hitomi's poetry
想い出綴り−62 クリスマス

cici
♪ジングルベル〜、ジングルベル〜
12月になると商店やデパートでは、キレイに飾りつけられてセールが始まる。
街並みをキラキラさせるクリスマス・イルミネーションに、夜空の星が霞む。
子供たちをウキウキさせるジングルベルの音に、大人たちは気ぜわしい。
そんな中で小脇にプレゼントを抱えて、嬉しそうに家路を急ぐ人もいる。
家々の窓から洩れる、クリスマス・ライトの灯り、楽しげな人々の笑い声。
扉には"Merry Christmas"のプレートに、赤と緑のリボンを絡めたリース。
我が家でも賑やかしく、娘と一緒にクリスマスツリーに飾り付けをした。
「メリークリスマス!」
当日の夜は、クリスマスケーキを囲んで、家族揃って団らんのひと時。
定番のチキンに手の込んだ夕飯、手作りのクッキーやケーキでお腹は満腹。
ご馳走の後は、家族でトランプやオセロなどをして笑いあい心は満足。
胸をときめかせてプレゼントの包装を解く娘、輝く眼差しがまぶしく光る。
娘が小さい頃のクリスマスの夜は、家族が一つになり幸せに浸る一日だった。




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