愛netコミュニティ・生活知恵(リサイクル:食品)
●青ジソの活用法●お餅活用法●チーズの再生●氷砂糖の活用法●梅漬けのシソ活用●果物活用法
●柑橘類の皮の活用法●熟したバナナの活用法●インスタントコーヒー活用法●梅酒の活用法●お茶の出がらし
●青ジソの活用法
しょう油漬けに】青ジソが沢山ある時、私はしょう油漬けにします。作り方はとても簡単。シソを洗って水気を拭きとります。濃口しょう油にみりん、酒を好みで加え、1度煮立たせて粗熱をとり、シソを重ねたまま漬けます。数日したら、液だけ再沸騰させ、葉を戻して漬ければ、いつまでもおいしく食べられます。漬けたシソを熱いご飯にのせれば、食が進みます。また漬け汁はシソの香りがするので、冷や奴などに最適です。
夏向きのジュース】沸騰させた湯の中によく洗ったシソを入れて5分間煮立てます。シソを取り出したら砂糖を加え、溶けたらクエン酸を入れます。よく混ぜて粗熱を取ったら冷蔵庫で保存します。好みで炭酸や水で薄めて飲みます。私の場合は、シソ300g、水800cc、クエン酸25g、砂糖600gで作ります。夏の飲み物に最適です。
さっぱりした酒】青ジソの葉120〜150枚、ショウガ約100g(1cmほどの輪切り)、レモン3〜4個(皮をむいて2cm程の輪切り)、氷砂糖100〜250gを用意します。これらを広口瓶に入れ、ホワイトリカー(35%)を1.8g注ぎ込み、密封して3ヶ月で中身を取り出し、半年ほど熟成する。お湯割り、水割り、オンザロックなど、好みで飲む。
ホットケーキにも】小麦粉、卵、牛乳か豆乳、ベーキングパウダーまたはホットケーキミックスの生地に、千切りにした青ジソを混ぜて焼くと、いい香りの青ジソホットケーキが出来ます。この生地にジャガイモのすり下ろしを加えて薄めに焼くと、チヂミが出来ます。ゴマを入れても香ばしく、朝食やおやつによく作ります。
イワシの梅シソ巻き】@・イワシ6尾は3枚におろして腹骨をとる。A・@の半身を1枚ずつ並べ、たたいた梅干し2個分を薄く塗る。B・青ジソ12枚をのせ、くるっと巻いて、楊枝でとめる。C・小麦粉1/2カップに片栗粉大さじ1・1/2を加え、溶き卵1/2個分に冷水適量を加えた衣にBをくぐらせ、油で揚げて半分に切れば、出来上がりです。
●余った餃子の皮は?
ネタを入れて冷凍】うちでは皮すべてにネタを入れ、形を作ってしまいます。その上で、ギョーザには軽く小麦粉をはたき、それ以外はそのままで、平らに並べて密閉し、冷凍します。2週間ぐらいは大丈夫です。使う時は凍ったままフライパンで焼いたり、油で揚げたり、蒸したりすると、普通に作った時と同じように出来上がります。同じネタで飽きてしまいそうな時は、春巻きの皮なら、小さく切ったリンゴ、砂糖、シナモンを中に入れておいたり、ギョーザやシューマイの皮であれば、チーズやチョコレートなどを挟んだりしておいて、おやつやおつまみとして使う事もあります。
ラップに包んで】ギョーザシューマイの皮は乾燥しないようにラップフィルムで包み、ポリ袋に入れて冷凍すると、1ヶ月くらい大丈夫です。春巻きの皮は1枚ずつ巻いて、棒状にしてからラップフィルムに包んで冷凍保存した皮を料理に使う時は、5〜6時間前に冷凍庫でゆっくり解答するといいです。皮が破れた時は適当に切り、油で揚げてサラダのトッピングにしたり、そのまま味噌汁やスープ、ラーメンなどに加えてもおいしいです。
ファスナー付き保存袋を活用】春巻きの皮は一度袋から出すと乾燥していくので、残った皮はファスナー付きの保存袋に入れます。これでパリパリになるのを防げます。すぐに使う場合は冷凍がお勧めです。冷凍しても自然解凍で元の状態に戻ります。
キャベツや白菜で】春巻きの皮は水分のある葉菜類(キャベツや白菜の葉など)で覆うように包み、その上をナイロン袋でぴったりくるむか、密閉容器に入れておきます。この状態で冷凍保存すると、ぱさつきを予防できます。
おつまみに転用】残った皮は強火の油でカリッと揚げます。マヨネーズにチーズ、パセリなど色々とトッピングすれば酒のおつまみに、ハチミツやジャムを塗れば子供のおやつになります。
●お餅活用法
グラタン】立派なメーンディッシュとしてアレンジするのなら、餅入りグラタンがお勧め。マカロニの代わりにお餅を使うのです。まず、バターを塗った耐熱容器を準備。電子レンジで過熱したお餅やお好みの野菜、キノコ類を入れます。ホワイトソースをかけて、溶けるチーズを乗せ、オーブンで5〜6分焼くと出来上がり。ホワイトソースのほかにミートソースを使ってもよい。
野菜あんかけ】まず、余ったお餅を適当な大きさに切り、油で揚げます。次に、タケノコやニンジン、エンドウなどを細切りにして青ネギやショウガと一緒に炒め、ス−プとお酒、しょう油、砂糖、塩、コショウなどで味付け。水溶き片栗粉でとろみをつけ、あんかけに。揚げたお餅の上に、たっぷりかけると出来上がり。野菜が沢山取れて、栄養満点です。
手軽におかき】カリカリに乾燥してしまったお餅のとても簡単な再利用法です。お餅を細かく切って、乾燥させ、油で揚げるだけ。油の中では、花が咲いたように膨らみ、とてもきれいです。キツネ色になるまで揚げて下さい。砂糖を溶かしてハチミツや水あめを加えたものをまぶして食べると、更においしいです。
チーズサンド】ちょっとしたおやつ代わりになるおいしい再利用法。角餅の中央部に切込みを入れて、二つ折りに。その間に細長く切ったチーズを挟み、焼くだけです。焼いたお餅とチーズの風味がほどよくマッチ。青ジソも一緒に挟んだり、揚げたりしてもおいしいです。おつまみにもなります。
餅ステーキ】凝らずにおいしい方法。オーブントースターなどで軽く焼いたお餅を、油を敷いたフライパンでもう一度焼くだけ。バターやしょう油を絡めて味付けして下さい。七味唐辛子をかけると深みが出ます。
●チーズの再生
【チーズが固くなっら】使いかけのチーズが固くなってしまった時は、ほんの少しウイスキーをふりかけて、密閉容器に入れておきましょう。柔らかくなり風味もよくなりますよ。
●氷砂糖の活用法
サワードリンク】果物をふんだんに使ったサワードリンクがお勧め。例えばイチゴやオレンジ、リンゴ、カリンなどの果実約1kgに、氷砂糖約1kg、穀物酢約1gを用意。ビンに材料を入れて、涼しい場所に置き、翌日から1日1回ビンを上下させて混ぜ合わせて下さい。約2週間から1ヶ月で出来上がり。それを好みに合わせて、冷たい水や炭酸水、牛乳などで割って飲んで下さい。さっぱりとおいしいです。
ガムシロップなどに】お砂糖が足りないとき、思い切って氷砂糖を使ってみると、案外おいしく仕上がります。そこで、アイスコーヒーやアイスティーを飲むときに使うガムシロップを氷砂糖で作り置きしましょう。多めの氷砂糖を水で煮溶かして、ビンで保管するだけなので簡単。また、料理への活用法は「すき焼き」。甘味が強すぎず、お砂糖を使うよりもコクと深みがあります。
ドレッシングに】青ジソのドレッシングを、氷砂糖で使って作ります。たっぷりの青ジソを洗って広口のビンに入れ、氷砂糖約1kgとひたひたに浸たるくらいのお酢を入れて漬けて下さい。まろやかで香りの良いドレッシングが出来上がります。また、ドリンクとしては梅シロップ。青梅1kgを洗ってヘタを取り、つま楊枝で穴をあけておくのがポイント。梅と氷砂糖を交互に入れてお酢を約200cc入れて漬けて下さい。
●梅漬けのシソ活用
ふりかけに】梅干と一緒につけたシソを引き上げて水洗いし、軽く塩抜きします。固く絞ってザルに広げて天日に干し、カラカラに乾燥。ミキサーにかけて粉末にすれば、ふりかけになります。ご飯にかけるだけでなく、野菜サラダのドレッシングやお好み焼き、煮込み料理などに調味料として活用できます。乾燥させるのは、電子レンジでもよい。
つくだ煮】シソを1時間位水に漬け、固く絞った後に細かく刻みます。鍋に、刻んだシソとチリメンジャコを入れ、みりんとしょう油、化学調味料で水分がなくなるまで煮て出来上がりです。お茶漬けにぴったり合い、日持ちがするので便利。シソは、塩抜きをしすぎないのがコツです。
練り梅をつくる】梅干と一緒に漬けたシソは、やはり梅干に混ぜ込むのがベストのようです。まず、梅干は種を取って細かく刻み、塩抜きして刻んだシソと混ぜ合わせます。しょう油と化学調味料で軽く味付け。まな板の上で包丁を使って全ての作業が出来ます。瓶詰にしておくと長く持ちます。
ご飯を炊く前に】いつも炊いているご飯に一工夫。よく水洗いしたお米と一緒に、ひとつまみ分くらいのシソを炊飯器に入れてしまいます。少しピンクに色づいてきれいだし、想像するよりも酸っぱくならないでおいしい。漬けた汁も少し入れると更に風味が増します。
シソ豆腐】木綿豆腐1丁をふきんで包み、軽く重しをします。8等分した後、広げたシソの葉で豆腐を一つずつくるみます。冷蔵庫で一晩おくと、ピンク色のシソ豆腐の出来上がり。刻んだシソや梅干しを上にのせていただきます。シソを何枚か使って、豆腐を完全にくるむようにして下さい。
●果物活用法
ジャムにして保存】果物は砂糖を加えて鍋で煮てジャムにします。桃・梨・柿・イチジク・栗なども活用できます。
すぐに冷凍】新鮮でおいしいときに食べるのがいいのですが、余った場合はすかさず冷凍してしまいましょう。ミキサーで果汁にして氷にしたり、フルーツアイスっぽくしたり、自然解凍してジュースにしたらおいしく飲めますよ。
ドライフルーツにする】薄切りにした果物を、電子レンジに入れて水分を抜くと、ドライフルーツになります。電子レンジにかけるときはラップはかけないで下さい。冷凍しておくとケーキを焼くときなどに刻んで入れるといいでしょう。
●柑橘類の皮の活用法
マーマレード】甘夏の皮をピーラーでむき、表面の黄色い部分だけ刻んで、苦味を取るため半日くらい水にさらします。実は房袋から出してばらし、房袋も小さく刻みます。種はだし袋に入れておきます。皮と実と房袋の刻んだものを一緒にして、砂糖をまぶします。砂糖は一度に入れず、三回くらいに分けて入れます。少しおいておくと、水分が出てきます。ここにリンゴ1個をすって入れます。水分が少なければ水を少し足してもかまいません。これに出し袋に入れた種も一緒にして煮込みます。はじめ強火で、沸騰すると弱火にして3、4時間煮詰め、木じゃくしですくって、ねっとりと落ちるようになったら出来上がりです。種は取り出します。
食器洗いに】柑橘類の皮は、油汚れを落とし、消臭作用があります。食器や鍋の油汚れは、湯と共に皮の内側の白い部分でこするとよく落ちます。またぬかみそ漬けや肉、魚、ニンニクなどを処理した後に手に残ったにおいも、皮でこすりながら手洗いすると消えます。この効果に気づいてからは、毎日の台所仕事に皮は必需品となりました。(甘夏の皮が一番ですが)。洗剤の使用量が減り、慣環境にもよいと思います。更に私は、使用後は生ゴミ堆肥(たいひ)づくりに利用し、無駄なく土に還元しています。
大人のお菓子】柑橘類の皮を使った、ちょっぴり大人のお菓子を紹介します。皮は内側の白い部分を包丁でこそげ取り、5mm幅の千切りにして、ハチミツに1日つけて味をしみこませます。市販のチョコレートを細かく刻んで湯せんで溶かし、ブランデーかラム酒を大さじ1ほど加えて混ぜ合わせます。ハチミツ味の皮をチョコにくぐらせて乾かせば、紅茶によく合う、とってもおいしいお菓子の出来上がり。とても簡単です。色々な皮で試して、自分の好みを見つけて下さい。
入浴剤代わるに】皮を網目状の物に入れて陰干しにつるし、よく乾燥させます。それを袋状に縫った日本手ぬぐいに入れ、お風呂に浮かべます。よく温まり、肌がすべすべします。入浴剤の節約になります。
陳皮 (ちんぴ) 】陳皮 は柑橘類の皮を使ったもので、中華料理の素材としてだけでなく、七味唐辛子やカレー粉等にも含まれています。漢方薬としても有名で、健胃や咳止めの効果があるそうです。まず食べる前に皮の表面のワックスを落とします。洗剤で軽く洗った後、スポンジの硬いヤツでしっかり洗い直します。ただ、あまり強くしすぎると、皮の細胞膜が破れて香りが飛んでしまうので注意を。中身を食べた後、皮を剥き、天日で数ヵ月以上乾燥させます。牛肉や豚肉の料理に合います。
●熟したバナナの活用法
バナナジュース】我が家では、熟したバナナを冷凍させ適当な大きさに切り、牛乳と共にミキサーにかけます。その時にレモン汁を入れると変色を防げるし、さわやかな味になります。冷凍するとバナナが日持ちし、冷たいバナナジュースが出来るので、夏場のメニューにお勧めです。
●インスタントコーヒー活用法
消臭剤として】コーヒーには消臭作用があるので、そのままお部屋あの消臭剤に使いましょう。グラスに入れておくと、コーヒーのほのかな香りも漂い、とてもおしゃれです。私はトイレの消臭剤として使っています。また、灰皿の中に入れておくと、煙草の匂いが気になりません。もちろん、賞味期限切れのものでもOKです。
朝食にコーヒートースト】わが家では毎朝、食パンを食べているのですが、マーガリンばかりで物足りない感じ。ジャムやハチミツは甘すぎて…。そこで、お勧めなのはコーヒートースト。キツネ色にこんがり焼いた食パンに、バターを塗り、グラニュー糖、インスタントコーヒー、粉末のクリームをふりかけるだけ。食パンの上で、じんわりと溶け合って、絶妙な味わい。温かいうちに食べるとおいしい。分量は好みで加減を。
鶏肉のコーヒー煮】インスタントコーヒーを使った本格的な煮物はいかがですか?作り方はとても簡単。鶏のもも肉1枚を、水カップ1とインスタントコーヒー大さじ1で約20分煮ます。鶏肉を鍋から取り上げて洗い、水分をよく拭き取って下さい。別の鍋に、しょう油大さじ1、酢大さじ1、酒大さじ3、みりん大さじ4、だしの素少々を煮立て、鶏肉を入れます。すぐに火を止め、鶏肉をそのまま半日浸すと出来上がり。前日の夜に作ると翌日のメーンディッシュになります。
●梅酒の活用法
ヨーグルトに】最近「これおいしい!」と感激しているのが「梅酒ヨーグルト」。作り方はとても簡単。市販のヨーグルトをグラスに入れ、上から梅酒を5mmほど注ぐだけで出来上がりです。そのままヨーグルトをすくって食べると、梅酒がからまり、ハーモニーが絶妙で、とてもおいしい。オシャレなデザートで来客にも好評。ヨーグルトは加糖のものを選びましょう。
料理の下準備】梅酒を意外な事に使う方法があります。鶏の胸肉のパサパサ感をなくすために、料理の下準備に使ってみてはいかがですか。皮ではなく、身の方に斜め格子に包丁で切り目を入れ、梅酒と少しの塩を混ぜた漬け汁に漬け込んでください。驚くほどまろやかなお肉に変身します。
蒸しケーキ】梅酒を使った簡単デザート。市販のホットケーキミックスに梅酒を少量入れ、さらに梅の実をみじん切りにして混ぜ込みます。それをフライパンで焼くのではなく、アルミホイルのカップに入れて蒸し器で蒸すだけ。竹串を刺しても何もついてこなくなったら出来上がり。梅の風味がたっぷり効いた「梅蒸しケーキ」は突然の来客にも喜ばれそうです。
梅酒ゼリー】梅酒のおいしさをオシャレにアレンジするには、ゼリーがぴったり。ゼラチン約5gを水でふやかし、飲める程度の濃さに水で割った梅酒約250ccで溶かします。グラスに入れて固めてください。少し柔らかめがおいしいので、型抜きなどはせず、そのままスプーンですくって食べてください。口当たりがよく、さわやかなデザートに変身します。
●お茶の出がらし
肥料として再利用】出がらしは植木用の土と混ぜて肥料として使うのがお勧め。私は自宅の庭に植えている草花に使っているのですが、続けていると少しずつ土が柔らかく変化し、キメの良い状態になりました。美しい花が咲くのを楽しみながら再利用しています。
出がらしを出さない】栄養面から考えても、出がらしには体に良い成分がいっぱいあるとか。一緒に摂るのが一番です。そこで、ジューサーやミルサーなど粉末にする機器を使ってお茶の葉を粉にしておき、一杯につき小さじ一杯程度をお湯で溶かして飲んでいます。お茶の栄養満点で、体調は抜群。風邪や便秘予防にもなると思います。
消臭剤に】お茶の葉には匂いを消す作用があるのをご存知ですか?キュッと水分を絞った出がらしをカラカラになるまで乾かし、ティッシュや通気性のある小さな袋に入れて、匂いの気になる場所に置くだけ。消臭剤に変身します。食器棚がカビ臭くて、今まで沢山の種類の消臭剤を使いましたが、出がらしの消臭剤が一番効きました。タンスや下駄箱、玄関などいろんな場所で使えるようです。
掃除に大活躍】出がらしは掃除に役立ちます。出がらしが少し湿った状態で、トイレの床や廊下などにまいて、そのままほうきで掃くのです。また、フライパンなど油汚れのひどい物は出がらしをかけて水を張っておくと、きれいに洗うことが出来ます。また、お茶の殺菌効果を利用して、まな板を洗うときにも使うといいでしょう。