10/1:虎一筋18年!福原、剛球3球G斬り:巨人25回戦で今季限りでの引退を表明していた福原忍投手(39)が八回に現役最終登板した。常にこだわった直球で左飛に打ち取った。後を受けて登場し、4年連続50試合登板を達成した安藤優也投手(38)は15年間、チームメートだった1歳上の先輩へ、惜別のメッセージを贈った。 10/1:北條、今季ラスト打席で新庄に並んだ!高卒4年目で105安打:巨人25回戦で北條は聖域だった遊撃から、鳥谷を追い出した。金本監督の決断に異議を唱える人は、もう少ないだろう。それほどの結果を出した。シーズン最後の5打席が象徴だ。若虎の成長力を北條が証明した。試合前の打率は・267だったが、七回無死一塁での左翼線二塁打で打率・271に上昇し、八回には左前打を放ち8月13日の中日戦以来、今季7度目の猛打賞。今季通算安打を「105」まで伸ばし、フィニッシュした。高卒4年目。ドラフト制以降の阪神高卒野手では、1993年の新庄剛志に追いついた。 10/1:かつてのドラ1クラスが…筒井ら9人が戦力外に:阪神は筒井和也投手(34)、小嶋達也投手(30)、坂克彦内野手(31)、柴田講平外野手(30)、鶴直人投手(29)、二神一人投手(29)、岩本輝投手(23)、一二三慎太外野手(24)、佐村トラヴィス幹久投手(22)と、来季の契約を結ばないことを発表した。2004年自由枠の筒井は、大型左腕として期待がかけられていたが伸び悩み、今季は1軍1試合で防御率9・00。06年高校D1位の鶴も通算9勝。10年D1位の二神は未勝利だった。筒井、坂、柴田、一二三、岩本は現役続行の意向を表明している。今秋のトライアウトは11月12日に甲子園で行われる。 9/30:高山、球団新人記録の136安打:巨人24回戦で高山俊外野手(23)が九回、巨人守護神の沢村から投手強襲の内野安打を放ち、1998年の坪井智哉(現DeNA打撃コーチ)の135安打を更新。球団新人の最多安打記録を136安打とした。チームも高山の安打を足がかりにサヨナラ勝ちを収めた。 9/29:鶴岡捕手が引退会見:鶴岡一成捕手(39)が西宮市内の球団事務所で会見を行い、今季限りでの引退を発表した。「ほっとしている部分と、やっぱり野球が大好きだなという気持ちです」と、晴れやかな表情で心境を語った。鶴岡は2014年からDeNAにFA移籍した久保の人的補償として阪神入団した。 9/28:球団選定のファームMVP、秋山と陽川が受賞:鳴尾浜でオリックスと行われたファーム練習試合の前に球団選定による「ファーム年間最優秀選手賞」の授与が行われ、秋山と陽川が受賞した。7年目の秋山はウエスタン・リーグで今季9勝をあげ最多勝。3年目の陽川は本塁打(14)と打点(62)の2冠王に輝いた。 9/27:歴史的ルーキー高山、虎新人最多135安打で逆転火つけ:ヤクルト25回戦で高山俊外野手(23)が七回に一時同点とする中前適時打を放ち、今季135安打に到達。坪井智哉(現DeNA打撃コーチ)の球団新人最多安打記録に並んだ。新人が4人もスタメンに名を連ねた超変革打線で若虎が躍動し、チームは今季初の5連勝。4位に浮上したで。 9/25:高山、134安打で坪井に王手:中日25回戦で高山のたたきつけた打球が中日・小笠原の右すねを直撃した。白球が三塁方向に転がる間に、全力で一塁を駆け抜けた。虎史上最高のルーキーへ、高山が“王手”をかけた。これで今季134安打とした。1998年に坪井智哉がマークした虎の新人最多135安打に、あと1本で並ぶ。また、猛打賞はここまで13度記録。58年に長嶋茂雄(巨人)が残したプロ野球記録の14度に、あと1度。ともに、到達目前だ。 9/19:高山、ミスターの新人記録に肉薄…13度目3安打で勝利に貢献:巨人23回戦で高山が3安打を放って勝利に貢献した。1試合3安打以上をマークするのは13度目。新人記録である1958年の長嶋茂雄(巨人)の14度にあと1と迫り「頭には入っているけど、1本目(の安打)がないと届かない。まずは1試合1本ずつ打てることが大事」と冷静に見据えた。 9/17:高山、新人128安打で“理想の1番像”赤星に並んだ!:DeNA25回戦で2点を追う七回二死一、二塁。高山はしぶとく一、二塁間を抜いた。阪神の新人安打数で2位タイとなる一打は、追撃のタイムリー。虎党に希望を示したが、チームは無念の終戦。これで今季128安打とし、2001年の赤星憲広に並んだ。「1番・左翼」で開幕を迎えた今季。理想の1番像を問われ「足が速くて出塁率が高い」と赤星のスタイルを挙げていた。今は3番を任されているが、偉大な先輩に肩を並べた。 9/15:高山が初左腕から弾!セ新人原超え127安打&打点大台「60」:DeNA23回戦で高山が一時逆転の6号2ラン。本拠地の広さと左投手への対応に“一発回答”した。これで60打点とし、新人の左打者では1984年の小早川毅彦(広島)の59打点を抜き、98年の高橋由伸(巨人)の75打点に次ぐ史上2位。新人の127安打は、並んでいた81年の原辰徳(巨人)を上回り、単独9位。 9/8:鳥谷、通算安打数で吉田義男に並ぶ球団歴代2位に:巨人22回戦で鳥谷が二回、中前打を放って、通算安打数を球団歴代2位タイの1864まで伸ばして名遊撃手の吉田義男に並んだ。 9/7:高山、田淵超え57打点&徳網に並ぶ:巨人21回戦で高山がチャンスに打点をたたき出したが勝利に手が届かない。もどかしさをグッとのみ込んで前を向いた。12球団トップの数字を誇る得点圏打率は・402(92打数37安打)とさらに上昇。一、八回は四球を選んで好機を作り、2安打1打点の奮闘。指揮官の思いに応えてみせた。今季122安打とし、新人王が制定された1950年以降で50年の徳網茂に並ぶ、球団3位タイに浮上。さらに57打点は、69年の田淵幸一を抜いて球団新人単独2位。またひとつ“階段”をのぼった。 8/30:原口が10号、虎生え抜き捕手では85年木戸以来の大台:中日22回戦で原口が二回、10号左越えソロを放った。今季、プロ7年目で1軍初出場を果たし、出場90試合で2桁本塁打に到達。23日のDeNA戦(横浜)で2安打を放って以来、6戦20打席ぶりの安打は真っ黄色の左翼席中段に飛び込んだ。28戦ぶりとなる目覚めの一発で10号に乗せ、阪神の捕手の2桁本塁打は10年の城島以来となった。球団の生え抜き捕手では1985年の木戸克彦(13本)以来、31年ぶりの2桁弾とした。 8/30:高山が規定打席到達!虎新人クリアは01年赤星以来:中日22回戦で高山が五回一死、バルデスの117キロスライダーを一閃。打球は中堅フェンスの最上部を直撃し、あと少しで本塁打という二塁打となった。この3打席目が今季443打席目。シーズンの規定打席に到達。阪神の新人野手の規定打席クリアは、2001年の赤星憲広以来、15年ぶり10人目となった。 8/28:球児、喜べぬ600試合登板:藤川球児がプロ野球通算600試合を達成。史上39人目で、最多登板は米田哲也(元近鉄など)の949試合。ちなみに現役最多は岩瀬仁紀(中日)の900試合で、その他には五十嵐亮太(ソフトバンク)が700試合、山口鉄也(巨人)が611試合登板している。ちなみに藤川の記録は日本だけのもので、メジャーでは29試合に登板している 8/25:メッセ、猛打ショー&11勝目:DeNA19回戦でメッセンジャーが、球団の投手では10年ぶりの猛打賞。二死からのチャンスメークが2度、先頭での二塁打が1度。“M砲”の快音がいずれも得点に絡み、大量点を呼び込んだ。マルチ安打は今季2度目だったが六回にはオマケの左中間二塁打。自身来日初の3安打猛打賞は、虎の投手では2006年8月19日のヤクルト戦(神宮)で福原が記録して以来。虎の助っ人投手では02年のムーア以来の打ちっぷりだった。投げては6回6安打1失点で、ハーラートップに1差と迫る11勝目(8敗)だ。 8/24:高山、虎ルーキー新記録12度目猛打賞&今季110安打で球団新人単独5位:DeNA18回戦で高山俊外野手(23)が三回の腕をたたむ技アリの先制打を含む3二塁打で今季12度目の猛打賞。球団新人記録を更新した。また今季110安打とし、1980年の岡田彰布の109安打を超え、球団新人単独5位に浮上した。新人猛打賞ではプロ野球記録の58年長嶋茂雄(巨人)の14回も見えてきた。 8/20:高山、今季104安打目で先輩・高田に並ん打:巨人18回戦で高山は4打数1安打で104安打とし、明大の大先輩・高田繁(巨人、現DeNAゼネラルマネジャー)の新人年の数字に並んだが、悔いばかりが残った。一回、先頭の北條が左翼線二塁打。大和の一ゴロで一死三塁となり、2試合ぶりに3番起用された高山が打席に入った。だが、前進守備の網にかかり二ゴロ。続く福留も中飛に倒れ、いきなりのチャンスは無得点に終わった。直後の守備でチームは2点を失い、試合が決まった。前日19日の同カードでも、3点を追う四回無死満塁で遊ゴロ併殺に終わり、あと1本が出なかった。3番は今季5度目の抜てきだったが、打率・118(17打数2安打)と元気がない。将来、虎の中軸を打つべき男。この試合前まで得点圏打率・382と新人らしからぬ勝負強さで虎を救ってきたが、正念場も乗り越えなくてはならない。 8/14:高山、赤星以来の虎新人100安打超え:中日21回戦でドラフト1位・高山俊外野手(23)=明大=が四回に球団史上6人目の新人100安打に到達した。高山はチームトップとなる今季10度目の猛打賞。阪神の新人最多は1998年坪井智哉の11度。2リーグ分立後、プロ野球記録は1958年長嶋茂雄(巨人)の14度。2リーグ分立後、虎新人の100安打以上は2001年の赤星憲広(128安打)以来、6人目。 8/13:高山、セ首位の得点圏打率・389:中日20回戦で高山が殊勲のダメ押し打。八回二死三塁で低めのチェンジアップに食らいつき、しぶとく中前へ運んだ。得点圏打率・389は筒香(DeNA)をかわしてセ首位。勝負強い打撃で、チームに貢献した。 8/12:メッセ、バッキーに並んだ5度目10勝中日でメッセンジャーは2年ぶりの完封勝利は逃しても、同じく2年ぶり2桁星をつかみとった。七回まで内野安打2本のみ。二塁すら踏ませない圧巻の内容だったが、九回につかまり救援を仰いだ。待望の10勝目(7敗)で、来日7年目で5度目の2桁勝利だ。バッキーに並び、また虎の歴史に名を刻んだ。8三振を加えて今季140奪三振とし、菅野(巨人)を抜いてリーグトップに立った。 8/7:福留、球団タイの1試合5四球:ヤクルト19回戦で福留は球団タイ記録の1試合5四球と勝負してもらえず。「無理に打ってアプローチを崩すことはない。自分が四球を取ってつなぐことがチームのためだと思う」。自身も含めてあと1本が足りなかった打線を「よくはなっているけど、最後に勝ち越さないと。投手に申し訳ない」と嘆いた。1打数無安打で、先発出場試合の連続試合安打も「13」でストップ。 8/6:虎、山中に3戦2敗…得意のゴメスまで4タコ:ヤクルト18回戦で阪神打線の飛球がポンポンと神宮の夜空に打ち上がり、あっという間に攻撃終了。わずか104球で燕のサブマリン・山中に完投を許してしまった。5日に4安打と大暴れしたゴメスも山中の前に4タコ。面白いようにフライを打たされた。 7/31:虎新助っ投・サターホワイトが0封デビュー!:大入りの甲子園のマウンドで、ついに新助っ投がお披露目された。中日18回戦でサターホワイト(エンゼルス3A)が1軍初昇格し、九回に即登板。1回を無失点の好スタートだ。 7/30:福留のサイクル安打、虎では03年・桧山以来!:中日17回戦で福留孝介外野手(39)が中日時代の2003年以来、自身2度目のサイクル安打を達成した。サイクル安打は中日・大島洋平に次ぐ今季2人目で、プロ野球史上69度目(64人)。セ・リーグでは35度目(32人)。阪神では2003年の桧山進次郎以来13年ぶり5人目(6度目)。39歳3カ月での達成は1983年の広島・山本浩二の36歳6カ月を抜く最年長となった。福留は中日時代の03年に次ぐ13年ぶり2度目の達成。通算2度以上記録したのは、藤村富美男(阪神、48、50年)、松永浩美(オリックス、82、91年=82年は前身の阪急)、R・ローズ(横浜、95、97、99年)に次ぐ4人目で、2球団で記録したのは初めて。同一シーズンに2人以上が達成したのは04年の西武・細川亨と中日・アレックス以来12年ぶり18度目。 7/29:藤浪、自己最多13奪三振 虎2人目の1イニング4K:中日16回戦で藤浪晋太郎投手(22)は捕手を昨季相性のよかった鶴岡に代えてもらい、自己最多タイの13三振を奪いながらも敗戦投手。藤浪の今季捕手別成績は梅野が9試合で3勝3敗、防御率3・30。原口が6試合で1勝2敗、防3・20。岡崎は1試合で0勝1敗、防6・75。鶴岡は1試合で0勝1敗、防3・86。昨季は鶴岡と最も多くバッテリーを組み、21試合で13勝3敗、防御率2・16。そのほかは梅野と6試合で1勝4敗、防3・32。藤井と1試合で勝敗無しの防御率2・57。藤浪の13奪三振は、今月8日の広島戦(甲子園)と並ぶ自己最多。このときも8回8失点で敗戦投手だった。藤浪は七回に1イニング4奪三振。この日、DeNA・石田も達成しており、プロ野球19、20人目。チームでは2004年8月1日の巨人戦での金澤以来2人目。 7/27:阪神、球団新記録の10打数連続安打!2年ぶりの1イニング9得点:ヤクルト15回戦で阪神は四回、球団新記録となる1イニング10打数連続安打の猛攻で一挙に9得点。原口文仁捕手(24)が3ラン&2点打の1イニング5打点で、金本監督の球団記録に並んだ。阪神が四回、球団新記録の10打数連続安打。36年4月30日の名古屋戦(甲子園)の一回に3四球を挟み記録しているが、72年以前の規則では四球で記録が途切れるため、このときは参考記録。プロ野球記録は、ヤクルトが2009年6月14日のオリックス戦の五回に記録した11打数連続安打。阪神の1イニング9得点は、14年6月8日のソフトバンク戦の一回以来2年ぶり。球団記録は69年5月27日のアトムズ戦(神宮)で記録した六回の13得点でセ・リーグタイ記録。 7/27:原口が1イニング5打点は球団タイ記録:ヤクルト15回戦で原口が1イニング5打点。球団では2003年5月31日の巨人戦(東京D)の九回に記録した金本知憲以来、2人目。プロ野球記録は1951年飯島滋弥(大映)、93年池山隆寛(ヤクルト)の7打点。 7/26:球児、日米通算1000K!史上最速&奪三振率No・1:ヤクルト14回戦で火の玉がうなる。黄色いスタンドが揺れる。シビれる場面も、球児らしく直球だった。史上最少イニング数で1000Kを奪った。ゴメスのミスもあり、八回二死一、二塁とされたが、バレンティンから1001個目を奪い、切り抜けた。3−3の八回に2番手として登板。一死一塁で、大引を146キロの高め直球で三振に仕留め、日米通算1000奪三振とした。ピンチは背負ったが8試合連続無失点だ。祝福ムードに包まれ、聖地の雰囲気が一変した。直後にゴメスの決勝2ランが出て、球児が4勝目(5敗、9ホールド、2セーブ)をつかんだ。 7/26:阪神、甲子園で7月初勝利!:ヤクルト14回戦で阪神が逆転勝ちで、甲子園での連敗を7でストップした。先発の岩貞祐太投手(24)が一回に山田の30号3ランで先制されるも、四回に4連打などで同点。3−3のまま迎えた八回は、マウロ・ゴメス内野手(31)に15号2ランが飛び出し、逃げ切った。ゴメスは甲子園では5月18日以来の一発に「甲子園が広くて入るかどうか分からなかった」と話したが、久しぶりのダイヤモンド一周に「しばらく出てなかったので、気持ち良かった」と振り返った。 7/24:球団史上初!阪神・島本、1球プロ初星:広島18回戦で島本が、たった1球でチームの雰囲気をガラリと変えた。4−5の五回二死一、二塁で、2番手・島本が登板。丸を1球目のシュートで、一ゴロに仕留めてみせた。直後の六回に7−5と逆転。マテオ、藤川、ドリスの必勝リレーでリードを守り抜いて、白星が転がり込んできた。1球での勝利は球団では4人目だが、プロ初勝利となれば球団初だ。プロ6年目、通算26試合目での初勝利。 7/24:鳥谷、連続フル出場ストップも連続試合出場は継続:鳥谷敬内野手は、広島18回戦で先発メンバーから外れ、2012年の開幕戦だった3月30日のDeNA戦から続けていた連続試合全イニング出場が667試合で途切れた。六回には代打で出場し、遊撃の守備にも就いた。歴代3位の連続試合出場は継続で、1702試合に伸びた。連続試合全イニング出場のプロ野球記録は金本知憲(阪神)の1492試合。現役最長だった鳥谷は歴代4位の記録で、3位の衣笠祥雄(広島)の678試合にあと11と迫っていた。 7/23:虎、28年ぶりコイ戦9連敗…広島17回戦で阪神は黒田の日米通算200勝を阻止できず、完封負けで後半戦5連敗。無抵抗で敗れ、借金が今季ワーストを更新する「15」まで膨らんだ金本知憲監督(48)は「こういう展開でも食らいついていく姿勢が出てこないようだったら、何十年やってもこのチームは変わらない」と激怒。首位とは18・5ゲーム、3位まで7ゲーム差に開いた。虎が見事なまでに黒田200勝の“引き立て役”を演じ切った。皮肉ではない。それが事実だ。広島には1988年の10連敗以来、28年ぶりの9連敗で、首位独走をアシスト。 7/20:阪神、甲子園の巨人戦勝ちなし6連敗…聖地で元気なく7連敗:巨人16回戦で阪神は、巨人との同一カード3連戦3連敗。これで今季の甲子園での巨人戦は1分けを挟む6連敗となりいまだ勝利なし。球宴前から甲子園球場で7連敗となった。 7/12:長野不敗神話生きていた!阪神、今季12度目の逆転勝ち:ヤクルト12回戦で阪神は0−1の八回一死一、二塁で代打の原口文仁捕手(24)が中前に執念の同点打。24イニングぶりの得点から一気に逆転し、連敗を3で止めた。阪神は6月17日のソフトバンク戦(甲子園)以来の今季12度目の逆転勝利。昨季は18度あった。1イニング3得点以上を奪って勝ったのは6月1日の楽天戦(コボスタ)以来、31試合ぶり。阪神は長野で通算3勝1分けと4戦不敗。 7/7:虎、今季2度目1安打完封勝ち!巨人戦では小林繁以来37年ぶり:巨人13回戦で阪神・青柳が新人で巨人戦初登板初勝利をあげた。1965年のドラフト制導入後では、67年の江夏豊、94年の藪恵市、2013年の藤浪晋太郎に続く4人目。江夏、藪、藤浪はドラフト1位で2位以下では球団史上初。ドラフト制導入前では49年の田宮謙次郎、54年の栄屋悦男の2人。阪神の1安打完封は6月2日の楽天戦(コボスタ、3−0)の藤浪以来、今季2度目。巨人戦では1979年7月27日の甲子園(7−0)で達成した小林繁以来、37年ぶり。 7/3:屈辱!虎、15年ぶり7月以降最下位:中日15回戦で阪神は中日に3−8で敗れ、昨年5月12日以来となる単独最下位に転落した。7月以降では、2001年の野村克也監督時代以来15年ぶりの屈辱。首位広島とはワーストタイの12ゲーム差と広がり借金は「8」。 6/25:福留、日米通算2000安打達成!内野安打で史上6人目の記録:広島11回戦で福留孝介外野手(39)が六回にこの日2本目の安打を放ち、日本選手6人目となる日米通算2000安打を達成した。福留は四回の第2打席で二塁打を放ち、記録に王手。続く第3打席ではカウント3−0から低めの速球をとらえると、打球は一二塁間へ。広島の名手・菊池が追いついたものの、二塁強襲の内野安打で記録を達成した。今年すでに通算2000安打を達成した広島・新井から花束を受け取り、一塁塁上で声援に応えた福留。0−4と負けている展開だったからか、表情を崩すことはなかったが、敵地・広島のファンからも温かい声援を浴びた。日米通算での2000安打は過去にイチロー、松井秀喜、松井稼頭央、中村紀洋、井口資仁の5人が達成している。 6/24:鳥谷、第4打席でようやく右前打 連続打席無安打「28」で止める:広島10回戦で打撃不振に陥っている鳥谷は七回二死二塁の第4打席でようやく右前打。自己ワーストを更新していた連続打席無安打を「28」で止めた。「(ジョンソンは)カットボールもよかった。明日からしっかり勝てるように頑張ります」。打率は・240。核弾頭の復調なくして猛打爆発はありえない。 6/20:交流戦は12球団最少の44得点&3本塁打:セ・パ交流戦、オリックス3回戦で原口文仁捕手(24)が八回、決勝2ランを放ち、交流戦ラストを白星締め。虎15試合ぶりの一発で球団初の交流戦最下位を阻止し、リーグ4位に浮上した。原口が八回、決勝の6号2ラン。阪神の本塁打は2日の楽天戦で鳥谷が打って以降570人連続で出ておらず、15試合ぶり。この試合で出なければ、2012年4月18日のヤクルト戦(甲子園)−5月4日の巨人戦(甲子園)の15試合連続以来で、1950年の2リーグ分立以降では、ワーストタイだった。1リーグ時代の球団最長は1941年での41試合。交流戦の球団別本塁打はソフトバンクがトップで23、ワーストは阪神の3。阪神の交流戦44得点も12球団最少。阪神がオリックス戦に勝ち越し。オリックスには7年ぶりの勝ち越し。 6/20:福留、日本通算1500安打達成 日米2000安打まであと2:セ・パ交流戦オリックス3回戦で福留孝介外野手(39)が日本通算1500安打を達成した。二回の第1打席で、右中間へ二塁打を放つと、四回の一死一塁で第2打席の福留はカウント1−2でオリックス先発の西の131キロのチェンジアップを右前に運ぶクリーンヒット。また、日米通算2000安打まであと2安打とした。 6/10:阪神、今季6度目サヨナラ負けで今季ワースト5連敗:セ・パ交流戦日本ハム1回戦で阪神の5連敗は今季ワーストを更新。昨年4月4日の巨人戦から11日の広島戦まで6連敗して以来。サヨナラ負けは5月26日のヤクルト戦(神宮)でマテオが畠山に中前打を浴びたのに続き、今季6度目で12球団最多(ソフトバンク、オリックス、楽天が各4度)。サヨナラ勝ちは3度ある。借金4(28勝32敗3分け)も今季ワーストを更新。昨年5月24日(21勝25敗)以来。首位広島とのゲーム差は今季最大の「5・5」に開いた。過去5度のリーグ優勝で逆転した最大ゲーム差は、1964年7月26日時点で大洋(現DeNA)につけられた「6・5」。3日の西武戦から7試合連続で本塁打なし。昨年9月4−13日の8試合連続以来。 6/7:原口、育成枠経験の野手では史上初の月間MVP受賞 虎捕手では田淵以来41年ぶり:原口文仁捕手(24)が5月度の「日本生命月間MVP」を受賞し会見に臨んだ。4月27日に支配下再登録され、翌月に即受賞だ。育成枠を経験した野手では史上初となるばかりか、阪神の捕手では月間MVPが設けられた初年度、1975年4月の田淵幸一氏以来41年ぶりの受賞だ。虎のシンデレラボーイが、大きな大きな偉業を成し遂げた。 6/2:阪神、楽天と好相性 2年連続で交流戦開幕カード勝ち越し:セ・パ交流戦、楽天3回戦で阪神が楽天に2勝1敗とし、2年連続で交流戦開幕カードを勝ち越した。阪神が開幕カードを勝ち越したのは4度目。昨季の交流戦開幕カードでは楽天戦(甲子園)で3連勝した。 6/1:青柳勝った!57年ぶり阪神新人初登板初先発初星:セ・パ交流戦、楽天2回戦、1勝1敗、1日、コボスタ)でプロ初登板で初先発した阪神のドラフト5位ルーキー・青柳晃洋投手(22)=帝京大=が楽天打線を相手に5回1失点と粘投し、うれしい初勝利。阪神の新人右腕では伝説の大投手・村山実以来57年ぶりというメモリアル星となった。チームも今季交流戦初勝利で借金も返済。阪神の新人では2014年の岩崎以来の初登板初先発初勝利だ。右腕では1959年のレジェンド村山実以来、実に57年ぶりの快挙だった。 5/27:岩貞、藪以来22年ぶりの巨人戦初登板で完封:巨人8回戦で岩貞祐太投手(25)が巨人戦初登板で圧巻のプロ初完封を達成した。阪神投手が巨人戦初登板で完封したのは1994年5月24日(甲子園)の藪恵市(プロ1年目)以来、22年ぶり。1−0での完封は2015年5月20日の藤浪晋太郎(対巨人、甲子園)以来だが、東京ドームでマークしたのは岩貞が初めて。巨人の本拠地で1−0の完封は1971年7月15日の伊藤幸男(後楽園)以来45年ぶり。阪神投手で一回の1点を守り切ったスミ1完封は、00年4月23日の星野伸之(対ヤクルト、甲子園)以来16年ぶり。巨人戦では68年4月20日の江夏豊(後楽園)以来48年ぶり。 /27 5/26:福留が日米通算1000打点!3号ソロで達成:ヤクルト11回戦で福留孝介外野手(39)が四回、左越えに3号ソロを放ち、日米通算1000打点を達成した。1000打点の内訳は中日、阪神で805打点、メジャーで195打点。日米通算2000安打にもあと25安打とした。 5/24:金本監督、今季初4戦連続2桁安打も憮然:ヤクルト9回戦で阪神は勝つには勝ったが、素直に喜べない。ベンチで腕組みをしながら試合を見届けた金本監督はため息をついた。「ミスが多い! とにかく、ミスが多い。あれだけミスして負けなかったという言い方の方が、いいかもね」10与四球に2失策。被安打4で5失点ではたまらない。5−1で迎えた七回。肘に不安があるという先発・能見を安藤に代えたところから暗転した。2四球で二死一、二塁となり、高橋にスイッチ。適時打を浴びると、なお二死一、二塁で一塁へのけん制球が高く浮き、ファウルゾーンを転々。刺しにいったわけではない軽い“1球”で、不必要な1失点だ。八回には藤川投入も、先頭の坂口の二ゴロを北條がファンブル。3四球で押し出しを与え、ついに1点差。九回の攻撃では2点を奪い、なお無死一、二塁で代打・俊介が初球のバントを空振り。二走・原口が憤死してダメ押しできなかった。その裏二死一、二塁でバレンティンの大飛球はフェンス手前1メートルまで…。あとわずかで大惨事となるところだった。 2試合連続の1番起用に応え、先制2点二塁打を放った北條についても「まあ、あのミスで帳消しやね」と怒気を含んだ苦笑い。「若いんだから球際の最後の集中力を出さないと。バッティングにも表れている。簡単にボール球を振って、淡泊に三振したり。粘るときもあるんだけどね。精神的にムラがあるのかどうか、わからないけど。淡泊なときの悪い形がきょうは出たかな」と、ダメ出しを連発した。今季初の4試合連続2桁安打だが、まだまだ攻守にピリッとしないのが現状。超変革を成し遂げるには、つまらないミスをなくすこと、集中して執念を持ってプレーすることが最低条件。 5/20:虎、12戦ぶり2桁安打も今季ワースト14残塁…:広島9回戦で阪神は延長十二回に広島に勝ち越され、敗戦。今季7度目の5割逆戻りとなった。4日の中日戦(ナゴヤD)以来12試合ぶりに2桁安打を放ったものの、3月31日のヤクルト戦(神宮)以来となる今季ワーストタイの14残塁の拙攻で、1点しか取れず。金本知憲監督(48)は「打てない」と、それぞれ1安打に終わったクリーンアップを嘆いた。 5/19:球児、1405日ぶり救援で勝ち投手!:中日12回戦で虎党の大合唱。すべてが背中を押してくれた。これ以上ない舞台に球児が応えないはずがなかった。前日18日に日本球界では4年ぶりにセーブをあげたばかり。休む間もなく、2日連続で出番がやってきた。2−2の九回。本来ならばマテオがいく場面だったが守護神は股関節付近を痛めており、この日まで休養予定。1番・大島から始まる相手打線を封じるべく、金本監督から指名された。いきなり大島に中前打を許したが、続く荒木のバントを得意のフィールディングで二塁封殺。二死後、ビシエドを歩かせ、暴投も重なったことで二、三塁とされたが、最後はナニータを高め真っすぐで平凡な左飛に仕留めた。日本球界で救援で勝利投手になったのは2012年7月14日のヤクルト戦(甲子園)以来1405日ぶり。 15:鳥谷が目覚めの一発!田淵氏超えた虎歴代7位の通算736打点:DeNA11回戦で鳥谷選手は1発を含む2安打3打点で不振にあえいでいた鳥谷が目覚めた。通算736打点とし、田淵幸一氏の735打点(阪神在籍時のみ)を超えた。虎歴代7位に躍り出ると、直後に4月19日のヤクルト戦(甲子園)以来3個目の盗塁に成功。“トンネル”を抜け出た男が、ハツラツと動き回った。 5/14:史上66人目!阪神・鳥谷、23打席ぶりHが300二塁打:DeNA10回戦で鳥谷敬内野手(34)が1−3で迎えた九回二死から、23打席ぶりの安打となる右翼線二塁打を放った。鳥谷が史上66人目の通算300二塁打を放った。プロ野球歴代65位タイ。初二塁打は04年4月14日の広島戦。史上最多は立浪(中日)の487。現役最多は松井稼(楽天)の406で、鳥谷は今江(楽天)と並ぶ現役9位タイ。球団では藤田平(355)、藤村富(339)に次ぐ、3位。 5/11:虎・金本監督、セ初コリジョンに泣いた:巨人7回戦の三回、ビデオ検証の結果、セ・リーグ初のコリジョン・ルールが適用され、巨人の得点が認められた。5月6日の西武−日本ハム(西武プリンスD)に次ぐ2例目。金本知憲監督(48)は「説明してほしい」と声を荒げ、球団幹部は意見書を提出することを明かした。1点ビハインドの三回表の守備。二死二塁で先発・メッセンジャーは脇谷に中前打を許す。しかし、センターは強肩・大和。素早く打球をグラブに納めると、本塁へ矢のような送球。ワンバウンドに合わせて下がって捕球した原口は、余裕をもって二塁から本塁突入を図った小林誠にタッチした。「アウト!」嶋田球審の右手が上がって歓喜、笑顔、安堵…。ところがその後のビデオによるリプレー検証でまさかの暗転だ。アウトがセーフに覆った瞬間、金本監督はベンチを飛び出した。審判団に抗議するが、押し返された。コリジョンルールに泣いた。 5/6:虎46年ぶり3戦連続完封!原口、驚異の防御率0・88リード:ヤクルト6回戦で捕手の原口は終盤のピンチにも落ち着いていた。バレンティンを3球勝負で空転させ、流れを断った。3試合連続完封の影のヒーローは、原口だ。球団記録に並ぶ46年ぶりの3戦連続の無失点勝利。これで先発マスクで出場時は51回で自責5。投手防御率は0・88と驚異の数字だ。 5/5:掛布2軍監督、甲子園で3日連続1万人超え “掛布コール”も:掛布雅之2軍監督(60)の本拠地甲子園での采配3試合目となる5日のウエスタン・広島戦の観客数が発表され、1万721人だった。3日は1万93人、4日は1万2631人で3日間で3万3436人を動員。3日連続の1万人超えで掛布人気の根強さを印象づけた。掛布雅之2軍監督(60)は掲げていた甲子園開催の2軍戦1万人集客という“公約”を3日すべてで達成。試合は最大7点差を追いつき、9−9で引き分けた。 5/4:虎救ったシンデレラボーイ!原口、プロ1号3ランでナゴヤD7連敗阻止:中日8回戦で原口文仁捕手(24)が四回一死一、二塁でプロ入り後、17打席目で初となる1号3ランを放った。負ければ借金生活、ナゴヤドームで7連敗となるところを阻止。 5/4:ゴメス、驚異の143打点ペース!セ界ぶっちぎりの打点「33」:中日8回戦で虎打線が、うっぷんを晴らすかのように打ちまくった。17安打9得点。号砲は、ゴメスの技ありの一打だった。0−0の四回無死二、三塁。吉見のスライダーに逆らわずに右前へ運んだ。これに若虎が続く。D6位・板山祐太郎外野手(亜大)も適時打、原口にもプロ1号となる3ランで一挙5点だ。五回一死二、三塁からも中前へ2点打。これで33試合(出場は32試合)で打点はリーグトップの「33」。シーズンなら驚異の143打点ペースだ。 5/3:阪神、ナゴヤD勝率・341 セの本拠地で唯一本塁打なし:中日7回戦で阪神は、今季ナゴヤドーム4連敗となり、昨年9月6日から6連敗。1997年の同球場開場以来、同球場通算では231試合77勝149敗5分け、勝率・341と大きく負け越している。13年に6勝5敗と勝ち越したのが最後で、勝ち越しは4度、タイは1度、負け越しは14度。今季同球場では1試合平均1・75得点(昨季は2・83)、4・50失点(昨季は2・83)。本塁打はセの本拠地で唯一なく、打率・189、防御率4・86もワースト。ちなみに打率はマツダの・336、防御率は横浜の1・69がトップ。 4/27:金本虎ワースト11失点:巨人5回戦で阪神は今季最多の11失点で首位巨人と最大3・5差になった。育成と勝利を追う超変革に早くも訪れた正念場。本当に虎は変われるのか−。いまこそチームの反発力が試される。 4/23:148打点ペース!ゴメス、リーグトップ25打点広島5回戦でゴメスの打球は雨を豪快に切り裂いて、左翼スタンドにぶつかった。ゴメスはセ・リーグトップの25打点目。このペースでいけば、シーズンでは148打点をあげることになる。歴代最多は小鶴誠(松竹など)の161打点。ちなみに本塁打はシーズン41本ペースだ。 4/22:鳥谷、不振の主将が覚醒プロ初6打点:広島4回戦で鳥谷敬内野手(34)が1号3ランや犠飛2本などで、自己最多となる1試合6打点の大当たり。19安打で12得点しながら9失点もした乱打戦を主将のバットが救った。次々と若手が台頭する「超変革」打線において、不振だったキャプテンが豪快に覚醒だ。不振だった鳥谷が超変革の兆し。プロ13年目で自己最多となる6打点を稼ぎ出した。 4/22:スタメン復帰即大暴れ!高山、新人最多タイ3度目4安打:広島4回戦でD1位・高山俊外野手(明大)が完全復活を遂げた。一回先頭。止めたバットに当たり打球は転々…。記録は内野安打。二回も左前打、三回には三塁打を放ち、八回にも二塁内野安打で、6打数4安打3得点の活躍だ。ドラフト制後ではプロ野球最多タイ&球団初となる新人による1シーズン3度の4安打を記録した。 4/16:岩貞がセ界初の快挙!シーズン初登板から3試合連続2桁奪K:中日5回戦で阪神は3−4と今季2度目の逆転サヨナラ負けを喫し、連敗で3位に後退。熊本出身の先発・岩貞祐太投手(24)は震災に苦しむ故郷を思い7回10奪三振で無失点と力投したが、報われなかった。シーズン初登板から3試合連続2桁奪三振は、セ・リーグでは初の快挙だ。 4/14:高山、10戦連安打!虎新人では赤星以来15年ぶり2桁:DeNA5回戦で高山俊外野手(明大)がDeNA・今永昇太投手(駒大)から遊撃内野安打。連続試合安打を10に伸ばした。 4/13:陽川、プロ入り初の1軍昇格!2軍でリーグ1位の5本塁:陽川尚将内野手(24)が1軍昇格することがわかった。大卒3年目の右の大砲候補はウエスタン全試合に4番で固定され、打率・347、同リーグ1位の5本塁打、18打点をあげるなど好調をキープし、プロ入り後初となる1軍昇格を果たした。 4/9:江越、4戦連発&美技も…不敗神話止まる:広島2回戦でプロ2年目の江越大賀外野手(23)が四回、黒田博樹投手(40)から4試合連続でリーグトップに並ぶ4号2ランを放った。九回には背走して大飛球に追いつく、ザ・キャッチ。中堅のレギュラー定着へ猛アピールだ。2−6で敗れ、連勝は2で止まり、巨人と首位で並んだ。 4/8:江越の3打席連続本塁打、阪神ではブラゼル以来:広島1回戦で江越が3日のDeNA戦(横浜)から3試合にわたって3打席連続本塁打。阪神では2010年のブラゼル(6月29日の中日戦、甲子園)以来6年ぶり。3試合にまたがっての3打席連発は、中日・高木守道が1977年6月12日の阪神戦−14日の大洋戦の3試合にわたって4打席連発を記録した例がある。 4/5:「伝統の一戦」衝撃デビュー!D1・高山、G撃4安打:巨人1回戦でD1位・高山俊外野手(明大)。まずは一回。先頭で先発ポレダの外角直球を逆らわずに左前へ。鮮やかに打ち返して福留の先制打を呼び込むと、2本目は三回だ。藤浪の右前打に続いた。たたきつけた打球で一、二塁間を突破。一、三塁と好機を拡大し、3得点を演出した。六回には二死満塁からポレダのボークで6−1とした直後の二、三塁で、スライダーをとらえた。右前へ2点タイムリー。試合を決定づけた若虎の勢いは止まらず、九回に遊撃内野安打。3月31日のヤクルト戦(神宮)に続いて、早くも今季2度目の4安打固め打ちだ。 4/5:12年ぶり5度目のTG新監督対決、いずれも阪神が勝利:阪神が巨人とのシーズン初戦で勝利。通算対戦成績は阪神が787勝1015敗67分け(勝率・437)と負け越しているが、シーズン初戦の成績では40勝40敗3分けと互角。両軍とも新監督でのシーズン初戦は1950年(阪神・松木謙治郎と水原茂)、75年(阪神・吉田義男と長嶋茂雄)、2002年(阪神・星野仙一と原辰徳)、04年(阪神・岡田彰布と堀内恒夫)に次ぐ12年ぶり5度目。いずれも阪神が勝利している。 4/5:ウエスタン2冠の陽川、「ミキハウスMVP」励みに1軍昇格だ:4本塁打&11打点でウエスタン2冠の陽川尚将内野手(24)が、5日からウエスタン・広島3連戦(鳴尾浜)でのさらなるアピールに意欲をみせる。受賞した「ミキハウス キャンプMVP」の子供服もゲット。掛布2軍監督が4番固定を明言する若虎は受賞を励みに1軍昇格を目指す。 4/3:北條、初ヒットが初ホームラン:DeNA3回戦でプロ4年目の北條史也内野手(21)がうれしいプロ初安打初本塁打を放った。プロ初安打初本塁打は球団史上、2011年の森田一成以来。 3/31:ヘイグ、開幕から6試合連続安打!マートンに並ぶ:ヤクルト3回戦でヘイグが一時同点のタイムリー。これで開幕から6試合連続安打とし、阪神の新外国人の連続試合安打で、2位のマートン(2010年)に並んだ。前夜には来日初本塁打を放っており、これで2戦連続打点。得点圏打率は・667で、柴田(DeNA)らと並び現在、12球団トップタイだ。 3/31:高山、史上初の快挙!新人で初球先頭打者アーチ:ヤクルト3回戦で高山はプロ第1号を先頭打者アーチで飾った。新人が先頭打者本塁打でプロ初ホーマーを記録するのは昨年の中村(ロッテ)以来で、両リーグを通じて7人目。しかも初球アーチは初の快挙となった。 3/30:ゴメス、シーズン3本の3ランは来日初:ヤクルト2回戦で九回にマウロ・ゴメス内野手(31)が2試合連続、今季3本目となる3ランを放ち、最後まで声援を送った神宮の虎党を大いにわかせた。ゴメスは開幕5試合で3本塁打、10打点。シーズン3本の3ランは来日初で14年は2本、15年は1本だった。 3/27:ヘイグ、助っ人初の開幕3戦連続打点:中日3回戦でマット・ヘイグ内野手(30)=前ブルージェイズ=が、六回に右前へ勝ち越し打を放ち、試合を決めた。開幕から3戦連続打点&適時打は球団の新外国人では初。オープン戦低調も、3番に据えた金本知憲監督(47)も「勝負強い」と絶賛。昨季3AでMVPに輝いた男が本領発揮で、開幕カード勝ち越しや!! 3/26:“超変革”結実!金本監督、祝初勝利:中日2回戦(京セラD)で金本虎が中日に7−3で快勝し初白星!「1番・左翼」に起用したドラフト1位・高山俊外野手(22)=明大=が初打点をあげるなど、“超変革”を掲げて着手したチーム改革が結実。マウロ・ゴメス内野手(31)には今季1号が飛び出すなど、痛快な初Vとなった。 3/26:岡崎7年ぶり打点:中日2回戦(京セラD)で岡崎が打って、守って、走って、再び表舞台に立たせてくれた金本監督、そして家族に恩返しをした。プロ12年目、正妻としての初勝利の味をかみしめた。 3/26:横田、プロ初ヒット&マルチ:中日2回戦(京セラD)で横田が三遊間へ球を転がすとがむしゃらに走り抜けて、プロ初安打の内野安打にした。 3/26:チーム1号、ゴメス弾出た!:中日2回戦(京セラD)で来日3年目となるマウロ・ゴメス内野手(31)が「5番・一塁」で出場し、五回に左翼スタンドへ今シーズンのチーム1号となる特大の3ランを放った。 3/26:D1高山、虎新人最速打点!:中日2回戦(京セラD)でD1位・高山俊外野手(22)が「1番・左翼」で先発出場。三回一死一塁でプロ初長打となる右中間二塁打を放ち、初打点をマークした。開幕スタメン出場した新人野手のなかでは、虎史上最速での初打点。 3/25:ヘイグが初打席で先制打!:中日1回戦(京セラD)でマット・ヘイグ内野手(30)=前ブルージェイズ=が、初打席で先制打を放ちその実力見せた。 3/25:横田、いきなりプロ初盗塁!:中日1回戦(京セラD)で「2番・中堅」で1軍デビューを果たした横田がいきなりプロ初盗塁をマークした。無安打も「得点に絡めて良かった」 3/25:高山がプロ初安打!:中日1回戦(京セラD)でD1位新人、高山が「1番・左翼」で先発出場し、一回にいきなりプロ初安打を放った。球団の新人で開幕戦に先発して安打をマークしたのは2004年の鳥谷以来。 3/25:良太、3安打4打点大暴れ!:新井良太内野手(32)が25日、ウエスタン・広島戦(由宇)で5打数3安打4打点と大暴れ。掛布雅之2軍監督(60)は上向きな状態に目を細めた。先発6番手を争う島本浩也投手(23)は6回3安打1失点と粘りの投球を見せた。 |
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