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香水 (19/10/1)

10月1日は香水の日。そこで香水にまつわる話をあれこれ。
今、人気があるのはディオールの“ミス ディオール”で、花のような香りが清潔な乙女を演出。
次に、クロエの“オードパルファム”は可愛いだけでなく、大人の色気を身にまといたい方に人気。
その昔、香水と言えば“シャネルの5番”で、マリリンモンローが夜にまとうといわれていた。
記者が彼女に寝間着は何を着ているのか?という質問に、シャネルの5番を3滴と答えたのが発端となっている。
それと、フランスのフレグランス老舗のゲランには小説にヒントに創作した香水がある。
同社の“夜間飛行”は『星の王子さま』の著者・アントワーヌ・サン=テグジュペリの小説『夜間飛行』から。
そして“ミツコ”はクロード・ファレールの小説『ラ・バタイユ』のヒロインの名前からだとか。
以前に、いかにも香水を付けてますよと自己主張をするような強い香りの香水を沢山振っている知人がいた。
それが女性ではなく男性が…。
確かに服装も粋でオシャレが好きなのは分かるが、度を超すとかえって鼻をつきイメージダウンになる。
時々店に香りの良いお客さんが来る。シャンプー?ボディーソープ?はたまたヘアスタイリング剤?
優しさが漂う気になる香りは香水ではなかった。
そのナチュラルな香りをまとうステキな女性に近づくとほんのり好感を覚えた。
そう言えば、亡き娘のコスメボックスの中にも香水の瓶が数本入っていた。
デートや出かける時には、その中からチョイスして付けていたんだろうな。目を瞑れば瞳の香りが漂ってきた。
思い出は姿かたちだけでなく、匂いや香りだけでも、ふと色々な思い出が蘇ってくることがある。





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