慕嬢詩 『小さな幸せ』

この世に生を享(う)けた君を見て、父親になったと自覚した時
天使のような君を抱いて、初めて自分よりも大事だと思った時
気に入ったオモチャを見つけると、全力でハイハイしていく様子がかわいい 
初めてのつかまり立ち、昨日出来なかった事が今日出来て感動した日
伝い歩きからひとり歩きへと上達し、ますます目が離せなくなった日々
「あー」「うー」の発声から「マンマ」「ワンワン」など意味のある単語に発展
「パパ」とはっきり呼んでくれるようになり、呼ばれると嬉しくて抱きしめた
私の膝の中で、晩酌のビールのグラスに口を付けて顔をしかめた君
きれいな衣装を着て、いつもとは違ったおめかしをした七五三
その特別な日に、ママの口紅で初めてメイクアップしてすまし顔
ゴロゴロ…ピカピカッ!ドドーン!雷の音に驚いて私にしがみついた時
バースデーケーキのローソクを吹き消す時のおちょぼ口
手をつないで歩いた時、暖かくてたまらなくかわいらしい感触の小さな手
昼間、動き回ったあとの笑顔や寝ている姿がとにかく愛おしい
幼い子どもの純真さと、あどけないクスッと笑えるお茶目な仕草と天然な行動
考えられない豊かな発想と、予想もしない方向から笑わせてくれる

そんな微笑ましい成長過程の一コマに、小さな幸せを感じながら君を見守っていた。
##慕嬢詩 #小さな幸せ #チャレン爺有村 #有村正
※慕嬢詩(ボジョウシ)=亡くした娘を慕う気持を綴った詩・文。私の創作語。



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