慕嬢詩 『いつか来た道』

ここはどこ?
来た事があるよな無いような
木立に囲まれた遊歩道
優しい木漏れ日を浴びながら
心地よい時に浸ってると
いつのまにか君が横にいて
歩調を合わせて歩いていた

ここはどこ?
来た事があるよな無いような
静寂に包まれた夜の道
頬を撫でる風が生ぬるい
天を仰ぎ見れば星の川
七夕伝説を連想し
静かな夜空で君と繋がる

ここはどこ?
来た事があるよな無いような
花壇が飾られた散歩道
道行く人々を和ませる
花は四季折々に移ろぐが
散りてなお咲いてる心の花
その面影胸に歩き続ける

いつか来た道はおぼろげで
どこまで続くのか分からずに
不安に駆られて目が覚めた

※時々亡き娘の夢を見ます。その夢をイメージして詩にしました。
※慕嬢詩=亡くした娘を慕う気持を綴った詩・文。私の創作語。
#慕嬢詩 #いつか来た道 #チャレン爺有村 #有村正


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