若虎優勝!逆転で決めた!
岡田阪神が2年連続11度目のウエスタン・リーグ
制覇を決めた。マジック「1」としていた阪神2軍は
15日、サーパス神戸(GS神戸)に9−4と逆転勝
ちして優勝を手にした。
10月12日のファーム日本選手権(松山・坊ちゃん
スタジアム)では、イースタン・リーグ優勝チーム
と対戦する。
若虎たちの意地だった。Vを目前にして3連敗と
足踏み中の阪神は、この日も喜田の2試合連続
本塁打で先制しながら、先発の面出が4回途中
4失点で降板する苦しい展開となった。しかし、
ここからリリーフ陣が踏ん張り、打線の爆発を呼
んだ。山岡―原田―部坂とつないでサーパスに
追加点を許さず、8回イッキ5点の逆転劇。その
裏は安藤、9回には福原をつぎ込む万全のリレ
ーで逃げ切り、2年連続のウエスタンVを決めた。
「通過点」でもうれしい
2連覇を決めた岡田2軍監督は「(2軍は)通過
点だが、興は喜びたい」と表情を和ませた。
1軍に故障者が続出し、戦力として疑問符がつく
選手を送らねばならず、思い通りの育成はできな
かった。そんなチーム事情の中、この日は8回に
一挙5点を挙げ、逆転。ひ弱な打線に泣く1軍と
対照的な攻撃で優勝を手繰り寄せた。
「ファームの日本選手権も勝ちたい。勝つことで
全体がレベルアップできるからね」と
岡田監督は今後の抱負を話した。
|
V決定時の
先発メンバー |
中 |
狩野 |
一 |
カツノリ |
右 |
桜井 |
左 |
喜田 |
遊 |
梶原康 |
捕 |
吉本 |
二 |
藤原 |
投 |
面出 |
三 |
斎藤 |
V決定時の試合
サーパス17(神戸)9/15
神11勝5敗1分
今季49勝32敗5分 |
阪神 020 000 052|9
サパ 003 100 000|4
勝・部坂 4勝3敗(32試合)
敗・小林 3勝6敗(14試合) |
<打者>
打安点
C 藤 原 532
D 狩 野 511
E 斉 藤 610
H 喜 田 323
B カツノリ520
F 桜 井 520
D 梶原康 510
A 吉 本 322
DH新 井 200
HD根 本 100
HD 東 000
<投手>
回 打安責
面 出 3 2/3 1654
山 岡 2 1/3 810
原 田 1/3 100
部 坂 2/3 200
安 藤 1 310
福 原 1 410
|
|
ウエスタン・リーグ
の優勝チーム |
年度 |
Vチーム |
阪神 |
55 |
阪神 |
− |
56 |
中日 |
A |
57 |
阪急 |
D |
58 |
中日 |
D |
59 |
阪神 |
− |
60 |
広島 |
B |
61 |
阪神 |
− |
62 |
南海 |
B |
63 |
阪神 |
− |
64 |
阪神 |
− |
65 |
阪急 |
C |
66 |
阪急 |
D |
67 |
広島 |
B |
68 |
広島 |
B |
69 |
中日 |
A |
70 |
広島 |
E |
71 |
中日 |
E |
72 |
阪神 |
− |
73 |
近鉄 |
F |
74 |
中日 |
E |
75 |
南海 |
E |
76 |
広島 |
E |
77 |
阪急 |
D |
78 |
阪急 |
F |
79 |
近鉄 |
B |
80 |
南海 |
E |
81 |
南海 |
E |
82 |
広島 |
E |
83 |
中日 |
D |
84 |
南海 |
B |
85 |
広島 |
B |
86 |
阪神 |
− |
87 |
中日 |
A |
88 |
中日 |
C |
89 |
オリックス |
E |
90 |
中日 |
B |
91 |
広島 |
B |
92 |
中日 |
C |
93 |
中日 |
B |
94 |
オリックス |
D |
95 |
近鉄 |
B |
96 |
近鉄 |
E |
97 |
オリックス |
D |
98 |
阪神 |
− |
99 |
阪神 |
− |
00 |
中日 |
A |
01 |
阪神 |
− |
02 |
阪神 |
− |
|