タイガース・ニュースinシーズンオフ

3/31:阪神、開幕ローテ確定!久保でG倒!下柳で竜倒!:打倒GDローテ確立−。真弓阪神の2009年開幕ローテーションが30日、固まった。ロッテからトレード移籍した久保康友投手(28)は得意の巨人戦に照準を合わせるなど、3カード目の巨人戦(10〜12日、東京D)、4カード目の中日戦(14〜16日、甲子園)を意識した組み合わせ。虎投の開幕ダッシュ態勢が整った。
3/31:下柳、リニューアル甲子園“開幕戦”飾る:下柳は30日、甲子園のクラブハウスで汗を流した。ベテランの初登板となる4月7日の広島戦はリニューアルした甲子園の“開幕戦”。晴れの舞台を飾る。
 昨年11月に右ひざ手術を受けた。今年初登板となった2月24日のソフトバンク戦(ヤフーD)では1回4失点と崩れたが、前日29日のオリックス戦(京セラD)では先発して3回2安打無失点。「もう少し細かいところを修正して頑張ります」と意気込んでいる。
3/30:赤星、開幕「間に合った」:オープン戦(阪神2−1オリックス、29日、京セラドーム大阪)赤星が「1番・中堅」で出場。一回に遊撃内野安打で出塁し、先制のホームを駆け抜けた。
 「どんな形であれ、最後は勝って良かった。ファンの方も心配したと思いますが、開幕に入ってからが勝負なんで」
 2打席を終えた二回で交代したが、真弓監督は「そんなに状態が悪いことはないが、少し疲れているんじゃないかな」と説明。オープン戦期間中に腰などに疲れが出ていた模様だが、本人は試合後、「首以外で『やばいかな』と思ったところはあったんですが、きのう(28日)フル出場できたし、何とか間に合ったかなと思います」と笑顔。金本に負けない小さな鉄人。試合に出続けながらきっちりと乗り切り、開幕へ照準を合わせた。
3/30:鳥谷V打!頼もし新3番、さあ開幕や:オープン戦(阪神2−1オリックス、29日、京セラドーム大阪)鳥谷敬内野手(27)が29日、オープン戦最終戦のオリックス戦(京セセD)で先制適時打を含む2安打の活躍。白星締めで、連敗を「8」で止めた。けが人続出で最下位に終わる中、虎の新3番は好調を維持。緊急補強はないが、4月3日の開幕ヤクルト戦(同)へ、この男が虎をけん引する!
3/30:下柳3回0封!やっとすっ斬りした〜:下柳剛投手(40)が29日、オリックスとのオープン戦(京セラD)で今季初先発。ベテランらしい投球で3回を2安打無失点にまとめた。オフに手術した右ひざの不安も一掃。新甲子園開幕となる4月7日の広島戦(甲子園)の先発へ万全をアピールした。
3/30:葛城、超美技&2安打!右翼の座狙う:オープン戦(阪神2−1オリックス、29日、京セラドーム大阪)葛城が救った。1点リードの九回一死一塁で、大村の左翼線へのライナーを横っ飛びスーパーキャッチ。抜ければ同点&勝ち越しのピンチとなっていただけに、大きいプレーだった。
 「ミーティングでも、最後は勝って終わろうと話していたんで。イチかバチか。ただ紙一重だけに、安全にヒットで止める手もあったし…。僕自身に反省もあります」
 冷静に振り返ったが、ここ一番での球際の強さをアピール。金本のDH起用で「9番・左翼」での出場だったが、2安打を放つなど右翼の座を虎視眈々と狙う。
3/29:さすが神様や!桧山が右前へ同点打:オープン戦(28日、オリックス4−3阪神、京セラD大阪)桧山が1点を追う九回二死一、二塁で代打で登場。右前へ同点打を放った。「博多(遠征)でいい結果が出てなかったから、いい緊張の中で打てたことはよかった」。オープン戦では10日の日本ハム戦(スカイM)以来、7打席ぶりの快音。“代打の神様”らしく勝負強さを発揮したが、サヨナラ負けに表情は緩めなかった。「あした(29日)勝って、いい形でシーズンに入れるようにしたい」と気合を入れ直した。
3/28:阪神ショック!岩田、最悪前半戦絶望:ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した阪神・岩田稔投手(25)が27日、「左肩肩峰下滑液胞炎(けんほうかかつえきほうえん)」で離脱した。期待の10勝左腕が開幕はおろか、最悪前半戦絶望の大ピンチ。開幕直前で災難続きの真弓阪神、一体どーなる!?
3/28:安藤、開幕OK!手応えの5回2失点:オープン戦(28日、オリックス4−3阪神、京セラD大阪)開幕に向け、帳尻を合わせるように調子を上げてきた。ここ2試合、大量失点を喫していた阪神の安藤が5回2失点。「手応えはあった」と納得の表情を見せた。
 一、二回に1点ずつを許したが、三回から直球主体の攻めで立ち直った。四回一死一、二塁では北川を内角のシュートで浅い左飛に。大引を直球で二ゴロに打ち取った。走者を背負っても、得点は許さない。本来の粘りの投球だった。20日の広島戦で、左くるぶし付近に打球を受けて降板したが、その不安をかき消した。
3/28:矢野、開幕1軍もピンチ:右ひじ手術の影響で調整が遅れている矢野輝弘捕手(40)が、開幕1軍登録からも外れる可能性が高いことが27日、明らかになった。
 「たぶん間に合わないだろうということ。間に合えばベンチに入ってくれるのが心強いが、万全に近いようでなければ、無理しなくてもいい」。真弓監督がコーチ会議後に明かした。
 矢野は右ひじに加えて左ふくらはぎも痛めていることが判明。27日はチームとは別に新室内でトス打撃、スローイングなどで汗を流した。「ひじの状態は落ち着いてきました。グッと上がってきました」と権田トレーナーは語ったが、今後も慎重に調整を進める。
3/27:阿部、サヨナラ被弾に「大失態です」オープン戦(26日、ソフトバンク2x−1阪神、ヤフードーム)九回から4番手で登板した阿部が、サヨナラ被弾を浴び、連敗を止められなかった。一死後、松田にカウント1−0としたところで、121キロ外角スライダーを左翼席に運ばれた。
 「ボール球を投げようと思ったのが、甘く入ってしまった。大失態です」。久保投手コーチは「若手捕手と組ませたとき(今回は狩野)に、まだ課題がある。勉強して、技術を高めていかないと」と険しい表情。正妻矢野が開幕に間に合わないだけに頭を抱えていた。
3/26:OP戦6連敗最下位、真弓監督怒ッカン!!:オープン戦(25日、ソフトバンク5−3阪神、ヤフードーム)ああ6連敗…。真弓監督は謎の満面の笑みを浮かべた。しかし、発する言葉は大違い。「チッ」と舌打ちをして、絞り出した。
 16日に巨人との無観客練習試合(甲子園)で勝ってはいるが、オープン戦に限れば22日の広島戦(広島)の1分けを挟んで6連敗。全勝を狙ったはずが4勝8敗2分け。2001年(6勝12敗1分け)以来のオープン戦負け越しが決定。西武と並び最下位に落ちた。
3/26:アッチソン、4番手登板1回を無失点:オープン戦(25日、ソフトバンク5−3阪神、ヤフードーム)アッチソンが、八回に4番手で登板し、1回を1安打無失点。最速は147キロをマークし、オープン戦4試合目も、キッチリ仕事をこなした。「感じはよかった。ほとんど100点に近い状態だね」。今後は28、29日のオリックス戦(いずれも京セラD)のマウンドで最終調整するが、4月3日から始まるシーズンへ準備は万端だ
3/25:虎たいへん!下柳4失点、矢野は開幕アウト:オープン戦(ソフトバンク4−1阪神、24日、ヤフードーム)アラフォーバッテリーが開幕ピンチや! 下柳剛投手(40)が24日、ソフトバンクとのオープン戦(ヤフーD)で実戦初登板し、1回5安打4失点と炎上。開幕まであと10日だけに、やはり心配。また、右ひじに手術を受けた矢野輝弘捕手(40)は、左ふくらはぎの張りも判明。4月3日のヤクルトとの開幕戦(京セラD)出場は厳しくなった。
3/24:桜井、先制打でレギュラーをアピール:オープン戦(ソフトバンク4−1阪神、24日、ヤフードーム)右翼の定位置獲得を目指してアピールを続ける阪神の桜井が先制の中前打を放った。
 一回二死三塁から先発ホールトンが投じた初球の甘い球をとらえ、「ファーストストライクからいこうと決めていた。いいところに転がってくれた」と振り返った。
3/23:桜井がOP戦連続試合安打『6』:オープン戦(22日、広島3−3阪神、広島)「6番・右翼」で先発出場した桜井がオープン戦の連続試合安打を『6』にのばした。「状態はいいので、このまま(開幕へ)いけるようにしたい」。四回一死走者なしで打席が回ると、昨季チームが苦戦した前田健から一、二塁間を破る右前打を放った。「(前田健は)いい球を投げるのでシーズンで打てるようにしないといけない」とペナントレースを見据えていた。
3/23:7安打3得点!阪神、難敵マエケン撃ったァ:阪神は22日、広島市民球場で最後の試合となった広島とのオープン戦(広島市民)で、昨季の難敵・前田健太投手(20)を鳥谷敬内野手(27)の2安打など、5回で7安打3得点と攻略に成功。開幕2カード目の初戦(4月7日、甲子園)で対峙する右腕とのプレ対決を制した。試合は引き分けたが、真弓明信監督(55)にとって収穫アリだ。
3/23:狩野、2試合連続安打でアピール:オープン戦(22日、広島3−3阪神、広島)2戦連続スタメンマスクの狩野は、リードに加え、五回に前田健を攻略するセーフティーバント。2試合連続安打で打をアピールした。「矢野さんがどうこうより、キャンプから僕は成績を出していない。取り返すために必死です」。キャンプから不振も、1軍実績は断然の存在。岡崎と見極めている真弓監督も「ヒットも出てきて、リードもリズムがよくなってきたね」と話した。
3/22:鳥谷が5戦連続打:オープン戦(21日、広島2−1阪神、倉敷)この男だけは大丈夫だ。「3番・遊撃」で出場した鳥谷が存在感を見せつけた。1点を追う五回二死一塁の第3打席だ。長谷川の初球をたたき、一、二塁間を真っ二つ。一走・関本がのけぞってよけるほどの鋭い打球で、オープン戦5試合連続ヒットを記録した。決定力不足の猛虎打線の中で、光がさした唯一の瞬間だった。
3/22:桜井、マルチ安打!やっと上昇気流:オープン戦(21日、広島2−1阪神、倉敷)「7番・左翼」で出場した桜井は、追い込まれてからしぶとい右前打を2本。四回一死一、三塁では、長谷川から深い左犠飛を放った。
 「徐々に球についていけているんで。続けていかないと。食らいつく気持ちでいっています」
 キャンプから不振も、ここに来て上昇気流。「1打席1打席、自分のスイングをしたいです」と決意を語っていた。
3/21:鳥谷、オープン戦4試合連続安打:オープン戦(20日、阪神2−9広島、サーパス)鳥谷が4打数1安打。遊ゴロ、遊ゴロと続いた六回一死の第3打席は、シュルツの外角直球を右前に弾き返した。
 これで、オープン戦は4試合連続安打で打率.333。金本、新井につなげる新3番打者の打棒は、とどまることを知らない。
3/21:渡辺1回パーフェクト「調子がいい」:オープン戦(20日、阪神2−9広島、サーパス)渡辺は7点ビハインドの九回に4番手で登板。天谷、山本芳、緒方を3者凡退に仕留め、存在感を見せつけた。「全体的に調子がいい」。
 プレシーズン4試合で4回無失点。地方球場独特の足場が悪いマウンドを気にするしぐさもあったが、「地方でも投げないといけない。対策をしていかないといけないですね」。貴重な中継ぎ右腕が、さらなる飛躍を誓った。
3/21:能見、4回1失点 2戦連続の好投:オープン戦(20日、阪神2−9広島、サーパス)能見が6点を追う五回から3番手で登板。八回に梵にソロを浴びたが、4回4安打1失点。「今年のテーマは(左打者への)内角(攻め)。そういう意味ではよかった」。先発して3回無失点だった15日の巨人戦(スカイM)に続き、 
 真弓監督は「あれだけ流れが向こうにいっている中で投げられたらね。左がもう1枚入ると(ローテが)楽になる」と先発ローテ入りを示唆した。
3/20:虎将の構想、投手12人&野手16人:真弓監督は19日、開幕1軍について、当初は先発投手を登録しないため野手がやや多くなるが、最終的に投手12人、野手16人にする構想。先発は残り2枠で、ローテ入りできなければリリーフに回される可能性もある。そのリリーフも残り1枠のみ。野手は内外野兼用の平野、捕手&外野手兼用の浅井はほぼ当確のため、桜井や林は最後まで争うことになりそうだ。
3/18:省エネ68球!久保、先発4番手内定:ロッテからトレードで新加入した久保康友投手(28)が17日、ウエスタン・春季教育リーグのソフトバンク戦(雁ノ巣)に先発し、5回を3安打無失点と好投した。力の差を見せつける投球で、一軍の開幕ローテ“第4の男”の座を確実なものにした。
3/18:桧山、新甲子園で虎選手第1号:練習試合(阪神3−3中日、17日、甲子園)桧山進次郎外野手(39)が、中日との無観客による練習試合の二回に、右翼ポール際へ飛び込む新甲子園第1号本塁打を放った。自身、2007年9月7日の巨人戦(東京D)以来のサク越えは、新装された甲子園での、記念すべき猛虎戦士第1号。聖地は装いを変えても、“代打の神様”の勝負強さは、今年も健在だ。
3/17:左殺し合格や!今岡、2安打1打点:練習試合(阪神8−5巨人、16日、甲子園)今岡誠内野手(34)が、巨人との練習試合に「4番・一塁」で先発出場。左腕・深田から3打数2安打1打点と結果を残した。真弓明信監督(55)は「うまく(打順を)組めると思う」。昨季、苦しめられた対左投手用のキーマンに指名だ。
 バットを高くかざし、背筋をピンと伸ばす。対峙する相手をニラむ眼光の鋭さが戻ってきた。今岡が、3打数2安打1打点。左投手への対応力を証明した。
3/17:メンチ、3安打5打点!:練習試合(阪神8−5巨人、16日、甲子園)ケビン・メンチ外野手(31)が、リニューアル工事を終えた甲子園で初実戦となる巨人との練習試合で、3安打5打点の大暴れ。不調気味だったが、来日初の猛打ショーだ。昨季からのG戦の連敗を“8”でストップ。観客のいない聖地が、あまりにももったいなかった。
3/17:福原、4回2失点もローテ前進:練習試合(阪神8−5巨人、16日、甲子園)先発入りを狙う福原が、六回から登板。九回に谷に2ランを浴びたが4回2失点で手応えはつかんだ。この日は最速145キロで、真弓監督も「球が走っている。切れもよかった」と評価した。実績十分ながら競争相手は多く、先発入りはまだ白紙。「気にならないと言ったらうそ。負けられない気持ちがある」と表情は自然と厳しくなった。
3/16:清水、グラ撃ち2安打!難敵キラーや:オープン戦(阪神1−2巨人、15日、スカイマーク)まだ決着はついていない−。春の暖かい日差しに照らされ、今季初の伝統の一戦で清水が輝いた。難敵・グライ撃ちで猛アピールだ!!
3/16:鳥谷、絶好調2号!オレ竜007も警戒:オープン戦(阪神1−2巨人、15日、スカイマーク)鳥谷が2点を追う八回、左翼席最前列に飛び込む2号ソロを放った。「カウントが良かった(1−3)ので、思い切っていきました」。3番らしさを身に付けていく鳥谷に「自分のスイングができているよね」と、改めて要警戒印を付けたのはバックネット裏の中日・佐藤スコアラー。金本、新井不在の打線の中で、キラリと光るひと振りだった。
3/16:桜井、上昇カーブ!3戦連続ヒット:オープン戦(阪神1−2巨人、15日、スカイマーク)林とは対照的に、桜井が上昇カーブだ。四回一死から、グライシンガーの138キロを鋭く左前へ運び、3試合連続安打。六回二死一塁では、詰まりながらも遊撃手の後ろに落とす内野安打を放った。
3/15:能見、先発で3回ピシャリ「腕振れた」:オープン戦(阪神1−2巨人、15日、スカイマーク)先発した阪神の能見がオープン戦初登板で3回を無得点に抑え「いい緊張感の中でやれた。しっかり腕を振れた」と話した。
 強気に内角を突く投球で許した安打も1本のみ。5年目の左腕は「まだ甘いボールがあったが、勝負どころで甘くならなければ何とかなる」と手応えを得た。真弓監督は「球も切れていたので、言うことがなかった」と高い評価を与え、先発枠入りの可能性についても「きょうの投球やったらね」と否定しなかった。
3/15:長打出た!!赤星、進化ひと振り:オープン戦(阪神3−7西武、14日、スカイマーク)赤星憲広外野手(32)が、14日の西武とのオープン戦(スカイM)で今季初長打となる右中間二塁打を含む3打数3安打の大暴れ。左へ寄る“赤星シフト”をあざ笑う新スタイル打撃を披露した。3−7で敗れたが、15日の初の巨人戦(同)を前に収穫いっぱい。パワフル赤星が、猛虎を力強く引っ張っていく。
3/15:最速149キロ!虎・ジェフ、健在1回2K:オープン戦(阪神3−7西武、14日、スカイマーク)これぞ真骨頂、左斬り!! 阪神のジェフ・ウィリアムス投手(36)が14日、西武戦(スカイM)でオープン戦初登板。1回無安打無失点で空振り三振2個を左打者から奪った。初の実戦ながら、最速149キロの直球とスライダーでキリキリ舞い。敢えてスロー調整を続けてきたが、4月3日の開幕ヤクルト戦(京セラD)は万全や!
3/14:安藤4回5失点…開幕投手、大丈夫?:オープン戦(14日、阪神3−7西武、スカイマーク)4回5失点。開幕投手が確実視されているとは思えない内容だった。安藤は「いろいろ課題が出た」と素直に認めた。
 一回こそ無失点で切り抜けたが、毎回安打を許した。甘く入った球を次々にとらえられ、三回には6長短打で4点を失った。右腕は「甘い球を狙われた感じ」と反省。久保投手コーチは「おとなしくなりすぎると、こうなる。一度つかまると体のアクションが同じテンポになる」と修正点を挙げた。
3/13:アーチ量産や!金本、新甲子園1号:金本知憲外野手(40)が12日、甲子園での全体練習に参加。フリー打撃で43スイングし、サク越えを1本。第II期リニューアル工事のおかげで、左打者に不利とされる浜風の影響が軽減される新甲子園で、さっそく右翼ポール際へ“新聖地1号”を放った。本塁打量産へ、ひと振りで期待を確信に変えた。
3/12:坂、三塁アピール!タイムリー&三塁打:オープン戦(阪神5−3楽天、11日、スカイマーク)坂がぶ厚い雲を追い払うかのように縦横無尽にダイヤモンドを駆け回った。好走塁あり、長打ありの3打数2安打1打点。「9番・三塁」の坂が猛アピールだ。
3/12:岡崎、6連続盗塁阻止:オープン戦(阪神5−3楽天、11日、スカイマーク)岡崎がまたまた強肩を見せた。「8番・捕手」でマスクをかぶり、三回一死一塁でカウント2−2から盗塁を試みた枡田を刺した。これでオープン戦は6連続で盗塁を阻止。抜群の安定感だ。「(6連続は)たまたまです。1年分が最初に来てしまった」と照れ笑い。「欲を出して強いボールを投げようとすると、コントロールや握り替えが悪くなるから」と気を引き締めていた。
3/11:8年目の桜井が会心の本塁打:オープン戦(阪神5−3楽天、11日、スカイマーク)阪神の桜井が141キロを強振した。ぐんぐん伸びる打球は左翼席に届いた。「しっかりポイントでとらえようとしている」。心掛けている打撃が会心の当たりを生んだ。
 右の大砲として期待されてきた桜井も8年目。右翼の定位置争いではメンチ、林威助に後れを取っている。オープン戦序盤は不振が続いた。それでも先発起用し続けていた真弓監督の思いに応えるように、徐々に調子を上げてきていた。
3/11:打った瞬間確信!メンチが逆転3ラン:オープン戦(阪神3−2日本ハム、10日、スカイマーク)新井ショックを一掃や! 阪神のケビン・メンチ外野手(31)が10日、日本ハムとのオープン戦(スカイM)に「6番・DH」で出場。2点を追う八回に左翼席へ1号3ランを放ち、逆転勝利へ導いた。新井貴浩内野手(32)が右腕故障で開幕ピンチ。七回まで無安打という最悪のムードを一発で“厄払い”。神様と呼ばれる助っ人の再来!?
3/11:初登板初星デビュー!久保が3回0封:オープン戦(阪神3−2日本ハム、10日、スカイマーク)ロッテからトレードで移籍してきた久保康友投手(28)が、10日の日本ハム戦(スカイM)に4番手で登板。3回を2安打無失点に抑える力投で、“虎初登板”で初勝利。先発第4の座へ力強く名乗りを挙げた。
3/9:安藤、ツーシーム万全:オープン戦(阪神5−0ヤクルト、8日、倉敷)開幕デモ投OKや!!安藤優也投手(31)が8日のヤクルトとのオープン戦(倉敷)に先発し、3回を1安打無失点に抑えた。既に登板が決まっている4月3日のヤクルトとの開幕戦(京セラドーム)を見据えた前哨戦で、敢えて投げた新球ツーシームの手応えも十分。決戦の日へ死角は見当たらない。
3/9:平野、OP戦5割越えで猛アピール!:オープン戦(阪神5−0ヤクルト、8日、倉敷)平野恵一外野手(29)が8日、ヤクルト戦(倉敷)に「2番・二塁」で出場。2つの適時打を放ち、好守も披露した。これでオープン戦は、驚異の15打数8安打(打率.533)。開幕スタメンへの猛アピールに、真弓明信監督(55)も「(二塁は)激戦やね」とうれしい悲鳴だ。
3/9:桜井、2戦連続タイムリー:オープン戦(阪神5−0ヤクルト、8日、倉敷)長かったトンネルの出口が見えた。そして、その先には、つぼみが少しずつ開き始めているサクラがあった。肌寒さが残る備前の地で桜井の打棒が、春眠から覚めた。
3/8:リー、3回ピシャリ「とにかく低め」:(オープン戦、阪神4−4ロッテ=九回規定により引き分け、7日、スカイマーク)3番手で登板したリーソップが3回1安打無失点と好投。持ち味の直球は150キロを記録するなど、結果を残した。「とにかく低めに集めること。これまでは高めに浮いて打たれていたから」。前回28日のオリックスとのオープン戦(安芸)では2回5安打5失点と打ち込まれていただけに、開幕ローテに望みをつないだ形。「今まで結果を出していなかったから(先発の)スポットに入れるようにやっていく」と意気込んだ。
3/7:鳥谷、右翼席最上段へ会心の当たり!:オープン戦(オリックス4x−3阪神、6日、京セラドーム大阪)滞空時間の長い打球が右翼席最上段に飛び込んだ。阪神の鳥谷が近藤の128キロの変化球を一振りで仕留めた。「とりあえず、塁に出たいというのがあった。たまたま本塁打になった」と涼しげに振り返った。
3/6:白仁田、3回を1安打無失点と好投:阪神の2年目、白仁田が3回を1安打無失点。「課題はあったけど、ゼロに抑えられて良かった」とほっとした様子だった。浜中から見逃し三振を奪うなど、スライダーの切れが良かった。だが本人は「制球が甘かった。打者に向かっていく投球をしたい」と反省。先発入りを狙う右腕は「もっと状態を上げて、ゼロで抑え続けたい」と意欲的だった。
3/6:久保が移籍会見、目標は「11勝」:ロッテから交換トレードで獲得した久保康友投手(28)の入団発表が5日、西宮市内の球団事務所で行われた。関西育ちで阪神ファンだったという“球歴”を持つ右腕は「先発ローテに入って11勝」を目標に設定。早ければ3月10日の日本ハム戦(スカイマークスタジアム)でタテジマデビューを果たす。
3/5:阪神、トレードでロッテ・久保を獲得:阪神は4日、ロッテから久保康友投手(28)を橋本健太郎投手(28)との交換トレードで獲得したことを発表した。念願の10勝級右腕の獲得に成功し、真弓明信監督(55)は早くも久保の先発ローテ入りを決断。5日に入団会見を行い、6日のオリックス戦(京セラD)にも合流する。
3/5:阪神、WBC台湾代表・鄭と正式契約:阪神は4日、WBC台湾代表の鄭凱文(ジェン・カイウン)投手(20)=文化大学2年=と正式契約した。2月3日に、沖縄・宜野座キャンプで入団テストを受けていた。契約金2000万円、1年契約で年俸1000万円。背番号は「64」。
 「強豪チームに入れてうれしい。分からないことは林さん、(D1位の)蕭さんに聞きます」。東京都内で会見した若き右腕は、緊張の面持ち。大学に籍を残したまま入団し、オフに帰国して体育学を学ぶ。「タイプ的にはリリーフ」と、真弓監督は抑えとして起用する方針だ。
3/4:阪神C打ち上げ!金本満点…下柳危うし開幕:阪神が3日、31日間に及ぶ春季キャンプを終了した。昨年11月に左ひざ手術を受けた金本知憲外野手(40)は走攻守に「全力でいける」と、完全復活に手応え。一方、下柳剛投手(40)は、メスを入れた右ひざの影響で実戦登板のメドが立たず、真弓明信監督(55)は「80点」と総括。今季の命運を担うアラフォーが、対照的な打ち上げを迎えた。
3/4:推定120M弾!新井、豪快C締め:新井が3日、フリー打撃で35スイング中5本のサク越え。最後は、左翼のネット上部に直撃する推定120メートルの一発だった。「課題はサードに慣れること。打撃はこのままでいい。腰も順調ですし」。2月27日の紅白戦では2打数2安打2打点と大爆発するなど、打撃は絶好調。復帰した三塁の守備でも軽快な動きを披露している。真弓阪神のカギを握る男が、最高の笑顔でキャンプを終えた。
3/3:真弓監督「80点」 阪神キャンプ打ち上げ:キャンプを打ち上げた真弓監督は「投手も野手も若手が出てきた。ベテランと若い人が争ってくれるのはいい雰囲気」と総括。投手では石川、玉置、阿部、上園、白仁田、野手では坂や大和の名前を挙げて、戦力の底上げに手応えをつかんだ様子だった。
 新監督はチーム内のさらなる競争を熱望。「(キャンプの)採点は80点。これからオープン戦で20点を取り戻してほしい」と話した。
3/3:今岡、好成績で6番勝負クリア!:今岡誠内野手が2日、紅白戦に白組の「5番・一塁」で出場し、2打数1安打2打点。1軍生き残りを懸けた2月21日からの実戦6試合で、チームトップの7打点を挙げる活躍。文句なしの好成績で“試練”を突破した。
3/3:福原、ばん回!2回0封と好投:福原が2日、今季2度目の実戦登板でばん回だ。三回から2番手で登板すると、球威のある直球を中心に2回を1安打無失点。新井に左前打を許しただけだった。「この前の紅白戦(26日、3回を7安打4失点)で悪かったことを修正した。もう少しフォームを固めて、キレとコントロールを重視していきたい」。さらなるレベルアップを誓った。
3/2:俺を忘れるな!杉山5K&0封 :オープン戦(オリックス1−4阪神、1日、高知市営)“俺を忘れるな”とばかりに、7年目の杉山が力強いボールを投げ込んだ。
 「球自体はよくなかった。点差とかを考えて、走者をためない投球をしていかないといけない」反省の弁が口をついたが、上々の内容だった。
 3点リードで迎えた七回から登板。八回二死では大引の懐にいい直球を投じ、見逃し三振に奪うなど、毎回の5奪三振。真弓阪神の“初勝利”を締めくくった。
 2005年には9勝を挙げ、先発ローテの一角を担った右腕も、ここ数年は不振が続き、今季はエースナンバーを“はく奪”された。さらに2軍キャンプスタート。21日の紅白戦での好投(2回2安打自責1)が認められ、“昇格”。ようやくやってきた見せ場でしっかりと存在感を示した。
3/2:真弓阪神初勝利!新「3番」鳥谷、祝3安打:オープン戦(オリックス1−4阪神、1日、高知市営)よかった、よかった、よう勝った! 真弓明信監督(55)が1日、オリックス戦(高知市営)で4−1で、就任後、初勝利を飾った。対外試合4戦目で、うれしい初勝利の美酒。
3/2:新球に手応え!上園1失点も自責0:オープン戦(オリックス1−4阪神、1日、高知市営)風が強く吹き付けた高知のマウンドで、上園が持ち前のテンポのいいピッチング。3回を2安打1失点ながらも自責は0。先発ローテ争いにしっかりと食い込んだ。
3/1:今年こそ3割!鳥谷、3安打1打点:オープン戦(オリックス1−4阪神、1日、高知市営)今季は3番に入る鳥谷が3安打1打点。2本目はぼてぼての当たりだったが、打球を捕った投手より先に一塁へ走り込んだ。
 例年目標に掲げる3割到達へ、ことしこそはと意欲を燃やしている。「1年間通していいわけじゃないので、悪いときにどうするか」という心構えで、新しいシーズンに備えるつもりだ。
3/1:玉置、3回ピシャリ!先発に名乗り:オープン戦(オリックス1−4阪神、1日、高知市営)阪神は安藤、下柳、岩田に続く先発が決まっていない。苦しいチーム状況で、5年目の玉置が抜群の投球を見せた。「きょうは自分にいい点をあげられる」と充実した表情を浮かべた。
 「花粉がきつかった」と言うが、マウンドでは関係なかった。三回までとはいえ、変化球を巧みに操り、1人の走者も許さない完ぺきな内容。マスクをかぶった狩野のミットを目がけて腕を振り続けた。「狩野さんが出してくれるサインを信じて必死で投げただけ」と謙虚に話した。
 二回一死で迎えた浜中に対しては、カウント2−3から臆(おく)することなくチェンジアップを投げて空振り三振に。「ここは強気に投げようと思った」と振り返った。真弓監督は「ストライクが先行して、安定感があった。攻めていく投球ができている」と評価した。
3/1:阿部、2回1安打無失点「まずまず」:3番手で登板した阿部は2回を1安打無失点。「まずまずです。ランナー背負ってから投げ急いだのでそこを修正したい」。六回は3者凡退に抑えたが、七回は一死から7番・大引に四球を与え、二死となって9番・伊藤に中前打を許した。
 後続を断ったものの、走者がいる場面での投球に課題を残した。「そこそこ投げれたけど微妙なところを詰めていかないと」と終始渋い表情だった。
3/1:真弓監督怒った!虎OP戦黒星発進:オープン戦(28日、阪神3−5オリックス、安芸)ドカン、ドカン、ドッカーン! 真弓明信監督(55)が28日、オープン戦開幕のオリックス戦(安芸)で3−5と逆転負け。『積極走塁、先発陣強化、守備力向上』の3か条を掲げたが、すべてに課題が残る不完全燃焼発進に、怒り心頭だ。『プレシーズン全勝』を宣言していたが、練習試合2試合を含めて3連敗。3月1日のオリックス戦(高知)で初白星だ!
3/1:石川、3回9人斬り!先発第4の男や:オープン戦(28日、阪神3−5オリックス、安芸)石川俊介投手(23)が28日、オープン戦開幕のオリックス戦(安芸)で先発。3回1安打無失点に抑えた。打者9人で打ち取る快投に開幕2カード目(4月7−9日・甲子園)に対戦する広島・吉年滝徳スコアラー(31)が警戒警報。「安藤、岩田、下柳に次ぐ候補」と先発4番手と認定した。
2/27:一発回答!!新井が特大130M弾:新井貴浩内野手(31)が26日、紅白戦に白組の「4番・三塁」で出場し、左翼後方ネット直撃の“1号”を放った。今季初実戦で2打数2安打2打点といきなりの大暴れで、復帰したホットコーナーでも華麗な守備を披露。真弓構想のカギを握る新5番が、早くも開幕OKだ。
 土佐の青空に吸い込まれるように、力強い白球が高く舞い上がる。新井が確かな感触が残る手で、バットを放り投げた。打球は左翼後方の左翼席後方のネット上部を揺らす推定130メートルの特大弾。真弓監督の指令に“一発回答”の放物線を描いた。
 「最初にしてはバットに当たってよかった。まだまだこれからなので、しっかりやりたい」
 謙虚に振り返る姿に頼もしさが増す。「4番・三塁」で初出場した紅白戦、三回の第2打席。カウント1−1からの3球目。先発・福原の外よりのスライダーに一閃。“今季1号”が、初実戦で飛び出した。一回には一死三塁から中前適時打。2打数2安打2打点。自らに100打点を課す男が、最高のスタートを切った。
2/27:一気に倍増!下柳、春季C最多64球:下柳がペースアップだ。26日、ブルペンで今キャンプ最多の64球を投じた。これまでは約30球のピッチング練習だったが、一気に倍増させた。権田トレーナーは「(64球)投げられて、本人もメドが立っていると思います。予定通り、第7クールの後半に打撃投手ができる可能性が大です」と話した。免除が許されていた27日の練習にも自主的に参加。早ければ28日にも、打者を相手に投げる予定だ。
2/27:ルーキー上本がアピール二塁打:阪神のD3位・上本博紀内野手(22)=早大=は紅白戦に白組の「9番・二塁」でフル出場。1安打2四球と塁上をにぎわせ、首脳陣をうならせた。真弓監督は「オープン戦でどんどん出す」と明言。若武者が開幕一軍争いレースの“優先出走権”をつかみとった。
2/25:岡崎、紅白戦で結果出す!:25日の阪神の紅白戦で、白組で安藤とコンビを組む岡崎は「8番」で出場。24日、居残りでマシン特打を行い、「アピールできるいい機会なので頑張ります」。第2の捕手争いで一歩リードしているが、決め手に欠けるのも事実。「何とかオープン戦で先発出場できるようにしたい」。そのためには結果を出すだけ。今後を占う紅白戦となる。
2/25:桜井、紅白戦でトンネル脱出や!:フォーム改造中の桜井は24日、フリー打撃では91スイングで7発。真弓監督からアドバイスを受け、安芸ドームでは和田コーチのマンツーマン指導が待っていた。「続けることが大事なんで。前に飛ばすことが一番大事」と語った悩める男に指揮官は「フォローを大きくするのはいいが、振り出しから大きいのはね」と指摘。25日の紅白戦は白組の「6番・左翼」で出場。トンネル脱出の快音を放ちたい。
2/25:矢野も順調!術後初の二塁送球:金本に負けじと、矢野&下柳も25日、順調そのもの。右ひじの術後初めて二塁送球を10球、三塁を5球、ダイレクトで投げた正妻は「ペースは考えていなかった。きょうはキャンプの中で一番調子が良かったから二塁へ投げてみようと。キャンプ中には、と思っていた。今の段階は8、9割。座って投げただけだが、今後のメドはできた」と安堵の表情を浮かべた。
 ベテラン左腕は安芸で2度目のブルペン入りで46球。「まだ全開じゃないよ」と話したが、不安は全くない。金本を含めたアラフォートリオが球春の到来を待っている。
2/24:桧山、公約は「勝利打点5以上」:俺のバットでVへ導く!! 桧山進次郎外野手(39)が高知・安芸キャンプ休日の23日、『猛虎のお約束』に登場。新代打の神様は「勝利打点5以上」を公約に掲げた。V奪回へ、リーグ優勝した2005年に自らが記録した勝利打点再現でゲン担ぎだ。

2/24:“新トラの穴”が鳴尾浜に完成!: “新トラの穴”ができた!! 西宮市内の二軍施設・タイガーデン内に完成していた新トレーニングルームに23日、総額約1500万円の新しいウエート器具の搬入が完了した。荷物整理で虎風荘を訪れた平田二軍監督が思わず、車を停めた。室内をのぞき込むと「ええなぁ、これはええなぁ」と感嘆の声を上げた。主に下半身強化のため、新たに13個のトレーニングマシンを設置。腕、脚部の左右別々に負荷をかけられる最新型は1台あたり約100万円。石原チーフトレーナー補佐は「右と左の交互を動かせることで、バリエーションが増える。リハビリ選手が、わざわざ甲子園に出かけなくてもよくなった」と効率のいいウエートトレができると説明した。22日に高知・安芸キャンプから帰阪した二軍選手が24日から使用できる。
 部屋自体も広くなった。従来、虎風荘内にあったトレーニングルームは80平方メートルだが、120平方メートルに拡張。より多くの若虎たちが一軍を目指し肉体を鍛え、充実した練習を積む環境が整った。
2/22:上園、紅白戦で好投 3回1安打無失点:上園が紅白戦に登板し、3回を1安打で無失点と好投し先発第4の男へ名乗りをあげた。切れのある直球で強気に押した。「ストレートに関してはいいイメージ。変化球でカウントを取れなかったのが課題」と言う。一昨年の新人王も昨季は4勝止まり。調子が良かったころの映像を見て、投球フォームやテンポを取り戻そうとしている。
 白仁田ら若手、福原ら実績組との先発枠入りを懸けた競争は激しい。上園は「去年、簡単にポジションを失った。ことしは何とかしないと。このままでは終われない」と力を込めた。
2/22:上本、2盗塁決める!一軍帯同決定:新鮮力、一発合格!! 阪神のドラフト3位・上本博紀内野手(22)=早大=が21日、紅白戦で紅組の「1番・二塁」として先発出場。2打数1安打に2盗塁の活躍に真弓明信監督(55)は、今後の一軍帯同を即決。走れ、走れ! の機動力野球を目指す真弓阪神にピッタリのルーキーが開幕一軍に大前進した。
2/21:今岡が4打点!復活に向けアピール:今岡が紅白戦で2打数2安打4打点。復活に向けてアピールした。二回は外角のスライダーに泳がされながらも、三塁線を破る適時二塁打。続く打席は高めの直球を中越えへ3点二塁打。真弓監督の指摘もあって、今は打つポイントを前にするように心掛けている。「1打席目は前で拾えた。ああ打てれば、打率も上がっていくと思う。1打席1打席を大事にしていくだけ」と淡々と振り返った。
 体勢を崩されても巧みなバットコントロールで安打にする姿に、和田打撃コーチは「(いい時は)こうやって打っていたなと、こっちもよみがえる」と話した。(安芸)
2/20:金本、メンチと競演サク越え9発:メンチと一緒にランチ特打を行った金本は予定していた20分間を延長し、約30分の打撃練習。今キャンプ最多となる111スイングで9発を放った。権田トレーナーは「20分をメドにしていましたが、30分いきましたね。金本さんは『途中から体が温まってきて、調子がよくなってきた』といっていました。寒い中ではよく振れていたと思います」と語っていた。
2/20:死角なし!メンチ、安芸でも25発:所変わっても主役不変−。阪神の一、二軍合同キャンプが19日、スタート。ケビン・メンチ外野手(31)がランチ特打で推定140メートル弾を放つなど88スイングで25発。衝撃の“安芸デビュー”を飾った。21日の紅白戦を経て、28日のオリックスとのオープン戦(安芸)へ一直線。2次キャンプもM砲一色となる。
2/20:久保田、開幕アウト…投球再開メド立たず:右肩関節炎でリハビリ中の久保田智之投手(28)が19日、二軍キャンプ打ち上げの22日の帰阪を命じられた。真弓明信監督(55)は開幕構想外を明言。先発ローテで下柳、安藤、岩田に続く第4の男として期待された右腕の長期離脱を受け、虎投再編にさらに拍車がかかることは間違いない。
 口を真一文字に結び、現実を受け入れた。隣接するブルペンに背を向け、大型のガスヒーターが2台たかれたサブグランドの隅で久保田は久保投手コーチと話し合いの場を持った。結論は“強制帰阪”だった。
2/19:定位置確保へ!藤本、さらにアピール:飛行機が苦手な藤本は18日、チームとは離れてひと足先に宿舎入りした。中村豊打撃コーチと一緒に陸路、電車で高知入りした。レギュラー奪取に燃える9年目は、沖縄・宜野座キャンプで十分なアピールに成功。安芸の2次キャンプから紅白戦やオープン戦が始まり、競争がさらに激化するが、さらなるアピールで定位置確保を狙う。
2/17:桜井、真弓監督指導後に特打で20発:真弓明信監督(55)が16日、ついに動いた。速球投手対策として桜井広大外野手(25)らにバットのヘッドを立てるように直接指導した。真弓監督から直接指導を受けた桜井は、居残り特打で101スイング中、20本のサク越えを放った。
 「バットが寝てしまうと、遠回りになってしまうし。速い球に対応できるようにしたいです」
 練習試合2戦では8打数1安打。11日の日本ハム戦ではダルビッシュからヒットを放ったが、そこから7打席連続凡退中と元気がないだけに、真弓の考えを「体に染みこませないといけない」と話した。
2/17:絶好調!メンチが余裕14発!:メンチが16日、また爆発。金本と並んだランチ特打で快音連発だ。75スイング中、サク越え14本(安打性35本)を放った。
 日本投手対策は着々と進んでいるかと思えば「(DVDは)あまり見ないね。誰が誰かわからないし」と余裕タップリ。右翼でのシートノックも軽快にこなし、走塁練習中は、真弓監督から指導を受けるシーンもあった。「リードのこととかかな。寒いから上着のこととか。あんまり覚えてないよ」と上機嫌だった。
2/16:新井、宜野座で居残り16発:新井は15日、宜野座に残り調整。フリー打撃では77スイングで16本のサク越えを放った。「まあまあ、いい角度で上がっていましたね」。ティー打撃から強振し、マスコットバットを試用しながら左打ちをするなど体のバランスを整えた。また、金本と並んで三塁でノックを受け、その後はウエートトレで汗を流した。
2/16:藤本、2試合連続2安打アピール:藤本敦士内野手(31)が15日、ヤクルトとの練習試合(浦添)に「1番・三塁」で先発出場。11日の日本ハム戦(宜野座)に続き、2試合連続2安打でアピールした。
2/15:メンチ、初実戦でいきなり本塁打!:
メンチがヤクルトとの練習試合で本塁打を放った。この日が初実戦だった右打ちのメンチは、右腕橋本から左翼席にはじき返した。「ラッキーだったね。とにかく思い切り振ろうとしていた」と話した。
 いきなりの好結果に和田打撃コーチも「日本の野球に十分、対応できる印象を受けた」と評価した。ただ本人は至って冷静。日本球界に適応できそうかとの問いに「まだほかに10チームもある。今はまだ勉強する段階だ」と答えた。
2/15:小嶋、3回ゼロ封…中西コーチ高評価:思い切り左腕をしならせ、凡打の山を築いた。先発した小嶋が、高知打線を黙らせた。
 「投げていて悪い感じはなかったですね。自分でもスムーズに投げられている感覚がある」
 気温22度。沖縄に負けない暑さの中で、2007年のドラ1左腕が輝いた。中西投手コーチから「直球とカーブを中心に」という指示を受けた中で、3回をゼロ封。全30球のうち最速は130キロだったが、キレのあるボールでねじ伏せた。昨年11月に入籍した妻・直果さん(23)に「いい報告ができます」と笑顔を見せた。
2/15:浅井2戦連発!「アピールしなきゃ」:浅井が格の違いを見せつける一発を放った。練習試合に「5番・右翼」で出場すると、一回二死一、二塁から左翼へ先制の3ラン。12日の紅白戦でも左翼へ一発を放ち、2戦連発となったが「たまたまですよ。風も追い風でしたからね」と淡々と振り返った。
 順調な仕上がりを見せた背番号「8」は「沖縄に行けなかった悔しさがあるし、アピールしなきゃいけない立場ですからね」。しっかりと牙を研いで一軍を待ち受ける。
2/15:今岡、サク越え29本!ファンを魅了:今岡が豪快なアーチショーでファンを魅了した。約30分の特打で113スイングで3連発を含む29本のサク越え。スタンドからは拍手が送られた。
 練習後は額に汗を浮かべながら充実した表情で球場を後に。15日の練習試合・ヤクルト戦(浦添)については真弓監督が「ちょっと(右手中指のバネ)指がもうひとつみたい。DH(指名打者)で出ないなら、残った方がいい」と説明。宜野座に居残り打ち込むことになる。
2/15:林&桜井、右翼争い火花バチバチ!:右翼を争う2人がランチ特打で競演。林が14日、119スイングで8本のアーチを描けば桜井も87スイングで8発とほぼ互角の勝負を演じた。15日の練習試合・ヤクルト戦(浦添)もそろってスタメン出場する。
 「4番・左翼」の林は前回11日の日本ハム戦(宜野座)で4打数1安打に終わり「これからペースを上げていく」と巻き返しに闘志メラメラ。「6番・右翼」の桜井はダルビッシュから中前打を放ったが「まだまだこれからなんで」。第2ラウンドが見物だ。
2/13:掛布伝説再び!新井が悶絶133本ノック:新井貴浩(32)が第3クール最終日の12日、今キャンプ初の特守を敢行。ユニホームを泥だらけにし、64分間で133球を受けた。泥だらけになって猛ノックを受ける姿は、三塁手として30発を放ち、ミスタータイガースと呼ばれた掛布雅之氏(53)=評論家=を彷彿。コンバートされた三塁で、2年連続のゴールデングラブ賞も狙っていく。
2/13:キラリ!蕭、上々の実戦デビューや:D1位・蕭一傑投手(23)=奈良産大=が12日、二軍の紅白戦で実戦デビューした。紅組で先発し、2回を2安打1失点1奪三振。浅井良外野手(29)に左翼へ本塁打を浴びたが、上々のスタートを切った。白組の「2番・二塁」で出場したD3位・上本博紀内野手(22)=早大=は3打数2安打と存在感を見せた。
2/12:若虎打った!柴田&上本、連打デビュー:ルーキートリオが好発進や! 阪神の二軍紅白戦が11日、行われ、ドラフト2位・柴田講平外野手(22)=国際武道大、同3位・上本博紀内野手(22)=早大、育成ドラフト1位・野原裕也外野手(24)=BCリーグ富山=の3人が初実戦で“初安打”をマークした。2年目の高浜卓也内野手(19)も白組の「3番・左翼」で実戦デビュー。沖縄に負けじと、若虎がハツラツプレーをみせた。
2/12:虎白黒コンビ明暗…黒田4失点、白仁田無失点:阪神は11日、日本ハムとの練習試合(宜野座)に臨み、2−5で敗れた。
 “オセロコンビ”も明暗。同点の七回に5番手で登板した黒田が1回4安打4失点。MAX147キロは登板した7人で最速だったが久保コーチは「まだ野球ができていない」。一方、白仁田は八回を1安打無失点。15日のヤクルトとの練習試合(浦添)での先発登板の可能性が広がり、「カーブが特に悪かったけど課題が出たことは収穫だった。真っすぐはよかった」と手応えを口にしていた。
2/11:真弓監督の“初采配”は黒星も手応え:日本ハムとの練習試合は真弓監督の“初采配(さいはい)”だった。2−5の黒星にまずは「勝ちたかったね」と切り出した。
 ただ、エンドランや重盗など、機動力を生かすという真弓監督の目指す野球が随所に出た。「悔しいのは悔しいけど、いい練習ができてる」と敗戦にも手応えを口にした。(宜野座)
2/11:金本、135M弾含む19発!:40発へGO快発進! 金本知憲外野手(40)が10日、昨年11月の左ひざ手術後、初めて屋外でフリー打撃を敢行し、135メートルの特大弾を炸裂させた。甲子園と同じ右翼から左翼方向への“浜風”をモノともせず、69スイングで19発。そのパワーに、メジャー89発男のケビン・メンチ外野手(31)も驚愕。40代での40発超えへ、早くも視界良好や!
2/10:林、右翼争いの“トップ”を奪う:桜井広大外野手(25)が9日、11日の日本ハムとの練習試合(宜野座)を前に休日返上で宜野座ドームで汗を流した。
 林は桜井とは対照的に宿舎で静養し、10日からの第3クールに備えた。「体の張りが強くこなければ、できるかぎりやるつもり」と無休を予告していたが体調管理を優先させた。昨年痛めた左ひざも違和感なく順調。一昨年に手術した右肩にも不安はなく、特打をこなしている。右翼争いの現時点での番手はメンチ−林−桜井。何とか“トップ”を奪いたい。
2/9:最恐AM砲!新井&メンチ競弾48発:剛打競演、日本一打線復活や!ケビン・メンチ外野手(31)と新井貴浩内野手(32)が8日、ランチ特打で合わせてサク越え48発。新5&6番の驚弾ショーに、本塁打倍増どころか、あの1985年の200発打線再来の声まで。猛打爆発、真弓構想はや完成だ!!
2/9:崖っぷち!今岡、居残り特打で38発:今岡誠内野手(32)が8日、メーン球場で初の居残り特打を行い、約40分間、131スイングで38発のオーバーフェンス。ランチタイム特打の新井&メンチの数字を上回った。崖っぷちの背番号7が猛アピールだ。
2/7:能見が1軍合流 いきなり117球!:能見が久保田と入れ替わりで、この日から1軍キャンプに参加。いきなりブルペンで117球を投げ込み、状態の良さをうかがわせた。
 プロ5年目の左腕は「アピールになるのは試合で抑えること」と実戦を意識。久保投手コーチは「いいボールがきてる。どれだけ試合で力を出せるか見てあげたい」と評価した。
2/7:バット折った!白仁田、先発アピール:先発筆頭候補に名乗りを上げる−。売り出し中のプロ2年目白仁田寛和投手(23)が6日、今年初のフリー打撃に登板した。対戦した鳥谷敬内野手(27)のバットをへし折る好投をみせ、44球で安打性の当たりを4本に抑えた。久保田の離脱で空いた先発の座を一気につかみとる。
2/6:虎メンチ豪弾15発!真弓監督ダル撃ち指令:出たァ! M砲に突撃指令!! 阪神の新外国人のケビン・メンチ外野手(31)が5日、屋外で初のフリー打撃。55スイングで15発に、真弓明信監督(55)は2月11日の日本ハムとの練習試合(宜野座)でのスタメン起用を示唆。3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本のエースを務めるダルビッシュ有投手(22)とあえて対戦させ、“真弓テスト”を行う。
 ベールを脱いだ助っ人に真弓監督の心が躍った。やっぱりエエやん! だから、もっと本気にさせる−。嬉しい方針転換だ。沖縄の太陽を浴び、衝撃デビューを飾ったメンチに“指令”を出した。
2/6:新井、全体練習初合流サク越え7発:新井貴浩内野手(32)は5日、初めて全体練習に合流し、84スイングで7発。
 主役がメーングラウンドに帰ってきた。新井が溜まっていたウップンを吐き出すように、快音を連発。マシンを含めて84スイング。数字に大きな意味は持たないが、7発のサク越えにファンが大喜びした。
 「いいんじゃないかな。腰は全く問題ない」
 見守った和田打撃コーチは「室内では(打球を)飛ばそうと意識していたけれど、外では自分を見失わずに、下(半身)から作っていこうという意識が感じられ、頼もしかった」と安堵の表情を浮かべた。
 「やっぱり、外はいいですね」。シミジミと漏らした後に「去年みたいなことはないと思う」。8本塁打に終わった昨季からのリベンジ。金本との揃い踏みが待ち遠しい。
2/4:真弓監督、ファースト今岡に合格点!:今岡誠内野手(34)が3日、キャンプ初のシートノックで、一塁の守備へ。送球は軽目だったが、計14球のゴロを無難にさばいた。
 「(三塁と角度が違うのは)わかっていること。一塁がどうこうじゃないんで。監督から言われていることを、一生懸命するだけです」
 見守った真弓監督は、送球には「指の状態がもうひとつだから」と話したが、守備自体には「何とかいけそうだね」と合格点。久慈守備走塁コーチも「指は手術の影響が多少、残っているのかも。シートノックに入れたのも、それ(確認)があるから。でも普通にやれているよ」と話した。
 2006年に手術した右手中指のバネ指。不振の要因となった故障だが、本人は「(状態は)前から報告していることだから」とキッパリ。「打順とかポジションとか言う立場じゃない」と、強い決意をのぞかせた。
2/4:感覚取り戻す!上園、虎最多143球締め:上園啓史投手(24)が今キャンプ、チーム最多の143球を投げ込み、第1クールを締めくくった。
 「いい感じで投げられたので、フォームを体に覚えさせたかった。1年目のビデオを見ているので、なるべく近づけようと思っています」
 キャンプでは毎晩、宿舎のビデオ室にこもり、新人王を獲得した2007年の映像を再生。強い腕の振りで、体が捕手やホームベースに向かっていくような躍動感。8勝を挙げたあの感覚を取り戻す。その一心で95、80と重ねてきた球数は3日間で318球に達した。
2/4:手応えつかんだ!石川が好調宣言:石川が3日、3日目でようやく好調宣言。前日までは納得がいかなかったそうだが、ブルペンの93球に手応えを口にした。
 「肩の状態がいい。やっと(投球を)低めにおさえられるようになりました」。オフは下半身を中心に鍛えてきた。その分、自主トレ期間中のブルペン入りは、他の若手よりも遅かったが、「アセリはありません」とあくまでマイペースで2年目の飛躍を目指す。
2/3:ギア全開!蕭一傑がフォーク初披露:阪神のD1位・蕭一傑投手(23)=奈良産大=が2日、フォークを初披露。キャンプ初日の好発進から、ギアをまた上げた。
 「投げる形ができあがってからフォークを投げようと思っていた。ブルペンで投げたのは初めてです。これからしっかり磨いていって、三振をとれるようにしたい」
2/2:林33発&桜井、監督からアドバイス:1日、キャンプインした林がフリー打撃で74スイングで12発。さらに、桜井と並んでケージに入った特打では162スイングで33本のオーバーフェンス。午後5時に打撃練習が終わったが「気づいたら、もうこんな時間かと思いました」。一方、桜井は特打では147スイングで18本のサク越え。真弓監督からアドバイスを受け「ヘッドのかえりが早いと言われました。直して、ボールがバットに乗っている感覚が出て、いい感じでした」と語っていた。
2/1:41歳15勝する!!下柳、気合十分:下柳剛投手(40)が31日、沖縄・恩納村の宿舎で契約更改交渉を行い、現状維持の1億9000万円プラス出来高払いでサインした。今季が2年契約の2年目。右ひざ手術からの復活を期す左腕は、41歳以上では若林忠志投手(阪神)が1949年に達成して以来の15勝に「できない数字じゃない」と豪語。60年ぶりの大記録&V奪回を見据え、キャンプインだ!!
1/31:下柳が契約更改、1億9千万円でサイン:下柳剛投手は31日、沖縄県恩納村のキャンプ宿舎で契約更改交渉を行い、現状維持の1億9000万円プラス出来高払いでサインした。下柳は今季が2年契約の2年目。
 ことし5月で41歳になる下柳は、オフに右ひざの手術を受けたが「キャッチボールで自分の球が投げられているし、順調にきている」と話した。
 阪神では1949年に若林忠志が41歳で15勝をマークしている。「後ろがしっかりしているので、できない数字じゃない」と2005年以来の自己最多の15勝に自信をのぞかせた。
1/31:赤星、広角打法でのレベルアップ誓う:赤星が30日、合同トレに合流。フリー打撃では「最近は(屋外打撃練習を)やっていなかったから」と、打席の投手よりに立ちスピード感覚に慣れようと努めた。「その日によって、引っ張ったり、センターに打ったり、レフトに打ったりします」と広角打法でのレベルアップを誓っていた。
1/31:桜井、お目覚めダ〜ン11発:コーダイ、お目覚めアーチショー。桜井広大外野手(25)が沖縄自主トレ最終日の30日、フリー打撃で11本のサク越えをマーク。27日からの3日間はゼロだった男がトンネルを抜け出し、2月1日のキャンプインを迎える。
1/30:関本は順調な調整!ヒット性21本:関本が29日、宜野座自主トレに合流。フリー打撃では37スイングでサク越えはなかったものの、安打性の打球を21本放つなど順調な調整ぶりをうかがわせた。
 「暖かいところで打つのは初めて」というが、社会人・東芝で行った自主トレでは十分に打ち込んできた。実戦出場の時期についても「僕は最初からいく気持ちでいます」と2月11日の日本ハムとの練習試合(宜野座)を見据えてペースを上げていく。
1/29:林、連勝11発!右翼争い第2R:林威助(30)と桜井広大(25)の両外野手が28日、フリー打撃で2日連続の激突。サク越え数は「11−0」で林が“連勝”した。
 詰まった打球はラインドライブの軌道で失速することなく右翼席に届く。納得できるスイングではない。それでもオーバーフェンスを連発。林がすごさを見せつけた。
 「まだ完ぺきな振りではないですけどね。でも、思ったよりは振れていますね」
 40スイングで11発。ライナー性の打球を右翼席に飛ばし続けた。フリー打撃後も宜野座ドーム内でマシン相手に約50分間打ち込んだ。
 林の後に打撃ケージに入った桜井はミート中心の打撃。32スイングでサク越えゼロ。それでも21本が安打性だった。「まだ、これから段階を踏んでいきます」と手応えを感じ取っている。林と桜井。2人の火花が宜野座キャンプの名物となることは間違いない。
1/28:定位置争いにメラッ!メンチが来日:阪神の新外国人、メンチ外野手が28日、来日した。大阪空港で記者会見したメンチは「(具体的な)数字を言うのは好きではない。勝つことを楽しむ中に自分がいれば」と意欲を話した。
 米大リーグ通算702試合出場で、打率2割6分9厘、89本塁打。右の大砲として期待されるメンチも、まずは定位置争いに勝たなければいけないが「過去にやってきたように、グラウンドできっちりやっていく」と語った。阪神については「ファンがレッドソックスのようにすごく盛り上げてくれる」と好印象を口にした。
1/28:林、圧勝や12発!桜井0発:林、圧勝−。林威助外野手(30)が27日、沖縄・宜野座で始まった合同自主トレのフリー打撃で驚弾を連発した。桜井広大外野手(25)との右翼戦争の第1ラウンドに圧勝するとともに、虎のクリーンアップ奪取へ猛烈デモ。南国・沖縄で熱い戦いの火ぶたが切って落とされた。
1/27:藤川、ロス自主トレ打ち上げ:藤川球児投手(28)が26日、米ロサンゼルスでの自主トレを打ち上げたと自身のホームページで伝えた。昨年12月から約1カ月間、WBCの公式球を使って調整を続けていた。
1/26:阪神若手が合同自主トレで沖縄入り:岩田ら若手選手が26日、合同自主トレのため1軍キャンプ地の沖縄に移動、そのまま2月1日にキャンプインする。真弓監督ら首脳陣、金本らベテラン組は後日、沖縄入りする。
1/26:矢野、手術を受けた右ひじも順調:矢野が25日、手術を受けた右ひじについて、順調な経過を見せた。甲子園の新室内練習場で権田トレーナーを相手に25メートルの距離でキャッチボールを行い、投げる強さも徐々に強めた。また、ティー打撃も行うなど精力的にメニューを消化。キャンプインからは、様子を見ながらになるが全体メニューとは別調整になりそうだ。
1/24:オバマ始球式!来春にも米国でTG開幕戦:虎、米開幕戦にオバマ始球式−。加藤良三日本プロ野球コミッショナー(67)とバド・セリグ米大リーグコミッショナー(74)の日米頂上会談が、3月に米国で行われることが23日、明らかになった。念願のTG米国開幕戦が協議され、バラク・オバマ米新大統領(47)始球式プランも浮上。
 「前駐米大使で米国の政界にも顔が利く加藤コミッショナーですから。米国での開幕戦が実現となれば、オバマ大統領にも(始球式を)お願いする可能性は出てくるでしょう」とある球界幹部が明かした。米国で初開催を目指す阪神と巨人の開幕戦。永遠のライバルである巨人に、野球の本場・米国で激突。金本が、新井が、赤星が打って走り、球児が抑える。躍動する『猛虎インUSA』。これだけでもすごいことなのに、米大統領が始球式を務める−。何とも壮大なプランが浮上した。
1/22:安藤、変幻自在フォーム目指す:鳴尾浜でダッシュを終えた安藤が21日、「とっておきの秘密兵器だからね」と、フォームのパターンを増やし、打者のタイミングを狂わせる作戦を明かした。
 「でも、フォームがどっちつかずになるリスクがある。まず幹となるフォームをしっかりしないといけない」と、キャンプでは基本的な投げ込みを行う。
1/22:甲子園に国内最大「歴史館」設立:聖地が“ボールパーク”に!! 阪神電鉄は21日、大阪市内のホテルで、甲子園球場内に、阪神、高校野球、球場の歩みを振り返る甲子園歴史館(仮称)を設立すると発表した。従来の史料館(260平方メートル)を大きく上回る約1900平方メートルの面積は、東京ドームの野球体育博物館(1700平方メートル)をしのぐ、国内最大級の規模。来年3月中旬に開館予定で、入場料は500円だ。
1/21:蕭、度胸満点初ブルペンで魔球!:首脳陣もビックリ!! 阪神の新人合同自主トレ第3クールが20日、鳴尾浜でスタートした。D1位・蕭一傑投手(23)=奈良産大=は初のブルペン投球で新球を披露。本人はツーシームと力説したが受けた捕手はカットボール…。緊張感が漂う初陣ピッチで、度胸の良さを示した。緊張感のかけらもない。報道陣に加え、首脳陣が見守る中、蕭一傑が少しだけベールを脱いだ。ただ投げるだけではない。ナント新球も披露。肝っ玉が座った投球を見せた。
1/20:安藤、2年連続開幕投手へ意欲:安藤が20日、甲子園球場横の室内練習場で自主トレーニングを公開した。昨季は初めて開幕戦で投げ、自己最多の13勝。「非常に順調だと思う。ライバルはたくさんいるが、まずは開幕を目指して頑張っていきたい」と2年連続開幕投手へ意欲を見せた。
 この日はキャッチボールなどで汗をかき「いかに切れ良く投げるかをテーマに、キャンプで投げ込みたい」と話した。
1/17:金本、3・15にも実戦復帰:左ひざ手術から復活を目指す金本知憲外野手(40)が早ければ3月15日の巨人とのオープン戦(スカイM)で実戦復帰する可能性が16日、浮上した。
 甲子園クラブハウスを訪れた岡義朗野手チーフコーチ(55)は金本の状態を「非常に順調」と判断。話し合いの中では「その頃には出られるでしょう」という発言もあったことを披露した。「その頃」が指すのは、広島市民球場のラストゲームとなる3月22日の一戦。だが前日15日には屋外ダッシュも披露しており、1週間程度前倒しすることは十分に考えられる。
 岡コーチは「金本クラスにこちらから、いつ出ろ、という要請は一切しない。開幕から逆算で、本人が決めてくるはず」と全幅の信頼を寄せていた。
1/16:阪神、春季キャンプ日程発表:阪神は春季キャンプの日程を発表した。一軍は沖縄・宜野座、二軍は高知・安芸でともに2月1日スタート。一軍は17日に一次キャンプを打ち上げて、18日に安芸へ移動。19日から一、二軍が合流し、二次キャンプが始まる。二軍は22日にひと足早く帰阪。一軍は3月3日に打ち上げ。休日は2月4、9、13、18、23、27日。練習試合は11日に日本ハム戦(宜野座)、15日にヤクルト戦(浦添)を予定している。
1/16:浅井、外野のレギュラー獲りに意欲:今回で桧山と6回目の自主トレを行っている浅井は、外野のレギュラー獲りに意欲。「秋季キャンプから外野でやってきた。守備、足、肩と、そういうの重視すると監督が言われているんで、チャンスがあると思っています」。外野に転向した昨季はチーム事情で捕手の用意もしてきたが、今季は外野一本だ。強肩俊足は魅力で、右翼争いのダークホース的存在になりそうだ。
1/15:金本は順調な回復ぶり「見ての通り」:昨年11月に内視鏡による左ひざ手術を受けた金本が15日、鳴尾浜球場で術後初となる屋外での本格的なトレーニングを行い、順調な回復ぶりをうかがわせた。
 6割程度の力でのダッシュや遠投も含めたキャッチボールなどで体を動かした。左ひざの手術は昨オフに続き2年連続だったが、石原チーフトレーナー補佐は「去年よりペースは速いし、感じもいい。見ての通り順調ですよ」と話した。
1/13:総合力を磨け!!虎将が林&桜井の尻叩く:過酷バトル、開戦や!!真弓明信監督(55)が12日、尼崎市の朝日オートセンターで開かれた「開場31周年記念チャリティーオークション」に出席。林威助外野手(29)、桜井広大外野手(25)らの目の前で右翼対決のゴングを鳴らした。春季キャンプでは同組で競わせ、総合力で“真弓試験官”が判定を下す。
1/13:下柳を見習え!矢野が若虎投手陣にゲキ!: 矢野輝弘捕手(40)が12日、尼崎市内の『チャリティーオークション』に参加。虎投に下柳剛投手(40)をお手本とすることを厳命した。また、江草仁貴投手(28)は、三重・津市内の『みどりクリニック』で行っている自主トレの成果を明かし、目標のMAX150キロに手応えを口にした。
1/13:奮起誓う福原、ブルペン一番乗り!: 福原が12日、鳴尾浜のブルペンに1番乗りした。13日から、沖縄で一緒に自主トレを行う狩野と「寒いから中で」とブルペンに入り、キャッチボール。そのままペースを上げ、立ち投げで約20球を投げた。
1/9:矢野、目標は「42歳・古田」超え:矢野輝弘捕手(40)が8日、当面の現役目標を古田敦也氏(元ヤクルト)超えの「43歳」に設定した。右ひじ手術の経過も順調な現役最年長捕手が、同僚・下柳と組む史上初の不惑バッテリーで、さらなる年長記録更新を狙う。
 “長寿”の秘訣は達成可能な目標設定にあり。不惑に到達した矢野が、新たな数字を口にした。
 「まずは古田さんを超える43歳まで。一緒にプレーしたから印象もあるし、目標にさせてもらった人だから」
1/8:鉄人・金本の動体視力アップへゴーグル装着!: 金本、新井両選手が8日、京都市の京都府立医大で動体視力アップのための“新製品”を試した。
金本選手のアンチエージングに協力する吉川敏一教授が開発に携わった試作品で、ゴーグル型機器を装着し、指令に合わせて手元のボタンで反応するというもの。完成品は今月末にも同選手の元に届くという。吉川教授は、2月のキャンプ中にも視力を計測し「どれぐらい効果があるかを比較しようと思う」と期待を寄せた。4月に41歳になる鉄人。新しいシーズンへ、早くも視界良好−。
1/7:金村暁、下柳と奄美大島で充実トレ:5日から下柳と奄美大島で合同自主トレを続ける金村暁が6日、サーキット・トレやピラティスで汗を流した。約50メートルの間隔を置いてのキャッチボールなど精力的に身体を動かし、「今オフは休んだ期間も少しだったし、順調に来ています」と充実した表情。今月20日にはキャンプを打ち上げ、奄美大島を離れるが、それまでじっくりと鍛え上げる。
1/6:「新甲子園全勝や」虎将、アメとムチ作戦:聖地では負けん! 真弓明信監督(55)が
5日、西宮市内の球団事務所で年賀式に出席し、「全部勝つつもり」と3月にリニューアルオープンする新甲子園での全勝を力強く誓った。南信男球団社長(54)も“アメとムチ”の査定で全面バックアップの構え。V奪回へチーム一丸。新球場で、無敵の猛虎が暴れまくる!
1/5:阪神が仕事始め!真弓監督が抱負述べる:阪神は5日、兵庫県西宮市の球団事務所で年賀式を行い、真弓監督は職員らを前に「去年やり残した優勝はもちろん、ビールかけを3回も4回もできるシーズンにしたい」と抱負を述べた。
改修中の甲子園球場は工事が3月に終了する。南球団社長は「甲子園をリニューアルした。(最初の)ゲームはいい試合をして勝ってほしい」とエールを送った。
1/1:金本&新井、元日からアベック始動:金本と新井は昨年と同じく、1日、広島市内のジム「アスリート」で始動する。不動の4番は昨年11月に手術を受けた左ひざを考慮し、高負荷をかける下半身のトレーニングは慎重に行っている。一方で、上半身の仕上がりは順調。また新井も腰のリハビリを続けながら筋力トレに励んでいる。真弓監督の構想で5番を打つことを伝え聞き、「そろそろ僕が金本さんを助けてもいいでしょう」。アニキは「口ばっかり。期待してません」と愛情たっぷりの? ゲキで応えた。昨季とは打順は違うが“兄弟コンビ”から目が離せない。

2009年度オープン戦結果
2/28(土)● 阪神3−5オリックス 安芸
3/01(日)○オリックス1−4阪神 高知市営
3/06(金)●オリックス4x−3阪神 京セラD
3/07(土)△阪神4−4千葉ロッテ スカイマーク
3/08(日)○ 阪神5−0東京ヤクルト 倉敷
3/10(火)○阪神3−2北海道日本ハム スカイマーク
3/11(水)○阪神5−3東北楽天 スカイマーク
3/13(金)−阪神(降雨で中止)埼玉西武 皇子山
3/14(土)●阪神3−7埼玉西武 スカイマーク

3/15(日)●阪神1−2読売 スカイマーク
3/20(金)● 阪神2−9広島東洋 高松
3/21(土)●広島東洋2−1阪神 倉敷
3/22(日)△広島東洋3−3阪神 ※広島
3/24(火)●福岡ソフトバンク4−1阪神 ヤフーD
3/25(水)●福岡ソフトバンク5−3阪神 ヤフーD
3/26(木)●福岡ソフトバンク2x−1阪神 ヤフーD
3/28(土)●オリックス4−3阪神 京セラD
3/29(日)○阪神2−1オリックス 京セラD
back-number
(09/1/1〜09/3/23)
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