2007年タイガース・データ・バンク | ★2007年阪神の全戦績 ★2007年CS成績 ★2007年阪神の主選手の成績 ★2007年セ・リーグの主な成績 ★セ・盗塁王 ★セ・最多安打 ★セ・最多勝 ★セ・最多ホールド ★今季の交流戦 ★今季FK(藤川・久保田)揃えば強い ★神・チーム本塁打 ★伝統の巨人戦 ★金本神話!一発打てば強い ★矢野神話!一発打てば強い |
4/1:52年ぶり快挙!ルーキー小嶋、開幕カード初先発初勝利!:広島3回戦(京セラドーム大阪)で阪神の希望枠ルーキーの小嶋達也投手(21)=大阪ガス=が、プロ初勝利。開幕カードで虎の新人が初登板・初先発・初勝利を飾るのは52年ぶりという歴史的快挙を達成した。新戦力の開花で広島に2連勝した。 4/3:金本が39歳バースデー満塁弾:ヤクルト戦(神宮)で金本が2号満塁弾で、39歳の誕生日を祝った。5回2死満塁のチャンスで、カウント1−3からの甘いスライダーをジャストミート。センターバックスクリーンを直撃するグランドスラムに笑顔でホームに戻った。05年以来、2本目となるバースデーアーチを通算6本目の満塁本塁打で飾った。 4/3:阪神71年ぶり2戦連続初登板投手勝った:ヤクルト戦(神宮)でジャンが来日初登板を白星で飾った。阪神外国人投手の来日初登板初勝利は04年7月17日ホッジス以来だが、阪神は1日広島戦もルーキー小嶋が初登板初勝利。公式戦初登板の投手が2試合続けて白星のチームは、中日が98年4月8日阪神戦でジャービス、9日阪神戦で川上が勝利投手になって以来、9年ぶり。阪神では球団創設1年目の366年3月29日金鯱戦の藤村富、30日名古屋戦の若林以来、71年ぶり。 4/6:下柳が東京ドームで4年ぶりに負けた:巨人戦(東京ドーム)で今迄の[下柳+東京ドーム=勝利]の方程式が崩れた。巨人キラーの下柳が04年から続けてきた東京ドームでの連勝記録を6で止められてしまった。11安打、6失点で4回途中KO。阪神は優勝した03年が17勝10敗1分け、05年が14勝8敗と巨人をお得意様にしてきたが、その象徴が下柳だった。 4/15:阪神鳥谷が1イニング2安打:横浜戦(甲子園)で鳥谷が1イニングで2安打した。初回、先頭打者本塁打のあと打者一巡し、2死一、三塁で再び打席が回ってきたので積極的にいき右前に打った。 4/18:阪神が鬼門ナゴヤで今季初勝利:中日戦(ナゴヤドーム)阪神は初回に7長短打を集中し、一気に6点を奪った。4回には先制犠飛を放った金本が7号3ランを打ち、試合を決定付けた。5回1失点の下柳は今季初勝利。昨年、阪神はナゴヤで10連敗し、1勝しかできなかったが、お立ち台に上がった金本は「昨年は昨年。今年は勝ち越したい」と力強く話した。 4/20:狩野が決めた!虎延長12回サヨナラ劇勝:巨人戦(甲子園)で先発の杉山は3回につかまり先制の1点を献上。阪神は7回、先頭シーツの安打を足がかりに1死二、三塁の好機を築くと、浜中の中前適時打で同点とした。以後両軍得点できず、試合は延長12回へ。表に巨人は四球と安打で無死一、二塁のチャンス。鈴木尚のバントを江草が捕球したが、三塁へ悪送球。この間に勝ち越しの二塁走者が生還した。さらに代打加藤の左犠飛と小阪の適時打で、リードを3点に広げた。その裏、阪神は1死から連打で一、二塁とし、鳥谷が左中間を破る2点適時二塁打を放ち、1点差に詰め寄った。さらに暴投で三進した鳥谷は赤星の右前適時打で同点のホームを踏んだ。なおも2死満塁で代打狩野が左翼へプロ初安打となるサヨナラ打を放ち、劇的勝利を収めた。 4/24:赤松が今季4盗塁目“成功率10割”:ヤクルト戦(甲子園)で赤松が快足を魅せた。1点を追う8回、2死から代打葛城が四球を選ぶと代走で出場。4球連続でけん制されながら、いきなり初球、今季4個目の盗塁を決めた。これで4度挑み、4度成功だ。 5/5:阪神、打順変更も5年ぶり7連敗:広島戦(甲子園)で阪神は打線のてこ入れも実らず5安打完封負け。02年以来5年ぶりの7連敗となった。04年8月以来となる1番に入った今岡だったが、元気なく4打数無安打。投手が2点に抑えただけに、投打のかみ合わせが悪かった。 5/11:阪神、今季初の2者連続本塁打:ヤクルト戦(神宮)で阪神が5回に今季初の2者連続アーチでリードを広げた。2−0で迎えた5回、無死一塁で3番林が右翼に4号2ラン。さらに4番金本が右翼に9号ソロ。真ん中の148kmの速球を逃さなかった。 5/19:杉山、チーム初の完投完封勝利:杉山直久投手が横浜7回戦(甲子園)で、今季41試合目でチーム初の完投完封勝利を飾った。序盤は走者を背負う苦しい投球も、2回表1死満塁の場面で二走の吉村をけん制で刺し、乗った。6点の援護もあり、自身05年9月11日以(広島、甲子園)の完封で今季2勝目。2月のキャンプでは実戦で結果が出ず岡田監督に2軍降格を告げられた背番号18が、ようやく輝いた。 5/20:中村泰が今季初先発、初勝利:今季初先発の阪神中村泰が好投し、チームの3連勝に貢献した。2回に無死三塁のピンチを迎えたが、後続を断ち、6回まで無失点投球。JFKに託して、今季初勝利を挙げた。武器のスライダーが冴え、横浜打線から9三振を奪った。開幕1軍メンバーから漏れたが、中継ぎで9試合に登板。 6/3:林2位!規定打席到達で3割5分1厘:日本ハム戦(札幌ドーム)で連敗…。外国人監督に14連敗…。苦しい交流戦が続く。光明は3番林だ。今季最少の2安打と寒かった打線だが、その2安打を1人で放ち、存在感を見せた。3日で規定打席に達し、セ・リーグの打率部門2位に登場した。 6/11:金本、1100試合連続フル出場:金本の連続フルイニング出場がソフトバンク戦(甲子園)で1100試合に達した。しかし節目の試合で3打数無安打。4回には完ぺきにとらえ、センターに運んだ打球が風に押し戻される不運もあった。試合後は「風もあったしな…。仕方ない。(和田に)やられた感じはしていない」と言葉少な。通算2000本安打へも「95」のまま、カウントダウンを進められなかった。 6/13:金本1246試合連続出場、歴代3位タイ:西武戦(グッドウィル)で金本が球界歴代3位タイとなる1246試合連続出場を果たした。序盤に大量失点した展開で、意地を見せたのは4回だ。西武岸の外角カーブをすくい、ライナーで中前へ。それでもチームが大敗し「(岸は前回対戦と)一緒。印象はない」と言葉少なだった。広島時代の98年7月10日から始まった連続試合出場記録ではこの日、飯田徳治(国鉄)に並んだ。2位の松井秀喜(現ヤンキース)の1250試合には、あと4試合だ。 6/19:金本が松井に並んだ!1250試合連続出場:楽天戦(甲子園)で金本が歴代2位タイとなる1250試合連続出場を果たした。先頭打者で迎えた2回は二ゴロに倒れた。だが同じ失敗はしない。4回には制球に苦しむ楽天永井から四球を選び、今岡の決勝打を誘発。前回対戦(5日)で2ランをお見舞いした相手に再現VTRとはいかなかったが、きっちり勝利に貢献した。6回の第3打席は二ゴロに打ち取られ、2戦連続で無安打。あと90本に迫った2000本安打への歩みは停滞したままだが、一方でヤンキース松井に並ぶ大記録を達成した。 7/6:下柳!史上最も地道な39歳100勝達成:中日戦(ナゴヤドーム)で下柳剛投手が通算100勝を達成した。下柳がプロ野球122人目の通算100勝を達成した。初勝利はダイエー時代の93年5月6日オリックス戦で挙げ、39歳1カ月での100勝達成は94年郭(中日)の37歳11カ月を抜く最年長記録。通算5388試合目は69年権藤(阪神)の597試合、85年山本和(阪神)の575試合に次いで3番目のスロー記録だ。02年までは通算49勝の下柳だが、35歳を迎えた03年からは10勝→7勝→15勝→12勝→7勝の合計51勝。35歳を過ぎてから白星を増やし100勝を記録した。 7/12:期待の大砲お目覚め!苦節6年桜井、プロ1号ヒーロー弾!:巨人戦(東京ドーム)で桜井が3点差に迫られた直後の5回に、先頭・金本が四球を選ぶと、続く林は右前打で左ひざの痛みを堪え、三塁へ転ぶように滑り込んだ後の強烈な一撃を放った。待望のプロ初本塁打。 7/24:鳥谷が遊撃連続フルイニング出場日本記録:中日戦(ナゴヤドーム)で鳥谷は6試合ぶりに1番に入り、大先輩の藤田平氏(元阪神)を抜いて遊撃での連続試合フルイニング出場の日本記録(340)を達成。打っては5打数2安打で2得点に絡み、リードオフマンとしての仕事をきっちりとこなした。鳥谷が05年5月11日のロッテ戦(千葉マリン)から遊撃手で出場。これまでの最多は藤田平(阪神)が72年4月9日の中日戦(中日)〜74年8月6日の大洋戦(川崎)にかけて達成した339試合だった。 7/25:阪神赤星が通算300盗塁:中日戦(ナゴヤドーム)で赤星憲広外野手が通算300盗塁達成&4安打の猛爆。打線に引火し、今季最多の18安打でナゴヤドームでチーム初の3連勝。今季初の月間勝ち越しも決め、首位に4.5差に迫った。赤星は史上26人目の偉業。球団最速837試合目、生え抜きでは吉田義男以来2人目の通算300盗塁。 7/27:虎史上初ナゴヤDで竜3タテ!:中日13回戦(ナゴヤドーム)で過去に何度も舌打ちした鬼門のナゴヤドームでの3連戦3連勝はトラ史上初。阪神の中日戦同一カード3連勝は、星野阪神で優勝した03年6月3日(倉敷)4、5日(甲子園)以来、4年ぶりとなる。また、敵地での3連勝は86年4月18〜20日(当時ナゴヤ球場)以来21年ぶりだ。昨季1勝10敗と「鬼門」とされたナゴヤドームで4連勝。同一カード3連勝は97年のナゴヤドーム開場以来初めてで、今季6勝目も優勝した05年に並ぶ最多勝利数となる。 7/27:球児26S、日本タイの6連投6連続S:横浜戦(甲子園)で阪神が今季初の6連勝を記録し、この6試合で藤川はすべてセーブをマークした。チーム6試合連続セーブは、01年5月25〜30日小林雅(ロッテ=6日連続)05年8月23〜31日岩瀬(中日)に次いで3人目のプロ野球タイ記録。7月の藤川は12試合、14回2/3イニングを投げて無失点の9セーブ。7月の阪神は13勝5敗だが、藤川が登板しないで勝ったのは11日の巨人戦だけ。藤川がフル回転で上位を追う。 7/31:矢野V打!虎捕手最多1016安打:ヤクルト戦(甲子園)で3−3の同点で迎えた6回2死一、三塁でセンター前に落ちる勝ち越し打を放った。そして球団史に残る一打となった。98年に中日から移籍して以来、1016本目の安打(通算1185本)。阪神捕手としては田淵幸一氏の記録に肩を並べた。 8/1:下柳が通算1500投球回達成:下柳投手(39)が1日のヤクルト戦(甲子園)で、あと2イニングに迫っていた通算1500投球回を達成した。プロ野球史上158人目。初登板はダイエー時代の91年8月9日、対近鉄(西京極)。 8/1:関本セ界新!二塁手連続無失策記録:ヤクルト戦(甲子園)で関本内野手(28)が中日立浪の持つ二塁手としての連続守備機会無失策のセ・リーグ新記録712(連続シーズン)を抜いた。5回、リグスの併殺打で遊撃からの送球を受けた時点で713回目の守備機会をこなし、一塁への送球で714回まで伸ばした。05年5月3日の広島戦(甲子園)で失策して以来、二塁手としてはエラーがなかった。 8/2:阪神藤川ヒヤヒヤの球団新28セーブ:ヤクルト戦(甲子園)で藤川がヒヤヒヤのセーブ劇で球団新28セーブ目を挙げた。2点リードの9回から登板。1点差に迫られ、なお2死三塁。2ストライクと追い込んだ後、ヤクルト田中浩に投じた変化球を矢野が捕球できず、ボールはバックネット裏に転々。振り逃げで三塁走者の生還を許したか、と思いきや田中浩はハーフスイングではないとのアピールに懸命で一塁に走っていなかった。そのまま「暴投球」が一塁に転送されゲームセット。 8/2:鳥谷&赤星打点なら虎今季負けなし:ヤクルト戦(甲子園)で1番鳥谷、2番赤星がともに打点をマークすれば、阪神は負けない。鳥谷、赤星の1、2番コンビはこの日が今季41試合目。ともに打点を挙げたのは、この日が5試合目だがいずれも勝っている。7月29日横浜戦の鳥谷3、赤星1打点で計4打点が最多だったが、この日は鳥谷1、赤星4打点で上回った。 8/3:矢野“田淵超え”虎捕手最多1018安打:広島戦(広島)で矢野が「田淵超え」を果たし、球団の捕手としての最多安打記録を塗り替えた。7月31日の横浜戦(甲子園)で田淵幸一氏の1016本に並んだが、その後、2試合は無安打。そのうっぷんを晴らすようにこの日は5回、8回に中前安打を放ち、1018本で単独1位となった。 8/5:「39年ぶり敵地10連勝」: 阪神は長期ロード最初の広島3連戦に3連勝。7月以降、阪神の敵地試合は7月1日横浜戦○、6〜8日中日戦○●○、10〜12日巨人戦○○○、24〜26日中日戦○○○、8月3〜5日広島戦○○○。12勝1敗で、7月8日中日戦からは10連勝。阪神の敵地10連勝は68年8月20日のサンケイ戦(神宮)から、9月9日の中日戦(中日)で達成して以来、39年ぶりとなる。 8/8:阪神22安打以上は15度目:阪神が22安打を放って巨人に快勝。阪神の1試合最多安打は76年4月18日大洋戦の24安打で、22安打以上は15度目。巨人戦で22安打以上は1リーグ時代の46年7月25日に23安打して以来、61年ぶりになる。8日はシーツ4安打、金本4安打、林3安打とクリーンアップがそろって猛打賞。金本は04年開幕戦から4番を打ち続けているが、「3番打者、4番金本、5番打者」が全員猛打賞は初めてだ。8/8:「ダイナマイト打線」メモ:46年の阪神は金田が打率3割4分7厘で首位打者となり、ほかに土井垣が打率3割2分5厘で3位、藤村富が打率3割2分3厘で4位、本堂が打率2割9分7厘で10位。打率10傑に4人がはいる強力打線で、チーム打率2割8分8厘を記録した。これがダイナマイト打線の始まりといわれ、48年に別当が加わり、ダイナマイト打線が完成した。 8/10:金本3500累打達成、神様・川上氏に並ぶ:横浜戦(横浜)で8回の第5打席でようやく2試合、9打席ぶりとなる安打を放った金本に、予期せぬ場内アナウンスの声が聞こえた。「史上21人目の3500塁打を達成しました」。一塁ベース上で花束を受け取り、照れくさそうにスタンドに掲げてみせた。 8/23:関本無失策記録停止、05年5月以来:ヤクルト戦(神宮)で関本が更新し続けていた、二塁手としての連続守備機会無失策のセ・リーグ記録が804(連続シーズン)で途切れた。7回無死一、二塁でガイエルの一、二塁間のゴロをダイビングで好捕。しかし、一塁への送球がそれて、05年5月3日広島戦(甲子園)以来、二塁手として失策を犯してしまった。それでも「集中してやったし、全力でやった結果だから悔いはないです。また自分の記録に挑戦したい」と前を向いていた。 8/28:鳥谷、プロ通算500安打:広島戦(甲子園)で鳥谷が区切りのプロ通算500安打に到達した。初回、広島先発小山田の外角速球を鮮やかにライナーで左前に運んで達成。3回には1死二塁で右前に同点タイムリーを放つなど打線を引っ張った。しかしサヨナラ機の延長11回には2死二塁で空振り三振。 9/1:シーツ神話“打点あげれば8連勝”:ヤクルト戦(甲子園)でシーツは1安打ながら、3打点をあげた。前日はマルチ安打で1打点。これでシーツが打点を稼いだ試合は8連勝。シーズン通算でも20勝7敗1分けの高勝率だ。金本とアベック打点となると13連勝で、14勝1敗1分けの数字が残る。 9/5:岡田監督が300勝で2位浮上:横浜戦(甲子園)阪神が今季2度目の6連勝で4月12日以来の2位に浮上した。1−1で迎えた5回、2死二塁で代打高橋光が決勝の左前タイムリー。采配がズバリと当たった岡田監督は球団史上6人目の通算300勝に到達した。 9/5:桧山、代打で1500試合出場達成:横浜戦(甲子園)で桧山が通算1500試合出場を果たした。3点差とした6回2死一、三塁で代打のコール。結果は二飛に終わった。 9/9:久保田、稲尾に並ぶ78戦目:巨人戦(東京ドーム)で5日間連続登板となった阪神久保田も気迫満々だった。7−7の9回裏。2死二塁、一打サヨナラのピンチを迎えたが、脇谷に3球勝負を挑んだ。カウント2−0から147km内角ストレートで、見逃し三振に仕留めた。チームは10連勝。これで今季78試合登板。シーズン最多登板記録で西鉄稲尾、広島菊地原に並び2位タイに浮上した。上にいるのは日本記録保持者、80試合の同僚藤川だけだ。 9/14:赤星1000安打達成、球団史上2位ペース:中日戦(甲子園)で赤星憲広外野手が、通算1000安打を記録した。8回に中日岡本から、一時は同点に追いつくきっかけとなった中前打で達成。満身創いの小さな体で戦い続けるが、プロ7年目、880試合目の到達は球団2位のスピード記録。 9/15:久保田、128試合目で記録更新:中日戦(甲子園)で久保田投手は今季81試合目の登板。05年藤川(阪神)の80試合を抜くシーズン最多登板のプロ野球新記録となった。藤川はチーム144試合目に80試合登板をマークしたのに対し、久保田は128試合目で記録更新。ここまで同一カード3連戦で久保田が1度も登板しなかったのは4月13〜15日横浜戦、同28〜30日広島戦しかない。 9/16:矢野1500試合達成も白星で飾れず:中日戦(甲子園)で矢野捕手はプロ野球155人目の1500試合出場を達成。しかし試合は負け自らのリードを反省した。 それでも阪神在籍時の捕手として初めて迎えた「快挙」が色あせることはない。あの田淵幸一氏も達成は西武時代、一塁に転向してからだった。中日時代は控え捕手。初出場は91年8月3日の途中出場。くしくも現在、所属する阪神が相手だった。それからプロ17年目、5888日の歳月をかけ、今度は古巣相手に節目を迎えた。1000試合出場、1000安打、100本塁打、いつも他球場だった。 9/29:鳥谷、連続フルイニング出場ストップ:広島戦(甲子園)で鳥谷敬内野手の連続フルイニング出場が398試合で途切れた。05年5月11日のロッテ戦(千葉)から継続してきたが、7回表の守備から秀太と交代。25日横浜戦(横浜)で右わき腹に死球を受けた影響だが、抹消はされず、岡田監督は連続試合出場の継続は示唆した。 10/1:下柳、球団58年ぶりの39歳10勝:横浜戦(横浜)で39歳の阪神下柳が10勝目をマーク。最年長2ケタ勝利は05年工藤(巨人=11勝)の42歳だが、阪神で39歳以上の投手が10勝は41歳で15勝した49年若林以来、球団58年ぶり。 10/3:上園8勝、藤川46S:ヤクルト最終戦(神宮)で阪神が2回に先制した。1死から今岡が左越えへ4号ソロを放った。さらに3回には桜井の適時二塁打などで2点を追加した。先発の上園は6回、田中浩、ラミレスの連打で1死一、二塁とピンチを招いたが、後続を打ち取り無失点で切り抜けた。阪神は3点リードを8回久保田、9回は藤川が締め完封リレー完成。阪神は3−0でヤクルトを下しリーグ最終戦を白星で飾った。先発上園は7回4安打無失点で8勝目。最後を締めた藤川はシーズン最多タイの46セーブ目を挙げた。 10/3:久保田が前人未踏の90試合登板:久保田智之投手が、今季最終戦となる3日のヤクルト戦に登板し、シーズン最多登板のプロ野球記録を90試合に伸ばした。前人未到の領域にまでのびた鉄腕ロード。その終着点は、日本記録をはるかに更新するシーズン90試合登板の大台に達した。今季最終戦も、3-0の八回から当然のように登板。先頭・青木に四球を出すが、田中浩を遊ゴロ併殺。最後はラミレスを空振り三振にとった。昨季はシーズン途中に不慮の右手甲骨折。だが、カムバックした今季は55ホールドポイントを挙げ、こちらも日本記録を更新した。 |
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