hitomi's poem

hitomiの詩 part71 春が来た!




春が来た!
人一倍寒がりの私に、待ち遠しかった春が来た。
一年の中で最も希望にあふれ、彩りも鮮やかで輝く季節だ。
人々は厳しく長かった冬から解き放たれ、開放感に満ちている。
野や山には芽を吹き花が咲き、土の中からは虫たちが顔を出す。
青空のもと、小鳥たちのさえずりが心地よく耳に届く。
目を瞑ると、公園で蝶を追っかける幼い頃の瞳が浮かぶ。
そして芝生の上を元気に駆け回り、楽しそうに声を弾ませている。
あどけなくはしゃぐ姿を思い浮かべながら、うららかな春の日差しを感じた。
春が来た!
これからは、瞳の墓参りに行く回数も増えるだろう。




戻る

























hitomiの詩 part72 お茶目さん

机の引き出しの中で、見つけた写真帳
1ページずつめくりながら、君の在りし日を偲ぶ
その中におどけた変顔が、私の目に留まった
女友達と楽しそうな、スリーショットのフォトグラフ
君は素直で純粋、そして愛嬌がありお茶目さん

思い返せば、君が幼い頃
私とじゃれ合っている時、君は死んだフリをして
うっすら片目を開いて、私の反応を見た
歌の番組を見ながら、口パクして踊ったり
君は無邪気な仕草で、人を笑わそうとするお茶目さん

辛い時、寂しい時でも、その場の雰囲気を見て
シラけさせないようにと、明るく振る舞う時がある
君がお茶目になれるのは 私のDNAを継いでいるからなのか…













●back

●hitomi-top

●next

MYホームページ 愛netコミュニティ