毎年12月に入ると神戸ルミナリエのニュースが流れる。
テレビの画面を見ていたら2枚の写真を思い出す。
そのルミナリエの感じからすると11年ほど前の写真だ。
会場の東遊園地内・スパッリエーラの前で撮った
幸せそうなカップルと楽しそうな男女4人の写真。
周りに写っている人々も楽しそうで幸せそうだ。
娘の横にいるのは彼氏、初めて家に連れて来た子だ。
もう一組のカップルは面識のない人たちだ。
いろいろな友達がいたんだなと、しみじみ思った。
白いコートに身を包んだ愛しいhitomiは
光のファンタジーの中でひときわ輝いていた。
しかし、煌(キラ)めく君は今はもういない。
もっと私のそばで輝いていて欲しかったのに。
ルミナリエはテレビや写真でしか見たことがないが
イタリア生まれの小さな電球が織りなす光の芸術。
漆黒の空に色とりどりの光で幻想的な世界に誘(イザナ)う。
考えるだけでも胸がわくわくしてきた。
私達夫婦は仕事の都合で今は行けないが
いつか一度は行ってみたいと思う。
娘を偲ぶために…
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