愛net・お酒の豆知識

(食後酒の愉しみ)
食後酒のたのしみ
素晴らしい食事の後に、しめくくりとしてお酒を飲む。これが、
ディジェスティフです。ディジェスティフとはアペリティフの反対
語。食後のくつろぎを満たしてくれるお酒。消化の促進をはか
るお酒(歴史的には薬草系のシャルトリュース等が多く飲まれ
たのはこのためでした)。
ディナーの余韻にひたるお酒。それがディジェスティフ。素敵な
ディナーをとった夜にディジェスティフは欠かせません。アペリ
ティフを飲んだウェイティング・バーに戻って、ゆっくりとディジェ
スティフをたのしむ。とは言え、決して堅苦しく考える必要はあ
りません。食後のデザートにお酒を飲む。そう考えていただけ
ばいいわけです。簡単な話、コーヒーにお酒を加えただけでも
立派なディジェスティフになるのですから。それでは物足りな
いという方は、ブランデー、デザートワイン、ウイスキーなどお
好みのお酒を。ひとの数だけディジェスティフがあると言っても
過言ではありません。要は、食後をいかに楽しく過ごすかなの
ですから…。
ディジェスティフ。だんらんの為の食後酒
食後酒のことを、ディジェスティフといいます。といいうと固
苦しいようですが、要するに、デザートのためのお酒、と考
えればいいわけです。デザー卜のコーヒーにお酒を加える
だけで、これは立派なディジェスティフになります。また、ブ
ラック・ルシアンはウオッ力にコーヒーリキュールを加えた
デザート・ドリンクです。ウオッカの代わりにブランデーを用
いると、ダーティー・マザー、テキーラを用いると、ブレーブ
・ブルというカクテルになり、アメリカで人気のディジェステ
ィフです。フラッぺとは、フランス語で“冷やしたもの”という
意味、ブルーキュラソーフラッぺは、山盛りにした細氷の上
にヘルメスブルーキュラソーを注いだものです。このほか、
カカオ、メロンなど、各種のリキュールでフラッぺをたのしめ
ますが、さわやかな味わい、清涼感あふれる色彩からいえ
ば、ミント・フラッぺがいちばんです。ディジェスティフは、食
事の後だけに、色どりも大切な要素です。
食後に楽しむ、ポートワイン
食後のひと時を豊かなものにしてく
れるディジェスティフのひとつにポー
トワインがあります。ポートワインは、
ポルトガル北部ドウロ地区
産のデザートワイン。発酵中のワイ
ンにブランデーを加え発酵を止め、
甘味を残すのが特徴です。数十年
物のヴィンテージ・ポートをデキャン
ターに移して皆で楽しむのが、イギ
リス紳士の楽しみであるといわれて
います。
@アマレットコーヒー ホットコーヒー…カップ1杯分、アマレ
ット・ディ・サローノ…適量 コーヒーカップにホットコーヒーをブ
ラックのまま注ぐ。次に上からアマレットをスプーンで計りなが
ら好みの杯数(1杯から3〜4杯位)入れ、軽く混ぜて飲む。

※アマレットは甘いリキュール。砂糖は使わないのが普通。
Aブルーキュラソーフラッペ ブルーキュラソー…約30ml、
クラッシュド・アイス…グラスl杯分 カクテルグラスにクラッシュ
ド・アイスを盛り、上からブルーキュラソーを7〜8分目位まで
注ぐ。次に短かくカットしたストロー2本を添える。

Bブラック・ルシアン ウオッカ…40ml、モカ(またはカルー
アコーヒーリキュール)…20ml(氷を入れたオールドファッショ
ンドグラスに材料を注ぎ、軽くステアする。
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