10/1:鳥谷、史上3人目の5度目フルイニング出場:広島戦、で鳥谷が3季連続のフルイニング出場を果たした。鳥谷は2012年開幕戦、3月30日のDeNA戦から432試合連続フルイニング出場を継続。遊撃手としてのプロ野球記録を更新中だ。日本記録は金本知憲(阪神)の1492試合。2215試合連続出場で「鉄人」と呼ばれた衣笠祥雄(広島)は、フルイニングに限ると678試合。鳥谷のシーズンフルイニング出場は5度目。金本知憲の10度、松井秀喜(巨人)の6度に次いで、3位。 鳥谷は今季、自己最高の打率・313をマーク。また広島戦では打率・326、8打点、マツダでも打率・432、5打点と好相性を誇る。 9/29:藤井、史上467人目となる1000試合出場達成:DeNA戦で九回の守備から出場した藤井が史上467人目となる通算1000試合出場を達成した。 9/26:福留、広島大好き4発目で250号王手:広島戦で福留は逆転の9号3ランを放った。16年目を迎えたプロ生活で積み重ねてきた本塁打は日米通算249本。節目まであと「1」に迫った。9月は17試合で57打数19安打4本塁打12打点、打率・333。広島との対戦成績も、打率・297(64打数19安打)4本塁打11打点とまずまずだ。 9/24:呉昇桓、1年目助っ投最多36S:DeNA戦で呉昇桓が九回を3人斬り。リベンジを果たし、来日1年目の助っ人最多となる36セーブ目をマークした。 9/23:鳥谷、通算115度目の猛打賞:DeNA戦で鳥谷が先制適時打を含む3安打で、通算115度目の猛打賞を達成。並んでいた吉田義男を抜き、猛打賞数で、阪神の歴代単独4位に浮上した。今季17度目の猛打賞はリーグトップだ。 9/23:大和、リーグトップの48犠打:DeNA戦で大和が六回無死一塁で1球目を投前に転がしてリーグトップを更新する48犠打をマークした。この日は今季23度目のマルチ安打(2安打)とバットで魅せたが、逆転サヨナラ負けに笑顔はなかった。 9/20:ゴメスが100打点達成:中日戦でゴメス内野手が一回、同点の中前適時打を放ち100打点を達成した。阪神の外国人では10年のブラゼル(117打点)以来の100打点となり、チーム初の来日1年目で3桁打点をマークした。 9/19:藤浪、松坂以来の高卒新人2年連続2桁!江夏以来の快挙:中日戦で藤浪晋太郎投手は7回9安打3失点(自責は1)で2年連続の10勝目(8敗)を挙げた。高卒新人の2年連続2桁勝利は2000年の松坂大輔(西武)以来で、球団では1968年の江夏豊以来、46年ぶりの快挙となった。 9/17:強打者の勲章!虎・ゴメス、155Kで球団ワースト記録更新:ヤクルト戦でゴメスが2三振を喫してシーズン155三振で、球団ワースト記録を更新。試合前の時点で「153」と2010年のブラゼルに並んでいたが、三回に杉浦の内角直球で見逃し三振に倒れると、七回にも山本哲のフォークにバットが空を切った。 九回一死一、三塁では、追い込まれてから粘って中前適時打。4試合ぶりの打点でリーグトップの数字を「98」に伸ばし、本当の魅力も発揮した。 9/17:鳥谷、1試合3安打以上が通算回数114:ヤクルト戦で鳥谷が3安打2打点で勝利に貢献した。1試合3安打以上は今季16度目で通算回数を114とし、球団OBの吉田義男氏に並んだ。 9/15:呉、1年目助っ人最多タイの35セーブ目:ヤクルト戦で八回二死二塁でマウンドに立った呉昇桓は、代打・森岡を1球で左飛に抑えると、九回も1番山田からの好打順をあっさり三者凡退。福原の乱調で、今季3度目のイニングまたぎ登板となったが、試合後は顔色ひとつ変えなかった。リーグ独走の35セーブ目で、来日1年目の助っ人最多セーブ記録(中日・ギャラード、広島・サファテ)に並んだ。 9/14:阪神、2位争う広島に64年ぶり甲子園17失点: 広島21回戦で阪神が2位を争う広島に、64年ぶりに甲子園で17失点という歴史的敗北を喫した。甲子園での17失点以上は、1950(昭和25)年4月16日の巨人戦(●3ー18)以来64年ぶり。球団ワースト記録は、同年10月6日の中日戦(大阪)の22失点(●9ー22)。 阪神は広島に敗れ、自力2位の可能性が消滅した。2位広島は残り17試合のうち、阪神戦33試合を除く14試合に全勝すると81勝61敗2分け、勝率.570。3位阪神は残り15試合に全勝しても80勝63敗1分け、勝率.559で、広島の勝率に及ばない。 9/4:ゴメス、23号ソロで虎1年目助っ人新の93打点: DeNA戦でゴメスが足が逆転された直後の1点を追う六回に先発・三浦の外角スライダーを引っかけさせられたが、三遊間に打球が転がるとバファローのごとく、一塁ベースへ猛突進。激走でセーフを勝ち取り、聖地の沈みかけた空気を一変させた。主砲の心意気がナインのハートに火を付け、再逆転を呼び込んだ。三回には左越えの23号ソロを放った。リーグトップの打点は「93」に加算。ついに虎の1年目助っ人では並んでいた1976年のブリーデンを抜き、最多打点を更新した。 9/4:上本、満塁打率5割!ここぞで一打の“勝ち: DeNA戦で阪神は逆転された直後の六回、坂の同点打の後、二死満塁から上本博紀内野手(28)が左前勝ち越し2点打を放ち、2位に浮上した。今季、ここぞの場面で一打を放つ上本は、虎の“勝ち越し男”だ。同点の場面での得点圏打率は・444(18打数8安打)と、高い打率を誇っている。さらに、同点かつ、満塁の場面では4打数2安打5打点、打率5割と、結果を残している。リードオフマンとして出塁するだけでなく、試合を決める勝負強さも持っている。 8/30:阪神、投手陣粘れず…ヤクルトに逆転負けで3位転落: ヤクルト戦で阪神は投手陣が14安打4失点と粘れず、ヤクルトに逆転負け。0.5ゲーム差で追っていた広島がデーゲームで勝利したため、3位に転落した。 8/27:G方程式打ち砕いた!阪神・鳥谷、4安打で113度目猛打賞:巨人戦で鳥谷は延長十回に4本目のヒットを放ち逆転を呼んだ。8月の猛打賞は5度目で通算は113度目。402試合連続でフルイニング出場を継続する男は、夏場の強さも毎年恒例だ。 8/23:日本新!虎・鳥谷、遊撃手399試合連続フルイニング出場:一回に右越え二塁打、五回に二塁内野安打、七回にも中前打、九回一死二、三塁で迷わず直球をはじき返した。最近5試合で3度目の猛打賞は、通算112度目。球団歴代単独5位に浮上した。さらに、この試合で399試合連続フルイニング出場。自身が持つ、遊撃手のプロ野球記録も更新した。 8/20:鳥谷、111回目の猛打ショー!虎歴代5位、今岡に並んだ: 中日戦鳥谷が一回に中前打を放つと、四回先頭では追い込まれてから変化球に体を残した。左前へ技ありの一打。六回には直球を左前へライナーで運んだ。連日の猛打賞は今季13度目。通算111度で、今岡誠に並ぶ球団歴代5位タイに立った。 8/19:ゴメス、1年目のバース超え84打点: 中日戦でゴメスは二回に適時二塁打を放ち虎の歴史を塗り替えた。今季、新助っ人が積み重ねてきた打点のトータルが「84」。偉大な先輩助っ人ランディ・バースの打点超えた。当時は130試合制だったが、ゴメスは107試合目で抜き去った。今季はまだ37試合ある。どこまで打点を積み上げるのか。 8/13:福留、自身2度目の「スカパー!サヨナラ賞」:セ、パ両リーグは、7月に最も印象深いサヨナラ打を放った打者を表彰する「スカパー!サヨナラ賞」に阪神・福留孝介外野手(37)と西武・斉藤彰吾外野手(25)を選んだことを発表。福留は7月22日の巨人戦(甲子園)で2-2の延長十二回二死で右越え弾。昨年3、4月度以来、自身2度目の受賞に「2回目といわず、3、4回目ともらえるように頑張りたい」と力こぶ。 8/12:メッセ、バッキー&キーオ超え!助っ人初の巨人戦で4連勝: 巨人戦でメッセンジャー投手(33)が巨人相手に大暴れだ。投げては6回2失点に抑え、ハーラートップタイの10勝目。打っては六回に2点タイムリー。メッセンジャーが虎助っ人初となるシーズン巨人戦で4連勝。これまでは1964年のバッキーと88、90年のキーオの3連勝が最長。メッセは12年から5連勝中。阪神投手の巨人戦シーズン4勝は11年の能見以来。先発で開幕から負けなしの4連勝だと05年の下柳以来9年ぶり。 巨人戦の連勝の球団記録は47−48年の梶岡忠義、79年の小林繁、09−11年の能見篤史の8連勝。10勝(8敗)を挙げ、4年連続2桁勝利。阪神では05−08年の下柳剛以来。 この日は2打点を挙げて今季通算7打点。阪神投手のシーズン7打点は92年の湯舟敏郎以来22年ぶり。 8/1:呉昇桓、虎の外国人選手で過去最多の28S: 巨人戦で呉昇桓が圧巻の投球で記録を更新した。4−3の九回に登板して3者連続三振で試合を締めた。阪神の外国人選手としては過去最多の28セーブ目を挙げた。 8/9:虎助っ投最多タイ!呉昇桓、リベラに並ぶ27S:広島戦で呉昇桓が虎の歴史に名を刻んだ。九回二死一塁。小窪に対し、真っすぐ2つで追い込むと、3球連続で自慢のスライダー。最後は「伝家の宝刀」に、相手のバットは空を切った。今季27セーブ目。1998年にリベラが記録した阪神の外国人セーブ記録に並んだ。連日の“緊急登板”だが、この日は八回に1点差に詰め寄られた嫌な雰囲気を一掃した。 8/9:鳥谷、1500試合出場:広島戦で鳥谷が通算1500試合出場を達成し、花束を受け取った。。現役最長の1421試合連続出場を継続中の鉄人。節目の試合でビッグプレーも飛び出した。二回の守備で、梵の遊ゴロを“神業”処理。二遊間に走りながら、予想外に大きく弾んで顔の前を襲った打球に瞬時に反応した。打っては無安打も、四回に先頭で四球。五回無死二塁では二ゴロで走者を進め、いずれも得点につながった。 8/8:月間MVP発表!岩田、セ投手部門を初受賞:岩田稔投手(30)が7月度「月間MVP賞」のセ・リーグ投手部門を初受賞した。7月は5試合で4勝1敗、防御率1・25だった。プロ9年目で初の栄誉に「ほんまに縁がないものだと思っていた。まさか取れるとは思っていなかった。励みになります」と声を弾ませた。 8/7:神宮の鬼や!マートン驚異の打率・636: ヤクルト戦でマートンが3安打2打点の猛打ショー。先制点はマートンだった。一回二死一、二塁。ヤクルトの先発・村中の1球目を中前にポトリ。二走・今成が本塁へ楽々と生還し、1-0とした。四回には右中間を破る二塁打。六回にも痛烈な左前打を放ち、今季14度目の猛打賞を獲得した。七回は四球、九回は中犠飛と安打以外に目立たない仕事もきっちりこなした。トップを走る打率を・346と伸ばし、2位の中日ルナ(・336)をさらに引き離した。 8/5:メッセ4打点!虎投では山本和以来33年ぶり:ヤクルト戦でメッセンジャーは5回で11安打を浴び、自己ワースト8失点(自責7)。打っては自己最多、虎投では1981年の山本和以来、33年ぶりの4打点。投手が1試合4打点を挙げたのは涌井秀章(当時西武)が2010年5月15日の横浜戦(横浜)で記録して以来。阪神では1981年6月23日の広島戦(甲子園)での山本和行以来。山本は第2打席で満塁本塁打を放ち、4打点を記録した。 8/1:上本、セ界タイ2三塁打:DeNA=戦で新選手会長として、90周年を迎えた本拠地の記念をお祝いしないわけにはいかない。上本が自身初となる、1試合2本の三塁打。セ・リーグタイ記録で、虎打線をけん引した。: 8/1:藤浪が7者連続奪三振!20歳3カ月は球団最年少:DeNA戦で藤浪が“聖地の申し子”がメモリアルゲームで球団タイ記録を作った。二回無死一、三塁から7者連続奪三振。2012年の巨人・杉内俊哉以来2年ぶりで、阪神では2リーグ分立後、1955年の小山正明(先頭打者から)、50年の村山実、71年の江夏豊(先頭打者から)、2011年の能見篤史(先頭打者から)と並ぶ球団タイ記録。7者連続奪三振以上の最年少記録は1952年の東映・尾崎行雄(8者連続)の17歳7カ月で、藤浪の20歳3カ月は年少2番目。阪神では55年の小山の21歳7カ月を抜く最年少記録。 7/20:呉昇桓、球児に並んだァ!今月10セーブ目:ヤクルト、13回戦、阪神8勝5敗、30日、甲子園)呉昇桓が球児に並んだ。最後の打者バレンティンを139kmカットボールで空振り三振に仕留めた右腕は、マウンドでガッツポーズ。「あの場面は、ボール1球で勝敗が決まってしまう。しっかり投げられてよかった」と白い歯を見せた。今月10セーブ目を挙げ、藤川球児(現カブス)が持つ球団月間最多セーブ記録に並んだ。今季25セーブはリーグ断トツの1位。頼りになる新守護神だ。 7/25:史上93人目!福原、通算500試合登板を無失点: 広島戦で福原が1点リードの八回から3番手で登板。三者凡退に仕留め、史上93人目の通算500試合登板を無失点で飾った。今季は右内転筋を痛め、1度抹消されたが、呉昇桓に次ぐチーム2番目の35試合登板と大車輪の働きが続いている。 7/21:岩田、Gを8回0封で7月無傷の4連勝: 巨人戦で岩田が8回5安打無失点に抑え、7月無傷の4勝でチームトップタイの8勝目を挙げた。和田監督は「まるで江夏さんのように投げているというかね。マウンドさばきが似ている」」と最高の賛辞を贈った。 7/21:梅野、7月の先発マスク13試合で12勝!G戦は3戦3勝:巨人戦で梅野隆太郎捕手が二回無死満塁で2点左前打。3連勝で貯金を8とし、巨人に2.5差に接近。阪神は7月1日のヤクルト戦から11日の巨人戦の8連勝以来となる3連勝。3連勝以上は今季5度目で最長は8連勝。7月はこれで12勝2敗となり、残り8試合を残し月間勝ち越しを決めた。梅野が先発マスクを被った試合は34試合19勝14敗1分けと勝ち越し。今月1日のヤクルト戦から9連勝を記録、7月に入って13試合に先発マスク、12勝1敗で現在3連勝中。巨人戦に限っては7月11日の東京ドームから3戦3勝と負けなし。 7/21:呉昇桓、日韓通算300S:巨人戦で277セーブの韓国プロ野球記録を持つ阪神の呉昇桓が、2安打されてピンチを招いたが、持ち前の精神力で動じることなく無失点に切り抜け日韓通算300セーブを達成した。 7/15:鳥谷、先制6号3ラン!10年連続100安打決めた:中日戦で鳥谷は節目を豪快なアーチで彩った。10年連続100安打の快挙を6号先制3ランで達成した。 7/13:球団史上初!関本、代打逆転満塁弾でG倒:巨人戦で関本賢太郎内野手が、球団史上初の代打逆転満塁本塁打。首位巨人を6−4と撃破し、再び3・5差とした。前夜に連勝が8で止まったが、劇勝で2位再浮上。 7/11:メッセ、キーオ超え虎46勝!G斬り7勝で達成:巨人戦でメッセンジャーは8−3の七回二死一、二塁のピンチを脱して役割を果たした。今季7勝目(7敗)。虎の歴史に名を刻んだ。これで日本球界の通算勝利数は「46」。並んでいたキーオを抜き、球団の歴代助っ人では単独2位となった。 7/9:マートン最速10号!クリーンアップ3人打点で7戦全勝:広島戦でマートンが勝利を大きく引き寄せる一撃。前半戦で、早くも2年連続の2桁本塁打に到達した。尚、鳥谷を合わせ、クリーンアップ3人が全員打点を挙げれば、これで7戦全勝だ。 7/9:阪神が27イニング連続安打のプロ野球新記録:広島10回戦で阪神は27イニング連続安打のプロ野球新記録をマークした。5日のDeNA戦(横浜)の七回から、6日の同カード、8日の広島戦、そしてこの日の七回まで安打を重ねた。3連続試合毎回安打のプロ野球新記録は成らなかった。 7/8:鳥谷が掛布氏超え!通算107度目の猛打賞:広島戦で鳥谷が3安打の固め打ちだ。2戦連続、今季9度目の猛打賞は通算107度目。掛布雅之を抜き、虎歴代単独6位となり、今岡誠の111にあと4とした。チーム最多は藤田平の150度。2位は真弓明信の139、和田豊の134、吉田義男の114と続く。 7/6:鳥谷、4安打4打点!チーム歴代7位1530安打:DeNA戦で鳥谷は走者一掃の二塁打を放ち4安打4打点。今季4度目の4安打で通算1530安打。球団史上7位に浮上した。6位は掛布雅之(現DC)の1656本だ。さらに今季8度目の猛打賞は通算106度となり、こちらは掛布に並んだ。 7/5:虎4連勝!岩崎&梅野、31年ぶりの新人バッテリー白星:DeNA戦で阪神のドラフト6位・岩崎優投手が右打者が8人並んだDeNA打線を空転させ、72日ぶりのプロ3勝目でチーム4連勝。同期のドラフト4位・梅野隆太郎捕手と球団では31年ぶりの新人バッテリー白星をあげた。 新人バッテリーの先発による勝利は1983年の10月24日のヤクルト戦(神宮)の御子柴−木戸以来。和田監督もビックリ、31年ぶりの快挙だ。 7/1:田淵以来45年ぶり!梅野、ルーキー2打席連続アーチ:ヤクルト戦で梅野隆太郎捕手(23)が、虎の新人では1969年の田淵幸一氏以来、45年ぶりとなる2打席連続アーチ。彼の一打で、反発力のなかった打線も13安打12得点と目覚めた。チームの連敗も5で止まる。 7/1:バース超え!マートン、助っ人野手最多4度目出場へ:マートンが2年連続、選手間投票で選出。4回目の出場となれば伝説の助っ人、バースを抜いて、球団の外国人野手では最多。 6/27:虎で唯一球宴選出…鳥谷、遊撃手部門で3年連続5回目:球宴ファン投票の最終結果が発表され、阪神の鳥谷敬内野手は遊撃手部門で3年連続5回目の選出。2位に9万票以上の差を付け、29万2995票を獲得した。虎では唯一のファン選出で、これは2011年(藤川球児)以来3年ぶりとなった。 6/22:阪神、交流戦9勝15敗で過去最低勝率:交流戦で阪神は楽天に連敗し、交流戦ラストを3連敗で終わり、ついに4月10日以来となる貯金ゼロ。阪神は交流戦9勝15敗で、過去最低の勝率・375。これまでは2007年の勝率・391(9勝14敗1分け)が最低だった。昨季は12勝11敗1分け勝率・522と勝ち越した。 6/14:能見、セ・リーグ新記録達成!5試合連続2桁奪三振:西武戦で能見篤史投手が先発し、1点ビハインドの六回に木村からこの日10個目の三振を奪い、5試合連続2桁奪三振のセ・リーグ新記録を達成した。能見は5月16日のDeNA戦11奪三振をマークして勢いに乗ると、そこから交流戦に突入。13K、10K、10Kと量産してきた。結局、この日の能見は新記録を達成した2−3と1点ビハインドの六回限りで降板。83球を投げ、5安打10奪三振1四球の3失点で6勝目はならなかった。 セ・リーグでは、1971年の江夏豊(阪神=同16、10、11、11)、94年の紀藤真琴(広島=同11、15、10、11)95年のテリー・ブロス(ヤクルト=同10、12、11、10)が4戦連続をマーク。プロ野球記録は、91年の野茂英雄(近鉄)の6試合連続(同11、10、10、10、10、10)となっている。 6/12:ゴメス、外国人選手1年目での11球団本塁打:ロッテ戦でゴメスがひと振りで試合をひっくり返し11球団から本塁打を打った。阪神では今岡誠がいる。外国人選手が1年目での11球団本塁打はガイエル(ヤクルト、07年)、ブランコ(中日、現DeNA、09年)がいる。ちなみに阪神に所属した選手で12球団から本塁打を打っているのは金本知憲(05年)、新井貴浩(08年)の2人だけ。 6/6:能見が4戦連続2桁奪三振のセ記録タイ:能見篤史投手がオリックス戦で10三振を奪って4試合連続2桁奪三振とし、江夏豊(元阪神)紀藤真琴(元広島)テリー・ブロス(元ヤクルト)の持つセ・リーグ記録に並んだ。パは野茂英雄(元近鉄)の6試合連続が最多。 5/29:猛虎列伝の仲間入り!鳥谷、生え抜き最速1500安打:鳥谷敬内野手が西武戦で通算1500安打に到達した。プロ11年目での到達は生え抜きでは最速。球団在籍時だけでの到達は8人目だが、うち6人は阪神監督を務めており、偉大なる猛虎戦士の仲間入りだ。試合は2−13の惨敗。交流戦初の連敗で3位後退も4安打を放ち、気を吐いた。 5/24:鳥谷、打点挙げればチームは13勝2敗:ソフトバンク戦で鳥谷は見事に先制打を放った。鳥谷は今季48試合中15試合で打点を挙げており、その間、チームは13勝2敗、勝率.867。鳥谷の猛打賞は今季5度目でチーム2位(トップは新井良の6度)。シーズン自己最多は2007年の15度で、通算103度目。プロ野球記録は張本勲の203度。セでは長嶋茂雄の186度がトップ。 5/18:マートン、バース抜き新記録!通算744安打:DeNA戦えマートンが八回の左前打で通算744安打とし、前日バースに並んだ外国人最多安打の球団記録を更新した。 4/17:マートン743安打!歴代助っ人1位バースに並ぶ: DeNA戦で平成の最強助っ人のマートンが四回一死一塁から、外角スライダーを中前へ。ポトリと落ちた瞬間、通算安打数は「743」となり、あのバースが積み重ねた安打数とタイになった。 4/17:メッセ、聖地で3戦連続完封…村山、バッキーに並ぶ:DeNA戦で先発したメッセンジャー投手(32)が3安打9奪三振と好投し、甲子園球場で3試合連続となる完封勝利を挙げた。過去には村山実、バッキーしか達成していない記録に並び、球団の“レジェンド”たちと肩を並べた。これで今季の甲子園での登板は4連勝とし、35回を投げて失点はわずかに1。聖地で驚異的な強さを見せている。 5/14:大和、通算1172打席目でプロ初本塁打:広島戦で大和が9年目でプロ初本塁打を放った。1−1の三回、通算1172打席目だった。 5/11:メッセ、ダル以来2度目の1−0完封勝利:メッセンジャーが巨人を相手にスコア1−0の完封勝利。阪神の投手が巨人戦で1−0完封をしたのは、2001年8月29日の井川慶以来13年ぶり。外国人投手では1965年5月15日のバーンサイド、68年7月14日のバッキーに次ぐ46年ぶり3人目。また今季2度目の1−0完封したが、シーズン2度マークしたのは、11年の日本ハム・ダルビッシュ有(6月1日の阪神戦、同8日の中日戦)以来3年ぶり。阪神では74年の古沢憲司(5月12日のヤクルト戦、6月22日の巨人戦)以来40年ぶりで、外国人投手だと68年のバッキー(7月9日の大洋戦、同14日の巨人戦、ほかに65、66年に各3度)以来46年ぶり2人目。 5/4:福原が通算1000奪三振達成!史上137人目:福原忍投手がヤクルト戦で通算1000奪三振を達成した。八回に3番手で登板して、先頭の川端を空振り三振。二死後に雄平も内角の直球で空振り三振にしとめて、史上137人目の大台に到達した。プロ入り最初の奪三振は、1999年4月4日の巨人戦の七回に後藤から。 5/1:ゴメス、虎メモリアル7500号!2戦連発でセ打点トップ快走:広島戦でゴメスが6点を追う九回に大瀬良から自身初の2試合連続アーチを放ち、屈辱の完封負けを免れた。 これが実に球団通算7500号。過去に外国人選手では1969年に個性派のカークランドが2000号を決め、83年には最強との呼び声が高いバースが4000号をマークしていた。 4月は虎の助っ人月間最多打点に並ぶ29打点を記録。5月最初のゲームでも、きれいな放物線を描き、同僚マートンに2差をつけてセ界の打点王を快走する34打点目とした。 4/30:ゴメス、4号でV03年以来の甲子園10連勝や:広島戦でマウロ・ゴメス内野手が4号3ランを放ち、一挙7得点。打点リーグトップに躍り出た4番の活躍で、広島との首位攻防戦に連勝した。これでゲーム差ゼロ、貯金も今季最多の9。 4/30:マートン、日米通算1000安打:マット・マートン外野手が広島戦で二回に左前打を放ち、日米通算1000安打を達成した。内訳は米メジャーで272本、日本で728本。2010年に阪神に加わったマートンは、昨季までの4年間で3度の最多安打のタイトルを獲得(10、11、13年)するなど安打を積み重ねてきた。 4/29:甲子園9連勝!4月17勝は球団最多:広島4回戦で阪神が首位攻防戦の第1ラウンドを勝利。阪神は甲子園で4月9日のDeNA戦から9連勝。本拠地制が施行された1952年以降、甲子園での9連勝はリーグ優勝した03年6月15日(巨人戦)−7月18日(広島戦)以来11年ぶり。同年5−6月にマークした球団記録の10連勝にあと1に迫った。また、4月は17勝8敗。月間17勝は2006年9月の17勝以来、8年ぶり。2リーグ制以降、ほかに月間17勝以上は球団記録の64年8月、68年8月の19勝。72年の17勝、03年5月の18勝があり、4月では08年の16勝を上回る球団最多となった。 4/29:福留が200号!メモリアルV弾:広島戦で福留孝介外野手が八回、それまで阪神打線を1安打に抑えていた広島先発のバリントンからプロ通算200号となる決勝の2号ソロを放った。阪神は、息詰まる投手戦に福留の一打で終止符を打ち、首位攻防戦第1戦を制した。 4/28:阪神、12球団トップ総得点162:4月28日現在の阪神のチーム打率・298はセ・リーグトップ(12球団1位はソフトバンクの・300)。総得点162は12球団トップで、1試合平均6得点。2位のヤクルト(128)に大差をつけている。2けた得点5回、2けた安打13回はともに12球団トップ。打率はリーグ上位を占め、規定打席に到達している1−6番打者が3割台。マートン(・381、2位)、鳥谷(・364、3位)、新井良(・342、6位)、ゴメス(・336、8位)、上本(・333、9位)、大和(・300、16位)となっている。 4/27:ゴメス、開幕27試合連続出塁:DeNA戦でゴメスが八回の最終打席で藤江の直球をとらえ右翼に運び開幕27試合連続出塁をマークした。 4/26:マートンの月間29打点、金本氏以来5年ぶり快挙:DeNA戦でマートンが4月だけで29打点を挙げた。2リーグ制(1950年)以降、阪神で月間29打点以上は、2009年4月に金本知憲が30打点を記録して以来5年ぶり7人目(9度目)。外国人選手では、68年8月のカークランド、86年6月のバースの各29打点と並ぶ球団記録となった。球団の月間最多は05年5月に記録した今岡誠の33打点。セ、パ両リーグでは50年5月の松竹・小鶴誠の39打点が最多。 4/25:マートン「虎史上3位」に!在籍通算305打点目をマーク:DeNA戦でマートンが3点リードの三回無死満塁で押し出し四球を選び、阪神在籍通算305打点目をマーク。オマリー、カークランドを超え、球団助っ人単独3位となった。四回には左前に運び、日米通算997安打。大台にあと3本だ。 4/22:フィルダー超え!ゴメス、開幕22試合連続出塁:中日戦でゴメスが2−1で迎えた三回一死一塁。山井の初球を叩き3号2ラン放った。1989年のフィルダーを抜き去り、球団の外国選手最長となる開幕22試合連続出塁を、破壊力満点の打撃で決めた。 4/20:ゴメスが5打点!フィルダーに並ぶ開幕から21試合連続出塁:ヤクルト6回戦でマウロ・ゴメス内野手が五回一死満塁で走者一掃の逆転二塁打。この一打で球団の新外国人としては、1989年のフィルダーの球団記録に並ぶ開幕から21試合連続出塁を達成すると、六回二死一塁でも左翼線へ2点適時二塁打を放った。 4/19:阪神逆転勝ち!10年9月以来、甲子園7連勝:ヤクルト5回戦で榎田が三回途中で早々とKOされた阪神は救援陣5人が無失点でリレーし、逆転勝ちを呼び込んだ。阪神はこれで、真弓監督2年目の2010年7月7日の横浜戦から9月2日の横浜戦(1分けを挟む)以来となる甲子園7連勝。同8連勝となると、06年9月9日の横浜戦から同29日の中日戦までさかのぼる。 4/13:ゴメス、粘って二塁打!開幕から15戦連続出塁:.巨人6回戦でゴメスは九回一死で2番手マシソンの7球目を左中間二塁打。サヨナラの絶好機を演出した。新井の併殺打で無得点に終わったが、ゴメス自身はこの一打で開幕から15試合連続出塁。 4/12:能見が1000投球回達成、史上337人目:巨人5回戦で能見篤史投手が先発して、二回を投げ終えたところで通算1000投球回を達成した。史上337人目で、彼の初登板は2005年4月3日のヤクルト戦(大阪ドーム)。 4/10:大和、驚異の得点圏打率750:DeNA3回戦で大和が先制の2点タイムリーを放ち、得点圏は8打数6安打。得点圏打率は両リーグトップの.750だ。 4/9:マートン、驚異的なペースで22打点:DeNA2回戦でマートンが3安打2打点で、チームを甲子園での今季初勝利に導いた。11試合で22打点と驚異的なペースで量産中だ。1試合3安打以上は早くも4度目で打率5割。 4/8:シーツ超えた!ゴメス、虎助っ人最長10戦連続打:DeNA1回戦で甲子園デビューを飾った・ゴメスが2本のタイムリー。開幕から続く連続試合安打を「10」に伸ばし、阪神の外国人では2006年のシーツ(99試合)を抜き、虎助っ人史上最長の快挙を達成した。 4/6:マートンが勝ち越し3ラン!阪神が20安打で乱打戦制す:ヤクルト3回戦で阪神は八回にマートンが勝ち越しの4号3ランを放つなど、20安打15得点と乱打戦を制し連敗を止めた。 4/3:ゴメス6戦連続H、10年マートンに並んだ:中日3回戦でゴメスのバットから快音が止まらない。新助っ人のゴメスが、開幕から6戦連続安打をマーク。2010年のマートンに並んだ。 4/3:福留、今季初本塁打で日本球界通算199号:中日3回戦で福留孝介外野手が今季初本塁打を放った。日本球界通算199号で大台に大手をかけた。 4/2:D6・岩崎、初星で猛爆15点呼んだ:中日2回戦でドラフト6位の岩崎優投手(22)=国士舘大=が5回3安打無失点で竜斬り。プロ初登板初先発初勝利を飾った。虎のドラ6がルーキー星を飾るのは史上初。また虎が15点差をつけて完封勝ちするのは2リーグ分立後、初めてだ。 4/1:西岡、左右の肋骨も骨折…選手登録抹消、長期離脱へ:西岡は3月30日の巨人戦の守備中、福留と交錯して人工芝に後頭部などを強打。そのまま救急車で病院に搬送され、鼻骨骨折、左肩鎖関節脱臼、胸部打撲、脳しんとうと診断された。この日、東京都内の病院を退院し、大阪市内の病院に再入院した。前日3月31日には、関係者が「痛い。頸椎などは痛めていなかったが、1、2カ月はかかるだろう。(抹消期間の)10日間で戻ってこれるようなものではない」と明かしたが、新たな骨折の判明で、長期離脱は避けられなくなった。 |
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