野監督は試合後、人目もはばからず号泣した。 9/12:阪神2軍、プロ野球最長18連勝:阪神2軍はウエスタン・広島戦に6-2で勝ち、ファームの連勝記録を「18」に延ばした。1954年に南海、60年に大毎(現ロッテ)が記録したプロ野球記録にも並んだ。先発した村上頌樹投手(23)が9勝目。7月30日のオリックス戦(鳴尾浜)から1分けを挟み18連勝。 9/11:糸井嘉男300盗塁、史上31人目:広島戦で糸井嘉男外野手(40)が、436日ぶりの盗塁で史上31人目の通算300盗塁を達成した。40歳1カ月での到達は史上最年長。 9/10:スアレス30セーブ到達:広島戦でロベルト・スアレス投手(30)が盤石の投球で節目の30セーブに達した阪神のシーズン30セーブ到達は藤川球児、呉昇桓、ドリスに次いで4人目。歴戦のリリーフエースに名を連ねた。 9/10:西勇輝が8度目の挑戦でやっと通算100勝:広島戦で西勇輝投手(30)が今季5勝目を挙げて通算100勝目を達成。5回を5安打1失点に抑えると、6回の攻撃で1死満塁から西勇の代打で登場したサンズが中前へ勝ち越しの適時打。さらに中野の適時打も飛び出し、リードを2点に広げた。プロ野球140人目。初勝利はオリックス時代の11年4月17日楽天3回戦(甲子園)。西勇は6月18日巨人戦で99勝目を挙げてから6連敗。王手から6連敗以上を喫して達成は50年川崎(西鉄=7連敗)81年小林(阪神=6連敗)81年野村(大洋=6連敗)に次いで4人目の難産だった。 9/9:佐藤輝明、球団日本人最多151三振:ヤクル戦で佐藤輝明内野手が1シーズンの球団日本人最多を更新する151三振目を喫した。また自己ワーストを更新する35打席連続無安打となった。1997年の桧山進次郎に並ぶ球団3位タイの150三振となっていたが、次の打席で単独3位、日本人選手では球団最多の三振数を記録した。 9/5:阪神2軍がファーム新16連勝:阪神2軍は中日戦に1―0で勝利。1999年の巨人(イースタン)を上回り、ファーム新記録となる16連勝を達成した。平田勝男2軍監督(62)は八回無死一、二塁のピンチで根尾の右中間への打球を好捕した江越大賀外野手(28)を絶賛。ついに金字塔を打ち建てた。村上頌樹投手は5回無失点の好投、そして継投で1点を守りきった。 9/5:佐藤輝 33打席連続無安打:「7番右翼」でスタメン出場した佐藤輝明内野手(22)が、2回の第1打席ではカーブに崩され空振り三振。4回は6球1度もバットを振らず見逃しの三振。2打数無安打2三振で33打席連続無安打となった。今季の三振数も149個と12球団ワースト。 9/3:中野拓夢5度目の勝利打点:巨人戦で中野拓夢内野手が7回に勝ち越しの3点三塁打。中野の勝利打点は4月14日広島戦、6月10日日本ハム戦、同24日中日戦、8月26日DeNA戦に次いで今季5度目。今季、セ・リーグの新人で勝利打点を記録しているのは、中野5度、佐藤輝(阪神)3度、元山(ヤクルト)2度、牧(DeNA)1度、大道(広島)1度。23本塁打、60打点の佐藤輝や16本塁打、51打点の牧を上回り、勝利打点は中野が最も多い。 9/1:阪神2軍15連勝!ウエスタン記録さらに更新:阪神2軍が広島に勝利し、引き分けを挟んでの連勝を「15」にのばした。前日8月31日の同戦で樹立したウエスタン・リーグ最長記録をさらに更新し、15連勝で99年巨人のイースタン記録に並んだ。投げては2年目の先発西純が8回2安打無失点の好投で勝利に導いた。阪神・西純が2軍戦でプロ最長の8回零封と好投! チームは1999年の巨人のイースタン記録に並ぶ15連勝を達成。 8/31:阪神、ウエスタン・リーグ新記録14連勝達成:阪神2軍は広島戦に12―1で大勝。ウエスタン新記録となる14連勝(引き分けを挟む)を達成した。8月は無敗。 8/29:一気3位転落…球団ワーストタイ1試合16三振:広島戦で負けた阪神が首位から一気に3位へ転落した。後半戦で初めて佐藤輝明内野手(22)をスタメンから外したが、9イニングでの球団ワーストタイとなる1試合16三振で今季7度目の完封負けを喫した。低迷する広島に痛恨の3連戦3連敗。4月4日から13度も阻止してきたが、ついに首位の座を巨人に譲った。 8/29:佐藤輝明25打席ノーヒット:D1位佐藤輝明内野手(22)が、長いトンネルを抜け出せずにいる。9回2死二、三塁で代打で登場し今季142個目の三振を喫した。これで自己ワーストをさらに更新する25打席連続ノーヒット。 8/28:近本 中野と虎39年ぶりW20盗塁:広島戦で近本が、新人から3年連続となる20盗塁を決めた。これで、今季20盗塁に到達した。球団では2001年から09年に9年連続の赤星以来、3年連続となる20盗塁。積極的な走塁で、攻撃の流れを作った。またルーキーの中野は25日のDeNA戦(京セラ)で、すでに20盗塁を記録。そのため、この日の近本の躍動でチームの20盗塁以上の選手が2人に。これは阪神では1982年のアレン(22個)、北村(25個)以来、39年ぶりの記録となった。 8/26:2軍、ウエスタン・タイ記録13連勝:阪神2軍はオリックス戦に6―2で勝利。2軍降格後、初先発した藤浪晋太郎投手(27)が7回5安打1失点、6連続含む12奪三振の快投でウエスタン記録タイとなるチーム13連勝(引き分けを挟む)に貢献した。江越は2発で貢献。 8/26:阪神、両リーグワースト64失策:DeNA戦で阪神は10安打9点を奪い、投打がかみ合って勝利。カード勝ち越しを決めた。しかし投打はかみ合ったが、“守”はかみ合っていなかった。5回の大山が悪送球、6回にロハスのタイムリーエラーなどでチーム失策数は64で両リーグワーストだ。 8/24:2軍が球団タイ11連勝:阪神2軍はオリックス戦に5―1で勝利。ジェフリー・マルテ内野手(30)が三回に勝ち越しの2ランを放ち、球団記録となるウエスタン11連勝(引き分け挟む)を飾った。4番小野寺は首位打者を守った。 8/24:青柳が初の10勝:DeNA戦で青柳晃洋投手(27)がプロ6年目で初の2ケタ勝利に到達し、チームを2連勝に導いた。大量リードにも恵まれて7回2失点。ハーラー単独トップの10勝目を手にした。ドラフト5位以下入団の生え抜き2ケタ勝利は球団初。 8/21:阪神、失策数3年連続12球団最多62::中日13回戦で首位阪神が4位中日に連敗し、今季4度目の3連敗となった。2位巨人も敗れたため首位陥落は免れた。2失策がともに失点につながり、チーム62失策数は今季も12球団トップを走る。 8/19:佐藤輝明、球団新人最多更新の23号:DeNA18回戦で佐藤輝が九回に23号ソロを放ち、1969年に田淵幸一がマークした新人の球団最多本塁打記録を52年ぶり更新。黄金ルーキーがまた1人の偉大なレジェンドを超えた。 8/17:佐藤輝が2発で球団新人最多本塁打記録に並ぶ:DeNA16回戦で、佐藤輝が一回に先制の適時打を放つと、三回には右越えのソロで追加点を挙げた。さらに六回には左中間席へと運んで今季22号とし、1969年の田淵幸一の球団新人シーズン最多本塁打記録に並んだ。 また佐藤は東京ドームで初本塁打。これでセ・リーグ6球団すべての本拠地で本塁打を記録し、阪神のドラフト新人では、69年田淵、80年岡田に続き3人目。また打点も57に増やし、48年別当と並んでチーム新人3位となった。 8/15:秋山5回無失点で江夏豊以来の広島戦8連勝:広島で秋山が5回6安打無失点の粘投でチーム最多タイの8勝目。昨季から続く広島戦の連勝を「8」に伸ばし、球団では71~72年に10連勝した江夏豊以来の快挙を達成した。 8/15:阪神12球団最速50勝:広島戦で近本光司外野手(26)が初回に通算7本目となる先頭打者アーチを放ち、これが決勝打となった。デーゲームで2位巨人が勝ち、首位陥落の可能性もあったが、先行逃げ切りで後半戦開幕カードを勝ち越し、両リーグ最速で50勝に到達した。 ▼阪神が12球団50勝一番乗り。03、08年に次ぎ、2リーグ分立後3度目。03年はそのまま優勝したが、08年は巨人に最大13ゲーム差を覆されて2位に終わった。今年はどうか。 ▼セ・リーグ最速50勝は、08年以来13年ぶり8度目。過去7度のうち過半数の4シーズンで優勝を遂げており、85年は初の日本一。期待がかかる。 ▼過去10年のセ・リーグ50勝一番乗りのうち、優勝したのは8球団。16年広島から20年巨人まで5年連続で該当球団が逃げ切りVを果たしている。 8/14:猛虎打線爆発で首位堅守:広島戦で阪神はスタメン野手全員が安打を記録するなど、打線が16安打4本塁打9打点と大爆発。デーゲームで勝利していた2位・巨人とのゲーム差1をキープし、4月4日から続く首位の座を守り抜いた。 8/14:大山がサンズとともに2打席連発で競演:広島12回戦で大山悠輔内野手とサンズが2打席連発の競演を果たした。サンズが2打席連発3ランを放った直後に大山が2試合連続となる12号ソロを左翼へ運び、さらに七回先頭では中越えの13号ソロをたたき込み、今季初の2打席連発とした。 この日、東京ドームでは2位・巨人が中日に6─1で勝利し、0・5ゲーム差に接近された。敗れれば4月3日以来の首位陥落という崖っぷちで、サンズと大山の3、4番コンビが打線をけん引した。 8/12:ファーム7月MVPは阪神・島田、ロッテ・森:日本野球機構は、プロ野球・7月度の「スカパー!ファーム月間MVP賞」の受賞選手を発表。イースタン・リーグからは、ロッテの育成4年目右腕・森遼大朗投手(22)、ウエスタン・リーグからは、阪神の大卒4年目・島田海吏外野手(25)が選出された。島田は11試合に出場し、リーグトップの打率.476、6盗塁をマーク。同3位の20安打を放つなど、リードオフマンとして月間勝率1位(.786)のチームを牽引した。 8/8:井上広大、猛打賞で14戦連続安打:ウエスタン・リーグ・広島戦で、井上広大外野手(19)が猛打賞で連続試合安打を14に伸ばした。1回は先制の2点適時二塁打。2回には内野安打。3回2死満塁では中前に2点適時打を放ち計4打点を稼いだ。 8/8:秋山拓巳、9回2/3無失点:エキシビションマッチ・楽天戦で、秋山拓巳投手が3回を無安打無失点にまとめた。エキシビションマッチは1日西武戦と合わせて2試合に登板し、計9回2/3を無失点。 8/8:大山悠輔が初猛打賞:エキシビションマッチ・楽天戦で、大山悠輔内野手(26)が、エキシビションマッチで初の猛打賞を放った。大山は7月31日の西武戦(甲子園)から、これで6試合連続安打。3日のオリックス戦(京セラ)から4試合連続のマルチ安打と後半戦に向け調子を上げている。 8/7:井上 同点3ラン&サヨナラ打:阪神2軍はウエスタン・広島戦で6-5でサヨナラ勝ちした。この試合で高卒2年目の井上広大外野手(19)が九回2死一塁で右中間を破るサヨナラ二塁打。五回1死一、二塁ではバックスクリーン右に同点9号3ランを放ち猛アピールした。 8/7:侍・岩崎が八回無死一塁から好救援:東京五輪・野球・決勝戦で、阪神の岩崎優投手(30)が1-0の八回無死一塁でマウンドに上がり、鉄壁3人斬りのパーフェクトリリーフで窮地救い、サムライジャパンは金メダルを獲得した 8/6:二保 5回0封!ローテ入りへ大前進:エキシビションマッチ・オリックス戦で、中谷との交換でソフトバンクから移籍した二保旭投手は、5回5安打無失点と好投した。5回から2番手で登板。毎回走者を許したが、最速152キロの直球と多彩な変化球で本塁を踏ませなず手応え十分だった。 8/4:侍・岩崎 六回しのいだ:「東京五輪・野球・準決勝・韓国戦で普段クールな阪神・岩崎が左手でグラブをポーンとたたき、感情を表に出した。登板直後に痛恨の同点打を浴びた後、気合を入れ直して勝ち越しは阻止。稲葉ジャパンの決勝進出に貢献した。極限の戦いの中で、価値ある13球だった。 8/4:原口文仁が代打逆転3ラン:エキシビションマッチ・オリック戦で代打の神様・原口文仁捕手(29)が逆転の3ランを放った。今季は0本塁打。エキシビションマッチでの〝今季1号〟が逆転の一発となった。チームはオリックスに逆転負け。 8/2:侍・梅野 粉骨砕身代表デビュー:東京五輪・準々決勝・アメリカ戦で、スタメンマスクの阪神・梅野がサヨナラ劇勝をかみしめた。歓喜の輪の中に入り、ヒーローの甲斐に感謝した。思うようにいかず、苦心した代表デビュー戦。最後は笑って終われた。 8/2:侍・岩崎 マー君救った!完璧火消し:東京五輪・準々決勝・アメリカで戦で、阪神・岩崎が胸に秘める熱い思いを白球に込めて、全力で腕を振った。3失点で逆転を許した田中将の後を受け、四回2死二、三塁の場面で代表初登板。ウエストブルックを初球の真っすぐで遊ゴロに仕留め、仕事を完遂した。 8/1:井上 8号2ラン!3安打、自己最長12試合連続安打:ウエスタン・オリックス戦で井上が豪快な8号2ランでサヨナラ勝利への流れを引き寄せた。二回、先頭で迎えた第1打席では左前打を放ち、自己最長更新する12試合連続安打をマーク。さらに同点の九回2死からは遊撃内野安打。意地の3安打で勝利をお膳立てした。 8/1:秋山は七回途中無失点の好投:エキシビションマッチ・西武戦で秋山拓巳投手(30)が先発し、6回2/3を投げ、4安打無失点の好投を披露した。五回以降は無安打無四球のパーフェクト投球を見せ、投球数が99球となった七回2死で降板となった。 7/31:佐藤輝 エキシビ3戦連続、5戦5発の大暴れ:エキシビションマッチ・西武戦で佐藤輝が3試合連続アーチをバックスクリーンへ放った。二回無死一、二塁。西武の先発・高橋の低めのフォークを捉えた。これでエキシビションマッチ5戦5発。高橋からはオープン戦、交流戦でも一発を放っている。 7/31:及川雅貴は5回1失点好投:エキシビションマッチ・西武戦で先発した阪神の高卒2年目左腕、及川雅貴投手(20)は5回63球を投げて5三振を奪うなど2安打1失点。好投し、先発復帰へ猛烈アピールした。 7/30:佐藤輝明4戦4発!:エキシビションマッチ・西武戦で佐藤輝明内野手(22)が、2戦連発となるエキシビションマッチ4本目の137m特大弾を放った。 7/29:佐藤輝 3戦3発!豪快3号2ラン:エキシビションマッチ・ロッテ戦で佐藤輝明内野手(22)がさらなる進化に手応えを感じている。五回に右中間へエキシビションマッチ3試合目で3発目となる豪快な2ランを放った。 7/28:侍・青柳、五輪初登板中継ぎで2失点:(東京五輪・野球・1次リーグ、日本4-3ドミニカ共和国)巡ってきた青柳の東京五輪初登板は、ほろ苦いものとなった。両チーム無得点の七回。先発・山本の後を受けて2番手で登板した。 7/27:大山悠輔エキシビ1号:エキシビションマッチ・ロッテ選で4番・大山は豪快なソロを放って復調をアピールした。3―2の六回1死で横山の外角146キロをバックスクリーン右へ放った。 7/27:佐藤輝、開幕号砲2発:エキシビションマッチ、ロッテ戦で佐藤輝明内野手(22)が「3番・右翼」でスタメン出場すると、先制の2ランを放った。4―4の8回1死一塁では中堅左へ決勝の弾丸2ランをたたき込んだ。 7/25:秋山 フォーク封印3回1安打1失点:ウエスタン・中日戦に調整登板として先発した秋山がフォークを封印して3回1安打1失点。あえて直球とスライダーだけを投じ、打者の反応をうかがった。 7/24:及川、3回ノーヒッ投:ウエスタン・中日戦に及川雅貴投手(20)が先発。3回を1四球のみで無安打無失点に抑えた。高卒2年目の今季は1軍に初昇格し、中継ぎとして15試合に登板。後半戦は先発に再転向する方向だが、まずは大きな一歩を踏み出した。 7/20:島田、打率・337で2軍首位打者:阪神2軍は、独立リーグの石川・富山連合と練習試合を行い、3-0で勝利。四回の守備から途中出場した島田が、九回2死二塁から左前適時打を放った。ウエスタン・リーグでは打率・337で首位打者を打者キープした。 7/17:6月度の月間バッテリー賞が発表: 「プロ野球月間最優秀バッテリー賞」の6月度の交流戦期間(対象期間:5/25-6/16)における受賞者が発表され、セ・リーグは阪神の青柳晃洋投手と梅野隆太郎捕手のバッテリーが、パ・リーグはオリックスの山本由伸投手と伏見寅威捕手のバッテリーが受賞した。DAZNの公式Twitter上でユーザー投票を行った結果、セは侍ジャパンにも名を連ねる青柳と梅野の阪神バッテリーが55.0%の得票率を獲得した。 7/17:佐藤輝が球宴史上5人目の新人本塁打:オールスターゲーム第2戦で2試合連続スタメン出場した全セ・佐藤輝明内野手(22)=が第1打席で先制ソロを放った。球宴で本塁打を放った新人選手は2019年の近本(阪神)以来、史上5人目の快挙となった。 7/16:近本が7打席連続安打 オールスター新記録を達成:オールスターゲーム第1戦で梅野隆太郎捕手(30)と近本光司外野手外野手(26)の連続タイムリーで勢いづけた。適時打を放った近本はプロ1年目で初出場した2019年の球宴の7月13日の第2戦(甲子園)で5打数5安打を記録し、サイクル安打も達成。この試合でも2打数2安打で7打席連続安打とし、オールスター新記録を樹立した。 オールスターの1シリーズで記録した連続打数安打記録はペタジーニ(ヤクルト)が2001年にマークした「6」だ。 7/15:西純が2回パーフェクトで優秀選手賞:フレッシュオールスターゲームで阪神・西純矢投手(19)が優秀選手賞に選ばれた。ウ選抜の先発としてマウンドに上がると、一回は楽天・武藤を二ゴロ。DeNA・森、日本ハム・万波と2者連続で空振り三振に斬って、三者凡退に抑えた。二回も西武のD1位・渡部(桐蔭横浜大)を三ゴロの後、ヤクルトのD4位・元山(東北福祉大)を見逃しで、巨人・平間を空振りで連続三振。岡山・創志学園高の先輩である広島・石原とバッテリーを組み、2回を無安打無失点、4奪三振と圧巻の投球をみせた。 7/14:近本 100安打!21年ぶり新人から3年連続:阪神は前半戦最終戦で節目の数字に到達した。近本光司外野手(26)が坪井以来21年ぶりで、球団史上5人目となる新人から3年連続のシーズン100安打を達成。 7/7:佐藤輝、新人左打者歴代1位タイの20号:D1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が20号2ランを放ち、1946年の大下弘(セネタース)に並び歴代新人左打者トップタイの数字に並んだ。 7/7:青柳晃洋選手『6月度大樹生命月間MVP賞』を受賞:セントラル・リーグ6月度「大樹生命月間MVP賞」が発表され、投手部門で青柳晃洋選手が受賞しました。青柳晃洋投手は先発として4試合に登板しリーグトップの4勝、防御率1.20を記録。同じくリーグ最多となる30投球回を達成するなど、投手陣の柱としてチームを牽引した。特に6月29日対ヤク 10回戦(甲子園)では、直近の3連戦(対横浜DeNA)で3連敗を喫し2位巨人に2.5ゲーム差に詰められる状況の中、ヤク の強力打線に対して自己最多となる9奪三振を含む7回2失点の好投球を披露し、自身5連勝となる7勝目を挙げるなど、連敗の悪い流れを断ち切る投球を見せた。5月度のロベルト・スアレス投手に続き、2カ月連続での阪神球団投手の受賞となり、2013年7月度のランディ・メッセンジャー氏、8月度の藤浪晋太郎投手以来。 7/5:トレード移籍の二保旭が入団会見:ソフトバンクから阪神に加入した二保旭投手が阪神のクラブハウスで入団会見を行った。2日に中谷将大外野手との交換トレードが発表されたばかり。「自分の中で、どんな役割でもしっかり果たしていけるようにやっていきたいと思っています」と胸をたたいた。また「まずは試合を作ることは大事ですし、一緒に戦っていく中で『二保は使えるな』と思ってもらえるような投球をしていきたい」と意気込んだ。 7/4:佐藤輝明セ新人野手初の1試合5三振:広島第10戦で佐藤輝が9回1死一、二塁で、鯉の守護神・栗林の7球目の低めフォークを豪快に空振りした。プロ野球タイ記録となる9イニングでの1試合5三振。セ・リーグの新人野手初の屈辱だ。19本塁打の怪物スラッガーが悔しさにまみれた。シーズン109三振で新人歴代6位の86年・清原和博(西武)に並び、球団では同2位タイ(16年・高山)に。 7/1:ガンケル登板日9連勝の不敗神話崩壊:ヤクルト戦でガンケルがアクシデントがある中でも圧巻のピッチングでヤクルト打線を封じたが、9回に登板したスアレス、馬場が集中攻撃を受け5失点。ガンケルが登板した試合は9連勝だった不敗神話が崩壊した。 6/29:阪神10年ぶり7連打 最長9連打:阪神が驚異の集中打で連敗を「3」で止めた。2回に今季初めて4番で起用したジェリー・サンズ外野手(33)のタイムリーを含む5者連続適時打&7連打で5得点。試合をひっくり返し、亡き名将に甲子園で白星をささげた。 ▼阪神が2回に7打者連続安打と5打者連続適時打で5点を奪った。5打者連続適時打は13年5月26日の日本ハム戦の1回に記録して以来。このときは6連打だった。7打者連続安打は11年7月3日の横浜戦(甲子園)の1回以来で、このときも5連続適時打だった。阪神の連続打者安打は46年の9打者連続が最長。野村監督が指揮したヤクルトでも、93年4月14日の阪神戦(甲子園)の5回に、犠打をはさんだ7連打で5点を奪っている。 6/28:中野 史上初ドラ6以下新人選出:阪神から7選手が選ばれ“球宴ジャック”となった中、ドラフト6位の中野拓夢内野手(25)=三菱自動車岡崎=は、6位指名以下の新人では史上初となるファン投票での選出を果たした。佐藤輝と共に、阪神の新人選手2人がファン投票で選出されたのは49年ぶり2度目のこと。 6/27:阪神はDeNA今季初の同一カード3連敗:DeNA12回戦で阪神は4本塁打を浴びて撃沈してDeNAに6年ぶりに3タテ喫した。今季初の同一カード3連敗で、2位巨人とは8ゲーム差だったが9日で2・5ゲーム差に迫られた。 6/26:阪神両リーグ最速50失策:阪神はDeNAで両リーグ最速50個目の失策も痛恨の失点につながった。今季68試合目でチーム50失策は12球団最多の数字。昨季まで3年連続で両リーグワースト失策数を喫しているが、今季の1試合平均0・735失策は現状、過去3年よりも多いペースとなっている。 6/22:苦手の中日大野投手を攻略:阪神は大野雄に対してこれで通算7勝15敗だが、バンテリンドームでは19年9月14日の対戦でノーヒットノーランをくらうなど特に苦手で、この試合前まで通算1勝9敗だった。敵地で黒星をつけたのは、13年8月23日以来8年ぶりだった。 6/22:スアレスが13戦連続セーブ 球団記録更新:ロベルト・スアレス投手(30)が9回を3者凡退で締め、球団記録の登板試合連続セーブを13試合に伸ばした。これで開幕から22セーブ目となり、リーグトップを独走中だ。5月13日中日戦から連続でセーブを挙げ、前回13日楽天戦で12試合連続セーブとし、08年藤川球児の球団記録を更新。 6/20:佐藤輝2戦連発18号 球団新人歴代2位に並ぶ:巨人12回戦で佐藤輝明内野手(22)が六回、2試合連続となる18号本塁打を放った。この一発で、1980年の岡田彰布氏(元阪神監督)に並び、阪神の新人本塁打記録の田淵幸一氏(22本塁打)まで、あと4本とした。 6/19:D1佐藤輝 セ界制覇弾:巨人11回戦でD1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が、六回に巨人戦初アーチとなる17号ソロを放った。これでセ・リーグ5球団全てからホームランを記録。球団の新人では2016年の高山以来となるセ5球団制覇弾。6月中の達成となると、1969年の田淵幸一に続く球団史上2位のスピードとなった。 6/18:阪神最多タイ1イニング4二塁打:阪神が2回に近本、佐藤、サンズ、梅野が二塁打を放った。1イニング4二塁打は、2リーグ分立後の球団最多タイ。18年6月27日DeNA戦9回に俊介、糸原、福留、鳥谷が放って以来。 6/18:サンズが13号満塁弾:巨人10回戦でジェリー・サンズ外野手(33)が三回に13号満塁ホームランを放った。阪神は今季2度目の7連勝で両リーグ最速の40勝到達。貯金は今季最多の「21」とした。尚、シーズン2度目の7連勝は03年以来。 6/18:球団5月度月間最優秀選手に近本光司:球団選定5月度月間最優秀選手に近本光司選手が選ばれ、、甲子園球場での対読売ジャイアンツ戦の試合前に表彰式を行いました。近本選手は、26安打・打率。347と素晴らしい成績でチームの勝利に貢献してくれました。 6/13:阪神、交流戦6連勝締め:阪神が楽天戦でのシーソーゲームを制し、交流戦を6連勝で締めくくった。難敵ぞろいのパ・リーグ相手に18試合で11勝7敗。貯金も2008年以来となる「20」の大台に乗せ、セ・リーグ首位の座を確固たるものにした。 6/13:スアレス、球団新の12試合連続セーブ:スアレスが2008年の藤川球児を抜いて球団新記録となる12試合連続セーブをマーク。これでリーグトップの21セーブ目を挙げた。なお、プロ野球およびセ・リーグの連続試合セーブ記録は、大魔神と称された佐々木主浩(横浜)が1998年に作った22試合。 6/10:D6中野 12盗塁トップタイ:阪神が9度目の挑戦で今季最多の貯金17に到達した。立役者はドラフト6位・中野拓夢内野手(24)=三菱自動車岡崎=だ。五回は決勝適時打。2盗塁を決めて12盗塁とし、成功率100%のままリーグトップタイに躍り出た。さらに交流戦7盗塁も12球団トップ。 6/10:阪神は16年ぶりにパ本拠地で3連勝:日ハム戦で阪神はパ・リーグの本拠地では05年6月7-9日のオリックス戦(スカイマーク、大阪ドーム)以来、16年ぶり2度目の同一カード3連勝。 6/9:佐藤輝 43打点目で球団新人単独8位:交流戦(日本ハム)でD1位の佐藤輝(近大)が五回に右翼線2点二塁打を放ち、今季43打点目を記録した。19年の近本を抜いて球団新人単独8位となった。 6/9:D6中野、近本以来球団新人2年ぶりの10盗塁到達:交流戦(日本ハム)で中野拓夢内野手が5回に二盗を決め、球団新人では2019年の近本光司以来となる10盗塁に到達した。 6/9:5月間MVP佐藤輝明とスアレスが受賞:D1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=とロベルト・スアレス投手(30)が5月度の「大樹生命月間MVP賞」に選出された。阪神勢の同時受賞は2005年9月の今岡、下柳以来となる。佐藤輝は5月、打率・301、6本塁打、19打点の活躍。球団新人3人目、セの新人野手では史上最速の受賞。スアレスは5月には12試合に登板し、無失点、9セーブを挙げた。 6/6:佐藤輝明が新人最多記録の交流戦5本塁打:ソフトバンク第3戦でD1位佐藤輝明内野手が、6点ビハインドの9回に15号ソロで一矢報いた。交流戦では5本目となり、新人では10年長野(巨人)の4本を抜く最多記録だ。 6/5:阪神、逆転負けでデーゲームの連勝「16」でストップ:ソフトバンク第2戦で逆転負けの阪神は、開幕から1分けを挟んで続いていたデーゲームでの不敗神話が「16」でストップ。終盤に計3失策を記録し、6回以降に全10失点を喫した、昨年DeNAがマークした16試合の最長記録に並んだ。また、この日は日曜日の連勝記録が9試合で途絶えた。 6/6:阪神、リーグワーストの39失策:ソフトバンク第2戦で、大山が痛恨のエラーを犯した。また中野と近本が悪送球。立て続けのミスで失点した。これで、リーグワーストのチーム失策数が「39」となった。 6/5:阪神“オセロ ”でプロ野球記録:阪神は5月14日から巨人戦○●○、ヤクルト戦●○、ロッテ戦●○●、西武戦○●○、オリックス戦●○●、ソフトバンク○●と勝ちと負けが交互に16試合続き、DeNAが昨年6月26日阪神戦~7月15日中日戦に16試合で白黒を連続させたプロ野球記録に並んだ。 6/4:藤浪、昇格即リリーフ登板1回無失点:ソフトバンク第1戦で1軍に再昇格した藤浪晋太郎投手が、5点リードの九回に2番手で登場。1安打無失点で試合を締めた。先頭の代打・長谷川に155キロの直球を右前へはじき返され出塁を許したが、三森を空振り三振、今宮を遊ゴロ、栗原を中飛に抑えた。直球は157キロを記録した。 6/2:秋山の連続無四球が途絶える:オリックス第2戦で先発・秋山が初回、先頭の福田を右前打で出した後、安達、吉田正を連続三振に斬った。しかし、続く杉本に四球を出し、これで、この試合前の時点で27回1/3連続して継続していた無四球が途絶えた。」 6/2:佐藤輝 球宴ファン投票で12球団トップ(第1回中間発表):日本野球機構が、「マイナビオールスターゲーム2021」(7月16日・メットライフドーム、同17日・楽天生命パーク)のファン投票の第1回中間発表を行い、阪神D1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が外野手部門で12球団トップの4万7769票を集めた。ここまで開幕から49試合に出場して打率・262、リーグ3位の13本塁打、同2位の38打点をマーク。5月28日・西武戦で1試合3本塁打を放つなど、規格外のパワーで首位を走る虎をけん引している。尚、最終的に新人選手で最多得票を獲得すれば、プロ野球史上初となる。 5/30:及川雅貴ラッキーなプロ1勝:交流戦:西武戦で19年ドラフト3位の及川雅貴投手が3回途中から2番手で登板し、ラッキーなプロ初勝利を挙げた。 5/30:阪神、デーゲーム驚異の16連勝:交流戦:西武戦で阪神が開幕からデーゲームで16連勝となった(16勝0敗1分け)。2リーグ制後、デーゲームの連勝記録は50年3月14日~4月11日に中日がマークした16連勝で、中日の記録に並んだ。 5/28:3年目斎藤友貴哉プロ初勝利:交流戦:西武戦で、18年D4位で入団した斎藤友貴哉投手が、2点を追う8回に登板し、先頭山田から若林、森と9球で3者凡退。9回の逆転劇へ流れをつくった。そしてプロ3年目でうれしい初勝利を手にした。 5/28:佐藤輝 長嶋茂雄以来の1試合3発:交流戦:西武戦でD1位・佐藤輝が9回に勝ち越しの特大13号3ランを放ち1試合3発の離れ業をやってのけた。球団の新人では初、セ・リーグ新人では1958年・巨人の長嶋以来、2人目の快挙となった。 5/28:近本光司、球団4人目の3年連続2ケタ盗塁:交流戦:西武戦で近本光司外野手が、球団史上4人目の新人から3年連続2ケタ盗塁を達成した。阪神で新人からの3年連続2ケタ盗塁は01~03年の赤星憲広以来。球団最長記録は1年目から14年連続で達成した吉田義男。 5/25:逆転負けで「六回終了時リードなら21連勝」ストップ:交流戦:ロッテ戦で阪神が2年ぶりの開催となった交流戦初戦でロッテに逆転負けを喫した。六回終了時点でリードしていれば21連勝中だったが、頼みの救援陣が乱れた。 5/19:球団3・4月度月間最優秀選手に糸原健斗:球団選定3・4月度月間最優秀選手に糸原健斗選手が選ばれ、甲子園球場での対東京ヤクルトスワローズ戦の試合前に表彰式を行いました。糸原選手は、39安打 11打点 打率。384と好成績でチームを引っ張ってくれました。 5/19:西純が5回無安打でプロ初勝利:(阪神3-1ヤクルト、9回戦)高卒2年目の西純がプロ初登板初先発で5回無安打無失点。燕打線を完璧に封じ込めた。阪神の10代の投手で初登板初先発初勝利は、2012年の岩本輝以来9年ぶりとなった。 5/17:鉄壁救援陣6回終了時リードなら20連勝:守護神のスアレスが仁王立ちした。1点リードの9回に登板すると、いずれも160キロ速球でスモークを見逃し三振、若林を中飛で2死。代打亀井に対し全球真っすぐ勝負で最後は自己最速を更新する球団最速タイの162キロで空振り三振に仕留めた。この日を含め6回終了時点でリードした試合は4月4日中日戦から20連勝(1分け挟む)で24勝1敗1分け。 5/15:阪神、伝統の2000戦目は九回反撃あと一歩:巨人との通算2000試合目は3-5で敗戦。連勝は「4」でストップしたが、阪神のD1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が先制、一時逆転の二塁打を放ち、3二塁打3打点でプロ2度目の猛打賞と躍動した。対戦成績は巨人の1094勝835敗71分け。 5/14:D5位・村上が甲子園に“凱旋登板”:ウエスタンリーグでD5位・村上頌樹投手(22)=東洋大=が先発し、プロ最長6回を4安打無失点と好投した。 5/11:虎竜2000試合はメモリアルドロー:(阪神4-4中日、7回戦)阪神は今季2度目のドローに持ち込んだ。指揮官の闘志に選手も奮い立ち、最大3点差から七回、ついに竜を捉えた。竜虎対決は通算2000試合目で953勝1001敗46分けとなった。 5/9:スアレス、セ最多9セーブ:(DeNA2-3阪神、9回戦)3-2の九回に登板したスアレスは、打者3人をピシャリと抑えてリーグトップに並ぶ9セーブ目。2年連続セーブ王へ、気合をにじませた。 5/8:伊藤将、阪神新人37年ぶり開幕3連勝:(DeNA1-4阪神、8回戦、)D2位・伊藤将(JR東日本)が8回101球、初の無四球で6安打1失点の好投。自身の25回目のバースデーを開幕3連勝で飾った。球団新人では1984年の池田親興以来37年ぶり。ドラフト制(1966年)以降の球団新人左腕では史上初の快挙を成し遂げた。 5/8:斎藤、2軍戦で6回3安打無失点:阪神2軍はソフトバンク戦(鳴尾浜)に0-1で敗れた。先発した斎藤友貴哉投手(26)が6回3安打無失点の好投を見せるも、2番手で移籍後初の公式戦登板に臨んだ鈴木翔太投手(26)=前中日=が七回に決勝ソロを浴び、1回1安打1失点で敗戦投手となった。先発の斎藤は8三振を奪い6回3安打無失点の快投だ。 4/7:D1位・佐藤輝、新人最速10号:(DeNA12-6阪神、7回戦)阪神はDeNAに6-12で敗れたが、3試合ぶりに4番に座ったD1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が四回に2桁に到達する特大の10号ソロ。本塁打&打点でセ・リーグトップに並んだ。さらに、チーム33試合目での到達は1966年のドラフト制以降では、2003年の村田修一(横浜)の36試合を上回る史上最速。 5/7:今季ワースト12失点 連勝4でストップ:(阪神6-12DeNA)阪神は投打がかみ合わず今季ワーストの12失点で敗戦。引き分けを挟んだ連勝は4でストップした。打線は佐藤輝10号や糸井1号含む12安打と活発だった。 5/2:史上初!佐藤輝明が新人初4番で満塁弾:(阪神7-3広島)D1位佐藤輝明内野手が、プロ野球史上71年ぶりの快挙を遂げた。プロ初の4番で、5回に広島野村から8号逆転満塁本塁打を放った。新人の4番が満塁弾は1950年以来で、4番初試合では史上初めて。開幕から全試合4番の大山を休養させ、矢野監督が「体験入部」と表現した「4番三塁」の起用に自己最多の5打点で応えた。代役の活躍でチームは3連勝。今季最多タイの貯金12とした。 4/30:球団史上最速20勝!:(阪神4-2広島、6回戦、)阪神は今季初めて無観客となった甲子園での広島戦で、D1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が適時打を放つなど4-2で快勝。2連勝で、優勝した2003年以来18年ぶりに、単独で両リーグ20勝一番乗りを決めた。4月中の到達は球団史上初。 4/30:甲子園、再び無観客:阪神は甲子園球場での試合が今季初めて無観客となった。政府の緊急事態宣言の対象地域内にある本拠地に広島を迎えた同日、再び聖地から歓声が消えた。宣言初日の25日に甲子園で戦った際は告知期間が短すぎるとして観客を入れた。無人のスタンドを前に行う1軍公式戦は昨年7月9日以来。 4/29:大山、今季最多4打点!連敗阻止:(中日2-6阪神、6回戦)阪神は中日に6-2で勝ち、連敗を2で止めて同一カード3連敗も阻止した。大山悠輔内野手(26)が一回に先制打、三回に中押しの5号3ランと計4打点の大活躍。昨年からのバンテリンドーム(旧ナゴヤドーム)での連敗も7で止めた。今季4度目の猛打賞。今季最多の1試合4打点で、23打点は巨人・岡本和に1差のリーグ2位に浮上した。 4/27:D1位・佐藤輝7号 4月までの新人最多タイ:(中日2-1阪神、4回戦)D1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が初見参となった敵地・バンテリンドームで二回に7号ソロを放ち、先制した。これで今季第7号となり、2003年に横浜・村田修一(現巨人1軍野手総合コーチ)が記録した4月までの新人最多本塁打7本(1966年のドラフト制以降)に並んだ。 4/24:伊藤将 新人完投勝利一番乗り:(阪神13-1DeNA、5回戦)D2位・伊藤将(JR東日本)がプロ初完投で今季2勝目。9回124球、7安打1失点で阪神の新人では2010年の秋山以来11年ぶりの完投勝利。今季の新人では12球団一番乗りに「めでたいです。気持ちいいですね」と声を弾ませた。 4/21:阪神、先制神話崩壊:(巨人2-3阪神、4回戦、)阪神は巨人に2-3で逆転負けし、連勝が8で止まった。開幕から先制すれば必ず勝っていたが、それも17戦目でストップ。それでも矢野燿大監督(52)は「全体的にやることやった負け」と前向きに受け止めた。 4/20:虎史上最高の開幕20戦16勝、7年ぶり8連勝:(巨人5-10阪神、4回戦)首位の阪神は東京ドームで2位巨人に10-5で勝利し、7年ぶりの8連勝でゲーム差を4に広げた。3番のジェフリー・マルテ内野手(29)の来日初の2打席連発など、クリーンアップが計5本塁打と大爆発。貯金を12とし、開幕20試合での16勝到達は2リーグ分立後、球団初となった。 4/20:大山2発!打点挙げれば19連勝:(巨人5−10阪神、4回戦)東京ドームに美しい放物線を2つも描き、左胸のキャプテンマークの輝きはさらに力強さを増した。大山が4番の仕事。打点をあげた試合の連勝を「19」に伸ばし、Gを豪快に粉砕した。 4/20:梅野、驚異の得点圏打率:(巨人5-10阪神、4回戦)バットを持てば勝負強く、マスクをかぶれば心強い。梅野が驚異の得点圏打率・643(14打数9安打)をマーク。守っても、先発陣を46年ぶりの記録へと導いた。 4/20:阪神、先制すれば15連勝中:(巨人5-10阪神、4回戦)阪神のジェフリー・マルテ内野手(29)が「3番・一塁」で出場し、一回に先制ソロを放った。これでチームは先制すると15連勝中。 4/19:新助っ人2人が入団会見:阪神の新外国人、メル・ロハス・ジュニア外野手(30)=前韓国KT、ラウル・アルカンタラ投手(28)=前韓国・斗山=が球団施設で入団会見を行った。 ロハスは韓国KTでは昨季、打率・349をマークし、47本塁打と135打点で2冠に輝いたスイッチヒッターの外野手。 アルカンタラは昨季、韓国・斗山で20勝2敗、防御率2・54と圧倒的な数字を残した、150キロ台後半の真っすぐを操る先発右腕だ。 4/18:大山3打点!不敗神話継続:(セ・リーグ、阪神10-7ヤクルト、5回戦、甲子園)大山が2度の満塁の好機で先制犠飛&中押しの2点タイムリーで10得点を演出した。昨年から大山が打点を挙げれば、チームは引き分けを挟んで18連勝だ。 4/18:5年ぶりの7連勝:(阪神10-7ヤクルト、5回戦、甲子園)阪神は打線が奮起し、今季最多の10得点で勝利。チームは7連勝を飾り、ヤクルトには開幕から5連勝とした。近本は今季初の1試合4安打。 4/16:止まらない快進撃、開幕14連勝:開幕から全18試合、先発投手は必ず5回以上の投球を継続中。その影響で先制すると開幕14連勝。佐藤輝は練習試合、オープン戦、公式戦でアーチを放った試合は全勝中だ。 4/16:3試合連続完封勝利で6連勝:(阪神2-0ヤクルト、4回戦、甲子園)阪神は3試合連続の28イニング連続無失点で早くも両リーグ最速の貯金10。 4/15:大山の1号で不敗神話継続:大山悠輔内野手(26)は初回に先制2ランが放ち、今年初めてゆっくりとダイヤモンドを1周。大山が打点を挙げた試合は、昨年から引き分けを挟んで17連勝、加えて今季チームは先制すれば13戦全勝。ともに不敗神話も継続した。 4/14:今季2度目の4連勝:(阪神6―0広島、4回戦):阪神が投打の歯車がかみ合った会心の内容で今季2度目の4連勝を飾った。2回にD6位・中野が右前適時打。開幕から16イニング無失点の森下から待望の先制点を奪った。さらに4回には佐藤輝が甲子園1号となる4号2ランを打った。5回にもマルテが2号2ランを放つと、佐藤輝が7回にも中前適時打しプロ入り後、最多となる3打点を挙げた。チームは昨季から4連敗中だった森下に初めて土をつけた。 4/11:矢野阪神、先制すれば負けなし11連勝:(DeNA2-3阪神、3回戦、横浜):試合開始から近本と糸原が電光石火の連打、そしてダブルスチール。内野ゴロに失策が絡み、いきなり2点を奪った。動いて、攻めて、逃げ切って-。先制すれば負けナシの11連勝に、矢野監督は大きくうなずいた。先発の抜群の安定感はまだまだ続いている。守護神のスアレスから岩崎、岩貞と、勝ちを約束してくれる面々もいる。そこに速攻がかみ合い、先制した試合をすべて勝ち切っての11勝だ。 4/10:最強先発陣で両リーグ10勝一番乗り:阪神はDeNAに4-0で勝ち2連勝で、2014年以来7年ぶりの両リーグ10勝一番乗りを決めた。チーム10勝のうち8勝を先発投手が挙げる盤石の野球で貯金を今季最多の6とし、16年ぶりの優勝へ首位を快走だ。 4/10:サンズ弾神話継続!打てば全勝:(阪神4-0DeNA、2回戦、横浜):サンズが緊迫の展開にトドメを刺した。2冠の助っ人の今季5号は、ヤクルト・村上と並んでリーグトップタイで、本塁打を放てばチームは全勝。15打点はDeNAのD2位・牧(中大)を突き放し、堂々の単独1位と2冠の活躍だ。首位を走る猛虎打線に欠かせないピース-。 4/9:高卒ルーキーD7位・高寺、2軍で成長中:今年の新人で唯一の高卒ルーキーD7位・高寺望夢内野手(18)=上田西高=がファームで輝きを放ち続けている。高校時代は甲子園出場の経験はなく、無名の存在。そんな彼はキャンプでは出場した実戦6試合すべてで安打を記録し、打率・467(15打数7安打)と才能の片鱗(へんりん)を見せた。そして3月21日の公式戦で初安打を記録すると、以降も好調をキープ。4月9日現在、9試合に出場し、打率・296(27打数8安打)、3打点と堂々の数字を残している。 4/9:D1位・佐藤輝、3号ソロ場外弾:(DeNA2-9阪神、1回戦、横浜)D1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が六回に右中間への場外弾を放った。先発した藤浪が「全員ドン引き」と証言するほどチームメートもビックリの衝撃アーチ。黄金ルーキーが味方も敵もファンも、みんなの度肝を抜いていく。 4/6:梅野、驚異の得点圏打率:(阪神6-2巨人、1回戦、甲子園)梅野が2打席連続タイムリー、得点圏打率も脅威の6割超え!伝説の猛虎打線を彷彿とさせる働きで宿敵を粉砕し、今季の甲子園初戦をものにした。 4/6:チェン、2軍戦で6回無失点:2軍調整中の阪神チェン・ウェイン投手(35)が中日戦で6回無失点と好投した。 4/5:阪神新助っ人・ロハス&アルカンタラが来日:阪神はメル・ロハス・ジュニア外野手(30)=前韓国KT=とラウル・アルカンタラ投手(28)=前韓国斗山=が、4日に入国したと発表した。両選手は出国前、入国後に検査を受け、新型コロナウイルスの感染について陰性と確認されたが、14日間の隔離期間を経てチームに合流する予定。 ロハスは昨季、韓国KTで打率・349をマークし、47本塁打と135打点で2冠に輝いたスイッチヒッターの外野手。長打力と確実性をあわせ持ち、米大リーグ、巨人も加わっての争奪戦の末に、虎と固い握手を交わしていた。 アルカンタラは昨季、韓国斗山で20勝2敗、防御率2・54と圧倒的な数字を残した右腕で、先発陣のさらなる強化へ向けた待望の存在といえる。 4/3:怒涛の3連続代打でサヨナラ:(阪神1xー0中日、2回戦、京セラ)あと3アウトで引き分けという状況から、矢野監督が次々とベンチに控える駒をつぎ込んだ。執念の采配。虎の総力をあげて、今季ワーストの3安打ながら、大きな白星をつかみとった。 4/2:ホーム開幕戦に中継ぎ打たれ逆転負け:(阪神3-6中日、1回戦、京セラ)阪神はホーム開幕戦で逆転負け。自慢のリリーフ陣が失点を重ねた。八回から登板した3番手の加治屋が1死から2点打を浴びた。この回途中からバトンを受けた4番手の小林も流れを変えられず痛恨の左前適時打を浴びて勝ち越された。九回に登板した小野も2失点と突き放された。 3/31:山本、魅せた!スーパーキャッチ:(広島4-2阪神、2回戦、マツダ)「8番・遊撃」でスタメン出場した山本が好守を連発した。二回2死一塁で会沢のゴロを胸で受け止め二塁封殺。さらに三回2死一、二塁の場面ではメヒアの飛球を背走キャッチ。矢野監督は「ビッグプレーだったよね。すごく助かったし、安心して使える選手」と絶賛した。 3/28:阪神が助っ人勢の活躍で開幕3連勝:(ヤクルト2-8阪神、神宮)阪神はヤクルトに圧勝。2015年以来となる開幕3連勝を飾った。サンズ&マルテが今季初のアベックアーチ。一回2死一、二塁からサンズが先制の適時二塁打を放つと、三回にマルテが左越えの今季1号ソロ。五回には、糸原の右中間への適時二塁打で加点した。八回には大山の適時二塁打とサンズの3号3ランで4点を奪った。先発した来日2年目のガンケルは、6回3安打無失点の好投で今季初勝利を挙げた。 3/28:サンズ、開幕3戦3発は85年真弓以来:(ヤクルト2-8阪神、3回戦、神宮)八回にサンズが勝利を決定づける特大の3号3ランを放った。阪神の選手で、開幕3戦で3本塁打を放ったのは、1985年の真弓明信以来36年ぶり4人目で、外国人選手では初めてとなった。開幕から3試合連続で打点を記録し、打率・500、3本塁打、7打点は、いずれもリーグトップだ。 3/27:D1位・佐藤輝が初アーチ:(ヤクルト-阪神、2回戦、神宮)D1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が初本塁打を放った。一回、大山、サンズの連続犠飛で2点を先制し、なおも2死三塁という場面で打席に立った。田口の初球のスライダーをファウルにすると、2球目だ。低めの126キロのスライダーをすくい上げた。打球は高々と舞い上がると、バックスクリーンを直撃する2ラン。 3/26:佐藤輝が打点デビュー:(ヤクルト-阪神、1回戦、神宮)D1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=は「6番・右翼」でスタメン出場。0-0の二回無死一、三塁で第1打席を迎え、飛距離十分の左犠飛で先制点をもたらした。、球団史上初の開幕戦ルーキー初打席初打点。 |
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