(第1号)
(1)宝くじの当選者第一号は?
「当てた人、知りたくもあり、知りたくもなし」と宝くじを詠んだ川柳がありますが、うらやましい当選者の第一号はどんな人でしょうか。宝くじの始まりは江戸時代で『富くじ』とよばれていました。宝くじといわれるようになったのは、戦後のこと。宝くじの前身は昭和20年7月16日〜8月15日まで、軍事費の調達を目的に発売された富くじの“勝ち札”で、1枚10円で1等10
(2)最初にネクタイをした日本人は?
ネクタイの始まりは、1656年にクロアチア人(ユーゴスラビアの住人)の兵隊がパリにやって来た時の事です。彼らがリンネル(亜麻の繊維)の布を首に巻いていたのがルイ14世の目に止まって、流行したものです。フランス語でネクタイを意味するクラバットは、クロアチア人が語源です。クロアチア人は初め、首にかけた護符ごふを隠す為に布を巻いていました。その内に、首に巻く布自体に魔よけの力があると信じるようになったといわれています。
日本人で最初にネクタイをしめたのは、中浜万次郎(ジョン万次郎)と推定されています。1841年(天保12年)出漁中に遭難し、アメリカの捕鯨船に助けられて、同国へ渡った土佐の人です。万次郎がネクタイを持っていた事を示す文献が残っています。ネクタイの国産品を初めて作った人は、小山梅吉という人。1884年(明治17年)の事です。