| 愛netコミュニティ・雑学集 |
| (警 察) |
| (1)パトカーはなんで白黒? 昭和30年まではパトカーの色はシルバーグレイでした。現在の様なツートンカラーになったのは、次の3つの理由によります。@一般市民に親しみやすく、遠近昼夜のいずれの場合も見分けやすくする為。A交通の指導、取り締まりなど、各種警察活動上、他の一般車両と混じった場合でも目立つ様に。B当時は道路舗装が普及していなかった為、車体が汚れやすかった。そこで、汚れを隠す為、下半分を真黒にしたという訳です。 ところで、パトカーを運転するのに、特別な免許は必要でしょうか?実は普通免許で充分なのです。ただし警察の内部では、資格を審査する検定を行なっているとか。 道路交通法によれば、パトカーは緊急時には標識を無視していい事になっています。ただし制限速度の超過は、速度違反を取り締まる場合しか、許されていません。 |
| (2)110番の始まり 「110番」の正式名は「警察通報用電話」という。戦前は警察通報用の特定の電話番号は無く、警察の通報には電話局の交換台を呼び出して「警察!」と叫んで、最寄りの交番につないだ。 しかし、戦後は悪質な犯罪が急増したので昭和23年10月1日から、まず東京、大阪、京都など八大都市で警察通報電話が実現した。東京では最初から110番だったが、大阪、京都、神戸では「1110番」の四桁の数字が用いられる等、まちまちだった。昭和35年になって、全国全て「110番」に統一されて、現在に至っている。 東京でのパトカー初登場は、昭和25年6月だから、警察通報用電話の方が先に出現した。 |