慕嬢詩『冬が来た』
暖かいのか寒いのか
何を着込めばよいものか
服装に迷ってた昨日まで
それが一変、列島は冬モード
各地で厳しく冷え込んで
風がひんやりと肌を刺し
凍てつく空気に身が縮む

いさぎよい寒さの今日の朝
自然の魔法が解けたような
突然の冬の訪れの
急な変化に戸惑う心

暖かな陽射しは遠のいて
北風が季節を変えてゆく
木々はハラハラ葉を散らし
大地は冷気に包まれる

温もり求めて手を伸ばせば
優しい笑みの君がいた
寂寥感漂う乾いた初冬に
暖かな思い出を抱きしめる

※寂寥感(セキリョウカン)=静かで物悲しく、さびしく、わびしい様子。
※慕嬢詩(ボジョウシ)=亡くした娘を慕う気持を綴った詩・文。私の創作語。
#慕嬢詩 #冬が来た #チャレン爺有村 #有村正


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