子供はこども−2 | ||
★ボクの勝ち 大人「兄弟はいるのかね」 子供「うん、4ヶ月になる妹がいるよ」 大人「好きかい」 子供「そりゃ好きさ。パパが反対したけど、ボクが頑張 ったんだもの」 大人「どういう意味だい」 子供「去年パパと大喧嘩をしたんだ。パパはいらないっ て云ったけど、ボクはどうしてもいるって云ったんだ」 大人「そうしたら」 子供「今年生まれたんだ。これでパパとボクとどっちが えらいかわかったじゃないの」 |
★口に入れた指 観察力を養うために、教授がカップ一杯分の灯油、マ スタード、ヒマシ油の混ぜ合わせた液を用意した。生徒 の前で、一本の指をその混合液に入れた。それから指 をしゃぶった。 その液は、学生達の間を回った。学生達も教授と同じ ように指を入れ、しゃぶった。 その結果、さんたんたるものだった。 混合液が戻ってから教授は云った。 「いいですか諸君、諸君は観察力を用いなかったんじゃ ないかと思います。私がカップに入れた指は、私が口に 入れた同じではなかったのです」 |
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★地球はまるい 子供「僕から一番遠いところって、 どこか知ってるかい」 大人「いいや」 子供「僕の背中さ。地球はまる いから…」 |
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★困ったねえ 巡査「ぼく、どうしたの?」 子供「お巡りさん、ボクのような男の子を連れないで歩 いている女の人を見なかった?」 ★大発見 都会の子供が二人、生まれて初めて森にやってきた。 一人が急に立ち止まった。栗のカラを発見したのだ。 「何だろう、ハリネズミの死骸しがいかな?」 「ちがうよ、これはイノシシの卵だぜ」 |
★ふしぎ いつも大きくなれと云われている子供、白髪の老人を つかまえて 「おじいちゃん、いくつになった?」 「わしは今年で75歳だよ」 「75?ふーん、75にしたら、体が小さいんだね」 ★親切な人 ある屋敷街で小さな子供達が門のベルを押そうと苦 心しているのを見た、通りがかりの親切な紳士が、「手 が届かないのかい。どれ、おじさんが押してあげよう」 と、気軽にボタンを押した。 中でジリジリとベルの音がした途端、子供達は、 「さあ、おじさん、逃げるんだよ!」 |
★わかりますか 子供「もしもし、先生ですか。実はヒロシが急に腹痛を起 こしましたので、今日は学校を休ませて下さい」 先生「ハイ、わかりました。どうぞお大事に。ところで、あ なたは?」 子供「ボク、お父さんです」 ★数えやすいだろ 男の子がパン屋へお使いに来ました。 「このパン、いつもより小さいよ」 「いいんだよ。その方が、持ちやすいだろ」 「ふうん。じゃあ、お金を払うね」 「おい。坊や。お金が足りないよ」 「いいんだよ。その方が数えやすいだろ」 |
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★おつかいの前と後 「すみません、さっきうちの子どもに1`のミカンを買い にお宅の店へ来させたのですが、計ってみたら200c ほど足りません」決まってるじゃないか。 「それなら、おつかいに出し前と後に息子さんの体重 を計られなかったのですか」 ★僕ののぞみ 子供「キリンになりたいんだ」 大人「どうして」 子供「だって、お姉ちゃんが僕を叩こうと思っても、届か ないもんね」 ★同じなのに 「ママ、パパは、どうしてお役所クビになったの?」 「欠席が多くて、勤務不良で、技量が未熟だからです って」 「へえ、じゃあ、今の総理大臣はなぜクビにならない の」 |
★こうの鳥 「パパ、僕はどんな風にして生まれたの?」 「キャベツの中から見つけたんだよ」 「じゃあ、パパやママはどんな風にして生まれたの?」 「こうの鳥がおじいちゃんとおばあちゃんの家に運んで きたんだよ。ママは、ママのパパとママが、手紙で注 文して送ってきてもらったんだ」 「じゃあ、うちには正常分娩で生まれた者は一人もいな いんだね」 ★ジュリアス・シーザー 「ジュリアス・シーザーは刺された時、何と言いました か」 「痛いと言いました」 ★立入禁止 茂は、いいつけをよく守る子だった。 「芝生に立ち入ることを禁ずる」という公園の掲示板が 見えた。…彼は花壇を踏んで歩いていった。 |
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★島 子供「母さん、地図を貸してよ、早く」 母親「何をするの?」 子供「うん、ぼく、誰も発見していない島を探すんだ」 ★釣りの秘訣 熱心に水面をのぞき込んでいる男のそばへ男の子が 近づいてきた。 男の子「だめだよ。ハラペコって顔をしてはいけないん だよ」 男「どうして」 男の子「魚が危ないって用心するだろう。釣れなくたっ て平気だよって顔してればいいんだ」 男「そんなもんかね」 男の子「そうさ。そうすりゃ、この人は魚が好きだからエ サを投げてくれているんだなって、安心して食 うんだよ」 ★私はどこ 新婚旅行の写真を見ていた母と娘、 娘「私はどこにいるの」 母「母さんのおなかにいたのよ」 娘「じゃあ、母さんは私を食べちゃったの?」 |
★おねだり 子供が友達の飼っている犬をうらやましそうに見て、 「うちの親は、クリスマスプレゼントにも犬をくれないんだ からなあ」と嘆いた。 「それは切り出しかたがまずいんだ」 「どうして?」 「簡単なことさ。弟が欲しいって言えばいいんだ。そうす れば犬がもらえるさ」 ★自慢屋 一年生になったばかりの子供が意気ようようと学校か ら帰ってきた。 子供「字が書けたよ、ママ」 母親は半信半疑でたづねた。 母親「何て書いたの?」 子供「知らないよ。まだ読めないんだもん」 ★いきもの ひろし君は、初めてゼリーにお目にかかった。夕食のテ ーブルでブルブル動くゼリーを、長いこと見つめていた。 ママ「さあ、おあがりなさい」 ひろし「食べるの?」…ひろし君は身体を振るわせた。 >ひろし「でも、まだ生きてるよ」 |
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★寂しい人 子ども「クリスマスの夜、サンタクロースがよその家にプ レゼントして歩くだろう。みんな喜んでいるのに、 一人だけ怒っている人がいるよ、誰だと思う?」 おとな「わからない」 子ども「決まってるじゃない。サンタクロースの奥さんさ」 |
★悲しいわけ 庭にべったり座った男の子が、ワーワーと、まさに絶望 的に泣いている。見かねた通行人が訳を聞くと、男の子 はしゃくりあげて 「せっかく、こんな大きな穴を掘ったのに、家の中に持っ ていけな いんだ」 |
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