タイガース・ニュースinシーズンオフ'24/10/7~'25/3/25 |
2025年オープン戦順位表 | ||||||
位 | チーム | 試合 | 勝数 | 敗数 | 引分 | 勝率 |
1 | 日本ハム | 16 | 10 | 3 | 3 | .769 |
2 | 西武 | 14 | 8 | 4 | 2 | .667 |
3 | ヤクルト | 15 | 8 | 5 | 2 | .615 |
4 | ソフトバンク | 18 | 9 | 6 | 3 | .600 |
5 | ロッテ | 17 | 8 | 7 | 2 | .533 |
6 | DeNA | 18 | 8 | 8 | 2 | .500 |
6 | 巨人 | 16 | 7 | 7 | 2 | .500 |
8 | 中日 | 18 | 6 | 8 | 4 | .429 |
9 | 楽天 | 16 | 5 | 8 | 3 | .385 |
10 | 広島 | 18 | 6 | 10 | 2 | .375 |
10 | 阪神 | 12 | 3 | 5 | 4 | .375 |
12 | オリックス | 16 | 3 | 10 | 3 | .231 |
'25オープン戦 | |
2/22 2/23 3/5 3/7 3/8 3/9 3/11 3/12 3/18 3/21 3/22 3/23 |
△楽7-7神 金武 〇中6-9神 北谷 ●神4-7中 甲子園 〇神6-0D 甲子園 ●神4-5D 甲子園 ●神2-8巨 甲子園 ●西1-0神 ベルーナD 〇西2-3神 ベルーナD △ヤ5-5神 じんぐう △オ1-1神 京セラD △神3-3オ 京セラD ●オ2-1神 京セラD |
'25プレシーズンゲーム | |
3/15 3/16 |
〇神3-0カブス 東京D 〇神3-0ドジャース 東京D |
'25ウエスタン・リーグ | |
3/14 3/15 |
●神3-5広 SGL 〇神2-1広 SGL |
'25春季教育リーグ | |
3/1 3/2 3/5 3/12 |
△神5-5広 SGL 〇神3-2広 SGL ●神2-6オ SGL ●中4-3神 ナゴヤ |
'25練習試合 | |
2/15 2/16 2/24 |
〇神6-0楽 宜野座 ●神0-11広 宜野座 〇神9-2D 宜野座 |
3/25:独立リーグ球団との交流試合を発表:阪神は独立リーグ球団との交流試合について発表した。すでに開催実績のある徳島インディゴソックス・石川ミリオンスターズ・富山GRNサンダーバーズの3球団に加え、今年は高知ファイティングドッグスと初の交流試合を開催する。。交流試合の日程は以下の通り。 ・4 月 16 日(水) 18:00 試合開始高知ファイティングドッグス-阪神タイガース(日本トーター野球場:高知市総合運動場) ・5 月 28 日(水) 17:30 試合開始徳島インディゴソックス-阪神タイガース(徳島むつみスタジアム:徳島県営蔵本球場) ・6 月 10 日(火) 18:00 試合開始石川ミリオンスターズ-阪神タイガース(弁慶スタジアム:小松運動公園末広野球場) ・6 月 11 日(水) 18:00 試合開始富山 GRN サンダーバーズ-阪神タイガース(アルペンスタジアム:富山市民球場)※全て各独立リーグ球団の主催試合。 3/23:門別啓人、実戦防御率0.00締め:オープン戦、オリックス1ー2阪神、23日、京セラ)いざ、開幕3戦目へ! 阪神・門別啓人投手(20)が先発し、六回途中2失点(自責0)。今春実戦初失点を喫したが、3併殺で要所を締めた。飛躍が期待される高卒3年目左腕は実戦7試合で25回⅔を投げ、防御率0・00のまま30日の広島戦(マツダ)へ向かう。チームは1―2で敗れ、3勝5敗4分けの10位でオープン戦を終えた。 3/23:桐敷拓馬、3月対外試合防御率0・00:オープン戦、オリックス1ー2阪神、23日、京セラ)阪神・桐敷拓馬投手(25)が1-2の七回に登板し、打者3人をわずか10球で封じ込めた。3月に入ってからの対外試合は4試合で防御率0・00と抜群の安定感。昨季は70試合に登板し、最優秀中継ぎのタイトルを獲得。 3/23:梅野がOP戦最終戦で初3安打:オープン戦・オリックス戦で先発マスクをかぶった梅野が、オープン戦初マルチとなる3安打を放った。7回1死二塁では、唯一の得点を生む一塁強襲安打で存在感を発揮。守っても、15日のカブスとのプレシーズンゲームから2試合続けて20歳の門別とコンビを組み、5回2/3を2失点(自責0)と好リードした。 3/23:阪神がオリックスに1―2で敗れる:阪神がオープン戦でオリックスに1―2で敗れた。これで阪神は3年連続のオープン戦負け越しとなった。 3/22:石黒、3月全6戦連続無失点:オープン戦・オリックス戦で石黒が、この日もアピールに成功した。2―3の7回に3番手として登板。1死から中川に中前打を許すも、続く西野を147キロ外角直球で遊ゴロ併殺に仕留めた。これで3月は登板した実戦全6試合連続で無失点。開幕1軍の座を、確実に視界に捉えた。 3/22:工藤泰成、実戦デビューから9試合連続無失点:オープン戦・オリックス戦で育成ドラフト1位の工藤泰成投手(23=四国IL徳島)が、8回に4番手で登板し、ピンチを背負いつつも今春実戦デビューから9試合連続無失点で降板した。7日には新人では異例の開幕前支配下昇格を果たした最速159キロ右腕。 3/22:ファーム中日戦で逆転勝利:阪神がウエスタン・リーグ中日戦で逆転勝利を収めた。先発の西勇輝投手(34)が4回3安打無失点と好投した。2回に4番井上広大外野手(23)が中日先発の大野雄大投手(36)から左中間へソロ本塁打を放ち先制。 6回にはキャンプ中から下肢の張りで離脱していた大竹耕太郎投手(29)が実戦復帰を果たすも1回3安打2失点と逆転を許す。 1点ビハインドで迎えた7回、前日21日は1軍のオリックス戦(京セラドーム大阪)に同行していた代打のジーン・アルナエス内野手(22)が大野から中前適時打を放ち同点。2死一、二塁で2番山田脩也内野手(19)が左翼スタンドへ3ラン本塁打をたたき込み勝ち越しに成功した。 山田は20日のソフトバンク戦(日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎)で「新球場第1号&自身プロ初本塁打」を放ったばかり。初の1軍昇格を目指す19歳の若武者のアピールが止まらない。 3/21:村上、今春防御率0.51で開幕へ:オープン戦・オリックス戦で村上頌樹投手(26)が先発をして5回2/3を4安打1失点、3奪三振と好投。28日の広島戦(マツダ)での大役に向けた最終調整登板を上々の内容で終えた。これで今春は実戦5試合、17回2/3を投げてわずか1失点で防御率0・51。圧巻の数字を引っさげ、2年ぶりのV奪回に向けたシーズン初戦に臨む。 3/21:中野、オール右方向3安打で打率トップ・355:オープン戦・オリックス戦で中野が今春初の3安打をマークし、オープン戦打率を・355まで引き上げて前川(・344)を上回るトップに浮上。28日の開幕戦に向けて、一気に状態を上げてきた。 3/21:オープン戦、阪神1―1オリックス:阪神はオリックスと引き分けた。0―1の7回1死一、三塁から2番・中野が川瀬から右前適時打を放ち同点。その後は得点できなかった。 投手陣は先発の村上が5回2/3を4安打1失点。以降は昨季、勝ちパターンの一角を担った石井、ゲラ、岩崎、桐敷がそろい踏み。貫禄の投球を見せ、無失点リレーでつないだ。 3/20:山田脩也が記念の新球場1号アーチ:ウエスタン・リーグ・ソフトバンク戦に「9番・二塁」で出場した高卒2年目の山田脩也内野手(19)が五回にプロ初本塁打を放った。記念すべき一発は同時に今月1日に開場した新球場の8戦目にして1号となるメモリアルアーチにもなった。 3/20:ビーズリー、デュプランティエ2軍戦で4回無失点:ウエスタン・リーグ・ソフトバンク戦で先発ビーズリーは5日に体調不良で登板を回避しており、2月23日以来の登板で4回3安打無失点5奪三振。「心配しないでください。準備できてますよ」と開幕OKをアピールした。6回に登板した来日1年目のデュプランティエは4回5安打無失点6奪三振。「登板内容、全体的に見て満足することはできたよ」。 3/19:伊藤将司が2軍戦で5回無失点:ウエスタン・リーグ・ソフトバンク粋さに先発した阪神の伊藤将司投手(28)が1軍開幕を前に5回4安打無失点で、首脳陣に存在をアピールした。今春実戦では1軍戦、2軍戦を合わせて4試合連続失点中だったが、課題を修正して、欲しかった結果を出した。 3/18:阪神、ヤクルト戦は5―5で引き分け:オープン戦・ヤクルト戦で阪神は5―5でヤクルトと引き分けた。3点を追いかける3回。中野が四球で出塁すると、佐藤輝と森下の連打で2点を返した。2―5の7回には森下が1死一、二塁から中前適時打を放ち、4打数3安打と好調ぶりをアピール。なおも2死満塁の好機では木浪が中前への適時打で同点に追いついた。以降は得点圏に走者を送りながらも無得点で試合終了。 3/18:森下翔太、3安打2打点の大暴れ:オープン戦・ヤクルト戦で阪神は七回、森下翔太外野手(24)と木浪聖也内野手(30)の適時打で試合を振り出しに戻した。7回に4番の森下。1ボールから直前でスイッチした金久保の変化球を、遊撃の頭上を抜く鋭いライナーで打ち返し、1点を返した。森下は二回の右前打、三回の右中間への適時二塁打と合わせて3安打。新4番が、状態を上げてきている。 3/18:D1位・伊原陵人がプロ入り後初失点:オープン戦・ヤクルト戦でD1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=がプロ入り後初失点を喫した。この試合が始まるまで、実戦3試合で7イニング無失点の投球を見せていた。 3/16:中野拓夢、マルチ安打:プレシーズンゲーム・ドジャース戦で中野拓夢内野手(28)が攻守にけん引した。バットでは4回に佐藤輝の決勝3ランを呼び込む中前打、5回に左前打とマルチ安打を放った。 3/16:佐藤輝明、スネルから圧巻の決勝3ラン:プレシーズンゲーム・ドジャース戦で佐藤輝明内野手(26)が4回にサイ・ヤング賞2度の左腕、スネルから決勝の右越え3ラン本塁打を放った。東京ドームに詰めかけた阪神ファンは大興奮。佐藤輝は興奮気味にダイヤモンドを一周し、ベンチ前で吠えた。 3/16:世界一ドジャースに完封勝ち!:プレシーズンゲーム・ドジャース戦にて阪神が投打の顔の活躍で、ドジャース相手に完封勝ちを収めた。3-0で勝利した前日15日のカブス戦に続いて2戦連続の完封勝ち。NPB球団がメジャー相手に連勝を飾ったのは、12年に阪神がマリナーズに5-1、アスレチックスに12-6で勝利して以来となった。 3/16:投手陣がドジャース打線から7回までに10K:プレシーズンゲーム・ドジャース戦で阪神投手陣がドジャース打線から10個目の三振を奪った。先発才木が5回までに7つ。2番手ゲラが6回に登板すると、1イニングで1奪三振無失点に抑えた。7回には3番手岡留もマンシー、スミスから空振り三振を奪い、3者凡退に仕留めた。奪った三振の数はこの日10個目に到達。前日15日のカブス戦から、いまだ完封リレーが続いている。 3/16:才木浩人がドジャース相手に5回1安打7K:プレシーズンゲーム・ドジャース戦で才木浩人投手(26)が昨季のワールドチャンピオン相手に圧巻の投球を見せた。150キロ超えの直球に130キロ台のフォーク、110キロ台のカーブなどを巧みに混ぜ合わせ、5回を投げて1安打無失点。直球を軸に緩急を使い、7三振を奪う快投だ。大谷とは2打席対戦。初回の1打席目は空振り三振。3回の2打席目は中飛に仕留めた。23年3月6日に行われた侍ジャパンとの強化試合では、左膝をつきながらフォークをスタンドに運ばれていた。約2年ぶりの再戦でリベンジにも成功。世界一のチームに堂々たる投球を見せた。 3/15:富田蓮が2軍広島戦5回0封と好投:ウエスタン・リーグ・広島戦で先発し、5回1安打無失点、5奪三振と好投して、開幕ローテ争い生き残りへ結果を残した。 3/15:近本光司が先制V打:プレシーズンゲーム・カブス戦で近本光司外野手(30)が三回に見舞った一撃は、先制V打となった。4打席でカブスの4投手と対戦「いい経験ができた」とコメント。 3/15:藤川監督、古巣カブスに快勝:プレシーズンゲーム・カブス戦で阪神が会心の試合運びで勝利を収めた。カブスに2年間在籍していた藤川球児監督(44)にとっても特別な試合だった。 3/15:成D1の工藤泰成がカブス相手に快投:プレシーズンゲー・カブス戦で数カ月前まで独立リーグで投げていた男が、メジャーリーガーを相手に圧巻の投球を見せた。1回無失点、3奪三振。最速156キロを計測した直球に東京ドームはどよめき、見る者は心を震わせる。工藤泰成投手(23)=四国IL徳島=は上位打線との対戦にも心躍らせながら腕を振った。 3/15:門別啓人がカブス相手に5回パーフェクト:プレシーズンゲーム・カブス戦で先発した門別啓人投手(20)が5回59球を投げ、パーフェクトに封じた。鈴木誠也外野手(30)らが並ぶ強力打線を相手に、自慢の直球を主体に抑え込んだ。これで今春の実戦は6試合、20イニングで無失点。プロ未勝利の左腕が、開幕ローテーション入りへさらに前進し、その先の大ブレークも予感させた。 3/14:村上頌樹、5回0封:ウエスタン・リーグ・広島戦で今季開幕投手を務める村上頌樹投手(26)が先発し、5回3安打無失点と貫禄の投球をみせた。五回は1死三塁のピンチを迎えてから、この日最速の150キロを5球投じるなどギアチェンジ。今季実戦12イニング連続無失点で、28日の広島戦(マツダ)へ順調にステップを踏んでいる。 3/12:中野拓夢、マルチで打率3割4厘:オープン戦・西武戦で中野拓夢内野手(28)が西武今井撃ちを含むマルチ安打で存在感を示した。「9番DH」で先発出場。3打数2安打でオープン戦の打率は3割4厘と上昇させた。25年型新フォームの手応えも十分だ。 3/12:デュプランティエ3回無失点5K好投:オープン戦・西武戦でジョン・デュプランティエ投手(30=ドジャース3A)が3回1安打無失点5奪三振と好投した。「もちろん結果もだけど、もう本当に前回の試合よりも全て良かった」。初回先頭の西川を154キロ直球で3球三振に仕留めると、次々にバットに空を切らせていった。 3/12:及川、3回1安打無失点:オープン戦・西武戦で6回から4番手としてオープン戦に初登板した及川が3回1安打無失点、3奪三振と好投。先発候補としての存在感を示した。 3/12:高寺が初の開幕1軍当確!:オープン戦・西武戦に「2番・二塁」で先発出場した高寺望夢内野手(22)が2―2の5回2死三塁で適時二塁内野安打を放ち、オープン戦、公式戦を通じて1軍では自身初となる決勝打をマークした。これで前川と並んでオープン戦トップの6打点とした高卒5年目内野手は、初の開幕1軍入りが確実な情勢。今春キャンプでは若手野手MVPにも指名された“藤川チルドレン”が、ブレークの予感を漂わせる。 3/12:ゲラ、4戦連続無失点:オープン戦・西武戦にハビー・ゲラ投手(29)が、3者凡退で今春実戦で4試合連続無失点とした。逆転した直後の5回にマウンドへ。先頭の源田には158キロ直球で二ゴロ。続く西川は初球の154キロ直球で三飛に仕留めると、最後は平沼を再び154キロ直球で二ゴロに仕留めた。ゲラは今春初実戦となった2月24日のDeNAとの練習試合から、4試合連続無失点。被安打はわずか1と、抜群の安定感を見せている。 3/11:D1位・伊原陵人、4回0封:ドラフト1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=が西武戦で先発としてオープン戦初登板し、4回3安打無失点と好投した。全12アウトのうち「10」を飛球で奪い、評価も急上昇! 3/11:前川右京が執念の内野安打でノーノー阻止:オープン戦・西武戦に前川が執念の遊撃内野安打で、ノーヒットノーランを阻止した。9回2死まで西武の5投手の継投に無安打。ウィンゲンターが1ボールから投じた低めの直球に食らいついた。 3/11:ルーキー工藤泰成6戦連続0封:オープン戦・西武戦に育成ドラフト1位で、7日に支配下登録されたばかりの工藤泰成投手(23=四国IL徳島)が、初めて背番号「24」を背負い、マウンドへ上がった。先頭の源田にいきなり156キロ直球を投げ込み見逃しを奪うと、4球目の153キロ直球で二ゴロ。続く長谷川はフォークで遊ゴロに仕留めると、最後は西川を154キロ直球で遊ゴロ。3者凡退と完璧な投球を見せた。これでデビューから6試合連続無失点。故郷の完全復興を願う右腕の無双はまだまだ続きそうだ。 3/9:西勇 3回途中8失点降板の屈辱も:オープン戦・巨人戦で先発の西勇が崩れた。2回2/3、11安打8失点で降板。レギュラーシーズンでの11安打は19年以来で、8失点はオリックス時代の18年以来となった。屈辱も開幕へ向けた調整段階であることを強調した。 3/9:岩崎優、OP戦初の九回登板で三者凡退:オープン戦・巨人戦で岩崎優投手(33)はOP戦で初めて九回に登板。14球で料理し、1奪三振の三者凡退で役目を終えた。 3/9:才木浩人が巨人岡本斬り:才木浩人投手(26)が巨人戦とのオープン戦に四回から登板し4回1安打無失点。実証実験としてジェット風船が甲子園に6年ぶりに帰ってきた日に、岡本和真内野手(28)から2三振を奪うなど、快投した。試合は2-8で敗れたが、ホーム開幕となる4月1日のDeNA戦へ、頼れる右腕が上昇気流に乗っている! 3/8:門別啓人、4回無失点:オープン戦・DeNA戦に門別啓人投手(20)が先発し4回無失点と好投。5者連続三振を奪う力強さと、無死満塁から点を与えない粘り強さを見せつけ、今春実戦の連続無失点を15イニングに伸ばした。開幕2戦目となる29日の広島戦(マツダ)での先発が決定的。 3/8:大山&佐藤輝が適時打競演:オープン戦・DeNA戦で3番の佐藤輝は1死満塁で左腕・庄司から適時二塁打を放ち走者2人が生還。OP戦全安打が得点に直結し打率は.667。そして5番・大山も後輩に負けじと2死二、三塁で左前適時打とした。3月に入り、侍ジャパンの試合を含めると3試合連続安打だ。 3/8:小幡竜平、チーム唯一3安打&好走塁も…:オープン戦・DeNA戦で小幡竜平内野手(24)はDeNA先頭梶原の二遊間へのゴロへ横っ跳びでアウトにした。バットでは3回に大貫の初球を引っ張り右翼線へ二塁打。その後、一、三塁では盗塁を刺すための捕手の二塁送球がそれるのを見て本塁に突入。好判断で先制点をもたらした。6、8回には内野安打を放ち3安打とすると、6回には二盗も成功させアピールを続けた。ただ、8回にはゴロを後逸。失点につながる痛い失策を猛省した。チーム唯一の3安打に加え走塁でも持ち味を出しただけに、もったいないプレーとなった。 3/8:門別啓人が4回2安打無失点:門別啓人投手がDeNA戦(甲子園)に先発登板し4回を2安打5奪三振無失点。ノビのある直球を軸にした力強い投球で、悲願の開幕ローテ入りへ向け大きく前進した。ピンチの場面でも攻めの投球を貫けたことが収穫だったと振り返った。今春の実戦での連続無失点を5試合15イニングに伸ばした。 3/7:藤川監督が甲子園初勝利:阪神が4試合連続の2ケタ安打&完封リレーで、昨季日本一のDeNAに快勝した。今季から指揮を執る藤川球児監督(44)にとっては、甲子園初白星。 3/7:村上頌樹、3週後の開幕へ3回完全:オープン戦・DeNA戦で村上頌樹投手(26)が強力DeNA打線を相手に新球スライダーで3回無安打無失点。4つの三振を奪い、1人の走者も許さない完全投球を披露した。今年は大丈夫―。そう確信させるに値する3イニングだった。 3/7:前川、絶好調OP戦4戦3発、5割6打点:オープン戦で前川右京外野手(21)がDeNA戦に「3番・左翼」でフル出場し、初回1死一塁で先発の東から右翼ポール際へ先制の3号2ランを放った。5日中日戦から2戦連発とし、今春オープン戦は4戦3発。3回にも左前打し、16打数8安打で打率・500、6打点を誇る。打率、本塁打、打点、安打数は12球団トップの4冠。藤川球児監督(44)へ、球団創設90周年イヤーの聖地初勝利をプレゼントした。 3/7:木下、甲子園で満点デビュー:オープン戦・DeNA戦でドラフト3位・木下(KMGホールディングス)が甲子園デビュー登板を3人斬りで飾った。4番手として8回からオープン戦初登板。蝦名、井上を凡打で仕留め、ルーキーの加藤は138キロカットボールで空振り三振を奪った。最速は153キロ。1安打リレーに貢献した。 3/7:富田蓮、3回完全で開幕ローテ争いへアピール:オープン戦・DeNAに四回から登板した富田蓮投手(23)が3回完全投球でアピール成功。いとも簡単に打者を打ち取り、開幕ローテ争いに生き残った。 3/7:ヘルナンデス、来日初アーチ:オープン戦・DeNA戦に「4番・三塁」で先発したラモン・ヘルナンデス内野手(29)が実戦9試合目で来日初アーチだ。五回に3番手・宮城滝太投手(24)の148キロを捉えて左中間席へ運んだ。打球速度181キロ、飛距離115メートルの一発に「素晴らしい球場で(ファンの)みなさんに喜んでもらえてすごくよかった」と笑みを浮かべた。 3/7:5人の完封リレーで藤川監督が甲子園初勝利:オープン戦・DeNAで阪神の投手陣が5人の継投で昨季日本一のDeNA打線を1安打に抑え込んだ。先発は開幕投手に内定している先発村上頌樹投手(26)が、3回無安打無失点4奪三振と完璧な投球。2番手富田蓮投手(23)も3回無安打無失点と続いた。また甲子園デビューとなった育成ドラフト3位の早川太貴投手(25=くふうハヤテ)は7回に登板して無失点。同じく甲子園初登板となったドラフト3位木下里都投手(24=KMGホールディングス)は8回のマウンドに上がり、3者凡退デビューとなった。9回は岡留英貴投手(25)がきっちりと締めた。5人の投手リレーでわずか1安打に抑え込んだ。 3/7:先発出場の高寺望夢、3試合連続打点:高寺望夢内野手(22)が、3回1死満塁からオープン戦3試合連続打点となる左前2点適時打を放った。「5番一塁」で自身初の一塁で先発出場。第1打席は初球から積極的にスイングし、中前打で出塁。第2打席はチャンスで追い込まれてから6球目を左前に運んだ。オープン戦は4試合目の出場で、2打席目までで、13打数6安打の打率4割6分2厘、5打点と躍動している。 3/6:大山悠輔が左越えに特大ソロ:侍ジャパンシリーズ・オランダ戦に「5番・指名打者」で起用された大山悠輔内野手が、3―0の5回2死から左越えにソロ本塁打を放った。フルカウントからの6球目、真ん中付近の144キロを振り抜いた打球は、左翼スタンドの中段へ。お立ち台では「場面も(一発を)狙っていいところかなと思ったので、いいスイングができた。すごく緊張感のある中で打ったので、すごく自分にとってもいい一本になったと思います」と興奮気味に振り返った。 3/5:デュプランティエ、2回3失点:オープン戦・中日戦で新外国人、ジョン・デュプランティエ投手(30)が先発で甲子園デビューを果たしたが、2回3失点だった。 3/5:育成ドラ1・工藤、157キロ甲子園デビュー:オープン戦・中日戦で育成ドラフト1位の工藤(四国・徳島)が、1回1安打無失点と好投。この日は最速157キロを計測した直球に加えて変化球でも三振を奪い、底知れぬポテンシャルを誇示した。実戦4戦連続零封で支配下へ大前進。 3/5:前川右京、甲子園1号含む3打席3安打:オープン戦・中日戦で前川右京外野手(21)が今季の甲子園初ゲームとなった中日戦に5番で出場。チームの甲子園1号を含む3打席3安打の大暴れで2年連続の開幕スタメンに当確ランプをともした。今春実戦は8試合でチーム最多の3発、打率は驚異の4割3分5厘と勢いは止まらない。 3/5:ヘルナンデス、2安打1打点の甲子園デビュー:オープン戦・中日戦で新外国人のヘルナンデスが初見参の甲子園で、あいさつ代わりの2安打1打点で虎党のハートをがっちりつかんだ。三回2死二塁、涌井のスライダーをとらえて中前適時打をマーク。 3/5:近本光司、4戦連続安打も…:オープン戦・中日戦に近本光司外野手(30)は「1番・中堅」で1安打1四球。一回に中前打を放つと二回は四球を選び「前回(の試合で)出た課題は、少しはマシになっている。タイミングの部分がピッチャーによっても違うので。そこにズレがまだありました」と振り返った。これで実戦4戦連続安打。切り込み隊長が今年も安定感を見せている。 3/5:伊藤将司、手痛い3戦連続失点:オープン戦・中日戦で2番手の伊藤将司投手(28)が代わりざまに1点を失った。先頭の板山は1球で左飛に仕留めたが、福永に中前打を浴びて走者を許すと、続く中田への初球。直球を痛打され、左中間を破る適時二塁打で1点を失った。伊藤将はこれで対外試合3試合連続失点。先発ローテはハイレベルな争いが繰り広げられるが、手痛い失点を喫してしまった。この後再び2死満塁のピンチとなったが、樋口を遊ゴロで追加点は与えなかった。 3/5:デュプランティエ、〝ホロ苦〟2回3失点:オープン戦・中日戦で新外国人、ジョン・デュプランティエ投手(30)が先発で甲子園デビューを果たしたが、2回3失点だった。 3/2:阪神が2軍新球場での初勝利をサヨナラで飾る:教育リーグで阪神が広島相手に3-2でサヨナラ勝ちを収め、2軍新球場「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」で初勝利を挙げた。先発した才木浩人投手(26)が3回1安打無失点。5奪三振を奪う投球で順調な仕上がりをアピール。2番手には開幕投手に指名されている村上頌樹投手(26)が登板し、2回を無失点に抑えた。 打線は二回、2死から井上広大外野手(23)がフェンス直撃の中越え二塁打で好機を演出。2死一、二塁とし、栄枝裕貴捕手(26)の左翼フェンスを直撃する2点適時二塁打で先制に成功した。 八回に同点とされたが九回に1死一、二塁とチャンスを作ると、福島圭音外野手(23)が左中間へサヨナラ打。球場は大歓声に包まれた。 3/2:新球場初の勝利投手は石黒佑弥:教育リーグ・広島戦で石黒佑弥投手(23)が新球場初の勝利投手となった。2日教育リーグ広島戦で同点の9回に登板。2三振を含む3者凡退の好投で、9回ウラのサヨナラ劇を呼び込んだ。 3/1:門別啓人、2軍新球場開幕戦で4回零封:教育リーグ・広島戦に2軍新本拠地初戦で先発マウンドに上がった門別啓人投手(20)が、4回4安打1四球2奪三振の無失点好投で降板した。今年の実戦登板は紅白戦から合わせて4試合目で、計11回を投げ、無失点を継続している。 2/28:キャンプMVPは野手が高寺望夢、投手が門別啓人:阪神の沖縄・宜野座キャンプ最終日に藤川球児監督(44)が宜野座キャンプのMVPを発表した。選ばれたのは高寺望夢内野手(22)と門別啓人投手(20)、新人選手だった。野手MVPの高寺は今キャンプでの実戦では15打数6安打で打率4割とアピール。本職の内野のほかに、外野も挑戦中だ。投手MVPの門別は今キャンプ初の実戦の8日紅白戦と対外試合初戦の15日楽天戦で2度“開幕投手”を務めた。 2/24:「3番」佐藤輝明が好調キープの3試合連続安打:練習試合DeN戦で3番佐藤輝明内野手(25)が3日連続となる対外試合連続安打で好調をキープした。2打席三振で終えた1点を追う6回先頭の第3打席。5番手庄司から右前打を放ち、森下の逆転2ランを演出した。「この3試合は、しっかりいい当たりも出たので、良かったです」。3月には侍の強化試合に選出された虎のスラッガーがのぼり調子で沖縄最終戦を終えた。 2/24:育成D1位・工藤泰成、3試合連続無失点:練習試合DeNA戦で育成ドラフト1位・工藤(四国IL徳島)が九回を無得点に抑え、支配下登録へさらにアピールした。先頭を味方の失策で出すと盗塁と進塁打で1死三塁のピンチを迎えたが、落ち着いたマウンドさばきで知野をフォークボールで空振り三振、松尾を遊ゴロに仕留めた。2軍戦も含め3試合連続無失点。 2/24:阪神は森下翔太の2戦連発などで2連勝締め:練習試合DeNA戦で阪神は昨季日本一のDeNAをホームに迎えた沖縄最終戦で、六回に森下翔太外野手(24)が2戦連発となる2ランを放ち、逆転に成功するなど14安打9得点の快勝を収めた。藤川阪神は2連勝で今キャンプでの対外試合が終了。28日にキャンプを打ち上げて甲子園に戻り、3・28の開幕を見据えていく。 2/24:ドラ1伊原陵人、ドラ3木下里都が無失点デビュー:練習試合DeNA戦で新人選手が躍動し、阪神が逆点勝利を飾った。伊原と木下はプロ初の実戦となった。5回に登板した木下はいきなり155キロを計測。梅野との福岡大出身バッテリーで、1安打無失点に抑えた。8回に登板した伊原も右打者の内角にズバズバと投げ込み、1安打無失点。強力DeNA打線に対し、ルーキー投手陣が実力をアピールした。 2/24:ゲラ、日本一DeNAを1回無安打2三振:練習試合DeNA戦で2年目のハビー・ゲラ投手(29)がDeNAとの練習試合で2番手として登板。打者3人を無安打2三振という圧巻の投球を展開し、順調な仕上がりを藤川監督にもアピールした。 2/23:佐藤輝、追い込まれてから2安打!OP戦打率8割:オープン戦・中日戦で3番・佐藤輝が初回1死一塁からゴロで右前打を放ち、一、三塁に好機を拡大。カウント2―2からの6球目、涌井のシンカーをとらえた。打席すべて追い込まれてから粘った。1打席目は直前のチェンジアップをファウルで逃げた。2打席目も2ストライク後に2つファウルした。3打席目は2球で追い込まれてから、低めの変化球を2つ見送り。まだオープン戦2試合だが、6打席で打率・800、1四球、三振は0。4安打のうち3本が、2ストライクからだ。 2/23:原口文仁、チーム最多3安打でしっかり仕事:オープン戦・中日戦で原口文仁内野手(32)が「5番一塁」で3安打した。大山が欠場のため同じポジションに入り、同点の5回には決勝の左前打も放った。この2年はほぼ代打専門だったが、レギュラー大山への挑戦を続ける野手最年長が元気だ。 2/23:高寺望夢、2安打2打点も:オープン戦・中日戦で高寺望夢内野手(22)が2打席連続適時打で存在感を示した。「1番中堅」で出場。5-4の6回1死一、三塁、左腕吉田の甘く入った変化球を引っ張り、右前適時打を放った。さらに8回には1死一、三塁から左前に運び、2打席連続適時打をマークして2安打2打点。 2/23:藤川球児新監督オープン戦初白星:オープン戦・中日戦で阪神は初回1死一、三塁から腰を痛めてキャンプ中盤から別メニューで調整していた森下が涌井から左翼へ3ランを放ち、先制。さらに原口、前川の連打から豊田の犠飛で初回に4点を挙げた。同点で迎えた5回2死一、三塁から原口の左前打で再びリードを奪うと、6回と8回には5年目の高寺が2打席連続適時打を放ち、キャンプでの成長をアピールした。原口が3安打を放つなど、阪神は18安打で9得点。オープン戦2試合連続2桁安打で藤川監督にとっては初勝利となった。 2/23:才木、オープン戦初先発でまさかの2回4失点:オープン戦・中日戦で昨季チーム最多13勝を挙げた才木浩人投手(26)がオープン戦初登板したが、2回でまさかの4失点。本塁打を含み4安打すべてが初球を打たれており、打者への入り方が課題としてクローズアップされた。 2/23:森下が復帰第1打席で豪快3ラン:オープン戦・中日戦で虎の新4番がいきなり豪快3ランだ。腰痛のためキャンプ中盤から別メニュー調整を続けてきた森下翔太外野手(24)が、23日の中日とのオープン戦(北谷)に初出場。初回1死一、三塁での第1打席でいきなり左翼スタンドへの3ラン。腰の不安を一掃する一撃を披露した。 2/22:藤川球児監督、満足のオープン戦ドロー発進:オープン戦・楽天戦で藤川球児監督(44)が収穫を口にした。ドロー発進とはなったが、五回には佐藤輝が一時勝ち越しのソロを放ち、得点圏に走者を置いたイニングは6度。楽天より多い14安打を放ち、攻撃の手を緩めなかった自軍が誇らしかった。 2/22:佐藤輝明、特大ソロ含む3打席全出塁:オープン戦・楽天戦で佐藤輝明内野手(25)がオープン戦初陣に「3番三塁」で出場し、特大ソロを含む3打席全出塁で藤川球児監督(44)を納得させた。この日は豪快なアーチだけにとどまらず、誘い球を我慢しての四球、進塁打を意識したような快打と内容も上々。 2/22:大山悠輔が先制の中前適時打:オープン戦・楽天戦で大山悠輔内野手(30)が初対外試合で早速5番の仕事を果たした。0-0の3回2死一、三塁で則本の外の直球をうまく捉え、先制の中前適時打。藤川監督が新クリーンアップのカギと話す主砲。期待通りの姿を見せた。 2/22:木浪聖也「集中力」で猛打賞:オープン戦・楽天戦で木浪聖也内野手(30)が猛打賞の活躍を見せた。2回1死の第1打席で直球を捉えて左翼線へ二塁打。3回2死で初球の直球を右前打とし、さらに6回先頭でも直球を左前にはじき返した。小幡との遊撃争いが続くが、打撃で存在感を見せ「準備をしっかりしていたので、それがいい成果になったと思う」とうなずいた。 2/22:村上頌樹、初の開幕投手へ前進0封:オープン戦・楽天戦で村上頌樹投手(26)が楽天とのオープン戦初戦に先発して2回を1安打無失点に抑えた。今オフのテーマに掲げる「直球の質の向上」とともに新たに習得中のスライダーの手応えもアピール。 2/22:前川右京自画自賛3ラン:オープン戦・楽天戦で前川右京外野手(21)が自画自賛の3ランで球場を驚かせた。七回にも左前打を放ち、フル出場で5打数2安打。15日の練習試合・楽天戦(宜野座)でも右越え3ランを放っており、実戦5試合で早くも2発。打率・385(13打数5安打)と絶好調だ。 2/22:近本光司積極果敢打!4得点引き金に:オープン戦・楽天戦で近本光司外野手(30)は三回に大量4得点のきっかけとなった。先頭で打席に入り、代わったばかりの楽天・則本の初球を右前へ。積極性をオープン戦初安打という結果につなげた。 2/22:阪神が4-8でハンファに敗戦:2軍練習試合ハンファ戦で阪神は韓国・ハンファに4-8で敗れた。先発した津田淳哉投手(23)は4回4安打1失点の好投も、リリーフ陣が崩れて7失点。打線は「3番・左翼」で先発した井上広大外野手(23)が本塁打を含む3安打猛打賞。百崎、コンスエグラ、楠本がマルチ安打を記録するなど、チームで11安打を放つも及ばなかった。 2/20:及川雅貴が3回1失点:2軍練習試合日本ハム戦で先発した及川雅貴投手(23)は3回1安打1失点でマウンドを降りた。一回先頭の日本ハムD1位・柴田から3球三振を奪うと、中島を二ゴロ、阪口を空振り三振に斬り3者凡退。1-0の三回2死三塁で中島の適時打内野安打で同点とされたが、勝ち越しは許さなかった。 2/16:藤川阪神、対外試合2戦目は0-11の大敗:藤川阪神の対外試合2試合目は、投手陣が崩壊して大敗を喫した。先発の伊藤将司投手(28)が2回2失点、2番手茨木秀俊投手(20)も2イニングで1点を奪われ、4回までに3点ビハインド。5回から登板した3番手のホセ・ベタンセス投手(25)は制球が定まらず、1/3回3安打4四球7失点と大崩れした。 5回までに10点を奪われた投手陣。奮起したい野手陣も再三の好機をつくりながら、あと1本が遠かった。2回には2死一、三塁をつくりながらも梅野が三ゴロで凡退。3回は先頭野口の左翼線へ運ぶ二塁打で無死二塁をつくるも、その後の井坪、山田、佐藤輝が3人で凡退した。 2/15:藤川阪神初陣6点快勝!:阪神は初の対外試合となった楽天との練習試合で6-0で勝利し、好発進した。1死二、三塁から相手投手の暴投で先制。さらに二回、「6番・遊撃」で出場した木浪聖也内野手(30)が右越えにソロ本塁打を放った。五回には前川右京外野手(21)の右越え3ランで5-0とリードを広げると六回にも5年目の高寺望夢内野手(22)が代打で打席に立ち右前適時打を放った。投手陣は先発した門別啓人投手(21)ら6人の投手がゼロでつないでシャットアウトした。楽天はD1位・宗山塁内野手(22)が1番・遊撃で先発し、2打数無安打だった。 2/15:前川右京が技あり3ラン:阪神前川右京外野手(21)が技ありの3ランで、藤川球児監督(44)体制初の対外試合でチームを快勝に導いた。15日の練習試合・楽天戦戦(宜野座)に「5番左翼」で出場。5回に実戦第1号となる右翼越えの3ラン本塁打を放った。 2/15:25年チーム1号は木浪聖也:練習試合:楽天戦で阪神の2025年「1号」は木浪聖也内野手(30)のバットから生まれた。1-0の2回。先頭で内星龍投手(22)の146キロ直球を完璧に捉えた。見逃せばボールという高い球だったが、バットをかぶせるように振り抜き、右翼席まで運んだ。昨年は打率2割1分4厘と大不振。かつぎ気味だったバットを立てて振りにいく新しいフォームに取り組んでいる。対外試合の1打席目できっちり結果を出した。 2/10:佐藤輝明チーム1号120m確信弾:阪神紅白戦(9日)で佐藤輝明内野手(25)が豪快な25年チーム第1号で進化を印象づけた。沖縄・宜野座で行われた紅白戦に「3番三塁」で出場。初回から近大先輩でもある畠の内角150キロ直球を振り抜き、推定飛距離120メートルの痛烈な先制2ランを放った。やや体を残しながら捉えたアーチには今オフからの取り組みが凝縮されていた。藤川監督も絶賛する3番候補に、いよいよ覚醒の気配が漂う。 2/7:野口恭佑が柵越え4連発含む16本:野口恭佑外野手(24)が今年初実戦を前に柵越えを連発した。フリー打撃で、最高4連発を含む50スイングで16本の柵越え。「センター方向でもいい打球が行っていたので、今日はよかった」と手応え十分だ。8日の紅白戦では7番右翼で先発出場予定。「結果にこだわって、自分のよさを消すことがないように、そこだけしっかり意識してやっていけたら」と闘志を燃やした。 2/7:佐藤輝明、フリー打撃で圧巻の計28発:春季キャンプ佐藤輝が圧巻の打撃練習で観客を沸かせた阪神。全体練習のフリー打撃は41スイングで柵越え12本。個別練習では特打を行い、62スイングで柵越え16本と計28発の快音を響かせ、「身体も動いている」とうなずいた。8日の紅白戦は白組の「3番・三塁」で先発予定。「しっかり元気にプレーしたい。強い打球を心がけて、頑張ります」と笑顔だった。 2/4:コンスエグラ衝撃、130m特大弾2発含む15本柵越え:育成の新外国人スタンリー・コンスエグラ外野手(24)が4日、衝撃の屋外フリー打撃デビューを飾った。ノーステップ打法から67スイングで15本の柵越え。左翼のネットに直撃する推定130メートルの特大弾を2度も披露した。「全体的にいい感じでした。いいボールが来た時は95、100%の力を入れることができた。最後の方は思いっきり振りました」と手応え十分だ。 2/4:元阪神の吉田義男さん91歳死去:阪神タイガースを、監督として球団史上初の日本一に導いた吉田義男(よしだ・よしお)さんが3日午前5時16分に兵庫・西宮市の病院で脳梗塞のため亡くなった。91歳だった。現役時代は華麗なフィールディングで「今牛若丸」と称され、阪神で初代日本一監督だった吉田さんがこの日早朝、静かに息を引きとった。1953年(昭28)に阪神入りし、現役生活17年、古巣の監督を3度、計8シーズン務めた。85年には球団初の日本一に導いた。「わたしは阪神タイガースに育てられ、阪神に男にしてもらいました。幸せな野球人生でした」阪神で2度目の監督に就いた85年は、チームを21年ぶりのリーグ優勝、パ・リーグの覇者で広岡達朗監督率いる西武を下して球団初の日本一に導いた。 甲子園を本拠にする監督として、やはり守備にこだわった。「一丸」「挑戦」「当たり前を当たり前に」と唱え続けながらチームを強化した。特に4月17日の巨人戦(甲子園)でのバース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発は語り草。日本全国で起きた熱狂的な猛虎フィーバーは社会現象になった。阪神監督を退任した後は、フランス・パリで野球の指導にあたった。ムッシュヨシダと言われた男は「野球に国境はない」とフランスナショナルチーム監督を7シーズン務めながら欧州から五輪出場を目指した。 プロ野球出身のOBで約30カ国・地域のチームと対戦した人材はなかなか見当たらない。日本きっての国際派だった。東京五輪で野球復活に尽力するなどプロ・アマ球界に貢献した。今シーズンの阪神は90周年の節目を迎えた。春季キャンプを前にした先日、自らの名前のついた「吉田義男シート」の設置を発表したばかりだった。 本人からの「わたしは阪神タイガースに人生をささげてきたといっても過言ではない。なんらかの形でファンに恩返しがしたい」という気持ちからだった。阪神タイガースを愛し、野球を愛した男が、ついに力尽きた。 2/4:育成コンスエグラが初フリーで15本サク越え:育成助っ人、スタンリー・コンスエグラ外野手が驚がくのパワーを見せつけた。具志川キャンプで初めて屋外フリー打撃に臨み67スイングで15本のサク越え。推定飛距離130メートルの特大アーチもあった。弾丸ライナーに放物線ありと左翼を中心におもしろいように白球をスタンドイン。大化けの可能性を感じさせるパフォーマンスを見せつけた。 2/3:井上広大、バックスクリーン直撃弾含む13本柵越え:井上広大(23)がフリー打撃でバックスクリーン直撃弾を含む13本の柵越えでアピールした。ケージに入る前にはサンズ臨時コーチから軸足(左足)の上に頭を残すイメージを伝授。「サンちゃん(サンズ)からいい循環でアドバイスをもらえたので、いろんな物が見つかると思う」と助言を頭に刻み込んだ。最深部の中堅方向には5アーチ。「飛距離が出ていることはいいこと」と昨季プロ1号を含む3本塁打を放った次世代和製大砲が、飛躍への手応えも手にした。 2/3:ヘルナンデス、3日連続のランチ特打で5連発披露:ラモン・ヘルナンデス内野手(28)が沖縄・宜野座で行われている春季キャンプのランチ特打で、柵越え5連発を披露した。キャンプインから3日連続のランチ特打。ヘルナンデスは打球をいとも簡単に遠くへ飛ばした。1本目の左中間へのライナー性の打球での柵越えから、中堅、中堅、左中間、左中間と、5連発でスタンドのファンをわかせた。34スイング中、3分の1以上の13本で柵越え。持ち前の長打力を余すことなく発揮した。 2/2:佐藤輝、柵越え16本:佐藤輝明内野手(25)がランチ中の特打に登場。驚愕のバッティングで宜野座をわかせた。新助っ人のヘルナンデスとランチ特打を行い、アーチを連発。66スイングで柵越えは16本で、内11本が中堅から左翼方向と逆方向への長打を放った。ヘルナンデスも56スイングで柵越え11本。左右の大砲が宜野座の制空権を支配した。 2/1:ヘルナンデス、ランチ特打で柵越え7本:阪神の新外国人、ラモン・ヘルナンデス内野手(28)がランチ特打で計53スイングで、全て左中間に柵越え7本。虎党に衝撃のパワーをお披露目した大砲は充実のキャンプ初日を振り返った。 2/1:阪神2軍もキャンプイン:阪神2軍がうるま市の具志川野球場でキャンプインした。練習開始前にはセレモニーが行われ中村正人市長が“クセ強”な言葉で熱烈歓迎。同市長は「大、大、大歓迎をいたします。ようこそうるま市へ!この球場、3年前はポンコツ球場でありましたが、阪神タイガースさん、阪神園芸さんのご尽力をいただいて毎年、毎年少しずつ綺麗に整備を行い今年はここで試合をできることになっていますので存分に頑張って欲しいです」などとエールを送った。 2/1:藤川阪神が沖縄でキャンプイン:阪神が沖縄・宜野座でキャンプインした。初日から佐藤輝が早出でダッシュを繰り返し、小幡、山田らが早出特守と視察した藤川監督に猛アピールと、グラウンドは活気づいた。キャンプインのセレモニーでは藤川監督が「2月1日がやってまいりました。きょうまでの準備をありがとうございます。選手たちはこれからスイッチを入れて、野球に没頭する姿勢を見せてくれるはず。没頭して勢いをつけて、甲子園で恥ずかしくないプレーができるように、よし行けるぞと思わせるように、胸を張れるチームを作っていきたい」と力強く抱負を語った。練習メニューではランチ特打で新外国人ヘルナンデスが野口とともに登場。居残り特打には井上、中川、井坪が参加し、居残り特守には内野で大山、佐藤輝、外野で森下、前川が参加するなど、充実したメニューで初日から盛り上がる。 1/31:コンスエグラが入団会見:阪神が育成契約を結んだスタンリー・コンスエグラ外野手(24)の入団会見が沖縄県内のホテルで行われた。「阪神はいつも優勝に争っているチームだというのは聞いてましたし、チームの一員としてできることをすごくうれしく思います」。ドミニカ共和国出身のコンスエグラは昨年12月に同国で行われたトライアウトで合格。190センチ、93キロの体格を持ち、肩の強さと長打力が持ち味と語る。日本で始まる新たな野球人生へ、「全力でやっていればきっと結果もついてくると思いますし、その中で必要と思ってもらえると思うので、しっかり頑張りたい」と意気込みを語った。 1/31:30年、ありがとう鳴尾浜…阪神・平田2軍監督:平田2軍監督が西宮市の鳴尾浜球場を訪れ、思い出の球場に別れを告げた。この日が2軍練習施設として最終日。「やっぱり寂しいよ。30年。特に僕はずっと鳴尾浜でファームの監督としてやらせてもらったのでね」。感慨深げに球場や同施設を見つめていた。2軍の名指揮官は「鳴尾浜があるから尼崎もある。感謝の気持ちを忘れずにやっていきたい」と力を込めた。 ◇鳴尾浜球場(兵庫県西宮市) 1979年から2軍本拠地で使用してきた浜田球場(兵庫県尼崎市)の老朽化などに伴い、新たな拠点として室内練習場と選手寮を併設して1994年10月に完成した。最大収容人数は約500人。施設の総称は「タイガース・デン(Tigers Den)」。 1/30:新助っ投、デュプランティエが入団会見:阪神の新外国人選手、ジョン・デュプランティエ投手(30)=前ブルワーズ=が西宮市内の球団事務所で入団会見を行った。「デュープ」という愛称を持つ193センチの長身右腕は、タイガースカラーである黄色のネクタイで早くも猛虎へ忠誠。「阪神タイガースは伝統ある球団なので幸せだよ。阪神ファンは熱狂的と聞いてるので、そういうファンの前でプレーできることが楽しみ」と新天地に胸を高鳴らせた。メジャー通算19試合で1勝4敗、防御率6・70。先発として期待がかかるが、「カーブが一番の自信のボール。いいまっすぐも持ってるよ。選手として争うことが好きなタイプなので、ゲームでしっかり投げることが楽しみなんだ」とローテ争いへの意欲を示した。 1/30:新助っ投、ネルソンが入団会見:阪神の新外国人選手、ネルソン(前フィリーズ傘下3A)が西宮市内の球団事務所で入団会見を行った。彼はナックルで強打者封じを狙う決意を示した。まずは今春の沖縄キャンプで精度を上げ、使いどころのカウントを探っていく構えだ。米大リーグの公式データサイトによると、昨季はメジャーで4試合で5回1/3を投げた。ナックルを投じたのはわずか2球ながら空振り三振を一つ奪った。「まだ感触的に完璧ではないけど、投げながらしっくりくるのかな」。125キロ前後で揺れ動く特殊球の伸びしろ十分だ。メジャーでは通算74試合に登板。そのうち先発は4試合のため新天地でも中継ぎでの起用が濃厚だ。早くも巨人・岡本やヤクルト・村上ら強打者との対戦を熱望。「僕が日本に来た理由はこういうバッターを抑えるため」。日本では“幻”となった魔球を使い、チームに新たな風を吹かせる。 1/29:宜野座1号は19歳・井坪陽生:先乗り自主トレで高卒3年目で初めての宜野座スタートを勝ち取った井坪陽生外野手(19)が宜野座1号を放った。打撃練習で最初の班でケージに向かうと、開始わずか2スイング目で左翼スタンドにたたき込んだ。井坪は藤川監督からも名前を挙げられて期待を受ける19歳。40スイングで4本の柵越えを放ち、充実の汗を流した。 1/29:大型新助っ人・ヘルナンデスが入団会見:新外国人、ラモン・ヘルナンデス内野手(28)が西宮市内で入団会見に臨んだ。一塁、三塁、左翼など複数ポジションをこなせる万能ドミニカン。第一声で、契約してくれた猛虎への感謝を口にした。右の中距離砲としても期待され「打撃も凄く遠くまで飛ばせる力もあるし、守備でもそつなくできると思っている」と笑顔。愛称として「モーチョ」を挙げた28歳は「ケガなく1年間過ごすことと、優勝を目指して頑張りたい」と言葉に力を込めた。 1/29:育成のアルナエスが入団会見:育成外国選手、アルナエスが西宮市の球団事務所で入団会見をした。パナマ出身の22歳の内野手は「守備の面ではファースト、セカンド、サード、ショートを守れること。打撃面ではミート力が強み」とアピールポイントを口にした。昨秋のキャンプに参加し、“インターンシップ”を既に終えている。顔見知りの選手も多く、再来日後は「コミュニケーションを意識している。最近は高寺選手、野口選手とよく話しているよ」とチームに溶け込んでいる様子を明かした。背番号は133。 1/27:「タイガースアカデミーベースボールスクール」を新規開校:阪神は「タイガースアカデミーベースボールスクール」の新規開校を発表した。ファーム新施設「ゼロカーボンベースボールパーク」の開業に伴い、施設内に新設される室内練習場、小田南公園野球場にて尼崎室内校、小田南校を開校。また、奈良県下では初となる生駒校も開校する。生駒校では2月26日の無料体験会実施も決定。 1/26:育成右腕・ベタンセス、支配下へ:阪神の育成2年目右腕、ホセ・ベタンセス投手(25)がドミニカ共和国からの来日から一夜明けた26日、鳴尾浜で練習。〝青柳枠〟での昇格について「自分のできることを出し切って支配下登録されるように頑張りたい」と語った。 ベタンセスは育成選手でただ一人、主力級がそろう宜野座キャンプスタート。ドミニカ共和国での入団テストを経て入団。昨季はウエスタン・リーグで25試合に登板し、1勝2敗、防御率4・18。秋季キャンプでの紅白戦では161キロを計測した。 1/23:藤川監督が青柳晃洋にエール:藤川球児監督(44)がフィリーズとマイナー契約を結んだ青柳晃洋投手(31)にエールを送った。甲子園の球団施設で対面し、ひざをつき合わせて話したという。「ほとんどの日本の方が、あのマイナーリーグの環境は2度といやだと言うと思う。監督としてメディアを通して言えるとしたら、はい上がってほしい」。FAでメジャー移籍し、マイナーも経験した指揮官だからこそ言葉に力がこもった。 「彼が選んだ道は、いわゆるものすごく厳しい道。これからアメリカから日本に来る外国人(選手)にとっては、何でその道を選ぶんだというくらい」。年俸は2億1000万円からの大幅なダウンは必至で、9年間着たタテジマを脱いであえて選んだいばら道。ハードな環境に挑戦する右腕の背中を力強く押した。 1/21:沖縄キャンプ振り分け発表:阪神は西宮市内で藤川球児監督(44)以下のスタッフ会議を行い、沖縄キャンプのメンバー振り分けを決めた。 1軍は宜野座村の「バイトするならエントリー宜野座スタジアム」。2軍はうるま市の「具志川球場」を使用する。 新人ではドラフト1位の伊原陵人投手(24=NTT西日本)、3位の木下里都投手(23=KMGホールディングス)が宜野座スタートとなった。宜野座組は以下の通り ◇1軍 ◆投手 ゲラ、西勇、伊原、デュプランティエ、伊藤将、門別、才木、畠、及川、村上、ネルソン、桐敷、茨木、大竹、富田、木下、石黒、岡留、石井、川原、佐藤蓮、ビーズリー、ベタンセス ◆捕手 梅野、坂本、栄枝、中川 ◆内野手 木浪、大山、熊谷、佐藤輝、小幡、中野、山田、高寺、ヘルナンデス ◆外野手 森下、近本、井上、井坪、前川、豊田、野口 ◇2軍 ◆投手 岩崎、岩貞、西純、下村、椎葉、今朝丸、高橋、漆原、島本、湯浅、津田、森木、鈴木、小川、松原、伊藤稜、工藤、早川、マルティネス ◆投手 町田、長坂、藤田、嶋村 ◆内野手 渡辺、糸原、戸井、佐野、百崎、植田、原口、川崎、アルナエス ◆外野手 島田、楠本、小野寺、福島、コンスエグラ 1/18:青柳晃洋が米フィリーズとマイナー合意:青柳晃洋投手(31)が、18日に自主トレ地の静岡・愛鷹球場で報道陣の取材に応対。過酷な生存競争を強いられるであろうマイナーでの戦いに向け「ルーキーの頃のような気持ち。与えられたところで結果を出し続けるしかない」と意気込みを語った。2015年のドラフト会議で阪神に5位入団。制球に課題を抱え、フィールディングにも大いに難があった右腕は、不器用を絵に描いたような22歳だった。それでも地道でガムシャラな努力をひたすら積み重ね21~22年は2年連続となる最多勝のタイトルをゲット。多くの後輩にも慕われ、チーム内で確固たる立ち位置を築いた。 フィリーズとの契約はタイムリミットとなる18日の午前7時(日本時間)の「1、2時間前にようやく決まった」とのこと。年俸や詳細な契約内容なども「まだ把握できていない」がメジャー契約の締結は直近2シーズンの成績が振るわなかったことも響き、かなわなかった。昨季の年俸2億1000万円(推定)からの大幅なサラリーダウンは避けられそうにもない。 それでも全てを捨てて、水平線の向こうに待つ夢を追うことを決めた。「自分ひとりで決めたこと。米国の野球に触れてみたかった。厳しい戦いになるが自分の中で新しい挑戦になる」。このまま日本球界に残った方が〝楽〟であることは青柳本人も重々承知している。それでも敢えて、不器用な生き方をまたも選んだ。 自分の不器用さを正面から直視できたからこそ成長できた。大の苦手としていたフィールディング時の一塁への送球は、ワンバウンドの球を意識するようになってから大きく改善。周囲から笑われても、格好をつけている余裕などなかった。そうやって前に進んできた。31歳になり、家庭を持った今も「お金以上のものを、経験が欲しかった。自分の中で勝負したい気持ちがお金を凌駕した」と語る。 上手くいくかどうかは分からない。それでも戦いのリングに上がる権利は手に入れた。目の前の現実と、激しくも不細工な打ち合いを演じてみせる。これまでもそうだったし、これからもそれは変わらない。 ◆青柳 晃洋(あおやぎ・こうよう)1993年12月11日、横浜市生まれ。31歳。川崎工科、帝京大を経て15年ドラフト5位で阪神に入団。21年東京五輪金メダル。プロ通算9年間で154登板、61勝47敗、防御率3・08。最多勝と最高勝率各2度、最優秀防御率とベストナイン各1度。183センチ、83キロ。右投右打。既婚。 1/17:2軍新球場でのウエスタン主催31試合をナイター開催:日本野球機構(NPB)は2025年のウエスタン・リーグ試合日程を発表。阪神は3月開場予定の2軍新球場「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」で主催する67試合の内、31試合をナイターで開催する。球団関係者は「選手の暑さ対策や観戦環境を考慮しました。特に7月から9月半ばまで極力ナイターで実施できるように各球団と調整させていただいた」と説明した。同日には『ゼロカーボンベースボールパーク』のホームページもオープン。選手とファンに考慮した〝新虎の穴〟で酷暑を乗り切っていく。 1/16:掛布雅之氏、殿堂入り:野球殿堂博物館は16日、東京ドーム内の同所で2025年度の殿堂入りを発表し、プレーヤー表彰でオリックス、マリナーズなどで日米通算4367安打をマークしたイチロー氏(51)、通算1002試合登板、407セーブの日本記録を持つ元中日の岩瀬仁紀氏(50)、指導者での功績などが加味されるエキスパート表彰では阪神で2軍監督を務め、現役時代に本塁打王を3度獲得するなどした掛布雅之氏(69)が選ばれた。掛布氏は、控室で「投高打低」などの日本野球が抱える問題ついてイチロー氏と意見を交換したという。 1/9:沖縄春季キャンプ日程発表:阪神は沖縄で行う春季キャンプの日程を発表した。 沖縄・宜野座の「バイトするならエントリー宜野座スタジアム」で行う1軍キャンプは、2月1~28日まで。休日は5、10、14、19、25日。ホームで行う対外試合の予定は以下の通り。 15日 対楽天(13時~) 16日 対広島(13時~) 24日 対DeNA(13時~) ※22、23日はビジター球場で実施予定。 沖縄・具志川の「うるま市具志川野球場」で行う2軍キャンプは、2月1~25日まで。休日は5、10、14、19日。ホームで行う対外試合の予定は以下の通り。 22日 対ハンファ(13時~) 24日 対社会人チーム(13時~) ※16、20日はビジター球場で実施予定。 1/8:藤川球児新監督が新人9選手に訓示:藤川球児監督(44)が鳴尾浜の2軍施設で新人の合同自主トレを視察した。 アップを終え、整列した9選手を前に、約2分間訓示。指揮官は「キャッチボールは1球1球を大事にしてください。そこをおろそかにしなかったら現役終わるまですごく丁寧にやれる。どこまでいっても基礎は大事」と力強く語った。 現役時代は火の玉ストレートを武器に一時代を築いた藤川監督。真剣に聞き入る新人へ「けがのないように頑張って。2月にまた素晴らしい選手と一緒にやっていく。よろしくお願いします」と期待を込めた。 1/7:コンスエグラが育成契約:阪神はスタンリー・コンスエグラ外野手(24)=メッツ傘下2A=と今季の育成選手契約を結んだと発表した。推定年俸300万円。背番号は134に決まった。昨年12月に母国・ドミニカ共和国で実施されたトライアウトに合格。身長190センチ、体重93キロの右投げ右打ちで、スイングスピードが速く長打力が最大の持ち味だ。強肩も魅力で守備は主に右翼、中堅を守る。 阪神はこのオフ、ネルソン、デュプランティエ、ヘルナンデスを獲得。支配下5人、育成4人の球団史上最多となる外国人9人体制で2025年シーズンを戦う。 1/6:藤川監督が明かした25年打線プラン:藤川球児監督(44)が球団の年賀式に出席し決意表明を終えると、今季の打線について言及。4番に森下翔太外野手(24)を置き、精神的な柱でもある大山悠輔内野手(30)を5番に据えるプランを明かした。1番には不動のリードオフマン近本光司外野手(30)、そして3番には佐藤輝明内野手(25)。新生クリーンアップでリーグ王座奪還へ船出する。打線の中心となる「4番」に名前を挙げたのは、森下だった。昨秋のプレミア12でも、侍ジャパンの4番を完走した大卒3年目。「井端監督も、すごく意外性のあるバッターで、すごい働きをすると言っていた。伸びてきている途中ですから、負荷を与える」。責任ある虎の4番で、さらなる進化を促すつもりだ。伸び盛りの若手を起用できるのも「5番」には、信頼を寄せる主砲を据えるつもりだからだ。「4番はチームの大きな役割だと言っていますけど、私の中ではもっと深い気持ちで見ていて、大山で待ち構えたいというのが自分のプラン」。プレーや姿勢でチームを引っ張り、精神的な柱となる大山。主軸の最後にどっしりと置けば、間違いなく脅威となる。そして「3番」には、チームの顔でもある佐藤輝。昨季の3番スタメンは1試合のみだが「佐藤の良さが発揮できるんじゃないかなと思って」と着想を得た。「シチュエーションに対して、読みやすくなると思う。相手に考えさせるという意味では、後ろに森下、大山が入ってきたら非常に楽しみです」。ライバルを迷わせ優位に立つ、強力な3人の並びだ。近本と顔を合わせ、「うちの1番バッターですからね。健康であることのお願いと、自分が思う近本の役割を明確に話すことができた」。不動のリードオフマンから新たなクリーンアップへ。新生猛虎打線でスタートする。 1/6:藤川監督が所信表明:阪神の年賀式が西宮市の球団事務所で行われ、藤川球児監督(44)が年始のあいさつでリーグ王座奪還を目指す25年の所信表明を行った。球団職員に向けて、力強く宣言。「日々順調であることを疑って、不安であることが正解と思えるような、そんな組織が最後、一番上にいるんじゃないかと思っています。監督として泥くさく、激しく戦っていきたい」と力を込めた。年賀式後には取材に対応。年末年始をゆっくりと過ごし、リフレッシュした様子で笑顔を見せた。「非常にたくさん寝させていただきました。監督としての動きをしていると、11月、12月だけでも疲労はあったので、いいトレーニングをしたと思って。ウエートトレーニングをした後の休養みたいな感じで、年末年始からすごく寝ていましたね」あらためて、リーダーとしての責任感も口にした。「新たな1年のスタートで、立場は変われど現場である私に責任がある中でスタートをするので、決断をしっかりとしていくので、ついてきてほしい、そんな思いを込めてあいさつをしました」。指揮官として迎える初めての1年がスタートした。 12/29:新外国人・デュプランティエ獲得:阪神は新外国人選手として前ブルワーズのジョン・デュプランティエ投手(30)の獲得を発表した。1年契約で年俸75万ドル(約1億2000万円)。背番号は「20」。先発起用が見込まれ、平均球速150キロ超の力強い直球が武器。右腕は193センチの長身から平均的に150キロ台の直球を投げ込み、シンカーやスライダー、カーブなど多彩な変化球を操る。今季はメッツ傘下3Aで開幕を迎え、藤浪晋太郎ともチームメートだった。マイナーの複数チームで23試合に登板して6勝3敗、防御率4・20。先発、中継ぎどちらも可能で、3Aでは通算72試合(先発33試合)登板で13勝8敗、防御率4・85の成績を残している。 12/29:1位は?1億円プレーヤー球団最多11人:阪神は23日までにポスティングシステムでメジャー移籍を目指す青柳晃洋投手を除く全選手との契約更改を終えた。国内FA権を行使した大山悠輔内野手は5年総額17億円で残留。才木浩人投手と坂本誠志郎捕手が1億円の大台に到達した。これで来季の1億円プレーヤーは11人となり、04、09、24年の10人を上回って球団史上最多となった。 ■年俸トップ30 <1>近本光司 3億7000万円 <2>大山悠輔 3億4000万円 <3>西勇輝 3億円 <4>岩崎優 2億円 <5>梅野隆太郎 1億6000万円 <6>佐藤輝明 1億5000万円 <7>中野拓夢 1億4500万円 <8>伊藤将司 1億4000万円 <9>才木浩人 1億2000万円 <10>岩貞祐太 1億円 <10>坂本誠志郎 1億円 12/27:コンスエグラと育成契約:阪神が新たな育成外国人として、スタンリー・コンスエグラ外野手(24)と契約合意したことが明らかになった。 嶌村球団本部長が西宮市内の球団事務所で取材に応じ、12月にドミニカ共和国で実施したトライアウトで獲得に至ったと説明。 ◆スタンリー・コンスエグラ 2000年9月24日生まれ、ドミニカ共和国出身。18年にメッツ傘下でデビュー。今年米国キャリア最高の2Aに昇格し、同傘下ビンガムトンで58試合出場、打率2割1厘、3本塁打、22打点。190センチ、93キロ、右投げ右打ち。 12/25:新外国人ヘルナンデスと契約合意:阪神嶌村聡球団本部長(57)が球団事務所で取材に応じ、新外国人として契約交渉を進めていたラモン・ヘルナンデス内野手(28)と合意に達したことを明らかにした。 ◆ラモン・ヘルナンデス 1996年3月2日生まれ。ドミニカ共和国出身。14年にドミニカン・サマーリーグで、ダイヤモンドバックス傘下でデビュー。19年には米国ではキャリア最高の2Aに昇格し、同傘下のジャクソンでプレー。98試合に出場し打率2割3分6厘、11本塁打、44打点をマークした。マイナーリーグ6年間では通算472安打53本塁打、2割6分6厘。メジャー経験はない。22年にはメキシカンリーグ球宴に選出された。身長193センチ、体重102キロ、右投げ右打ち。 12/23:佐藤輝明が現状維持の1億5000万円で更改:佐藤輝明内野手(25)が西宮市内の球団事務所で契約更改を行い、現状維持の年俸1億5000万円でサインした。今季は新人から4年連続で規定打席に到達し、打率2割6分8厘。121安打、16本塁打で球団史上初となる新人から4年連続2桁本塁打&100安打を達成した。さらに70打点を稼ぎ、球団史上最速の300打点に到達する記録ずくめのシーズンとなった。 12/20:才木は2倍超の1億2000万円で更改:才木浩人投手が西宮市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、7000万円アップの1億2000万円でサインした(金額は推定)。来季高卒9年目で大台突破。今季は13勝3敗、防御率1・83。自身初の2ケタ勝利&規定投球回を達成するなど飛躍を遂げた。 12/20:阪神のオープン戦14試合が発表:日本野球機構(NPB)は20日、来季のオープン戦の日程を発表した。2月22日にスタートし、3月23日まで計102試合の予定。阪神・藤川球児監督(44)の〝初陣〟は2月22日の楽天戦(金武)に決定し、V奪回に向けて火花を散らす阿部巨人は3月9日に甲子園で迎え撃つ。日程は以下の通り。 2月22日 楽天戦(午後1時、金武) 2月23日 中日戦(午後1時30分、北谷) 3月4日 中日戦(午後1時、甲子園) 3月5日 中日戦(午後1時、甲子園) 3月7日 DeNA戦(午後1時、甲子園) 3月8日 DeNA戦(午後1時、甲子園) 3月9日 巨人戦(午後1時、甲子園) 3月11日 西武戦(午後1時、ベルーナドーム) 3月12日 西武戦(午後1時、ベルーナドーム) 3月18日 ヤクルト戦(午後1時、神宮) 3月19日 ヤクルト戦(午後1時、神宮) 3月21日 オリックス戦(午後6時、京セラ) 3月22日 オリックス戦(午後2時、京セラ) 12/19:関西スポーツ賞に桐敷拓馬、岡田彰布前監督ら選出:関西運動記者クラブは今年活躍した選手らをたたえる「第68回関西スポーツ賞」の受賞者を発表し、43ホールドポイントで初タイトルとなる最優秀中継ぎ投手に輝いた桐敷拓馬投手(25)、昨季阪神を38年ぶりの日本一に導き、今季限りで退任した岡田彰布前監督(67)=オーナー付顧問=やパリ五輪男子高飛び込みで日本飛び込み界初の表彰台となる銀メダルを獲得した玉井陸斗(18)=JSS宝塚=らが選ばれた。 12/19:畠世周が会見:巨人から現役ドラフトで阪神に移籍した畠世周投手投手(30)が西宮市内で入団会見を行った。背番号は「36」。畠は近大から2017年ドラフト2位で巨人に入団。先発、救援を問わず1軍では8年間で119試合に登板し、19勝12敗2S、19Hを記録している。 12/19:前フィリーズ158キロ右腕、ネルソンと契約:阪神は新外国人としてニック・ネルソン投手(29)と来季の契約を結んだと発表した。背番号は42。 ◆ニック・ネルソン 1995年12月5日生まれ、米フロリダ州出身。ガルフ・コースト州立大から16年ドラフト全体128位でヤンキースと契約。20年8月1日に中継ぎでメジャーデビューし、初勝利も挙げた。ヤ軍では田中将大と同僚。22年からフィリーズでプレー。今季は4試合登板。メジャー通算74試合、5勝4敗、防御率5・20。185センチ、92キロ。右投げ右打ち。 12/17:大竹耕太郎が2300万円増の9000万円で更改:大竹耕太郎投手(29)が西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、2300万円アップの年俸9000万円で更改した。今季は24試合に登板し、11勝7敗、防御率2・80。22年の現役ドラフトでソフトバンクから阪神に加入し、移籍から2年連続で先発として2桁勝利を挙げる大活躍。プロ通算7年目で初の規定投球回にも到達した。 12/17:阪神加入の畠世周、新背番号は36番:日本野球機構(NPB)は支配下選手登録を公示し、9日に行われた現役ドラフトで巨人から阪神へ移籍することとなった畠世周投手(30)の新背番号を36番と発表した。同番号は、DeNAへ現役ドラフトで移籍することとなった浜地真澄投手(26)が今季まで着用していた。畠は今季まで所属していた巨人では45番でプレーしていた。 12/14:FA取得の4人全員残留:阪神嶌村球団本部長は原口からの残留報告に「もう来年、優勝やで!」と返したことを明かした。今年FA権を取得した糸原、坂本、大山、原口と4人全員が残留。「4人ともすっきりしたんちゃうかな。それが一番。全員に残ってもらい、タイガースにとってもよかった」とほっとした様子だった。21年オフの梅野、22年オフの西勇、岩崎、岩貞に続いてFA取得年の残留が続いている。 12/13:村上頌樹、1300万円増の年俸8000万円で更改:村上頌樹投手が西宮市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、1300万円アップの年俸8000万円でサインした。セ・リーグMVPに選出され、飛躍を遂げた昨季を経て迎えた今季は25試合に登板し7勝11敗、防御率2・58。1年間ローテーションを守ったが白星は伸び悩み「いろいろとしんどい時期もあった。その中でも試行錯誤してできたのが良かった」と振り返った。 12/13:FA権行使の原口文仁が残留 単年契約900万円UPで合意:国内フリーエージェント(FA)権を行使した原口文仁内野手(32)が西宮市内の球団事務所で会見を行い、残留を表明した。1年契約で年俸は900万増の4000万円で合意した。 12/12:森下翔太、4000万円アップの年俸7800万円更改:森下翔太外野手(24)が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4000万円アップの年俸7800万円でサインした。2年目の今季は主に3番に入って打率・275、16本塁打、73打点といずれもルーキーイヤーより成績を伸ばした。「オフシーズンから2割8分で80打点でホームラン20本を大まかに目標としてやってきた中で、若干どの数字も足りなかったですけど、やってきたことに対してのこのアプローチの仕方は間違ってなかった」と振り返った。 12/10:近本光司、5000万増の3.2億円で更改:近本光司外野手が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、単年契約でサインした。順調にいけば、来季中にも国内FA権の資格取得条件を満たす見通しだ。プロ6年目の今季は141試合の出場で打率2割8分5厘、6本塁打、45打点。19盗塁で自身5度目の盗塁王を獲得し、外野手部門でベストナインとゴールデン・グラブ賞にも輝いた。新人から6年連続で打者のタイトル獲得は長嶋茂雄(巨人)以来、2人目。 12/10:D5佐野大陽は背番号「45」:ドラフト5位の佐野大陽内野手は寺社パワーで開幕1軍と恩師との再会を目指す。昨年、指名漏れを経験した後からさまざまな寺社でドラフト指名を祈願した。最も遠かった京都・華厳寺(鈴虫寺)にお守りを返す際には「開幕1軍という目標があるので(お願い)したい」。今季まで日本海L・富山で監督を務めたヤクルト吉岡雄二1軍打撃コーチから「1軍で待っているぞ」と言われ「早く1軍に上がって成長した姿でお会いできたら」と力を込めた。 12/10:育成4位川崎俊哲は背番号「130」:育成4位の日本海L・石川の川崎俊哲内野手(23)は故郷の石川・輪島への恩返しを誓った。1月に被災。ドラフト指名後は地元の知り合いから連絡をもらい、「『輪島に明るいニュースをありがとう』という言葉が一番うれしかった」と感激した。阪神OBの岡崎監督と二人三脚で打撃を磨き、つかんだNPB入り。「輪島の方は次に向けて進んでる最中。僕もそれに続いて一緒に頑張っていけたら」と力を込めた。 12/10:育成ドラフト1位工藤泰成は背番号「127」:育成1位の工藤は同郷の石井への弟子入りを熱望した。今季56試合登板で30ホールドを挙げた石井とは同じ秋田出身で、筋トレ好きと共通点も多い。「息の長い剛腕投手でその中でタイトルを取ったり、チームに貢献したい」と目標を語った。 12/10:育成2位嶋村麟士朗は背番号「128」:育成ドラフト2位の嶋村麟士朗捕手(21)=四国IL・高知=は地元への恩返しを誓った。地元を離れたのは大学進学時のみ。野球人口の減少も実感する同県へ、野球施設の設立を夢に描く。「高知県の野球をしている子供がどんどんうまくなれば。そういう施設が高知はやっぱり結構少ない。自分が活躍して、そういう施設を作れれば」と思いを明かした。 12/9:育成D3位・早川太貴は背番号「129」:育成D3位・早川太貴投手(24)=くふうハヤテ=は大阪市内で行われた新入団発表記者会見で「今まで見たことない記者の数で、ユニホームに初めて袖を通させていただいて、すごく入団したことを実感しています」と語った。 12/9:浜地真澄のDeNA移籍:現役ドラフトが9日、オンラインで行われ、DeNAは阪神浜地真澄投手(26)を指名した。浜地は8年所属した阪神を離れることが決まった。 12/9:現役ドラフト巨人の畠世周獲得:プロ野球の現役ドラフトがオンラインで行われ、阪神は巨人の畠世周投手(30)を指名した。近大から16年ドラフト2位で巨人入り。1年目から先発として6勝を挙げ、未来のエース候補の期待を受けた。21年には中継ぎとしても活躍した。23年3月に右肘のクリーニング手術を受け、同年は登板なし。今季は7月に1試合、救援登板しただけだった。11月に500万円ダウンの来季年俸2000万円で契約を更改していた。 12/9:D4位町田隼乙は背番号「43」:阪神は大阪市内のホテルで育成を含む9選手の新入団発表を行った。町田隼乙=BC・埼玉=は神奈川・秦野市出身で、長打力のある大型捕手として期待される。 12/9:D3木下里都は背番号「54」:ドラフト3位の木下里都投手(23)=KMGホールディングス=が、10年から19年までの10シーズンでメッセンジャー氏(43)がつけた背番号「54」のタテジマに袖を通した。最速156キロ右腕は「一時代を築いたメッセンジャー投手の大事な番号」と決意を固めた。 12/9:D2位・今朝丸は背番号「28」:阪神は大阪市内で新入団選手発表会を実施した。ドラフト2位の今朝丸裕喜投手(18)=報徳学園=は「高校のときも何回も甲子園球場で投げさせてもらって、次はプロの世界で投げさせてもらえるチャンスがある。楽しみでいっぱい」と語った。 12/9:D位・伊原は背番号「18」:阪神は大阪市内で新入団選手発表会を実施した。ドラフト1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=は、自身が背負う背番号「18」について「エースと言われる番号。その番号に恥じないように頑張りたい」と意気込んだ。 12/6:森下翔太、ミキハウス・サンスポMVP表彰:「ミキハウス・サンスポMVP表彰&ファン交歓会」が大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪で行われ、第37回MVP大賞に輝いた阪神・森下翔太外野手(24)に賞金100万円が贈られた。プロ2年目の今季は打率・275、16本塁打、73打点。打撃主要3部門で1年目を更新した。10試合連続打点、4試合連続本塁打など虎の歴史にも名を刻んだ。 12/6:石井大智、4200万増の8000万円:石井大智投手(27)が第1子となる長男が生まれていたことを明かした。西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4200万円アップの8200万円でサイン。プロ4年目の今季は56試合の登板で4勝1敗1セーブ30ホールドと、強力ブルペンの一角としてフル回転。 12/6:中野拓夢500万減の1億4500万円:中野拓夢内野手(28)が西宮市内の球団事務所で契約交渉を行い、500万円ダウンの年俸1億4500万円でサイン。プロ4年目で初のダウンとなった。今季は2年連続で全試合出場も打率2割3分2厘。昨季は2割8分5厘で最多安打を獲得しただけに、悔しいシーズンとなった。 12/5:伊藤将司が2000万円ダウン更改:伊藤将司投手(28)が西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、2000万円ダウンの年俸1億4000万円でサインした。今季は18試合に登板して4勝5敗、防御率4・62。2度の2桁勝利を挙げ、いずれも9勝以上と先発として安定感を示し続けていた昨年までの3年間から一転、今季は開幕から調子が上がらず3度の2軍降格を味わい、8月下旬以降は1軍昇格を果たせなかった。 12/6:木浪聖也、600万減6500万円で更改:木浪聖也内野手(30)が自分にも、遊撃バトルにも勝つ。西宮市内の球団事務所で契約交渉を行い、600万円ダウンの年俸6500万円でサイン。今季は6月に死球による骨折で離脱し、116試合の出場で打率2割1分4厘1本塁打35打点。 12/4:桐敷拓馬5500万円増の8800万円で更改:桐敷拓馬投手(25)が西宮市内の球団事務所で契約交渉を行い、5500万円アップの年俸8800万円でサインした。3年目の今季は中継ぎとして70試合に登板。ホールドポイント46で中日・松山とともに最優秀中継ぎのタイトルを獲得。自己最長となる17試合連続無失点も記録した。 12/3:22年ドラ2鈴木勇斗が育成契約:阪神が鈴木勇斗投手(24)と育成選手として再契約することが明らかになった。2日に公示された保留選手名簿から外れ、自由契約選手になっていた。創価大から21年ドラフト2位で入団。1軍出場はなく、今季は2軍で16試合に投げ25回1/3、防御率4・62 12/3:楠本泰史が入団会見:阪神に新加入した楠本泰史外野手(29)が西宮市内の球団事務所で入団会見を行った。大阪府出身の楠本は幼少期から大の虎党。DeNAでプロ通算7年間405試合に出場した右投げ左打ちの外野手。22年と23年はキャリア最多の94試合に出場し、勝負強い打撃が持ち味だ。 12/3:ゲラ&ビーズリーとの来季契約を発表:阪神はハビー・ゲラ投手(29)、ジェレミー・ビーズリー投手(29)と来季の選手契約を締結したことを発表した。今季が来日1年目だったゲラは勝ちパターンの一人として59試合に登板して1勝4敗31ホールド、14セーブ。防御率も1・55と安定した成績を残した。 今季が来日2年目だったビーズリーも主に先発として仕事をし、14試合に登板して8勝3敗、防御率2・47。 12/2:来季4年目の鈴木勇斗が自由契約:日本野球機構(NPB)は2日、各球団の契約保留選手名簿と自由契約選手を公示した。阪神では来季4年目の鈴木勇斗投手(24)が自由契約となり、新たに育成契約を結ぶものとみられる。創価大から2022年ドラフト2位で入団し、これまで1軍登板はなかった。 11/30:前川右京が276%増3200万円で更改:前川右京外野手が30日、兵庫・西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸850万円から276%増の3200万円でサインした。高卒3年目の今季は「6番・左翼」で初の開幕スタメン。夏場、調子を落とした時期もあったが、立派に1軍完走。「打撃に関してはある程度の成績を残せ 11/30:漆原大晟、1050万円増の2500万円で更改:漆原大晟投手(28)が30日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1050万円増の年俸2500万円でサインした。現役ドラフトでオリックスから移籍して1年目の今季は38試合に登板し1勝4敗5ホールド、防御率3・89の成績。 11/30:島本浩也は300万円減の4500万円で更改:島本浩也投手(31)が30日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、300万円減の年俸4500万円でサインした。14年目の今季は5月に背中を痛めるなどコンディション面でも苦しみながら33試合に投げ、2勝1敗、防御率2・81の成績。 11/29:大山悠輔が5年17億円で残留:今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使した大山悠輔内野手(29)が西宮市の球団事務所で会見し、阪神に残留することを発表した。総額17億円プラス出来高払いで5年契約を結んだ。巨人との争奪戦が注目を集めた中で残留の決め手となったのは、23日のファン感謝デーでの「大山コール」だったと虎党に感謝し、「優勝、日本一に向けてもう一回しっかりやらないといけない」と意欲を新たにした。 11/27:渡辺諒が250万円増の年俸4000万円:渡辺諒内野手(29)が西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、250万円アップの年俸4000万円でサインした。移籍2年目の今季は1軍67試合に出場し、打率2割6分で2本塁打、11打点だった。8月13日巨人戦(東京ドーム)では決勝打も放った。 11/27:熊谷敬宥150万増の1900万円:熊谷敬宥内野手(29)が西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、150万円アップの年俸1900万円でサインした。今季は年間を通して主に代走で1軍の戦力として役割を果たし、球団からもその点に加えて走塁と守備面でも評価があった。 11/27:育成D1位・工藤泰成投手が仮契約:育成ドラフト1位で指名された工藤泰成投手(22)=四国IL徳島=が徳島市内のホテルで入団交渉に臨み、支度金300万円、年俸300万円で仮契約した。秋田県出身で、明桜高から東京国際大に進学し、今季は四国IL徳島でプレーした。最大の武器であり、セールスポイントは最速159キロの直球。 11/27:植田海300万円増の2100万円:植田海外野手(28)が西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、300万円アップの年俸2100万円でサインした。高卒10年目の今季も例年同様に主に代走としての起用だった。 11/27:島田が200万円増3200万円で更改:島田海吏外野手(28)が球団事務所で契約更改交渉に臨み、200万円アップの年俸3200万円でサインした。プロ7年目の今季は62試合の出場で打率・275(80打数22安打)。途中出場が大半を占める中、出塁率・363をマークも「打たないと外野のレギュラーはキツいと思う。とにかく打てるように、というところはこのオフは重点的にやろうと思っている」と意気込んだ。 11/27:小幡は400万円増の年俸2500万円で更改:小幡竜平内野手(24)が球団事務所で契約更改交渉に臨み、400万円アップの年俸2500万円でサインした。高卒6年目の今季は50試合に出場し、打率・241、1本塁打、9打点。木浪が6月に左肩甲骨骨折で離脱した後、遊撃でスタメン出場。11試合連続安打を放つなどバットでもアピールしたが7月に左太もも裏の肉離れで長期離脱を余儀なくされた。 11/26:遠藤成がウエスタン最高出塁率者賞:オリックスと契約した遠藤成内野手(23)が東京都内で行われた「NPB AWARDS 2024」に出席。阪神の選手として最後の仕事を終えた。今オフ阪神を戦力外となり、18日に育成契約での獲得を発表。今季はウエスタン・リーグトップの出塁率3割9分2厘をマーク。この日は最高出塁率者賞で表彰され、阪神の選手として壇上に上がった。 11/26:川原陸がウエスタン優秀選手賞:川原陸投手(23)が東京都内で行われた「NPB AWARDS 2024」に出席。ウエスタンの優秀選手賞を受賞した。50試合に登板し、2勝1敗1セーブで防御率1・62。7月に支配下登録され、1軍登板も果たした左腕は「1年間充実したシーズンだった。来年はチームの戦力に割って入れるように頑張っていきたい」と力を込めた。 11/26:近本光司がセ盗塁王を受賞:東京都内で行われた「NPB AWARDS 2024」に出席。近本光司外野手(29)が19盗塁でセ・リーグ最多盗塁者賞とベストナインを獲得した。盗塁王はプロ6年目で5度目。新人年の19年から、6年連続でのタイトル獲得となった。 11/26:桐敷拓馬が初の最優秀中継ぎ受賞:プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2024」が東京都内で行われ、桐敷拓馬投手(25)が、セ・リーグの最優秀中継ぎ投手賞を受賞した。リリーフ転向2年目の今季はホールドポイント46をマーク。中日松山と並び、リーグ最多となった。プロ3年目で初のタイトル獲得。 11/26:井上広大、W・リーグ首位打者受賞:プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2024」が東京都内で行われ、井上広大外野手(23)がウエスタン・リーグの首位打者として表彰を受けた。ウエスタンで打率・308を記録。8月には1軍でプロ初本塁打を放つなど、3本塁打で飛躍のきっかけを作ったシーズンを「自分の中で反省しながら戦えたシーズンでした」と振り返った。ウエスタンでのタイトル獲得を経て、1軍では「ホームラン王、打点王を狙いたい」と掲げ、「レギュラーを勝ち取ることと、2桁本塁打、リーグ優勝、日本一を目指して頑張ります」と来季に向けて意気込んだ。 11/26:育成ドラ2嶋村麟士朗が仮契約:育成ドラフト2位で指名された四国IL・高知の嶋村麟士朗捕手(21)が高知市内の同球団事務所で入団交渉に臨み支度金300万円、年俸300万円で仮契約を結んだ。入団交渉を終え「今まで生活してきたこととは全然違う責任や自覚が芽生えてきたので、より一層実感が湧いたというか、頑張りたいと思いました」と話した。 11/26:高橋遥人、650万円増2500万円で更改:高橋遥人投手(29)が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、650万円アップの年俸2500万円でサインした。「(球団からは)『手術をして、戻ってこられて良かった』と。後半戦はそれなりに投げたので、そこを言われました」。今季は8月に左肘、左肩などの度重なるけがから復活して3年ぶりの1軍登板を果たし、5試合に登板して4勝1敗、防御率1・52。 11/26:富田蓮、2・8倍増2800万円更改:富田蓮投手(23)が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2・8倍増の年俸2800万円でサインした。プロ2年目の今季は5月上旬から1軍に帯同して救援陣の輪に加わり、33試合に登板して0勝1敗。防御率0・76と任された場面で安定感を示す働きを見せた。 11/26:浜地真澄は200万円減更改:浜地真澄投手(26)が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、200万円減の年俸2800万円でサインした。「やっぱり(登板)試合数が少なかったし、投げられていないのは僕の責任でもある。数字に出ない部分の首脳陣の信頼というか、それを今年は得られなかった結果の試合数だと思う」今季は18試合の登板にとどまり、0勝0敗、防御率2・11。7月中旬から9月中旬にかけて2カ月間の2軍での調整期間を経験するなど、悔しいシーズンとなった。 11/26:岡留英貴、2000万円更改:今季中継ぎとして35試合に登板した岡留英貴投手(24)が西宮市の球団事務所で契約更改交渉を行い、1160万円アップの年俸2000万円でサインした。3年目の今季は春季キャンプで岡田彰布前監督から投手MVPに指名され、初の開幕1軍入りを果たした。35試合に救援登板して1勝0敗6ホールド、1セーブで防御率2・84をマークする飛躍の年となった。 11/26:及川雅貴、200万円減の3000万円で更改:及川雅貴投手(23)が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、200万円減の年俸3000万円で更改した。今季は9登板中5試合に先発し、7月31日の巨人戦(甲子園)で先発初勝利も挙げたが「先発で投げ続けることの難しさは改めて感じた」と振り返った。 11/25:近本光司が4年連続4度目のベストナイン賞:セ、パ両リーグのベストナイン賞が発表され、阪神からは近本光司外野手(30)が選出された。2021年シーズンから4年連続4度目の選出で、球団では45年ぶり5人目の快挙。今季は141試合に出場して打率・285、6本塁打、45打点を記録。19盗塁で盗塁王のタイトルを獲得した。12日に発表されたゴールデングラブ賞とのW選出となった。 11/25:梅野隆太郎、現状維持の年俸1億6000万円で更改:梅野隆太郎捕手(33)が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1億6000万円でサインした。今季は95試合に出場し、打率・209、15打点の数字を残した。7月20日の広島戦(甲子園)では球団史上初の生え抜き捕手1000試合出場を達成。 11/24:DeNAを戦力外の楠本泰史の獲得:阪神はDeNAを戦力外となっていた楠本泰史外野手(29)と契約が合意したことを発表した。背番号は55。楠本は大阪府吹田市出身で2018年のドラフト8位で東北福祉大からDeNAに入団。プロ7年間でNPB通算405試合に出場し、打率・224、12本塁打、79打点の成績を残している。 11/24:岩崎優が若林忠志賞を受賞:阪神はチーム内で社会貢献活動やファンサービスに取り組んだ選手をたたえる第13回若林忠志賞に岩崎優投手(33)を選出したと発表した。2021年から静岡市や西宮市の児童福祉施設などに、登板数に応じた金額相当分の玩具を寄贈する活動を行っている。25日の球団納会で表彰される。岩崎が活動を始めたのは2020年オフ、阪神を退団、オリックスに移籍した先輩の能見篤史氏(45=現本紙評論家)の活動を引き継ぐ形だった。能見は14年から1勝につき10万円分の玩具を出身の豊岡市、本拠地の西宮市の施設などに贈る活動を継続的に行っていた。能見は16年、第6回若林忠志賞を受賞していた。 11/22:才木浩人、2ラン被弾も5回2失点:第3回WBSCプレミア12で侍ジャパンの才木浩人投手(26)が中5日で先発し、5回88球を2安打2失点にまとめた。3点を先制した直後の二回に先頭を四球、その後、1死一塁で低め直球をバックスクリーン左へ運ばれて1点差に迫られた。三回にも2死から二塁打を浴びてピンチを招いたが無失点に切り抜けると四、五回は2イニング連続三者凡退で締めくくった。侍公式戦デビューとなった前回登板16日の台湾戦(台北ドーム)は5回⅔を3安打無失点で勝利投手となった。 11/22:森下翔太3試合ぶり打点:第3回WBSCプレミア12で侍ジャパン4番の森下翔太外野手(24)が3試合ぶりの打点を挙げた。初回、辰己涼介外野手(27)の先制二塁打に続いた。1死二塁から中前に鋭くはじき返して2点目を奪った。今大会7打点目だ。 11/22:岩貞祐太は現状維持の1億円:岩貞祐太投手(33)が西宮市の球団事務所で契約交渉を行い、現状維持の1億円でサインした。来季が3年契約の最終年になる。セットアッパーとして優勝に貢献した昨年から一転、春先の故障が尾を引いたこともあり、自己最少の2試合登板に終わった。 11/22:岩崎優が現状維持の2億円で更改:崎優投手(33)が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸2億円で4年契約3年目となる来季へサインした。今季はゲラとのWストッパーで臨み、60試合に登板し、4勝4敗、27セーブ、21ホールドポイント、防御率2・20。救援陣のリーダーとしてチームを支えた。 11/21:D4位・町田隼乙が仮契約:ドラフト4位で指名されたルートインBCリーグ・埼玉の町田隼乙捕手(21)が埼玉市内のホテルで契約金4000万円、年俸750万円で仮契約した。「仮契約を終えて、すごく引き締まる気持ちになりました」。埼玉で今季51試合に出場し、打率・323、5本塁打と活躍。186センチ、88キロの大型捕手として期待が懸かる。 11/20:野口恭佑280万増700万で更改:野口恭佑外野手(24)が西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、280万アップの700万円でサインした。昨秋、育成契約から支配下登録され、今季は1軍も経験。プロ2年目の今季は6月に1軍初昇格。7月7日のDeNA戦(甲子園)でプロ初安打を記録した。 11/20:栄枝裕貴、20万円減の780万円:栄枝裕貴捕手(26)が西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、20万円ダウンの年俸780万円でサインした。今季は、ウエスタン・リーグで打率2割7分4厘、3本塁打と打撃に成長を見せるも、1軍では守備での途中出場1試合のみに終わった。「成績自体は4年間で一番良かった。でもアピール不足だったかなと。力不足だったと思います」と振り返った。 11/20:西純矢800万円減の3000万円で契約更改:西純矢投手(23)が西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、800万円ダウンの3000万円でサインした。高卒5年目の今季は中継ぎで1軍戦4試合の登板にとどまり、防御率2・70。高知・安芸キャンプではブルペン入りし、フォームの改善に取り組んだ。来季へ向け、「来年こそは規定投球、2桁勝利。しっかり達成できるようにやりたいと思います」と力を込めた。 11/20:豊田寛は年俸830万円で更改:豊田寛外野手(27)が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、80万円増の830万円でサインした。今季は11試合に出場して打率・211(19打数4安打)。6月13日のオリックス戦でプロ初安打をマークするなど、1軍の舞台で経験を積んだ。 11/20:湯浅京己は1000万円減の更改:湯浅京己投手(25)が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1000万円減の3700万円でサインした。「シーズン中にもかかわらず手術をさせていただいた球団にはすごく感謝していますし、自分自身はふがいなく苦しいシーズンでしたけど、ただ苦しいだけじゃなくて学ぶこともたくさんあったので、これからに生かしていけたらな、と思います」。今季は8月に「胸椎黄色靱帯骨化切除術」を受けるなどし、4年ぶりの1軍登板なしに終わる悔しいシーズンとなった。 11/20:長坂拳弥、現状維持1200万円:長坂拳弥捕手(30)が西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、現状維持の年俸1200万円でサインした。8年目の今季は1軍出場5試合にとどまった。肘の不安を抱えており、2日に「右肘関節鏡視下滑膜および骨棘(こっきょく)切除術」を受けた。「(手術から)まだ日は浅いですけど、順調に進んでいる」。肘の不安もなくなった来季は勝負の年と捉えている。「春のキャンプから100%に近い状態ででいけるように。まずはリハビリを頑張ります」と意気込んだ。 11/20:井上広大、260万円増の1100万円で更改:井上広大外野手(23)が西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、260万円アップの年俸1100万円でサインした。高卒5年目の今季は自己最多の23試合に出場。前半戦でやや苦しんだものの、プロ初アーチを含む3本塁打を放ち、大器の片りんを見せた。「後半戦に本塁打が出たことは来季につながると思う。来季は2桁ホームランを打てるように。新たなことも取り入れて、もっと進化できれば」と意気込んだ。 11/20:西勇輝、現状維持の年俸3億円で更改:西勇輝投手(34)が西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、現状維持の3億円でサイン。2022年に結んだ4年契約の3年目となる来季に向けて、「結果がすべてなので、今年以上の成績を出していきたいと思っています」と言葉に力を込めた。高卒でプロの世界に飛び込み、16年目となった今季は、6勝7敗、防御率2・24をマークした。2年連続で規定投球回(143回)には届かなかったが、6月にはNPB通算2000投球回を達成。「年齢を重ねて、当たり前に中6日で投げられない日とか、日にちがあいたりとか。若手、中堅ではない立場で、なんとか1年間まわることができたと思います」と振り返った。 11/19:百崎蒼生が現状維持500万円:百崎蒼生内野手(19)が西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、現状維持の500万円でサインした。大型遊撃手として昨年のドラフト4位で東海大熊本星翔から入団。1年目の今季は春先の故障でやや出遅れたが、ウエスタン・リーグで74試合に出場。173打席に立って、打率1割8分5厘、1本塁打、10打点をマークした。 11/19:23年ドラ1下村海翔が150万円減:昨秋のドラフト1位、下村海翔投手(22)が西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、150万円ダウンの1450万円でサインした。プロ1年目の今季は4月に「右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)」を行い、鳴尾浜でリハビリに励んできた。 11/19:川原陸は100万円増:川原陸投手(23)が西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、100万円アップの年俸520万円でサインした。高卒6年目の今季はウエスタン・リーグで50試合に登板し、防御率1・62をマーク。7月には支配下に復帰した。9月30日のDeNA戦(甲子園)で8回に4番手で登板し、1回無失点で1軍デビューを飾った。 11/19:門別啓人、70万円増の870万円で更改:門別啓人投手(20)が西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、70万円アップの870万円でサインした。ロ2年目の今季は1軍の春季キャンプに参加し、先発で2試合に登板するなど1軍で5試合に投げるもプロ初勝利を挙げることはかなわず。 11/19:佐藤蓮が100万円増の600万円で更改:佐藤蓮投手(26)が西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、100万円アップの年俸600万円でサインした。大卒4年目の右腕は23年から育成契約となり、今年7月に支配下復帰。9月30日のDeNA戦(甲子園)で7回に初登板し、150キロ超えの直球を投じ、1イニングを3者凡退。上々の1軍デビューを飾った。 11/19:小野寺、200万円減の1500万円で更改:小野寺暖外野手(26)が19日、宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、200万円ダウンの1500万円でサインした。プロ5年目の今季は左手首の靭帯損傷など故障にも苦しみ、25試合の出場で打率・148と不本意な成績に終わった。内外野を守れるユーティリティー性も持ち味にしてきたが、来季に向けて「外野1本で。今まではいろんなポジションを練習してちょっと中途半端になってしまっている部分があったので、一番うまい外野手を来年は目指したいと思います」と生き残りをかけて臨む。 11/18:伊藤稜、現状維持で更改:育成の伊藤稜が西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み現状維持の年俸300万円で更改した。入団から2年間は左肩痛で満足に投げられなかったが、3年目となった今季は7月の日本生命とのプロアマ交流戦で実戦初登板。ウエスタン・リーグ7試合に登板して0勝1敗、防御率20・25の成績だった。 11/18:森木大智、200万円減の年俸900万円で育成契約:阪神は森木大智投手(21)と育成選手契約で合意した。年俸は200万円減の900万円で、背番号は「20」から「120」に変更となる。2022年にドラフト1位で高知高から入団するも1軍登板は2試合のみ。西宮市内で会見した右腕は「やってやろう」と支配下復帰へ気合を入れた。 11/18:育成D3位・早川太貴が仮契約:育成ドラフト3位で指名された早川太貴投手(24)=くふうハヤテ=が静岡市内のホテルで入団交渉に臨み、支度金300万円、年俸300万円で仮契約した。交渉後に行われたオンライン会見では、エスコンフィールド北海道への凱旋登板に向けて意気込んだ。 11/18:小川一平、150万円ダウンの年俸850万円で更改:育成・小川一平投手(27)が球団事務所で契約更改交渉を行い、150万円ダウンの年俸850万円でサインした。昨年シーズンオフに右肘の内側側副靭帯再建術(トミー・ジョン手術)を受け、育成契約となってシーズンを迎えた。鳴尾浜での練習を中心にリハビリを継続。 11/18:育成契約3選手が帰国:阪神はホセ・ベタンセス投手(25)、アンソニー・マルティネス投手(24)、ジーン・アルナエス内野手(22)が帰国したことを発表した。育成契約の3選手はともに1日から17日まで行われた秋季キャンプに参加。来季に向けて汗を流した。球団を通してコメントを発表し、ベタンセスは「今年は多くのことを学ぶことができたシーズンでした。来年はチームのために努力をし、さらに貢献できるよう頑張ります」と意気込んだ。マルティネスは「今シーズンは怪我なく無事に終えることができ、非常に嬉しく思っています。来シーズンは今年以上に素晴らしい結果を残せるよう、さらに努力していきたいと考えています」と来季を見据えた。10月に契約を結んだばかりのアルナエスは「来年はチームのために全力を尽くし、貢献できるよう努力します」と新天地で迎える新たなシーズンに向けて力を込めた。 11/18:27歳の豊田寛が秋季キャンプMVP:豊田寛外野手(27)が藤川監督から高知・安芸キャンプのMVPに選出された。3度行われた紅白戦では8打数5安打、打率6割2分5厘と猛アピール。指揮官から「危機感が結果に表れたと言う意味では豊田じゃないですかね」と姿勢も評価され、本人も「そう言ってもらえてうれしい。良い形でアピールできた」と充実感たっぷりだ。 11/18:侍ジャパン・森下翔太、4試合連続打点:「第3回WBSCプレミア12」1次リーグB組で「侍ジャパン」は開幕4連勝で同組1位を確定させ2次リーグ進出を決めた。森下翔太外野手(24)=阪神=は1-0の三回に中犠飛を放ち、4試合連続となる打点をマークした。 11/17:ドラ2今朝丸裕喜が仮契約:ドラフト2位で指名された報徳学園・今朝丸裕喜投手(18)が大阪市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金6000万円、年俸720万円で仮契約を結んだ。「プロ野球選手に1歩ずつ近づいている実感はさらに強くなりました。いよいよプロ野球という世界に入るんだな」と目を輝かせた。 11/17:秋季キャンプ打ち上げ:阪神は高知県安芸市で行われた秋季キャンプを打ち上げた。11月1日からスタートし、計3度の紅白戦を行うなど鍛錬の日々を過ごした。この日は午前の練習終了後、参加中の選手、スタッフ全員が内野で円を作り、その中心で高知出身の栄枝裕貴捕手(26)があいさつした。「安芸市の皆さま、タイガースファンの皆さま、約3週間ありがとうございました」と感謝の言葉を口にし「来年の2月、1人1人が最高のスタートが切れるように頑張っていきましょう」と力を込め、最後は一本締めで終了した。 11/16:国際大会で才木浩人が初勝利:「侍ジャパン」は「第3回WBSCプレミア12」のオープニングラウンド・グループBのチャイニーズ・タイペイ戦で3-1と快勝。無傷の3連勝を飾り、21日からのスーパーラウンド進出へ王手をかけた。先発の才木浩人投手(阪神)が6回途中3安打無失点と好投。国際大会初登板で初勝利を挙げた。 11/16:育成4位川崎俊哲が仮契約:阪神は育成ドラフト4位で指名した日本海L・石川の川崎俊哲(としあき)内野手(23)と石川・金沢市内のホテルで入団交渉を行い、支度金300万円、年俸300万円で、仮契約を結んだ。 11/16:侍ジャパン・森下翔太、韓国粉砕弾:第3回WBSCプレミア12」で2連覇を狙う野球日本代表「侍ジャパン」は台湾に舞台を移して行われた1次リーグB組の韓国戦に6-3で逆転勝ち。4番・森下翔太外野手(24)=阪神=が七回に試合を決定づける1号2ランを放ち、開幕2連勝とした。 11/15:D5位佐野大陽が仮契約:阪神に5位で指名された富山GRNサンダーバーズの佐野大陽内野手(22)が高岡市のホテルニューオータニ高岡で入団交渉に臨み、仮契約を結んだ。契約金3500万円、年俸700万円で合意した。 11/14:D1伊原陵人仮契約:ドラフト1位指名のNTT西日本・伊原陵人(たかと)投手(24)が大阪市内の同本社で入団交渉に臨み、契約金1億円、年俸1600万円、出来高は3000万円で仮契約を結んだ。即戦力左腕は「相手が誰であろうと自分のスタイルを貫く」と力強く宣言。地に足をつけてプロとしての第1歩を踏み出した。 11/14:大山悠輔FA行使:大山悠輔内野手(29)がFA申請締め切り日となった13日、今年4月に初取得した国内FA権を行使したことを発表した。甲子園球場内の施設で取材対応し、「他球団からの評価を聞きたいのが一番の理由」と胸中を説明。今日14日にFA宣言選手の1人として公示される。すでに巨人が獲得調査を進めており、交渉解禁日の15日を待って獲得交渉に乗り出すとみられる。残留か他球団移籍か、期限を設けずに「納得した決断」を導き出す。 11/13:坂本誠志郎、FA権行使せず残留:坂本誠志郎捕手(31)が西宮市内の球団施設で会見し、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留すると発表した。年俸総額4億円プラス出来高払いで4年契約を結んだ。2023年シーズンのセ・リーグ制覇&日本一に貢献したが、今季は2位に甘んじ、「タイガースでもう一回やり返したい」とV奪回を誓った。 11/13:ジャパン・森下翔太、2点二塁打で猛打賞:「第3回WBSCプレミア12」1次リーグB組で森下翔太外野手(24)=阪神=が猛打賞の大暴れだ。八回に2死一、三塁で、オーストラリア代表右腕のガイヤーの外角の直球に反応し、左翼へ。この日、3本目の安打となる2点二塁打でリードを広げ、続く栗原(ソフトバンク)も2者連続の適時打を放った。 11/12:原口文仁、FA権行使:阪神の原口文仁捕手(32)が兵庫県西宮市内で取材に応じ、国内FA権を行使すると表明した。「もっとゲームに出たい。スタメンから勝負したいという気持ちが強かった」と決断に至った理由を説明。原口は東京・帝京高から09年度ドラフト6位で入団。15年間をタテジマで過ごした。 11/12:糸原健斗、FA行使せず残留:阪神は糸原健斗内野手(32)が今季取得した国内FA権を行使せず残留すると正式発表した。糸原は甲子園を訪れて取材に応じ、チームへの愛着と、阪神でもう1度優勝したい気持ちが第一の理由と明かした。「このチームでもう1回、優勝、日本一の喜びを分かち合いたいと思いました。ずっとお世話になっている球団だし本当に(選択肢の)一番はタイガースという思いはありました」。合意条件は現状維持の年俸7000万円。複数年契約も提示されたが単年契約を選んだ。 11/12:山田、現状維持600万円で更改:山田脩也は現状維持の600万円で更改。今季は高卒1年目ながらウエスタン戦で102試合に出場。「1軍出場ができれば言うことはない。自分の良さをアピールしたい」と来季の目標を口にした。 11/12:高寺、50万円アップの650万円で更改:4年目の高寺望夢内野手(22)が50万円アップして650万円でサイン。高卒4年目の今季は1軍昇格こそなかったものの、ウエスタンで123試合に出場し、打率.288。今季ウエスタンでは最多安打の124安打を記録した。 11/12:石黒、50万円増の800万円で更改:阪神は来季2年目の石黒佑弥投手(23)は50万円アップの800万円でサインした。JR西日本からドラフト5位で入団し、ルーキーイヤーの今季はウエスタン40試合で防御率3・50。7月15日に1軍登録されると、21日の広島戦でプロ初登板を果たすなど3試合に登板した。 11/12:中川、20万円増の540万円で更改:中川勇斗捕手(20)が高知県内のチーム宿舎で契約更改交渉に臨んだ。20万円アップの540万円でサインした。高卒3年目の今季は2軍戦70試合に出場。打率3割2分1厘、4本塁打、28打点を記録し、高い打撃力を見せつけた。 11/12:茨木、現状維持500万円で更改:茨木秀俊投手(20)が高知県内のチーム宿舎で契約更改交渉に臨んだ。現状維持の500万円でサイン。高卒2年目の今季はウエスタン・リーグ22試合に登板。7勝4敗、防御率3・64とファームで先発ローテーションを守ってきた。 11/12:椎葉、推定50万円ダウンの950万円:椎葉剛投手(22)が高知県内のチーム宿舎で契約更改交渉に臨んだ。50万円ダウンの950万円でサイン。「自分も本当、来年が勝負だと思うので。本気で頑張りたいと思います」と決意をにじませた。 11/12:藤田、540万円で更改:プロ5年目の藤田健斗捕手(23)は40万円アップの540万円でサインした。今季は出場はなかったが、プロ初の1軍昇格を経験。ウエスタンで60試合に出場し、打率1・74だった。 11/12:近本が4年連続のゴールデングラブ賞受賞:「第53回三井ゴールデングラブ賞」が発表され、阪神の近本光司外野手(30)が、4年連続4度目の受賞を果たした。 「4年連続で受賞することができて、とても光栄に思います。サポートしてくれた多くの方々に感謝したいです。今回で満足することなく、来年以降もまた受賞できるように頑張ります」。球団の外野手では03年から06年に達成した赤星憲広(現本紙評論家)以来の4年連続受賞となった。 11/12:井坪陽生、現状維持600万円で更改:井坪陽生外野手(19)が高知県内のチーム宿舎で契約更改交渉に臨み、現状維持の600万円でサインした。「去年の成績と今年の成績を見て、数字がどれも上がっているということだったので。来年は1軍でしっかり勝負できるようにこのキャンプでしっかりやっていこうと話しました」と球団からの評価を明かした。高卒2年目の今季は2軍戦105試合に出場し、打率2割7分8厘、2本塁打、28打点をマーク。ファームで存在感を示してきた。 11/12:糸原健斗、現状維持7000万円の1年契約:国内FA権を行使せず阪神残留を決めた糸原健斗内野手(32)が甲子園で取材に応じた。合意した契約条件は現状維持の7000万円。複数年契約も提示されたが、1年1年で勝負したい気持ちが強く、自ら単年契約を選んだことも明かした。「やっぱりこのチームが好きだし、このチームでもう1回優勝、日本一を味わいたいと思って決めました。球団から来年も力が必要という言葉をいただいて、素直にチームのために来年からも頑張ろうという気持ちになりました」。 11/12:山田脩也が現状維持600万円で更改:山田脩也内野手(19)が12日、高知県内のチーム宿舎で契約交渉に臨み、現状維持の年俸600万円で更改した。初の契約更改を終えて「守備の評価をすごく高くしていただいた。守備はもっといいところを出していければ。課題であるバッティングを改善方法を見つけながらやっていきたい」と振り返った。 11/11:原口文仁、FA権行使:原口文仁内野手(32)が11日、兵庫県西宮市の球団事務所を訪れ、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権行使の申請書類を提出した。勝負強い打撃で代打の神様として昨年の日本一などに貢献。球団は宣言残留を認める方針を示しているが、定位置を奪取して走攻守でプレーできる働き場所を目指す。 11/11:D3木下里都が契約金6000万円で仮契約1号:阪神はドラフト3位で指名したKMGホールディングス・木下里都投手(23)と福岡市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金6000万円、年俸1000万円。阪神のドラフト指名選手の中では仮契約1号となった。 11/11:森下翔太、侍ジャパン初4番V弾:野球日本代表「侍ジャパン」はチェコ代表との強化試合第2戦を行い、9―0で勝って2連勝。初めて4番で起用された森下翔太外野手(24)=阪神=が一回に先制2ランを放ち、本戦に向けてアピールした。この日1次リーグA組が開幕した国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」で2連覇を目指す日本は、13日にバンテリンドームナゴヤでオーストラリアとのB組初戦を迎える。 11/9:侍ジャパン・森下翔太が六回に左前適時打:侍ジャパンのチェコ代表との強化試合第1戦で森下翔太外野手(24)=阪神=の適時打で追加点を奪った。六回に栗原(ソフトバンク)の犠飛で2-1と1点を勝ち越し、なおも2死一、二塁で迎えた第3打席。初球の変化球に飛びついて三遊間を破る安打を放ち、二塁から辰巳(楽天)が生還した。森下は第1打席の中前打と合わせてマルチ安打を記録。シーズンではリーグ3位の得点圏打率・351を記録した勝負強さを、日本代表でも発揮した。 11/9:侍ジャパン・才木浩人が圧巻の日の丸デビュー:侍ジャパンシリーズに初の日本代表に選出されている才木浩人投手(26)=阪神=が四回から登板。走者を一人も許さず、7三振を奪う〝圧巻デビュー〟を飾った。四回から2番手としてマウンドへ。先頭を変化球で三ゴロに取ると、続くムジークは真ん中高めの直球で空振り三振。シンデルカにはズバッと外角直球で見逃し三振を奪い、チェコの中軸を圧倒して走り出した。五回も先頭をフォークで空振り三振。一ゴロを挟んで1番・メンシクは直球で見逃し三振。六回は3者連続三振で締め、打者9人に対して7奪三振。観客からはどよめきが起こるほどの投球でチェコ打線を寄せ付けず。13日から始まる本戦に向けて文句なしの調整登板となった。 11/6:90周年キャッチコピー「鼓動を鳴らせ。虎道を進め」:阪神は来季迎える創設90周年を記念したロゴとキャッチコピーを発表した。ロゴは球団旗やユニホームの胸マークなどに使用し、創設時から、守り続けている「虎」と「90」をかけ合わせ、周年にふさわしいゴールドをあしらったデザイン。来季はこのロゴを使用し、戦いに臨む。キャッチコピーは「鼓動を鳴らせ。虎道を進め。」に決定。阪神が最も「鼓動」高鳴る存在でありたいとの願い、また90周年の足跡に敬意を払うとともに、野球という文化を未来につなげ、ファンも選手もスタッフも1つになって歩む道が「虎道」であるとの思いを込めた。 11/5:育成の161キロ右腕ベタンセス&マルティネス契約更新:阪神は今年から育成選手として契約しているホセ・ベタンセス投手(25)アンソニー・マルティネス投手(24)と来季も育成契約を結んだことを発表した。2選手は今年1月、球団として初めてドミニカ共和国で実施した入団トライアウトを経て来日した。ともに速球派の右腕。ウエスタン・リーグで登板を重ね、アピールを続けていた。 11/5:青柳晃洋、米大リーグ挑戦へ:青柳晃洋投手(30)が今オフ、ポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦することが5日、明らかになった。青柳は2021年東京五輪で日本代表として出場。侍ジャパンとしては金メダルに輝いたが、自身は2試合で5失点を喫し、世界の壁を知り、闘争心に火がついた。球団にメジャー挑戦の意向を初めて伝え、すぐに認められることはなかったが、22年は最多勝、勝率第1位、最優秀防御率に輝くなど結果を出した。しかし、今季は2年連続で開幕投手を務めたが、2勝3敗、防御率3・69。米大リーグ、カブスでは同学年の今永が入団1年目から15勝3敗、防御率2・91の好成績を挙げたことも刺激になったという。 11/3:ベタンセス、自己最速161キロ:藤川球児監督(44)が就任して初実戦となる紅白戦が3日に行われ、ドミニカ共和国出身で育成のホセ・ベタンセス投手(25)が自己最速の161キロをたたき出し、支配下へ猛アピールした。 11/3:伊藤将司、紅白戦で2回パーフェクト:阪神は今キャンプ初の紅白戦を行い、白組先発の伊藤将司投手(28)が2回を投げて打者6人をパーフェクトに抑えた。4年目で自己ワーストの4勝に終わった左腕は、志願の登板で来季の復権に向けて手応えをつかんだ。新人の21年に10勝を挙げ、翌22年は9勝、昨季も10勝と勝ち星を重ねたが、今季は4勝5敗、防御率4・62。シーズン終盤は2軍暮らしが続いた。 11/3:紅白先発の門別啓人が2回無失点:紅白戦で門別啓人投手(20)は先発して2回無失点だった。初回は直球中心で3者凡退。2回は1死から豊田、島田に連続で右前に運ばれたが、熊谷を会心の直球で見逃し三振に打ち取った。今キャンプでも重点的に目指す、質の高い直球について「指にかかっている時は本当にいい感じ。 11/3:豊田寛、紅白戦で2安打:紅白戦はスコアレスドロー。白組の「5番・右翼」で出場した豊田寛外野手(27)がチーム唯一の2安打。「積極的に行こうと思って試合に臨んで2本出たのはよかった」。 10/29:パナマ出身のアルナエス内野手と契約:球団はジーン・アルナエス内野手(22)と来季の契約を結んだと発表した。パナマ出身。推定年俸300万円で、育成選手になる見通し。今季はブルージェイズ傘下で51試合に出場し、打率2割3分3厘、2本塁打、12打点。 10/29:前川右京充実のフェニックスリーグ:17日楽天戦から合流。雨天中止となった試合を除き、5試合に出場して14打数4安打6打点で2本塁打を放った。「シーズンが終わって、いい期間になったと思います。ホームランも2本打てましたし、打席内容も良かった」と納得の表情を見せた。 10/26:熊野輝光スカウトが今季限りで退団:熊野輝光スカウト(67)が今年限りで退団することが分かった。現役時代は阪急・オリックス、巨人でプレーし、引退後はオリックスでコーチを務めたのちにスカウトに転身。2013年に阪神に入団して才木らの獲得に尽力し、今年のドラフトでも1位指名した伊原(NTT西日本)、2位指名した今朝丸(報徳学園高)を担当した。 10/26:平田2軍監督初陣は大敗スタート:4度目の就任となった阪神平田勝男2軍監督の初陣は大敗スタートとなった。宮崎でのフェニックスリーグ西武戦(南郷)で2年ぶりにファームを指揮。先発西純が初回から4安打を浴びるなど5失点。3回4安打5失点で降板を喫した。代わった投手陣も失点を重ね、計12失点と打ち込まれ哉。打っては中川が先発左腕の杉山から左翼へ2ランを放ったが、この2得点のみ。10点差をつけられた。 10/26:D1伊原陵人が掲げる新人王の目標:阪神からドラフト1位指名を受けたNTT西日本・伊原陵人投手(24)は同期に負けず、新人王を目指す。社会人出身で1年目から期待される。「新人王というところが即戦力としては大事なことだと思う。目標にして頑張りたい」「周りを気にしすぎても自分のことに集中できない。やるべきことをできれば、自ずと結果はついてくると思う」とどっしりと立ち向かう。「第一目標は開幕ローテ入りに行かないと新人王なんて到底たどり着かないと思うので」。1年目から強力投手陣に割って入る。 10/24:D4位のBC・埼玉町田隼乙:阪神はドラフト4位でBC・埼玉の町田隼乙捕手(21=光明学園相模原)を指名。なじみ深い阪神からの指名に、BC・埼玉からドラフト4位指名された町田はニッコリ笑顔を見せた。自分の中でも指名されて行きたい球団だった。キャンプでお世話になったので、その恩を少しずつ返していけたら」昨年から阪神の2軍具志川キャンプに派遣アルバイトとして参加。2年間ブルペンキャッチャーとしてプロ野球を体験させてもらってきた縁の深い球団だった。4位指名には「本当にびっくりした」。驚きながらも笑顔で振り返った。186センチ、88キロの大型捕手。強肩と広角に長打が打てる打撃力が持ち味だ。 10/24:D5位、日本海L・富山の佐野大陽:プロ野球ドラフト会議で日本海リーグ・富山の佐野大陽内野手(22)が阪神から5位で指名された。富山市内の会見場では、指名された瞬間、驚いた表情で関係者と顔を見合わせた。その後、かたく握手を交わすと何度も目頭を押さえ、あふれる涙をぬぐった。彼は柔らかいグラブさばきで堅実な守備が持ち味の右打ちの内野手。外野も守れ、高3時には捕手をした経験もあるオールマイティープレーヤーだ。 10/24:育成3位 早川太貴は異色の経歴:プロ野球ドラフト会議で阪神からドラフト育成3位指名を受けた早川太貴投手(24)=くふうハヤテ=は、名前を読み上げられると「よかった。まじで」と本音ともに安堵(あんど)の表情を浮かべた。小樽商大卒業後は、地方公務員として勤務しながらウイン北広島で野球を続けたがプロ入りを諦めきれずに退職。まだ球団名も決まっていなかったくふうハヤテのトライアウトをインターネットで探し出し入団。今季は春に阪神戦で7回0封と快投し、フレッシュ球宴にも選出されるなどアピールに成功した。「僕が12球団で活躍できるかで、来年のドラフト(の内容)も変わってくる。活躍して恩を返すことができたら」と誓った。 10/24:D3位・KMG木下里都は156km「マッスラ」武器:阪神からドラフト3位指名を受けたKMGホールディングス木下里都投手(23)が、強力投手陣に自慢の「特殊球」で割って入る。「指名されるかどうかと思っていた。思ったより上の順位で驚きました」と率直な心境を吐露。「レベルの高いチームでできるのはうれしい」と喜んだ。一番の武器は最速156キロの直球。これがただの真っすぐではない。「球質はカット気味に手元で曲がる」と自己分析。意図せず変化するから面白い。いわゆる「マッスラ」。捕手梅野は福岡大の先輩にあたり「ぜひ受けていただきたい」と熱望。 10/24:D2位・地元西宮市の報徳学園・今朝丸裕喜:報徳学園の今朝丸裕喜投手(3年)は阪神から2位指名を受け、喜びを隠さなかった。今春センバツではチームを2年連続の準優勝に導いた最速151キロ右腕。大目標とする200勝へ、地元での「息の長い」活躍を誓った。 10/24:四国IL徳島の右腕・工藤泰成が育成1位:プロ野球ドラフト会議で四国IL・徳島の最速159キロ右腕、工藤泰成投手(22)が阪神から育成1位で指名された。「ホッとしている。支配下で行きたいと思っていて落ち込んでいたけど、指名されると実感が湧いた」と白い歯をこぼした。四国IL徳島に入団1年目の今年は最多勝を獲得した。「2軍にも力を入れている球団ですし、藤川球児監督が来たので本当に楽しみ。まずは最短で支配下に行けるように頑張ります」と力を込めた。 10/24:育成D2位指名の四国IL・高知の嶋村麟士朗:プロ野球ドラフト会議で四国アイランドリーグplus・高知の嶋村麟士朗捕手(21)が阪神から育成ドラフト2位で指名され、高知県内で記者会見に臨んだ。「指名された瞬間はすごく、うれしい気持ちもあり、ほっとした気持ちもあり、この一年に懸けていたので、指名されて本当にうれしいです」身長177センチ、90キロのどっしりとした体格から放つ力強いスイングに魅力が詰まった捕手で、今季は同リーグで61試合に出場してリーグ3位の打率・350(203打数71安打)、5本塁打、41打点。昨季の捕手部門に続き、今年は指名打者部門で2年連続となるベストナインに輝いた。 10/22:秋季キャンプの日程を発表:阪神は高知県安芸市で行われる秋季キャンプの日程を発表した。期間は11月1日から17日まで。休日は6日と12日で「5勤1休」で活動する。藤川球児監督(44)が就任後初めて行われるキャンプで、指揮官の地元である高知でレベルアップを図る。 10/21:藤川新体制がヘッドコーチを置かなかった理由:阪神嶌村聡球団本部長(57)が「藤川内閣」の組閣意図を説明した。07&08年の岡田監督時代以来17年ぶりにヘッドコーチの職名を廃して総合コーチに藤本氏を据え、投手、打撃、走塁の各部門にチーフコーチを置いた。従来は各部門のコーチがヘッドに話を持っていき、監督に伝えるのが基本の形。今回はその“報連相”の流れが変わる。「各担当コーチが監督に直接行く。その横に総合コーチも常にいる。監督に(報告を)上げやすい形になってくる」とメリットを挙げた。平田前ヘッドは4度目の2軍監督。和田前2軍監督は新ポストの1、2軍打撃巡回コーディネーターに就き、経験豊富な2人で44歳の藤川監督をバックアップ。小谷野打撃チーフコーチ、梵2軍打撃コーチら外部の血も取り入れ、上本打撃コーチ、田中内野守備走塁コーチらの昇格など1、2軍入れ替えも敢行した。「ベテランと中堅と若手と『老、壮、青』を意識しながら」と年齢構成も重視した。今季バッテリーコーチを務めた嶋田氏、2軍投手コーチを務めた福原氏はフロント入りするとみられる。 10/21:阪神が来季のコーチ陣容を発表:阪神は来季のコーチングスタッフを発表した。藤川球児新監督(44)を迎えて臨む来季はヘッドコーチを置かず、藤本敦士内野守備走塁コーチ(47)が〝ヘッド格〟の総合コーチを担当。 【1軍】 監督 藤川 球児 背番号22 総合コーチ 藤本 敦士 背番号74 投手チーフコーチ 安藤 優也 背番号88 投手コーチ 金村 暁 背番号73 1、2軍打撃巡回コーディネーター 和田 豊 背番号86 打撃チーフコーチ 小谷野 栄一 背番号83 打撃コーチ 上本 博紀 背番号71 内野守備走塁コーチ 田中 秀太 背番号70 外野守備走塁チーフコーチ 筒井 壮 背番号96 バッテリーコーチ 野村 克則 背番号87 ブルペンコーチ兼ブルペン捕手 片山 大樹 背番号93 【2軍】 監督 平田 勝男 背番号78 投手チーフコーチ 久保田智之 背番号90 投手コーチ 江草 仁貴 背番号72 投手コーチ 渡辺 亮 背番号89 打撃チーフコーチ 北川 博敏 背番号91 打撃コーチ 梵 英心 背番号77 守備走塁チーフコーチ 馬場 敏史 背番号81 内野守備走塁コーチ 山崎 憲晴 背番号75 外野守備走塁コーチ 工藤 隆人 背番号76 バッテリーコーチ 日高 剛 背番号84 野手コーチ 俊介 背番号79 10/21:「松坂世代」小谷野チーフ打撃コーチ就任:来季から阪神の1軍チーフ打撃コーチに就任する小谷野栄一氏が(44)が新たに入閣するコーチ陣とともに就任会見を行った。「みんな競い合って、どれが正解というのはなかなかない中で、どんどん高め合って、レベルアップしていくので。これというのを決めてしまった時点で、成長を止めてしまう材料になると思うので、そこはずっと成長していかないといけない」新しい血を注ぎ込みながら、選手とともにさらにレベルアップしていくつもりだ。 藤川球児新監督(44)とは、同じ「松坂世代」。現役時代もコーチとしても所属していたのは全てパ・リーグで、セ・リーグの球団は初めて。 10/21:新ファーム打撃コーチの梵英心氏:阪神は25年度の監督・コーチ陣容を発表し、就任会見を開いた。ファーム打撃コーチに梵英心氏(44)が就任。現役時代は内野手として広島でプレーし、昨季まではオリックスでのコーチを務めてきた。新天地となる阪神での指導。「本当にありがたいご縁をいただいて。想像もできなかったチームというのが正直ありますけど。こうやってご縁を頂いたので、今持っている引き出し、経験をファームの選手に教えていけるように。指導できるように頑張っていきたい」と決意を口にした。 10/21:ファーム野手コーチに俊介氏が就任:阪神は25年度の監督・コーチ陣容を発表し、就任会見を開いた。ファーム野手コーチとして俊介氏(37)が就任。21年に現役引退した後はアカデミーコーチを務めており、プロへの指導は初となる。「今までは小さい子どもとかのコーチをしていましたけど、一流のプロのコーチ。中途半端な気持ちもだめですし大変な場所だとは思うんですけど、自分が経験したことを前面に出して選手を育成できるように頑張ります」と力を込めた。 10/21:片山大樹ブルペンコーチ兼BC就任:阪神は25年度の監督・コーチ陣容を発表し、就任会見を開いた。1軍のブルペンコーチ兼ブルペンキャッチャーとして片山大樹氏(49)が新たに就任。「正直、驚いている気持ちと、うれしい気持ちと、しっかりやっていこうかなという感じで。プレッシャーもありますし、責任感も伴ってくるので。しっかり務めたいと思います」と力を込めた。 10/21:金村曉投手コーチ就任:阪神は25年度の監督・コーチ陣容を発表し、就任会見を開いた。1軍投手コーチには金村曉氏(48)が就任。16年から22年までの7年間でも阪神でコーチを務めており、3年ぶりの復帰となる。「こんな早く帰ってこれると思っていなかった。離れた2年も選手がすごく気になって見ていましたし。またそういう選手たちと一緒にやれるのというのはすごく幸せに感じています」と感謝を口にした。 10/20:阪神が井上、前川、小幡の3発でG倒!:フェニックス・リーグ・巨人戦で、阪神は3本の本塁打で巨人に快勝した。0-0の五回に井上がチーム初安打を放つと、続く前川右京外野手(21)が2ラン本塁打。右翼へ2試合連続となるアーチで先制に成功した。六回には小幡竜平内野手(24)が右翼へソロ本塁打を放って加点。延長十回には野口恭佑外野手(24)もソロ本塁打を放った。先発した茨木秀俊投手(20)は3回を投げ、1死球のみの無安打投球。2番手のマルティネスも3回無失点と好投するなど、登板した6投手が無失点でつないだ。 10/20:水口栄二コーチの退団を発表:阪神は水口栄二打撃コーチ(55)の退団を発表した。岡田彰布前監督(66)の要請で23年から2年間、1軍で打撃担当を務めた。昨年、18年ぶりのリーグ優勝と日本一になった打線を支えた。 10/18:野口恭佑ソロ本塁打でアピール:フェニックス・リーグ・DeNA戦で野口恭佑外野手(24)が1発で存在感をアピールした。7回に前川が一時逆転となる3ランを放った直後に左翼へ2者連続となるソロ本塁打。指名打者での出場で「気持ち的にも難しい」と試合の入り方に苦戦したが、直前にベンチ横でスイングして「しっかり準備して入れたのは良かった」。 10/18:井上、新監督のゲキに2本の適時打で即答:フェニックス・リーグ・DeNA戦で井上広大外野手(23)は2適時打で藤川球児新監督のゲキに即答した。前日17日に前川と名前を挙げられ“のんびりするな指令”を受けた中で、初回に先制の中前打を放つと、6回には1点差に縮める左前適時打。ともに1軍経験豊富なDeNA石田健を捉えた。前日17日に前川と名前を挙げられ“のんびりするな指令”を受けた中で、初回に先制の中前打を放つと、6回には1点差に縮める左前適時打。ともに1軍経験豊富なDeNA石田健を捉えた。 10/18:前川、新監督の目の前で逆転3ラン:フェニックス・リーグ・DeNA戦で6回無死一、二塁から前川右京外野手(21)がDeNA先発の石田から右翼へ逆転3ラン。直前には井上広大外野手(23)がこの日2本目の適時打で1点差に詰め寄っていた。 10/15:藤川球児氏が監督就任会見:新監督に就任した藤川球児氏の会見が大阪市内で行われた。杉山健博オーナー(65)粟井一夫球団社長(60)が同席。会見の冒頭には杉山オーナーが、藤川新監督の背番号「22」を発表した。同オーナーが藤川新監督の起用理由について説明。そして、新監督が口を開いた。注目の第一声は「オーナーの方からも言われましたけど、このチームにはビジョンがある。岡田監督が指揮を執られた2年間は非常に強く、チームが成熟してきたのを見てきました。僕の中では分からなかったけど、愚直に真っすぐに仕事をしてきた中で、そういうものが見えてきた」と、SAという立場で日々チームにかかわる中で、自身の将来が見えてきたことを明かした。因みに現役時代と同じ背番号を監督としてもつける例は複数ある。阪神では村山実が永久欠番の「11」を監督としても使用。金本知憲も選手、監督両方で「6」をつけた。 ◆藤川球児(ふじかわ・きゅうじ)1980年(昭55)7月21日生まれ、高知県出身。高知商を経て98年ドラフト1位で阪神入団。救援投手として頭角を現し、ジェフ・ウィリアムス、久保田智之との「JFK」は一時代を築いた。05、06年最優秀中継ぎ投手。07、11年最多セーブ。06、09年WBC、08年北京五輪日本代表。13年渡米しカブスとレンジャーズに在籍。四国IL・高知を経て16年阪神復帰。17年5月30日ロッテ戦で達成した日本通算1000奪三振は、史上初めて完投0の投手による到達だった。20年限りで引退。現役時代は185センチ、90キロ。右投げ左打ち。 10/14:藤川球児氏が第36代監督に就任:阪神は球団OB藤川球児氏(44=球団本部付スペシャルアシスタント、SA)の第36代監督就任を発表した。近日中に就任会見が行われる。背番号は現役最終年まで背負った「22」になる見込み。契約は3年を基本線とした複数年となり、腰を据えた「藤川阪神」となる模様だ。また、新指揮官を支えるコーチ陣の骨格も見えてきた。 10/14:山田が6戦連続安打と連日躍動:フェニックス・リーグ・西武戦で阪神は先制点を挙げたが二回以降に得点を挙げることができず敗戦となった。初回1死から山田が左前打を放ち、6試合連続安打とした。続く野口が右中間への中前打で好機を拡大。豊田の三ゴロの間に山田が生還し先制した。三回1死には井坪が三遊間を抜ける痛烈な左前打を放って5試合連続安打をマーク。 10/14:今岡真訪1軍打撃コーチが退団:阪神は今岡真訪1軍打撃コーチ(50)の退団を発表した。今岡コーチは2022年オフ、岡田彰布監督の就任に伴い、6年ぶりに阪神コーチに復帰。昨季は38年ぶりの日本一に貢献。しかし今季は得点が70点減の「485」に終わるなど、貧打を解消できなかった。 10/14:藤川球児、監督就任:阪神は藤川球児氏(44)の次期監督就任を発表した。近日中に会見を開く。80年生まれの「松坂世代」。高知商から98年ドラフト1位で阪神入団。セットアッパーとして05年のリーグ優勝に大きく貢献。同年は当時日本記録の年間80試合登板も達成した。久保田智之、ジェフ・ウィリアムスとの救援トリオ「JFK」が話題となった。 その後、クローザーに転向して、メジャーにも挑戦。日米通算245セーブ、164ホールドを記録した。特例で名球会入りも果たした。 10/13:ビーズリー、ゲラに残留要請、ノイジーは退団:阪神がジェレミー・ビーズリー投手(28)とハビー・ゲラ投手(29)に来季の残留を要請する方針であることが分かった。来日2年目のビーズリーは主に先発で今季14試合に登板し、8勝3敗、防御率2・47。ゲラは59登板で31ホールド14セーブ、防御率1・55とブルペンを支えた。既に帰国しているシェルドン・ノイジー外野手(29)は、今季限りで退団する。 10/11:来季構想外のミエセスの帰国を発表:阪神はヨハン・ミエセス外野手(29)の帰国を発表した。今季が加入2年目だったミエセスは14試合の出場で打率・111、0本塁打、0打点と結果を残せず。球団を通じて「大好きな阪神タイガースがCS、日本シリーズに勝って日本一になることを信じて応援しています。監督、コーチ、選手、スタッフ、ファンの方々、素晴らしい思い出をありがとう。私を心から受け入れてくれたみんなのことが大好きです。バーモス!」とエールを送った。 10/10:佐藤蓮が新球試し1回無失点:フェニックスリーグ・日本独立リーグ選抜戦で佐藤蓮投手(26)が9回に登板して新兵器の真っすぐで1回を無失点に抑えた。今季終盤に1軍も経験した右腕が貪欲に進化する。 10/10:川原陸が3者凡退の好投:フェニックスリーグ・日本独立リーグ選抜戦で川原陸投手(23)が8回に登板して3者凡退で無失点に抑えた。 10/10:百崎蒼生、2打点:フェニックスリーグ・日本独立リーグ選抜との戦いで「9番一塁」で先発出場した百崎蒼生内野手(19=東海大熊本星翔)がチーム唯一となった適時打に手応えを深めた。 10/9:高寺望夢、2安打1打点:フェニックスリーグ・DeNA戦で高寺望夢内野手(21)が「1番三塁」で先発出場してマルチ安打と快音を響かせた。。 10/9:西勇が3回1失点 ビーズリーは3回無失点:フェニックス・DeNA戦で西勇とビーズリーが調整登板した。先発の西勇は初回と二回は危なげなく三者凡退とした。三回は味方の失策や振り逃げなどから適時打を浴びて1点を失った。その後も1死満塁のピンチを背負ったが、度会を投併殺打に。3回1安打1失点(自責0)だった。 2番手で四回から登板したビーズリーは三者凡退の立ち上がりから3回を打者9人で無安打無失点に抑えた。 10/9:才木浩人&森下翔太が侍ジャパン選出:11月の「第3回プレミア12」に臨む侍ジャパン28人が発表された。阪神からは才木浩人投手(25)と森下翔太外野手(24)が選出された。才木は初の侍ジャパン選出。今季は13勝3敗、防御率1・83と先発ローテの柱としてフル回転し、飛躍を遂げた。森下は昨年のアジアプロ野球チャンピオンシップで侍ジャパン入り。初戦の台湾戦でチーム1号を放つなど勝負強い打撃を見せ、大会ベストナインにも選出された。今季は73打点、16本塁打でチーム2冠。 10/8:豊田寛が3打数3安打に手応え:フェニックスリーグ・サムスン戦で豊田寛外野手(27)が4番右翼で出場し3安打の内容に好調ぶりを感じ取った。初回1死一、三塁の第1打席では先制打を放った。3打数3安打1打点と快音を響かせた。 10/8:野口恭佑が3安打で好調維持:フェニックス・サムスン戦で野口恭佑外野手(24)が「3番左翼」で出場し3打数3安打で好調ぶりを印象づけた。3回無死一塁には左翼の頭上を越える適時二塁打を放つなど、快音を響かせた。 10/8:阪神は13安打6得点で快勝、門別は6回0失点:フェニックス・サムスン戦で阪神は投打がかみあって今リーグ初勝利を収めた。先発の門別啓人投手(20)は6回無失点と好投。5者連続を含む8奪三振と圧倒した。打線は一回に豊田寛外野手(27)の適時打で先制すると、三回には野口恭佑外野手(24)の適時二塁打。五回には栄枝裕貴捕手(26)の2点二塁打などで効果的に加点し、13安打で快勝した。 10/7:フェニックスL初戦引き分け。伊藤は5回1失点:フェニックス・リーグ・巨人戦で先発の伊藤将司投手(28)がフェニックスリーグ初戦で好投。相手打線には1軍レギュラー格も出場。3回1死三塁から浅野の二遊間への二ゴロの間に1点を許したが、最少失点でまとめた。勝ち負けはつかなかったが、5回4安打1失点とリズムをつくった。打線は1点を追う4回2死三塁に井坪陽生外野手(19)が右腕京本から同点適時打。左前にライナーで運んだ。1-1のままスコアは動かず、阪神のフェニックスリーグは9回引き分けでの開幕となった。 |