●慕嬢詩『秋の気配の中で』

残暑の暑さ まだ残るけど
ふと爽やかな 風が吹き抜け
秋の気配が 心を癒やす
初秋の風が 頬なでるたび
小麦色の はつらつとした娘
君の笑顔が ふっと胸に浮かぶ
ああ 「会いたいよ」
思わずこぼれた その言葉は
秋の気配の中に 溶けていく
木の葉の色も 変わり始めて
澄んだ空に 高く薄雲が
秋の気配が どこか寂しい
初秋の風が 頬なでるたび
夏の日に 静かに旅立った君
君の寝顔が ふっと胸に浮かぶ
ああ 「会いたいよ」
空へと還った 愛しい娘(コ)に
秋の気配の中で 話しかける
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