2006年タイガース・データ・バンク | ★2006年阪神の全戦績 ★2006年阪神の主選手の成績 ★2006年セ・リーグの主な成績 ★セ・盗塁王 ★セ・最多安打 ★セ・最多勝 ★セ・最多ホールド ★今季の交流戦 ★今季FK(藤川・久保田)揃えば強い ★神・チーム本塁打 ★伝統の巨人戦 ★金本神話!一発打てば強い ★矢野神話!一発打てば強い ★赤星神話!初回に走ると強い |
3/31:井川5年連続開幕投手も6回4失点:ヤクルト戦(神宮)で井川慶投手が球団史上初の5年連続開幕投手を務めたが、2回にラミレスにアーチを打たれた後、連続四球でピンチを招き、宮本の適時二塁打などでこの回3失点。6回も追加点を与えた。 4/2:4年目左腕江草が連敗止めた:江草仁貴投手は今季初先発でチーム初勝利に貢献した。初めて開幕ローテーションをつかんだ4年目左腕が8回4安打無失点で連敗を止めた。先発マウンドは04年10月2日広島戦(広島)以来1年半ぶりで、プロでは2度目。走者を許しても、効率よく併殺で片付けた。初回1死一、二塁でラミレスに打たせた二ゴロを皮切りに3併殺を奪う。切り札のツーシームがさえ、低めに制球された4回以降は二塁を踏ませなかった。 4/5:下柳が通算500試合登板:広島1回戦(広島)で下柳が通算500試合登板を達成。プロ野球77人目。初登板はダイエー(現ソフトバンク)在籍時の1991年8月9日の近鉄戦。 4/8:金本が連続フル出場世界記録に並ぶ:金本知憲外野手が横浜2回戦(大阪ドーム)で、903試合連続全イニング出場を果たし、米大リーグ記録とされるカル・リプケン氏(元オリオールズ)の記録に並んだ。金本は広島時代の99年7月21日阪神戦(甲子園)から全イニング出場を続け、04年8月1日には三宅秀史氏(元阪神)の700試合連続のプロ野球記録を更新した。現役で2番目は横浜の石井琢朗内野手の198試合連続。リプケン氏は2632試合連続出場の大リーグ記録を持ち、衣笠祥雄氏(元広島)の2215試合連続出場を抜いた「鉄人」。連続試合全イニング出場もオリオールズのメディアガイドなどはリプケン氏が82年から87年にかけて記録した903試合が大リーグ最長としている。 4/9:金本904試合連続フル出場の世界新達成!:阪神の金本知憲外野手が横浜3回戦(大阪ドーム)で、904試合連続全イニング出場を果たし、米大リーグ記録とされるカル・リプケン氏(元オリオールズ)の記録を超えた。金本は8日の同カードでリプケン氏の903試合に並んでいた。金本は広島時代の99年7月21日阪神戦(甲子園)から1試合も休まずフル出場を続ける。オリオールズのメディアガイドなどは、リプケン氏が82年から87年にかけて記録した903試合連続全イニング出場が大リーグ最長としている。全イニングではない連続試合出場の大リーグ記録はリプケン氏の2632試合。日本のプロ野球記録は衣笠祥雄氏(元広島)の2215試合で、現役で1位の金本はこの日で1049試合に伸ばした。 4/13:シーツ、連続試合安打「9」で止まる:シーツの開幕からの連続試合安打が「9」で止まった。この日は中日投手陣の前に緩急をつけた投球に手が出ず、併殺打、空振り三振、二飛、中飛と音なしに終わった。「チームが勝たなきゃ意味がないから」とシーツ。自分の記録がストップしたことよりも、中日相手の連敗に肩を落としていた。 4/14:井川、119人目の通算1000奪三振:井川慶投手が14日の広島3回戦(甲子園)で9回に梵からこの日10個目の三振を奪って、通算1000奪三振を達成。プロ野球119人目。初奪三振は99年5月7日、横浜戦で波留から。 4/15:安藤昨年から9連勝:安藤優也投手は広島4回戦(甲子園)で今季2勝目を挙げた。マウンドは大雨で足元がぬかるむ、そしてボールのかかりが悪く、スライダーが高めに浮き2回に広島石原に先制タイムリーを許したのも、この失投が原因。それでもフォークを勝負球に、大量失点は許さなかった。内容は悪かったが、7回まで投げたことは大きかった。安藤が耐えに耐えて、昨年からの連勝を「9」に伸ばした。 4/22:阪神金本1000四死球、史上16人目:22日の巨人戦(東京D)で金本知憲外野手がの2回、内海から四球を選び、通算1000四死球を達成。プロ野球16人目。初四死球は広島時代の92年6月4日の阪神11回戦(広島)で記録している。 5/2:浜中、月間MVP初受賞!:セ、パ両リーグは2日、3・4月の月間最優秀選手賞MVPを発表し、セはパウエル投手(巨人)と浜中治外野手(阪神)、パは新垣渚投手(ソフトバンク)と福浦和也内野手(ロッテ)がそれぞれ選ばれた。パウエルはで2完封を含むリーグ最多の4勝をマークし、近鉄時代の2002年以来通算3度目の選出。初受賞の浜中はともにリーグトップの打率.435、10本塁打を記録した。 5/5:矢野が自身初の3打席連続アーチ:矢野が横浜戦(甲子園)で自身初の3打席連続本塁打をマークした。この日の第1打席では無死一、二塁から高いバウンドの三塁内野安打で先制の1点をたたき出した。「ラッキー、ラッキー」とほくそ笑んだが、本番はここから。3回には4号2ラン、4回には5号3ラン、そして6回に何と6号ソロ。4日の巨人戦(甲子園)のサヨナラ打から実に5打席連続で打点を挙げた。前回対戦まで21打数8安打9打点、3本塁打と大当たりの横浜戦だが、脅威の「キラーぶり」を見せつけた。 5/9:「赤星神話」初回走れば阪神17連勝:赤星外野手はロッテ戦(甲子園)で、初回に盗塁を決めれば負けない「赤星神話」が17連勝に伸びた。ロッテ塀内のグラブを弾く幸運な二塁内野安打で出塁すると、2番藤本の2球目に成功させる。さらに暴投の間に三塁に進み、効率よくシーツの犠飛で先制した。 5/12:赤星、初回盗塁勝ちの「神話」止まる:ソフトバンク戦(福岡ヤフードーム)で初回に盗塁を決めれば負けない「赤星神話」がついに途絶えた。ソフトバンク斉藤和の初球速球を左前にはじき返して出塁。二死となり、得点圏に進んで金本のタイムリーを導きたい場面で、期待に応えた。主砲への4球目で二塁を陥れ、金本の左前適時打を呼んだ。が、得点はその1点だけで逆転負け。「赤星神話」の連勝は「17」で止まった。それでも「いつかは止まるでしょう。また新たなものをつくっていけばいい。まだ(ソフトバンクに)1つ負けただけですから」と吹っ切れた表情で話していた。 5/21:浜中プロ初の代打アーチ!:オリックス戦(甲子園)で1点差に迫られた6回2死一塁。浜中が代打でオリックス菊地原の内に切れ込むスライダーを左翼席に運んび、オリックスを振り切る貴重な1発になった。4月25日横浜戦(静岡)以来、出場19試合ぶりの11号2ラン。意外にもプロ入り初の代打アーチだ。 5/27:今季初完封リレー、FKそろえば14連勝:阪神は西武戦(インボイス西武)で、8回を江草からのバトンを受け継いだ藤川が、9回を久保田がきっちり抑えた。阪神は今季初の完封リレーを完成させ、2人がそろって登板した試合は4月23日巨人戦(東京ドーム)から14連勝。ウィリアムスを加えて築いた昨季の信頼感を継続している。 5/27:阪神、今季初の単独首位:阪神は26日完敗した松坂に続き27日は西武先発西口の前に7回までわずか2安打。だが、8回2死から赤星が四球を選び、2番桧山が左中間へ先制の適時二塁打を放つ。金本の適時打を含めたこの回の2点を江草、藤川、久保田の完封リレーで守り抜いた。ナイターで巨人がロッテに負け、開幕から58日目にして今季初の首位に立った。 6/3:矢野が今季チーム初の満塁弾!:ソフトバンク戦(甲子園)で矢野が4回、浜中の適時打で1点差に迫った直後、なおも2死満塁で右中間へ7号満塁ホームランを放った。「打ったのはストレート。完ぺきでした。チャンスだったので何とかしたかった」。その後、1度はソフトバンクに逆転を許したが、粘って再逆転。矢野は今季チーム初の満塁弾で勝利に貢献した。 鳥谷サヨナラ打!3日連続お立ち台:ソフトバンク戦(甲子園)、7−7で迎えた9回1死満塁、阪神鳥谷が右前にサヨナラヒットを打った。1日楽天戦の逆転2ラン、2日ソフトバンク戦での2試合連続となる中押しソロ、そしてこの日も乱戦にケリをつける一打。6月は3日までの3試合すべてで連続お立ち台という“快挙”を成し遂げた背番号1。どこまでも飛び続ける鳥谷の勢いで阪神は貯金を今季最多の「12」にまで伸ばした。 6/4:シーツ10号ソロ、デーゲーム6発目:ソフトバンク戦(甲子園)でシーツはリードを6点差に広げられた6回裏、ソフトバンク田之上の初球スローカーブはストライクゾーンを外れ、高めに浮いた。狙い球ではなかったが、打撃好調ゆえに反応した。打球は左翼席に一直線で飛び込んだ。5月20日のオリックス戦以来となる10号ソロで球場のあきらめムードを打ち消した。 デーゲームはこれで69打数27安打で打率3割9分1厘。本塁打も6本目と半数を超える。 6/8:阪神鳥谷3安打!猛打賞で神話10連勝:日本ハム戦(札幌ドーム)で鳥谷が足と小技で3安打、見事な猛打賞をマークした。5月2日以来、30試合ぶりの今季5度目だが、猛打賞試合は4勝1分けと負けなし。昨年6月26日から引き分けを挟んで10連勝と、不敗神話を築きつつある。 6/10:金本が孤軍奮闘、虎移籍100号弾:西武戦(甲子園)、湿り勝ちが続く阪神打線の中にあって4番金本が一矢報いる1発を放った。5回の7号ソロは、阪神移籍後100本目の区切り弾。開幕カードの4月2日ヤクルト戦で出た1号ソロ以来となる左方向へのフェンスオーバーで、完全復活を証明した。本塁打試合の連勝は「6」で止まったが、この雨雲を吹き飛ばしてくれるのは頼れる主砲しかいない。 6/14:阪神、今季初の三重殺を完成:楽天戦(フルキャスト宮城)で阪神が今季初の三重殺を完成させた。6回無死一、二塁の守り。楽天沖原の送りバントは捕前への小フライ。ワンバウンドで拾った矢野から三塁−二塁−一塁と転送された。三重殺がなると福原と矢野のバッテリーは笑顔でベンチに戻った。阪神はその前の5回裏にも無死一、二塁のピンチを迎えていたが、遊ゴロ併殺打と空振り三振で切り抜けていた。 6/17:林が先発起用に応え1、2号連発:オリックス戦(大阪ドーム)で先発出場の阪神林が初の2打席連続本塁打を放った。今季1号の1本目は4回表無死一、三塁からの3ラン。オリックス先発オバミュラーの140km高め直球を右翼席に突き刺した。勢いは止まらず、6回に3番手吉川から右翼へソロ本塁打。前日に1軍に復帰したばかりで、スタメンは5月13日のソフトバンク戦(福岡ドーム)以来。起用に応えてプロ通算2、3号を放った。 6/20:阪神藤川、連続イニング無失点39回2/3:ロッテ戦(甲子園)で最も冷や汗をかいたのは、先発福原の後を受けた阪神藤川だった。2点差の7回表。2死から堀に右中間二塁打を浴びて二、三塁とされた。一打同点の危機。だが、ここからが「交流戦無失点男」の真骨頂だ。ベニーを追い込むと、内角高め148kmのボール球を振らせた。交流戦は計20試合24イニングを無失点。4月15日広島戦(甲子園)からの連続イニング無失点を39回2/3まで伸ばした。 6/28:阪神藤川が43回2/3無失点、歴代8位:藤川球児投手が広島7回戦(富山)で9回を無失点に抑え、4月15日広島戦(甲子園)から続くシーズン連続イニング無失点記録を43回2/3に伸ばした。59年杉浦忠(南海)の43回を上回り、歴代8位に浮上。登板試合の連続無失点では、近年で最長とされる03年豊田清(西武)の34試合に並んだ。 6/28:金本が13年連続の2ケタ10号:金本が広島7回戦(富山)で13年連続の2ケタとなる10号本塁打を放った。3回2死三塁で先制の2ラン。大竹のスライダーをバックスクリーン左に放り込んだ。23日にリーグ戦が再開されてから初アーチ。71戦目での10号到達は阪神移籍後で最遅ペースとなるが「これから絶対に調子を上げていくので」と夏場の巻き返しを誓っている。 7/5:シーツがリーグ最速100安打:シーツが横浜戦(甲子園)でリーグ最速の今季100安打に達した。初回からエンジン全開で、2死から渋く右翼線に落とす安打で出塁した。3回も2死から外角球をさばき、右前に運んだ。昨季より8試合早く、節目の数字をマークした。 7/5:金本が通算300二塁打、史上45人目:金本が横浜11回戦(甲子園)の3回、門倉から右中間へ二塁打を放って、通算300二塁打達成した。プロ野球45人目。初二塁打は広島時代の93年8月8日のヤクルト16回戦(広島)で記録。 7/8:金本が歴代2位の連続4番先発:金本がヤクルト戦(秋田)で連続先発4番出場が363試合となり、石井浩郎氏(近鉄)を抜いてプロ野球歴代単独2位となった阪神金本が、反撃の一打を放った。2点を追う5回、赤星の二塁打をきっかけに1死一、三塁のチャンスを作ると、ヤクルトの先発ゴンザレスから右前にタイムリー。しかし試合は接戦をものにできなかった。 7/12:中村泰プロ初星:4年目の中村泰が広島打線を速球主体の配球で5回1失点に抑えて、プロ初先発初勝利を挙げた。攻撃的な姿勢を貫き、ポーカーフェイスで投げ抜いた。 7/12:金本が通算350号、史上20人目:三回に中堅バックスクリーンへ逆転2ラン。そして八回には、横山の外寄りの真っすぐを“技あり”の左翼本塁打。阪神の金本が、この2本でプロ野球20人目の通算350本塁打に到達だ。この1本で掛布を超えた。 7/14:町田20本目の代打本塁打:中日戦(京セラドーム大阪)で町田がリーグ最多の代打本塁打記録を「20」に伸ばした。プロ野球歴代では、大島康徳(日本ハム)に並んで2位タイ。今季初打席となった6回、代打で1号ソロを左翼席に運んだ。2軍の試合で代打満塁サヨナラ本塁打を放ち、13日に1軍昇格を果たしたばかりだ。 8/15:金本1000試合連続フルイニング出場:横浜戦(京セラドーム大阪)で金本の連続フルイニング出場が1000試合に達した。6−1と快勝し、連敗を止めて首位中日に7.5ゲーム差と迫ったことに「シーズンをまだあきらめていないことを分かってもらえたと思う」と胸を張った。 8/29:金本がプロ12人目、通算1000四球:中日戦(甲子園)で金本が6回、久本から四球を選び、通算1000四球を達成した。プロ野球12人目。初四球は、広島時代の92年6月4日の阪神11回戦(広島)で記録。 9/5:阪神60年ぶり全員毎回安打!:巨人戦(甲子園)で.全8イニングで安打をマーク。しかも先発福原を含めてスタメン全員が打った。出場全員毎回安打は、阪神では1946年7月20日対パシフィック戦以来、60年ぶり2度目(リーグ5度目)の「珍記録」だ。 9/10:福原ミラクル!セ17年ぶり中4日連続完投:横浜戦(甲子園)で福原は今季初完封勝利を目前にして9回表に1失点。連続中4日の完投勝利はセ・リーグでは89年の中日西本(2連続完封)以来17年ぶりの快投で、自己最多の11勝目をマークした。 9/12:金本が3年連続の20号本塁打:広島戦(広島)で金本が3年連続20本塁打を達成した。まずは初回2死一塁の場面で右翼へ19号先制2ラン。5回には先頭打者として打席に入り、バックスクリーンに20号ソロを放った。 9/16:阪神球団41年ぶりの屈辱的敗退:中日戦(ナゴヤドーム)で阪神は失策による1走者しか出せず、中日山本昌の準完全試合を許した。球団41年ぶりとなる屈辱の無安打無得点敗退。さらに今季ナゴヤドームでは10戦全敗。前日15日に続くゼロ行進で中日とのゲーム差は「6」に広がった。 9/20:金本ゴジラ超え!416試合連続4番:ヤクルト戦(甲子園)で金本が「日本一記念日」をまた白星で飾った。04年開幕からの連続4番出場が、この日で416試合。巨人時代の松井(ヤンキース)を抜いて日本新記録となった。だが個人的な事情より、快勝の喜びに全身で浸った。 10/4:安藤が初の月間MVP受賞:安藤優也投手が4日、セ・リーグの9月度月間MVP(投手部門)を受賞した。プロ入り初めて。9月3日の横浜戦(横浜)でプロ初完封勝利を挙げるなど、月間4勝をマークした。月間防御率も0.98とリーグトップ。首位中日を追うチームの快進撃に大貢献した。 10/4:矢野が通算100本塁打:矢野が4日のヤクルト21回戦(神宮)の2回、石井一から今季17号を放って通算100本塁打を達成した。プロ野球247人目。初本塁打は、中日時代の91年8月26日の阪神23回戦(甲子園)で野田から記録している。 10/7:浜中が10年目で初の20号本塁打:浜中が巨人戦(甲子園)でプロ10年目にして初の20号本塁打の大台に到達した。1−0の4回、巨人内海の123km、スライダーをレフトスタンドに放り込んだ。 10/13:片岡、涙のラストゲーム;片岡が中日戦(甲子園)で15年間のプロ生活にピリオドを打った。母校の大阪・PL学園高の中村元監督や家族が見守る中「6番・三塁手」で“引退試合”に先発出場。五回に中前適時打、七回には高校時代、ともに甲子園大会で春夏連覇を成し遂げた親友立浪の頭上を越す左越え二塁打を放ち、スタンドを沸かせた。 10/16:阪神球児2年連続最優秀中継ぎ投手賞:藤川球児投手が16日、2年連続でセ・リーグ最優秀中継ぎ投手賞に輝いた。全日程が終了し、横浜加藤と並ぶリーグトップの35ホールドポイントを挙げた。今季は開幕直後から47回2/3連続無失点をマークし、連続イニング無失点記録の歴代5位にランクイン。8月には右肩の故障の影響もあって戦線を離脱したが中継ぎ、抑えとしてフル回転して、チームを支え続けた。63試合に登板し、79回1/3を自責6。防御率0.68だった。 10/16:井川、2年ぶり3度目奪三振王:ヤクルト戦(神宮)で井川が今季最終戦で10三振を奪い、2年ぶり3度目となる最多奪三振のタイトルを手にした。中日川上を10個差で追っての先発で「三振を取るのに必死だった」。初回に2三振を奪ったが中盤は伸び悩んだ。あと3個として迎えた最終回に岩村、ラミレスを連続三振、安打と四球で走者をためたが最後は代打田中浩を速球で空振り三振に仕留めた。力投のかいあり、完封で14勝目というおまけもついた。 10/17:阪神が観客動員数2年連続トップ:セ・リーグは今季の全日程が終了した16日、交流戦を含んだ観客動員数を発表し、全438試合で昨年より1.8%増の1187万7677人となり、1試合平均は前年より468人プラスの2万7118人に増加した。球団別の1試合平均は、阪神が前年比0.7%増の4万3218人で2年連続のトップ。2位の巨人は昨年比で1.0%減り、3万9626人で4万人台を割り込んだ。 |
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