10/11:金本監督辞任会見はテレビなしの超異例会見:金本知憲監督(50)は西宮市内の球団事務所で急きょ辞任会見を行った。金本監督の辞任会見は実に質素なものだった。 10/11:今季は17年ぶり最下位:金本知憲監督(50)の就任3年目の今季は61勝79敗2分け。1試合を残し、2001年以来17年ぶりの最下位が確定していた。前日10日、今季の甲子園最終戦を終えて、金本監督は試合後のセレモニーで「選手たちは開幕から体を張ってがんばってくれましたけど、私の力足らずのためこういう結果に終わってしまい、心より謝罪とお詫びを申し上げたいと思います」とファンに謝罪していた。 10/9:メッセンジャー、5回4失点で降板、日米通算100勝ならず:巨人25回戦でメッセンジャーは5回4失点で降板し、あと1勝としている日米通算100勝の達成はならなかった。球が全体的に上ずり、1−0の三回に阿部に逆転の2点二塁打を許すと、五回には陽岱鋼に2点三塁打を浴びた。夏場に入って制球に安定感を欠き、8月10日に11勝目を挙げて以来、8試合続けて勝ち星を挙げられなかった。 10/6:D3・熊谷がMVP:ファーム日本選手権でD3位・熊谷敬宥内野手は大一番で2安打1打点1盗塁。走攻守に渡る堂々の活躍でチームを日本一へ導き、MVPに輝いた。 10/6:馬場、好救援で優秀選手:阪神のルーキー馬場は6−3の六回から4番手で登板し、3回を無失点だった。許した走者は四球による1人だけの好救援で優秀選手に輝いた。 10/6:阪神、巨人を破り12年ぶりファーム日本一:ファーム日本選手権でウエスタン・リーグ覇者の阪神が巨人を破り、12年ぶり5度目の日本一に輝いた。阪神は先制を許した四回に猛攻。4安打3四死球に敵失策も絡み一挙6得点を奪い逆転に成功。六回には「一番・中堅」で先発した江越大賀(25)の1号2ランも飛び出した。最優秀選手(MVP)には四回に適時打を放ち、好守も見せた阪神の熊谷が選ばれた。 10/5:原口、桧山に並んだ虎最多代打安打「23」:中日24回戦で原口文仁捕手(26)が八回に代打で登場し1球目から飛びついた。左手骨折を乗り越え、桧山進次郎氏が持つシーズン代打安打の球団記録「23」に並ぶ、中前打。熱狂を連れて甲子園に帰ってきた。 10/4:鳥谷、通算2065安打で球団記録を更新:ヤクルト23回戦で阪神・金本監督辞任会見はテレビなし、写真NGの超異例会見 金本知憲監督(50)は11日午後1時から、西宮市内の球団事務所で急きょ辞任会見を行った。阪神・金本監督の辞任会見は実に質素なものだった。 鳥谷敬内野手(37)は1点を追う五回、二死二塁のチャンスで代打で登場すると、初球フォークを中前に運ぶ同点適時打を放った。この一打で、藤田平氏(70)の2064安打を抜いて、球団記録を更新した。 10/3:メッセ、助っ投最多!通算1416奪三振:広島25回戦でメッセンジャーはまたも日米通算100勝はならなかった。四回まで無安打投球を続けたが、2−0の五回に4連打で一時逆転を許し、勝ち星が消滅。ただ、六回にこの日6つ目の三振を奪って通算1416奪三振となり、郭源治(中日)を抜いて外国人投手最多奪三振となった。 10/37:阪神2軍・伊藤和&板山にファームMVP:阪神2軍は三菱重工名古屋との練習試合の前に球団選出のファーム年間MVPの表彰が行われ、投手は伊藤和雄投手(28)、野手は板山祐太郎外野手(24)が受賞した。 10/2:鳥谷、球団最多安打に並ぶ2064安打:広島24回戦で鳥谷が八回に代打で登場して安打を放ち、藤田平の持つ球団記録の2064安打に並んだ。 10/2:金本阪神、ワースト14度目無得点試合:広島24回戦で阪神はジョンソン、ヘルウェグ、中崎のリレーに完封負けだ。21イニング連続無得点中で2試合連続は今季2度目で、無得点試合14度目は就任3年目で最多という惨劇。 10/1:金本阪神…6年ぶり1安打完封負けで甲子園借金ワースト「17」:DeNA23回戦でHランプを灯したのは三回二死で糸原が中前に放った1本のみ。浜口、石田、笠井のリレーに二塁すら踏めなかった。直球に振り負け、変化球に空を切って11三振。1安打完封負けは2012年5月4日の巨人戦(甲子園)以来という屈辱だ。 9/27:大山、掛布以来30年ぶり甲子園ランニングHR:DeNA22回戦で2年目の大山悠輔内野手(23)がプロ初の「2番・三塁」で出場。五回に自身初、甲子園での阪神選手では1988年の掛布雅之以来となるランニングホームランを放った。チームは3位DeNAに逆転負けを喫し、借金は今季ワースト12。ゲーム差は3・5とクライマックスシリーズ(CS)進出へ崖っぷちだが、貧打解消の最後の切り札が、「2番・大山」だ。 9/27:サンスポ後援「阪神激励シリーズ」優秀選手に能見:サンケイスポーツ後援「阪神タイガース激励シリーズ」(8月31日〜9月24日、甲子園開催の10試合。協賛=丹波田中畜産株式会社)の優秀選手表彰式が27日、阪神甲子園球場で行われた。今シーズン途中から中継ぎに転向し、活躍している能見篤史投手(39)が受賞した。 9/23:阪神、52年以降ワーストタイ甲子園借金「15」:巨人23回戦で阪神は甲子園で4連敗。甲子園での巨人戦は5月27日に勝って以来、5連敗。阪神は今季甲子園で19勝34敗1分け。フランチャイズ制が導入された1952年以降、もっとも甲子園で負けたのは95年の23勝38敗。ともに借金「15」で並んでいる。 9/22:阪神弟、8年ぶり16度目優勝:ウエスタン・リーグは首位阪神が広島戦に敗れたが、2位ソフトバンクもオリックス戦で負け、阪神の8年ぶり16度目の優勝が決まった。10月6日に宮崎市のKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で行われるファーム日本選手権でイースタン覇者の巨人と対戦する。就任1年目で優勝を果たした矢野2軍監督はファーム日本選手権で初めて実現する伝統の一戦に向けて必勝を誓った。 9/21:糸井が通算1500安打 プロ野球124人目:広島22回戦で糸井嘉男外野手(37)が二回に野村から右前打を放ち、通算1500安打を達成した。プロ野球124人目。糸井は2004年ドラフト自由獲得枠で投手として日本ハムに入団し、06年に野手へ転向。初安打は07年9月10日のロッテ戦(千葉マリン)だった。 9/16:藤浪が満塁本塁打!投手では19年ぶり:DeNA20回戦で藤浪晋太郎投手が三回に満塁本塁打を放った。投手が打った満塁本塁打は1999年のガルベス(巨人)以来で、セ・リーグでは10人目(11度目)。藤浪は今季初安打、プロ2年目の2014年以来の通算2本塁打目をマークした。 9/16:大山、1イニング2発!1試合3発!6打数6安打7打点の離れ業:DeNA20回戦で大山悠輔内野手が史上20人目の1イニング2本塁打に、両リーグタイ記録で虎では1954年の渡辺博之以来となる64年ぶりの1試合6安打と、記録ずくめの大爆発で横浜投手陣を粉砕だ。阪神で1イニング2本塁打は2009年のブラゼル以来だが、日本人に限れば1982年の掛布雅之以来36年ぶり。左前、中前打を放って迎えた八回の第6打席は9号3ランを左翼上段にかっ飛ばし、1試合3本塁打、6安打7打点の離れ業をやってのけた。 9/12:阪神弟、盗塁158!森越と高山が決めウエスタン新記録をマーク:ウエスタンリーグのオリックス戦(鳴尾浜)で阪神2軍の森越と高山が1盗塁ずつを決め、今季のチーム盗塁数が158となりウエスタン新記録をマーク。試合は4−3で勝利した。ウエスタン・リーグのチーム盗塁数で2013年にソフトバンクが記録した156個を抜いた。 9/11:能見、39歳106日で球団最年長ホールド:中日19回戦で能見が福原(現2軍投手コーチ)を抜き、39歳106日で球団最年長ホールドを記録した。七回から4番手として登板。二死からビシエドに死球を許したが、続くアルモンテを変化球で空振り三振に斬り、無失点で抑えた。 9/4:福留、PL学園先輩・立浪超え488二塁打:広島18回戦でフル出場してチームをけん引した福留は新たな勲章を手にしたものの惜敗に全身から悔しさをにじませた。この日の二塁打が日米通算488本目となり、NPBで487本を記録して歴代1位の立浪(中日)を抜いた。これで3試合連続複数安打を記録し、9月の月間打率・533(15打数8安打)、1本塁打、6打点と頼もしい数字が並ぶ。 9/4:梅野、プロ初1試合3度の盗塁刺す:広島18回戦で死闘に敗れはしたが、梅野がプロ初の1試合3度の盗塁阻止。相手に傾きかけそうな流れを、盗塁阻止率3割を超える“梅バズーカ”でズバッと切り、バットでも二回に先制点につながる右越え二塁打を放って攻守で存在感をみせた。 9/4:球児、虎単独最多701試合登板も救援失敗:広島18回戦で藤川は八回、2番手で颯爽とマウンドへ。だが、松山に痛恨の右前適時打を許してしまった。球団最多で並んでいた山本和行を超え、虎単独トップとなる通算701試合登板。草魂、鈴木啓示(近鉄)まで「2」と迫る単独14位浮上したが、悔しすぎる救援失敗となった。 9/2:福留、連夜の大活躍!立浪に並ぶ日米通算487二塁打:DeNA19回戦で福留は前夜の先制打、逆転打、ダメ押し2ランに続き、今夜は先制打に中押し打。体中から闘争心を湧かせる主将の姿に全員が引っ張られた。今永のスライダーを引っ張り打球は右翼フェンス手前で弾み糸原が生還。2試合連続の先制に成功し、福留は二塁に到達した。これが日米通算487二塁打。歴代4位タイで、ついに立浪和義(中日)と肩を並べた。 9/1:藤川、700試合登板飾る:DeNA18回戦で藤川が好投で通算700試合登板を飾った。5−3の七回に4番手として登板。先頭ロペスからの中軸を三者凡退とし、記念の花束を受け取った。 8/28:原口、代打安打「19」で歴代単独3位浮上:ヤクルト17回戦で原口文仁捕手(26)が1点を追う九回一死二塁で左前打を放ち、最終回で見せ場を作った。原口の代打安打は今季19本目で、球団では切通猛らを抜き、歴代単独3位に浮上した。 8/25:金本阪神、七回終了時ビハインドなら今季50連敗:巨人20回戦で阪神は2試合連続の完封負けで、7年連続の巨人戦負け越しが決まった。六回終了時にリードしていれば41勝0敗1分けという神話は、23日の中日戦(ナゴヤドーム)の逆転負けで途切れたが、それと相対する負の神話は、しっかりと続いている。七回終了時に“リードを許している”試合は、実は0勝50敗の勝率・000だ。主導権を握られてしまうとシュンとしてしまう。終盤に反撃に出てもすでに遅く、追いつけず、50連敗…。 8/23:虎の不敗神話がついに…:中日18回戦、中日10勝8敗、23日、ナゴヤD)で阪神は借金13の最下位の中日に虎の不敗神話(六回終了時にリードしている試合は40勝1分)を破られた。しかもサヨナラ負けで痛すぎる黒星を喫した。 8/18:鳥谷1号、1年目から15年連続弾で掛布&岡田に並ぶ:ヤクルト15回戦で鳥谷敬内野手(37)が1点リードの六回に今季1号ソロを放ち、勝利への流れを引き寄せた。これで掛布雅之や岡田彰布ら虎の先輩に並ぶ、ルーキーイヤーから15年連続本塁打となる1号ソロ。勝利を呼ぶ最高の猛打賞になった。 8/14:原口、驚異の代打打率・500:広島15回戦で代打・原口」が球場の空気も、投手も、ひと振りで支配した。白球は緩やかな弧を描き、中前で弾む。値千金の、代打同点打だ。代打打率はまた・500(34打数17安打)だ。驚異の勝負強さで試合を取り戻し、逆転劇をひっぱり込んだ。 8/11:梅野、豪快弾!ハマスタ10戦13発:DeNA16回戦で阪神は梅野隆太郎捕手(27)が5号2ランを放つなど、DeNAに8−3の快勝で3連勝。今季9勝1敗の横浜では、甲子園を抜く10戦13発。長期ロードなのにまるで“ホーム”の居心地だ。広島の優勝マジック点灯をまたも阻止し、2位・巨人とゲーム差なしと肉薄。真夏の快進撃が加速。 8/10:メッセ来日通算95勝:DeNA15回戦でメッセンジャーが適時打&7回6安打無失点の11勝目。来日通算95勝で、外国人投手最多(100勝)のジーン・バッキーにあと5勝と迫った。 8/10:福留、4年連続2桁本塁打:DeNA15回戦で福留が2−0の三回に10号ソロを放ち、4年続けて2桁本塁打をマークした。DeNAの東が途中から立ち直っただけに、勝利に貢献する貴重な一撃。41歳の大ベテランは健在ぶりを示す2桁アーチだ。 8/4:原口がサヨナラ口火打、代打安打球団記録にあと「7」:ヤクルト12回戦で代打の切り札、原口がまたも仕事を果たし、劇的な逆転サヨナラ勝ちの呼び水となった。これで代打打率・516(31打数16安打)と勝負どころで無類の強さを発揮。代打での安打数が16となり、桧山進次郎の持つ球団記録23にあと「7」となった。 7/28:飯田が入団会見、“下柳2世”襲名誓う:松田遼馬投手(24)とのトレードでソフトバンクから阪神に加入した飯田優也投手(27)が球団事務所で入団会見を行った。左腕から速球で押す投球スタイルが似ている阪神OBの下柳剛氏(50)と自身を重ね合わせ“アイアン・ホーク2世”の襲名を誓った。140キロ台後半の速球を武器に通算97試合で3勝6敗0S、防御率3・31。今季年俸2000万円。背番号「56」。1メートル86、86キロ。左投げ左打ち。 7/25:原口が連夜の代打打、驚異の球団記録ペース:広島13回戦で阪神は広島に6−3で勝ち、甲子園での連敗を「5」で止めて、4日の中日戦以来21日ぶりに本拠地勝ち星。広島戦の連敗も「6」で止めた。2点差に詰め寄られた六回に、代打・原口文仁捕手(26)が貴重なダメ押し打。これで今季代打で15安打目となり、桧山進次郎の球団記録23にあと「8」と迫った。代打成績は驚異の打率・517(29打数15安打)、12打点。得点圏での代打打率は・750(12打数9安打)だ。 7/22:メッセ、助っ投史上最多の7度目10勝!:DeNA14回戦でメッセンジャーが記録した今季10勝目は3年連続であり、通算では7度目。この記録、郭泰源(元西武)の6度を抜き去り、NPB助っ人投手の単独トップに躍り出た。 7/18:原口、今季代打成績驚異打率・480:巨人15回戦で原口が右の代打の切り札として最後まで抵抗した。北條の代打で登場した1−5の九回二死二、三塁で、谷岡の外角147キロを中前に弾き返す2点打だ。これで今季の代打成績は驚異の打率・480(25打数12安打)、10打点。 7/11:金本監督、苦悩の前半戦総括:金本知憲監督(50)が借金3で3位の前半戦を総括。就任から3年、若手育成に力を注いできたが、思うように進まず「計算違い」と吐露した。 3月1日に「一番手応えがある」と話してから約4カ月。シーズン半分の74試合を過ぎたが、チーム打率・243、280得点、51失策はリーグワースト。明確な課題を解消できないまま借金は3。DeNAが敗れて3位浮上も、首位広島に7ゲーム差をつけられた。 7/8:広島、異例の阪神3連戦中止:広島は西日本豪雨で多大な被害が出ていることを考慮し、9日から広島市のマツダスタジアムで予定されていた阪神との3連戦を中止にすると発表した。鈴木清明球団本部長は「被災した心情や、救助が進む中で試合ができる状況ではない」と説明した。最近では、2011年の東日本大震災でのシーズン開幕の延期や、16年熊本地震での試合中止もあったが、本拠地球場での3連戦、すべて中止というのは異例の決断だ。 7/7:阪神、今季12度目の雨天中止、3試合連続中止は23年ぶり:「阪神−DeNA」(甲子園球場)が天候不良のため、正午に早々と中止が決まった。甲子園球場での開催試合が、3試合連続で中止となるのは、1995年7月4日・横浜3連戦(現DeNA)以来。実に23年ぶりの記録的珍事となった。雨天中止は今季早くも12度目。シーズン終盤のタイトな連戦も予想される。前日6日に中止になった段階で、まだ日程に組み込まれていない試合が6試合あり、それが9月18日から28日までの試合のない6日間に組み込まれたら、11日の中日戦から30日の中日戦まで20連戦となる。実現された場合、シーズン終盤に過酷な戦いを強いられることになる。 7/3:福留、プロ野球57人目の3000塁打:中日12回戦で阪神はいきなり4点を追う悲惨な展開だった。一回一死一塁。どんよりとした空気が漂う中、鋭い打球を右前に運んだのは、頼れる主将、福留だった。これで史上57人目となる通算3000塁打達成。2016年に達成した2000安打のように指折って数えにくいカウントダウンものではある中で、きっちりと“1コマ”進んで決めた。41歳2カ月での到達は谷繁元信(41歳7カ月)、山崎武司(41歳5カ月)に次ぐ3番目の年長。 7/2:メッセンジャー、9年目で初選出:プロ野球のマイナビオールスターゲーム2018の監督推薦選手が発表され、既にファン投票と選手間投票で出場が決まった30選手に加え、DeNAのルーキー東ら26選手が新たに選出された。阪神のメッセンジャーは念願かなって、9年目で初選出となった。阪神では糸井の他に岩貞が2年ぶり選出、糸原は2年目で初めて選ばれた。 6/28:糸井、10年連続球宴出場:マイナビオールスターゲーム2018の選手間投票の結果が発表され、ファン投票で1人も選ばれなかった阪神からは、外野手部門で糸井嘉男外野手(36)が選出された。10年連続10度目の出場。 6/28:能見がプロ14年目で通算100勝:DeNA210回戦で阪神がDeNAに3−2で競り勝ち、同一カード3連戦3連勝とした。八回から3番手で登板した能見篤史投手(39)がプロ14年目で通算100勝目となる今季2勝目(2敗)を挙げた。 6/27:陽川、球団タイ3二塁打:DeNA9回戦で陽川が先制の2点打を含むプロ初となる4安打で猛打賞を飾り、打線をけん引。5打数4安打でプロ初猛打賞。1試合3二塁打は球団では2リーグ分立後では最多タイ。1リーグ時代の1937年に門前真佐人が6月13日のイーグルス戦で1試合4二塁打(プロ野球記録)を記録している。 6/24:阪神、今季ワースト5連敗で単独最下位に転落:広島11回戦で阪神は首位広島に6−11で敗れ、甲子園で今季3度目の同一カード3連敗。今季ワーストの5連敗(1分け挟む)&借金は今季最多の6に膨らみ、2年ぶりの単独最下位に転落した。 6/14:福留、全球団から本塁打:セ・パ交流戦、日本ハム3回戦で福留が0−8に突き放された直後の八回無死一塁で右翼へ5号2ランを放ち、史上33人目の全球団本塁打を記録した。阪神では2005年の金本(現監督)、08年新井貴(現広島)以来3人目で、糸井もオリックス時代の13年に達成している。 6/9:雨天中止の次の試合7戦全勝:セ・パ交流戦、ロッテ1回戦で阪神が延長十二回の土俵際『雨天中止後勝利神話』で、ロッテをうっちゃった。しかし、今季このサヨナラ勝ちで雨天中止の次の試合は7戦7勝と、驚異的数字なのだ。 6/7:鳥谷、藤田平超えトラ歴代6位803打点:セ・パ交流戦、オリックス2回戦で鳥谷敬内野手(36)が六回、右中間へ決勝二塁打を放ち、オリックスとの接戦にケリをつけた。輝きを取り戻したベテランの活躍で、連敗も2でストップ。交流戦では甲子園初勝利で、リーグ2位に再浮上。鳥谷が1打点をあげ、通算803打点。球団6位で並んでいた藤田平氏を抜き単独6位となった。 鳥谷は今季先発で16試合に出場し、打率・179、0本塁打、7打点。代打では27度起用され、22打数3安打(打率・136)で打点なし。今季通算は51試合出場し、84打数15安打0本塁打7打点、打率・179。 6/2:D5・谷川、幸運プロ初星!:セ・パ交流戦、西武2回戦で2−4の五回に2番手のマウンドに上がったD5位・谷川昌希投手(九州三菱自動車)が、逆転劇を呼ぶ、価値ある1回無失点でプロ初勝利を手にした。プロ2試合目、初の中継ぎ登板で粘った。 6/2:鳥谷、藤田平氏に並ぶ通算802打点:セ・パ交流戦西武2回戦で10試合ぶりに「7番・DH」でスタメン出場した鳥谷は、九回二死二、三塁から右前適時打。この1打点で通算802打点。阪神の大先輩・藤田平氏に並んだ。 5/30:植田、高卒4年目で10盗塁到達:セ・パ交流戦ソフトバンク2回戦で植田が大台に到達した。一回、四球で出塁すると、続く糸原の2球目で二盗に成功。これで今季10盗塁目。高卒4年以内での到達は1993年の新庄剛志氏以来となった。 5/29:鳥谷、連続試合出場『1939』で止まる:セ・パ交流戦ソフトバンク1回戦で阪神はソフトバンクに0−1で敗れ、連勝は5でストップ。鳥谷敬内野手(36)の出場機会は最後までなく、プロ1年目の2004年9月9日のヤクルト戦(甲子園)から続いていた歴代2位の連続試合出場が「1939」で途切れた。虎の歴史に大きな区切り−。3位に転落したチームとともに、不屈の鉄人が再び歩き出す。 5/28:鳥谷、注目交流戦安打歴代単独トップ:歴代2位となる連続出場試合記録を「1939」まで伸ばしている鳥谷は交流戦での通算安打も注目される。現在「318」で歴代単独トップ(2位は元中日の和田一浩で304、3位は広島の新井で298)。29日もベンチスタートの可能性が高いが、22日のヤクルト戦(倉敷)以来となる「H」ランプを灯すことを期待したい。 5/27:才木、プロ初星で歴史的G斬り:プロ2度目の先発となった才木浩人投手が6回を散発2安打無失点で、巨人打線を相手に堂々の95球でプロ初白星を挙げた。10代投手で巨人戦でのプロ初勝利は球団初。高卒2年目の逸材がチームを今季初の5連勝に導いた。 5/25:糸井、通算150号本塁打達成!史上167人目:巨人10回戦の5回1死で糸井嘉男(36)外野手は右越えに通算150号本塁打となる先制8号ソロを放った。相手投手は巨人のエース・菅野。プロ野球史上167人目。糸井の初本塁打は2008年6月27日、オリックス戦でオルティズから放ったもの。 5/22:メッセ、“地方の鬼”セ単独トップ:ヤクルト5回戦(倉敷)で先発のメッセンジャーが粘りのピッチングでハーラー単独トップの7勝目。5月で7勝を挙げたのは、優勝した2003年のムーア(7勝1敗)以来の快挙だ。さらに“地方の鬼”ぶりも健在。これで8試合で7勝無敗となった。 5/18:鳥谷、藤田平超え虎最多の2011試合出場:鳥谷敬内野手(36)が中日9回戦(ナゴヤドーム)の九回に代打で登場し、犠打に成功。球団新記録となる通算2011試合目の出場を果たした。生え抜き最多だった藤田平氏(70)を抜き、34年ぶりに更新した。1年目の2004年の開幕戦となった4月2日巨人戦でプロ初出場して以来、積み重ねてきた数字。2004年9月に始まった連続試合出場も1932まで伸ばした。 5/17:鳥谷、藤田平氏に並ぶトラ出場試合数トップタイ:DeNA7回戦で鳥谷がまた偉大なOBに肩を並べた。五回に代打で登場。二ゴロに倒れるも、これが公式戦通算2010試合目の出場。球団生え抜き選手では1位の藤田平氏に並ぶ最多記録。連続試合出場は1931試合に伸びるなど、出番がある度に歴史を塗りかえていく。 5/16:メッセ&鳥谷が連盟表彰:メッセンジャーは3、4月の「日本生命月間MVP賞」を受賞。この期間に5試合に先発して4勝1敗、防御率1・88と活躍した。鳥谷は4日の中日戦(甲子園)で代打で出場し、公式戦通算2000試合出場を達成。記念メダルなどが手渡された。この日も九回の守備から登場し、通算2009試合に到達。 5/12:鳥谷、球団2位2007試合出場:広島8回戦で4試合連続ベンチスタートの鳥谷は、5点を追う八回先頭で代打登場。通算2007試合出場とし、球団2位の吉田嘉男に並んだ(1位は藤田平の2010試合)が、ジャクソンの前に空振り三振に倒れた。 5/10:D3・熊谷、ウエスタンLトップ19盗塁:阪神2軍はウエスタン・オリックス戦に10−2で快勝。ドラフト3位・熊谷敬宥内野手(22)=立教大=が4打数1安打2盗塁と足で存在感を示した。今季リーグトップの19盗塁とし、走塁でアピールを続けている。ウエスタン・リーグ出場37試合で今季の盗塁は19。同リーグ盗塁数で独走態勢に入った。 5/9:メッセンジャーが3・4月の月間MVPに選出:日本プロ野球機構は3・4月の「日本生命月間MVP賞」を発表し、セ・リーグの投手部門で阪神のランディ・メッセンジャー投手(36)が受賞した。メッセンジャーは期間中にリーグトップの4勝を挙げる活躍。自身4年連続となる開幕投手を務めた3月30日巨人戦(東京ドーム)から破竹の勢いで白星を重ね、5試合で4勝1敗、防御率1・88と安定していた。月間MVPを受賞するのは昨年の3、4月度以来3度目。阪神からの受賞もそれ以来で、阪神の外国人選手としての受賞はバース、スタンリッジを抜いて最多となった。 5/5:走塁改革革!植田が先導、阪神5年ぶり4盗塁:中日7回戦で植田海が初めてお立ち台に呼ばれた。 チームとして5年ぶりとなる1試合4盗塁を決めたのは八回だった。先頭で藤嶋から四球を選ぶと続く糸井の初球で今季4個目の盗塁成功。ロサリオの左翼線二塁打で7点目のホームを踏んだ。金本監督は「本当に彼(植田)が勢いを作ってくれている」と絶賛。さらに一回の上本、三回の糸井、五回の糸原を含めた4個の「S」がすべて得点につながり「こういう野球をずっとしたかった」と喜んだ。開幕20試合で1盗塁だったチームがここ7試合で13盗塁。変えたのは、植田だ。 5/4:鳥谷、史上51人目2000試合出場達成:中日6回戦で鳥谷が史上51人目の2000試合出場を達成した。七回先頭で代打で登場し遊ゴロに倒れるも、大歓声に包まれてベンチ前で花束を受け取った。阪神の生え抜きでは3人目(藤田平=2010試合、吉田義男=2007試合)の記録で連続試合出場は1921に伸びた。 5/1:阪神、無四死球完投は藤浪以来3年ぶり:DeNA3回戦で秋山拓巳投手(27)がチーム完投一番乗りで今季2勝目。DeNA打線を無四死球に抑えて、9三振を奪った。秋山の完投は昨年7月21日のヤクルト戦(神宮)以来で通算4度目。チームでは今季24試合目で初。秋山の無四死球完投はプロ初。阪神では2015年5月2日の巨人戦(東京ドーム)での藤浪以来3年ぶり。 4/29:金本政権初の3、4月負け越し:広島5回戦で金本政権3年目で初の3、4月の負け越しが決まった。またしても、大瀬良を攻略できず、昨季からの連敗は「4」に伸びた。金本監督は大幅な打線改造が不発に終わり、唇をかんだ。 4/18:梅野、悪夢払拭スクイズ決めて犠打リーグトップ7個目:中日4回戦で梅野はスクイズを決めた。12日前にも同じ場面があったので、今回も手の内を見せていたようなものだったが決めた。ビシエドの本塁悪送球で2点を奪った後の六回一死一、三塁。柳の2球目、スライダーを一塁方向に転がした。三走福留の好スタートもあり、貴重な3点目をもぎとった。同じ竜を相手にリベンジに成功した。これで今季7個目の犠打。驚異のシーズン66個ペースで並んでいた西浦(ヤクルト)を引き離して、セ・リーグトップに躍り出た。 4/17:ロサリオ、ミキハウス・キャンプMVP弾みに:今年のミキハウス・キャンプMVPは阪神のウィリン・ロサリオ内野手(29)、福留孝介外野手(40)、能見篤史投手(38)が受賞。各選手にミキハウスから、子ども服がプレゼントされた。 4/15:鳥谷、初猛打ショー 和田豊を抜き単独3位:ヤクルト3回戦で鳥谷の湿っていたバットに快音が戻った。今季初の3安打をマークして、打線爆発の起爆剤になり連敗ストップに貢献した。これで通算135度目の猛打賞を記録し、球団では和田豊を抜き、単独3位となった。 4/15:福留、一回先制打で32イニングぶりタイムリー:ヤクルト3回戦で福留が充満する嫌な空気をひと振りで吹き飛ばした。一回二死一、二塁からスライダーを左前へ先制打。32イニングぶりの適時打(本塁打を除く)だった。負の連鎖を断ち切る快打にも「そういう流れになっていたんじゃないですか」と淡々と振り返った。とはいえ、大量リードで他のベテラン、主力が次々と交代していく中、最年長40歳がフル出場。存在感は増すばかりだ。 4/14:鳥谷、八回代打で連続試合出場記録継続:ヤクルト2回戦で3試合ぶりのスタメン落ちとなった鳥谷は、八回に代打で出場。石山からきっちりと四球を選んで出塁し、そのまま二塁の守備へ就いた。試合中盤から小雨が降り、試合に出ない時点でコールドゲームとなれば、連続試合出場記録がストップするところだったが、九回まで行われた。歴代2位の連続試合出場は「1908」まで伸びた。 4/13:福留が日米通算300号!:ヤクルト1回戦で福留は右中間席に白球が吸い込まれるのを確認すると、右拳を突き上げた。もどかしさを吹き飛ばす、値千金の同点2ラン。千両役者ぶりを発揮しての日米通算300号だ。 4/11:D2・高橋遥、59年ぶり快挙星で村山実以来の鮮烈デビュー:広島2回戦でドラフト2位・高橋遥人投手(22)=亜大=が、7回2安打無失点の快投でプロ初勝利だ。球団で初登板初先発勝利を甲子園で記録した新人は1959年の村山実以来、59年ぶり。広島相手に2連勝。 4/5:大山、積極打法で先制!虎62年ぶり開幕5戦連続先制:DeNA2回戦で大山の打球が横浜の夜空に舞う。飛距離十分。貴重な犠飛で先制の虎を演出した。今季早くも4打点目。開幕から5試合連続で主導権を奪うことに成功だ。開幕から5戦連続先制は1956年(広島−国鉄−巨人)以来62年ぶり。 3/30:福留、史上4番目開幕年長弾:巨人1回戦(東京D)40歳11カ月の福留が開幕戦で本塁打。40代選手の開幕戦アーチは昨季の広島・新井貴浩(40歳2カ月)以来、史上10人目。40歳11カ月は1972年の阪急・スペンサーの42歳8カ月、2014年の中日・和田一浩の41歳9カ月、09年の阪神・金本知憲の41歳0カ月に次ぐ年長4番目。開幕戦での猛打賞(1試合3安打以上)の年長記録では、98年の日本ハム・落合博満の44歳3カ月、12年のヤクルト・宮本慎也の41歳4カ月に次ぐ年長3番目。福留のNPBでの開幕戦打率は・317。60打数19安打14打点、5本塁打。 |