【物語(ストーリー)を考える】
詞の素材・モチーフ・テーマがある程度煮詰まったら、それにふさわしい物語(ストーリー)、ドラマを頭の中で描く。まずテーマを決め、空想・想像力・体験・知識を駆使し、素材、モチーフ、ひらめき、アイデアを構成する。
★既存作品の物語の展開を分析しパターンをストックする
●現在・過去・未来という展開の中で心情あるいは状況を描く。
●回想シーンの中で現在の心情あるいは状況を描く。
●時間の経過の中で、心情あるいは状況を描く。
●場所の移動の中で心情あるいは状況を描く。
●四季の移り変わりの中で心情あるいは状況を描いていくもの。
●1・2・3番の区別がつきにくいもの。
●主人公の心情あるいは状況を別のアングル・視点から捉え直して描いていくもの。
★物語の内容面
一・二・三番という形はあるが内容がほとんど変わらない作詞がある。使われている語彙が部分的に変化しただけで、物語の進展や心情の積み重ね、盛り上がりがないもの。一番で表現したものを二番・三番で繰り返したものがあり、くどくなったり、単調で説得力に欠ける作品になりかねない。この場合は一・二・三番を一つにまとめ直すか、一番のテーマに基づいて二番・三番で違った展開をさせる。二・三番で物語を展開させながらテーマを強調する方法をとる。
★物語作りには、次のことを頭ではっきりと整理しておく
@主人公=男。女。第三者。年齢。職業。
A状況=出会い。別れ。不倫。悲恋。裏切り。
B背景=部屋。街。港。酒場。駅。空港。
C展開=1番・2番・3番流れ。
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