愛netコミュニティ・生活知恵(住宅)
@壁の手入れ
モルタル壁のヒビはコーキング材で】住まいを長持ちさせるコツは。周期的な点検による傷みの早期発見、早めの手入れにつきます。モルタルなどの壁や屋根瓦に割れやヒビを発見したら、すぐにデパートの日曜大工コーナーに駆け込み、コーキング材料を買い求めましょう。これを詰めておくだけでしばらく安心。長く持たせるコツです。
プラスター壁の補修は紙粘土で】プラスターや漆喰しっくいの壁の大きなヒビ割れは専門家に任せますが、一時的な補修ならば、自分で作ったの紙粘土で間に合います。トイレットペーパーを水に一晩つけて柔らかくし、軽く絞ったものを十分にこねます。こね上がったものに木工ボンドを入れて、かき混ぜるとインスタント紙粘土の出来上がりです。隙間にはさみ込んでやるだけで、亀裂が広がるのを防ぎます。この即席粘土は、このようなケースに色々応用できます。
ペンキ壁の汚れは中性洗剤で】合板の壁やペンキを塗った壁の汚れは、中性洗剤を雑巾やスポンジに含ませてよくこすって落とします。あとの水拭きを忘れずに。漆喰壁の汚れは、練り歯磨きを布につけてよくこすると落ちます。鉛筆などの落書きは、新しい消しゴムや食パンでこすると、ほとんど消えます。
頑固な壁の汚れには奥の手で】問題は食べ物のカスやクレヨンなど、こびりついてしまってなかなか落ちない汚れです。クレヨンでついた汚れは、紙やすり・スチールウールで軽くこすってとります。更に、白いクレンザーと住宅用洗剤をこねてドロドロにした溶液を、その上にブラシで塗り、生乾きのところを布でふき取ります。この奥の手を用いると、頑固な汚れもどうにか落ちます。
壁についたフェルトペンは食用油で】フェルトペンには、油性と水性があります。水性の汚れは、ふつうの住宅用洗剤に少し酢酸を混ぜて拭くだけで落ちます。油性の汚れには、食用油を塗ってティッシュペーパーで拭いてみて下さい。
壁紙の汚れにはコーンスターチを】紙やクロスの壁紙は、水で洗い流す事が出来ません。消しゴムで消すか、汚れた部分にコーンスターチを塗ります。乾燥したら、布かブラシで払い落とします。ビニール性の壁か身の汚れは、市販の中性洗剤を用いるか、吸塵スプレーを吹いて乾いた雑巾で拭きとって下さい。壁紙や壁クロスの汚れを落とす時、液体洗剤などで、新たな汚れを作らないように要注意。
A湿気をとる
扇風機で】扇風機をひたすら酷使。部屋の中で扇風機を絶えず回しているのは勿論、押入や本棚の後ろなどに定期的に扇風機をあてて、風を入れる。単純な方法ですが、意外と効果があります。
竹炭は効果大】天然の炭をフルに活用する。特に、竹炭は孔が多く、水分を吸い取る能力に優れていて、湿気とりに最適。押入やトイレ、流しの下、げた箱の中など気になるところに置いておくだけ。米びつの中にも入れておくと、梅雨でもお米がサラサラとして、防虫にもなります。
除湿器で】除湿器が驚くほどパワフルに湿気を取ってくれます。特に風が通りにくいマンション住まいの方には必需品。電気代も安く済むし、洗濯物の室内干しにも効果抜群。冬場の結露も防げます。
乾燥剤を】お菓子やのり缶に入っている乾燥剤を活用します。タンスや押入、食器棚など湿気がこもりやすい場所にポンと置いておくだけでOK。乾燥剤はほとんど乾物類の缶や箱に入っているので、それを使うと経済的です。
ふすまをはずす】押入のふすまを思い切ってはずしてしまいます。中が見えてしまうので、カーテンなどでカバーする。はずせない場合は、5cmでも開けておくことおすすめします。
B部屋のにおい対策
観葉植物とお香】何となくにおいが気になるときは、部屋の中に観葉植物を置くのはどうでしょうか。私は特にレモンバームがお勧めです。その上で、お香をたくと、さらにグッド。香木や花、ハーブなど色々な種類のお香があるので、その日の気分で変えてみるのも楽しいです。香りの成分には空気を浄化する作用があるようです。
コーヒーの残りカス】使い終わったコーヒーの残りの粉を乾燥させて、器に入れておくと、消臭作用があるようです。よく喫茶店などでは灰皿にも入れてあります。リサイクルできるし、ほのかにコーヒーの香りがしていい気分になります。粉を入れておく器もガラスや焼き物などバリエーションを楽しんでみて下さい。
お茶を炒る】少し面倒かな、と思われるかもしれませんが、お茶の葉を直接炒ると消臭作用があります。例えばフライパンで炒ったり、ガス台のグリルの受け皿にお茶の葉を入れてカラ焼きしたり。お茶の香りが広がるので、魚や肉を焼いた後やタバコのにおい対策にもお勧め。少し焦がす程度がちょうどよく、炒った後の葉も普通に飲めます。香ばしくておいしいです。
においを密封】生ゴミや食べ残しなど、においの直接的な元となるものはビニール袋などに入れてしっかり密閉すること。ゴミ箱もフタのついたタイプのものを選んだり、中にゴミ袋を入れて、暖かい季節にはその都度、袋の口を縛るなどすれば随分においが少なくなります。また、流し台や生ゴミをためる三角コーナーはいつも清潔に。台所用洗剤を水で薄めて、集中的にスプレーするのも効果が高いようです。
B香りでお部屋のムード作り
○【コロンでムード満点】彼氏が家に遊びに来る時は、蛍光灯にコロンをふっておくと良い。スイッチを入れると電球の熱で、部屋いっぱいにコロンの香りが充満し、ムード満点になります。
C部屋の目隠し
○【すだれを掛ける】部屋、トイレ、風呂の窓など外から見える部分は、窓の大きさに合わせたすだれを掛けるとよいでしょう。出入りする時、その都度上げ下げするのが面倒ですが、中が見えにくくなる上、風通しも良く、暑い季節にはピッタリです。
○【格子棚を置き花や観葉植物を飾る】窓際などに少し大きめの格子棚を置き、お花を飾ったり、ツル性の植物を巻かせてみたりすると、とっても素敵です。また、スペースに余裕があるなら、合わせてついたてなどを置いてもオシャレになります。
○【カーテンに細工を】カーテンは、厚手と薄手の二重に掛けている事が多いですが、二枚とも全開にすると部屋の中が丸見えになってしまう場合などは、薄手のカーテンに細工をします。カーテンを横3段に分けてつるします。勿論、途中にはカーテンレールがないので、窓用のポールや突っ張り棒を利用すると便利。上の部分だけを開けるなどすると風通しもいいです。
○【ブラインドを】カーテンでは透けて見え、困る場合はカーテンレールを取り外し、ブラインドに変えてみてはどうでしょうか。羽根の部分を少し上向きに調整すると、風も入るし、日中は日よけ対策にもなり、重宝します。
○【自動車用のフィルム、すりガラスを】外からは鏡のようになり、中からは外が見通せる自動車用のフィルムを張ってみてはどうでしょうか。又、すりガラスに変えたり、夏の夜は雨戸でも風通しの良いものがあります。建築業者に相談してみるのもいいでしょう。