. | ★2002年の全戦績 ★主な選手の2002年最終成績 ★阪神歴代外国人で10勝以上した投手 ★今季のサヨナラ勝ち ★今季の延長戦戦績 ★アリアスがホームラン打てば強い? ★最近11年間の長期ロード成績 ★過去の3試合連続サヨナラ勝利 ★神・チーム本塁打 |
||
・.. ・. |
|||
2002年タイガース・データ・バンク | |||
・ |
3/30:開幕戦の連敗を11で止める:(開幕対巨人戦3−1)阪神井川が初めて開幕投手の大役を務め、6安打1失点の完投勝利を飾った。巨人相手の開幕戦完投勝利は巨人キラーだった平松政次(大洋)以来27年ぶりの快挙。阪神は若きエースが開幕戦の連敗を11で止めた。通算成績は35勝32敗2分け。巨人との開幕戦通算成績は5勝4敗1分け。東京ドームでは1勝3敗。(甲子園では1戦1勝)。 3/31:開幕2連勝、23年ぶり:星野阪神が逆転勝ちで23年ぶりの開幕2連勝を飾った。1−1の同点で迎えた7回、好投のムーアに代打を送る積極策が的中。赤星の決勝打を生んだ。守っても6人を投入する継投で1点差のしびれるような勝利。巨人相手に開幕1、2戦勝利となると、2リーグ分裂後初めて優勝した62年以来、40年ぶりになる。 4/2:27年ぶり開幕3連勝:星野阪神が横浜を倒し、1975年(S50)以来、実に27年ぶりの開幕3連勝を遂げた。左腕用に右打者をズラリと並べた用兵が的中でチーム17安打の大当たり。その火付け役となった恐るべき1、2番コンビ≠フ赤星と今岡が、2人まとめて8安打。投げては藪が復活。 4/3:強い阪神46年ぶり開幕4連勝:星野阪神がド派手に5発の花火を打ち上げ横浜を圧倒、46年ぶりの開幕4連勝で単独首位に立った。浜中、矢野の連続弾。片岡の移籍1号もすごかったがタイソンことホワイトの2打席連続KOパンチにはド肝を抜かれた。初代ミスタータイガース故藤村富美男さんが率いた56年の開幕連勝記録に並んだ。 4/4:無敵阪神64年ぶり開幕5連勝:虎が開幕5連勝。実に64年ぶりの快進撃で首位をキープした。延長11回、代打ホワイトが押し出しの四球を選び横浜を3タテ。 4/5:鬼門神宮も撃破!星野阪神6連勝:阪神が井川−バルデスの完封リレーで開幕6連勝を飾った。星野監督は1―0の9回、好投の井川に代打を出す決断。ボークで追加点をあげるラッキーもあって昨年2勝しかできなかった神宮球場で初戦を飾った。 4/6:阪神、ムーアで球団タイ開幕7連勝:阪神が開幕7連勝を飾った。新外国人左腕、トレイ・ムーア投手がヤクルト打線を抑えた。切れ味鋭い変化球をコーナーに散らし主砲ペタジーニを4打席4三振に仕留めるなど6安打1失点完投で2勝目だ。 4/9:藪が無四死球で2勝目:藪の無四死球完投は99年4月23日ヤクルトセ戦以来、2試合連続完投勝利も99年5月11日ヤクルト戦、18日広島戦以来になる。 4/10:阪神の開幕ダッシュ:阪神の最近の開幕ダッシュは85年に開幕10試合を8勝2敗。77年には同じく10試合を8勝1敗1分けがある。その前年の76年には開幕14試合を11勝1敗2分けがあるが、75年も10試合を7勝2敗1分けと好スタートをきっている。この4シーズンは吉田義男監督で、85年には球団初の日本一に導いている。それ以前の記録では、藤村登美男監督時代の56に10試合を9勝1敗(最終成績は2位)がある。 4/10:マンモスが震えた今岡4年ぶり2度目のサヨナラ弾:阪神・谷中−広島・長谷川の両先発の好投で、0−0で迎えた9回裏。前夜(9日)に先制3ランを放っていた今岡が、左翼席へ劇的な3号サヨナラアーチをかけた。4年ぶり2度目のサヨナラ弾で連夜のヒーローになった。星野阪神はこれで開幕10試合を9勝1敗のハイペースだ。 4/12:井川凄い!3連勝3冠:井川は今季3試合目で早くも3勝目。22イニング連続無失点と完ぺき。勝ち星、奪三振数29個、防御率0・35と投手3冠でトップ。 4/12:阪神のリーグ10勝一番乗り:阪神のリーグ10勝一番乗りは1976年(吉田義男監督)以来。開幕の広島戦、続く中日1回戦で引き分け、2回戦で2−4と負けたあと破竹の11連勝。4月25日の時点で11勝1敗2分け、勝率.917。この年、阪神はチーム本塁打193本、防御率3.54と、いずれもリーグ1位で72勝45敗13分けの好成績を残した。ところが、なんと、前年度最下位の長嶋巨人が76勝45敗9分けで優勝。2位に甘んじた。 4/14:安藤8回2安打完封プロ初星:阪神安藤優也投手がプロ2度目の先発で8回を投げ、被安打2の無失点に抑え初勝利を飾った。キレのある速球を武器に横浜打線を抑え、7日の初登板で白星を逃がした悔しさを晴らした。 4/17:阪神今季初の連敗:阪神が15試合目で初の連敗。昨年の初連敗は11試合目で、4月10、11日、甲子園でヤクルト1、2回戦に●0−2、●2−4と敗れ、5勝6敗と勝率5割を切った。3回戦は○4−3と勝って5割に戻している。 4/17:今季初の先発投手黒星:谷中が5回3失点で敗戦投手。チーム4敗目で今季初めて先発投手に負けがついた。過去3敗は伊達2、遠山1。 4/19:苦手上原から初の5得点:巨人の先発上原は前回の対戦まで阪神戦の通算成績10勝4敗、防御率1.95.阪神打線が苦手にしていた投手で、これまで上原から奪った得点は同投手がプロ初登板だった99年4月4日の4点が最多。通算16度目の対戦で阪神が初めて上原から5点を奪った。 4/23:桧山通算100本塁打:桧山がプロ100号本塁打を放った。2−8で迎えた6回。広島先発長谷川の外角へのフォークをとらえて達成。プロ野球218人目。初本塁打は93年5月29日の広島戦で長富から記録している。 4/24:阪神が今季2度目の逆転勝ち:阪神が3月31日の巨人戦以来、今季2度目の逆転勝ち。2ケタ安打は今季7試合目だが、本拠地の甲子園では2試合しかなく、ロードで5試合記録。甲子園と他球場でのチーム打率を昨年と比較すると甲子園(昨年・257、今年・217)、他球場(昨年・232、今年・275)甲子園以外では今岡が3割5分8厘、桧山が3割2分厘マークするなど、チーム打率が2割7分5厘。昨年の阪神は甲子園を離れると打率2割3分2厘しかなかったが、今年はロードでよく打っている。 4/25:アリアス1試合3本塁打8打点:アリアスにとって1試合3本塁打、8打点はともに来日初めて。阪神の選手で1試合3本塁打は昨年のクルーズ以来、12人15度目になるが、8打点以上は49年土井垣8打点、49年別当8打点、51年藤村富9打点、77年ブリーデン8打点に次いで25年ぶり5人目。(バースは6打点が最多)。今季打点を挙げた試合はこれで8戦8勝となった。勝利打点は古田(ヤ)と並んでリーグ最多となった。 4/26:阪神が1イニングに9点:阪神がアリアスの満塁弾などで2回に9点を挙げ、前日に続き2ケタ得点。阪神が1イニングに9点以上取ったのは、97年8月2日巨人戦の8回に10点記録して以来、5年ぶり。2試合連続2ケタ得点は、90年6月3日ヤクルト戦(11―0)5日中日戦(14―5)以来、12年ぶりだ。これで今岡が打順1番に入った20日巨人戦からチームは5試合連続2ケタ安打となったが、この5試合の今岡は22打数13安打、打率5割9分1厘。2冠のアリアスのほかに、トップバッター今岡の活躍も見逃せない。 5/1:阪神・薮の完封勝利:阪神・薮の完封勝利は、2000年4月27日の1―0広島(甲子園)以来、2年ぶり。通算では11度目の完封勝利だが、中日戦はこれがプロ入り初めて。カード別完封ではヤクルト4、巨人3、横浜2、広島1、中日1となり、この日で『全球団制覇』となった。 5/3:八木球団新の代打12号:阪神八木が球団新記録となるプロ12本目の代打本塁打を放った。これまでは11本の川藤幸三と並んでいた。八木がプロ初の代打本塁打をマークしたのは、87年5月13日対巨人戦(後楽園)。阪神の第1号代打本塁打は、36年11月4日名古屋戦で藤村登美男が放っている。代打本塁打の日本記録は高井保弘(阪急)の27本。セ・リーグ記録は大島康徳(中日)、川又米利(中日)の16本。 5/3:歴史的22安打18得点:阪神が毎回の22安打で18得点の猛攻。阪神の18得点は96年8月24日広島戦(18−4)以来だが、22安打は優勝した85年5月6日中日戦で23安打して以来、17年ぶりになる。この試合は中日先発の鈴木に初回から襲いかかり3点。3回にはバースの2打席連続本塁打などで4点を加え、終盤にも加点。結局、中日の6投手から18点を奪う猛攻。投げては池田が9安打6失点で完投勝利を挙げた。 5/5:阪神貯金「10」:阪神貯金10は、92年9月22日(63勝53敗2分け)以来、10年ぶり。セ・リーグで阪神が2ケタ貯金一番乗りは前回優勝した85年以来になるが、85年の貯金到達は6月2日の37試合目。開幕から30試合以内で貯金10を記録したのは、14試合目(11勝1敗2分け)に到達した76年以来、26年ぶり。1リーグ時代には今年より早く貯金10を記録したのが6度である阪神だが、2リーグ制後では76年に次ぐ2番目のスピード到達だ。この日は3点差を逆転。開幕から4月23日まで逆転勝ちが1試合だけだったが、24日以降は7勝のうち6勝を逆転でものにしている。 5/10:阪神20勝到達:阪神が32試合目で20勝に到達。2リーグ制後、阪神の最速20勝は56年の31試合目だが、これに次ぐ32試合目は74年(20勝9敗3分)以来チーム28年ぶり。 5/10:アリアスの本塁打、打点神話:アリアスが6回に勝ち越し2ラン。これでアリアスが本塁打を放った試合は9戦全勝。打点を挙げた試合は11戦全勝と不敗を続けている。11号のうち肩書き付き本塁打(先制、同点、逆転、勝ち越しは5本目になり、ペタジーニ(や)の4本を上回るリーグトップになった。 5/11:1イニング3発は5年ぶりの快挙:4回にアリアス、桧山、浜中が本塁打。阪神の1イニング3発は、97年6月7日の対横浜戦(旭川)の3回、久慈が2年ぶりアーチを左に、4番桧山が左中間、平塚が左翼スタンド中段に放って以来、5年ぶりの事。この試合では桧山と久慈が2発ずつ。関川の3ランを含めて計6本の本塁打が飛び出して10−4で快勝した。また、チームでは83年8月14日対ヤクルト戦の3回に北村、掛布、藤田、永尾、76年9月19日対広島戦の6回に中村勝、掛布、ラインバック、田淵が放った1イニング4本塁打が最多となっている。 5/11:アリアス神話崩れる:アリアスが4回に2ランを放つなど、3本の本塁打で逆転するも、守乱ミス連発で敗戦。アリアスの本塁打試合全勝(打点も同様)の神話は崩れた。 5/15:バルデス10セーブ目:バルデスが対横浜8回戦で10セーブ目を記録した。阪神投手のセ、パ両リーグ10セーブ1番乗りは、優勝して85年の山本和行以来。チーム82試合目となった8月11日対中日戦(平和台)で10セーブ目をマーク。その後、山本は9月4日対中日戦(ナゴヤ)の試合前に左アキレス腱を断絶。この年のシーズンでは、中西清起が19セーブを挙げて最優秀救援投手となった。 5/16:井川5発までに7勝:井川が無四球完封勝利で7勝目。阪神の投手が5月までに7勝をあげたのは92年の仲田(7勝3敗)以来10年ぶり。今季の被打率は1割8分5厘になり、セ・リーグ規定投球回到達投手の中ではただ1人1割台。 5/25:ムーア20年ぶり珍ケース:ムーアが許した安打はバンチの1本だけ。投手に打たれた1安打だけでノーヒットを逃したのは、82年6月18日に鈴木正が大洋戦で記録して以来20年ぶり(鈴木正は野村の中安だけに抑えたが、0―1で敗戦投手)。ほかにセ・リーグでは54年徳永(中日)56年杉下(中日)69年安仁屋(広島)しかおらず、ムーアで5人目。阪神の投手では1リーグ時代の43年若林以来の珍しいケースだ。バンチは今季の打撃成績が19打数6安打の打率3割1分6厘で「3割打者バンチ」にノーヒットノーランを阻止されたことになる。 5/30:アリアスサヨナラ劇打:アリアスのサヨナラ打はオリックス時代の昨年8月28日、豊田(西武)から逆転サヨナラ3ランを放って以来。これで勝利打点は9に成り、両リーグトップの中村(近鉄)に並んだ。5月は打率が3割3分7厘と急上昇。特に連続安打を続ける最近12試合は48打数21安打(4割3分8厘)と手がつけられない。 6/1:4、5月首位通過は85年以来2度目:阪神は4月に続いて5月も首位で通過。2リーグ制後、阪神が5月終了時に首位は64、69、72、85年に次いで17年ぶり4度目。今年のように4月、5月と続けて首位で通過は、前回優勝した85年に次いで2リーグ制後、2度目になる。 7/2:井川プロ入り最多の13K:井川がプロ入り最多の13三振を奪って今季4度目の完封勝ち。阪神の投手で13奪三振は96年の藪以来で、シーズン4完封は92年湯舟以来。神宮球場では今季は2戦2勝で17回連続無失点。ほかに東京ドームが2勝の防御率1.80、横浜スタジアムが1勝の防御率0.00.根気はロードで6勝1敗だが、特に関東では5試合に登板して5勝、防御率0.66と、完璧な内容。 7/2:星野監督史上14人目の800勝:星野仙一監督は2日のヤクルト14回戦(神宮)で、監督として史上14人目の通算800勝を達成した。中日時代と合わせ12シーズン目での到達で、最多は鶴岡一人(南海)の1773勝。中日時代の11シーズンは766勝668敗27分けで2度のリーグ制覇。通算成績は800勝699敗28分け。 7/16:開幕戦&後半初戦W白星は23年ぶり:阪神が開幕戦、後半戦初戦を共に白星で飾ったのは79年(開幕の広島戦5−4、後半戦初戦の巨人戦7−0)以来、23年ぶりになる。この日は藪、金沢バルデスの3人で完封リレー。セ・リーグ6球団の完封数は阪神12、巨人6、横浜6、ヤクルト5、中日、広島4.首位巨人が6度しかないのに、阪神は倍の12度も記録している。 7/30:八木代打逆転満塁本塁打プロ野球9位タイ:八木が代打逆転満塁本塁打を放った。代打逆転満塁本塁打は昨年9月30日の藤井(オリックス)以来で、セ・リーグでは97年8月12日の本西(阪神)以来、5年ぶりに。八木の代打本塁打は歴代9位タイの通算13本目だが、満塁では初めてだ。これで八木の今季代打成績は32打数10安打、2本塁打、13打点、打率3割1分3厘。今季代打で10打点以上挙げているのは両リーグで八木しかいない。 8/8:阪神が31年ぶりに三重殺を完成:8日に行われた広島−阪神18回戦(広島)で、阪神が三重殺を記録した。3回無死一、二塁でディアスの三塁ゴロを捕球した関本が三塁を踏み、二塁、一塁と転送して完成した。今季、セ・リーグでは初。パ・リーグでは6月29日の近鉄など3度記録されている。 8/10:悪夢矢野・ホワイトも骨折、阪神故障者続出:桧山=左肩関節亜脱臼で全治3週間、アリアス=左11肋軟骨挫傷で全治2週間、浜中=左第一中手骨骨折で全治8週間、薮=左ろっ間筋挫傷で全治3週間、安藤=右肩違和感、坪井=左足かかと骨折で全治4週間、ホワイト=左尺骨骨幹部骨折でギプス固定5〜6週間、矢野=左尺骨骨折で全治6週間。 8/13:ムーア85年川端以来の3割投手:ムーアが4月6日ヤクルト戦に次いで今季2度目の3安打。投手が猛打賞をシーズン2度記録したのは、85年川口(広島)がマークして以来、17年ぶりになる。ムーアの打撃成績は50打数15安打の打率3割。規定投球回数に到達して打率3割以上は85年の川端(広島)を最後に出ていない。さてムーアは? |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
9/1:ムーア、キーオ以来13年ぶり2ケタ星:阪神の外国人 投手では、1989年のキーオ以来となる2ケタ勝利をマークした。 「内外角をうまく使えるように注意して投げた。バックを信じて、 打たせて取ろうと思っていた」 立ち上がりはやや不安定だっ たが、尻上がりの好投。頼りになる助っ人は「来年もタイガー スでプレーしたい」と残留希望を口にした。 9/3:輝く「太陽」10K完投プロ初勝利:9月3日の広島戦で 藤田太陽投手は5安打10奪三振2失点の完投でプロ初勝利 を飾った。 9/11:4年目の白星に涙・藤川:9月11日のヤクルト戦で藤 川球児投手は8回を1安打1失点に抑え、プロ入り4年目の 初勝利を飾った。 9/22:阪神9回裏5得点でサヨナラ勝ち:阪神が9回裏に 5得点を挙げてサヨナラ勝ち。最終回に4点以上を一気逆転 したサヨナラは00年9月24日に巨人が中日戦(0−4→5−4) で記録して以来2年ぶり。阪神では99年7月8日にヤクルト戦 (2−6→7−6)で記録したのに次いで3年ぶり2度目。 |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
10/2:バース超え!今岡21度目猛打賞:中日戦で今岡が、85年に最強助っ人バースが記録した20回を超える、球団新記録の今季21度目猛打賞を打つ。 |
|
|
週刊トップペ−ジ
|