マジック芸の種あかし(9回・10回・11回・12回・13回)
第9回・破っても元通りになる新聞紙
新聞紙を2枚重ねにして1枚だけを破る
@あらかじめ1枚の新聞紙を4つ折りにしておく。
その新聞紙の“角”を内側に折り曲げます。
Aもう1枚の新聞紙を広げます。その裏に、4つ折りに
した新聞紙を相手に見えないように持つ。
B広げた新聞紙を4つに折り、先に折りたたんだ
新聞紙を内側に入れる。外側の“角”を破る
C素早く、内側に折りたたんだ新聞紙を広げます。
破った新聞紙は、自分に向けて、広げる。
第10回・恋の手ほどき
@左の図は男性の目から見た“なわ抜け”第1段階の図です。
 相手を縛っているヒモを自分の手首へ持ってくるわけなので
 すが、どの部分をつかみ、どっちの手首へ持ってくるかがポイ
 ントになります。それには2本のヒモが交わっている部分を見
 ます。自分の目から見て自分のヒモが下になっている側の相
 手のヒモをつかみ同じ側の手首へ持ってくればいいのです。
A次にそのヒモを、手首を縛っているヒモの中に通します。
  (腕→手先)
B通したら左図のようにヒモの輪を作りその中に縛られている方
 の手を入れます。
C最後は手首を返して一気に手を引きます。これで2本のヒモは
 バラバラになります。
第11回・恋の手ほどき縄ほどき
この手品の解き方は、結び方ではなく、ほどき方にあります。まず、相手のヒモを自分の手首の輪の
中に通します。次に、手首の輪に通した相手のヒモが輪のような形になるので、その輪の中に自分の
手首を入れる。その後、両手を引けばヒモは簡単に離れます。ヒモを通りやすくする為、手首はゆるめ
に縛りましょう。
@相手を縛っているヒモをつかむ。ヒモが絡むとやっかいなので注意。
A相手のヒモを引っ張って、もう一方の手の近くまで寄せる。
B相手のヒモを、腕側から輪の中に通して、更に、相手のヒモの中に手首を
入れる。
Cヒモが引っかからないように、手首を返しながら手を引けば、あっさりと離
れる。
第12回・名前が変わる名刺・その2
一番下にある名刺の裏に、あらかじめ、「山田」と書いておく。その上に、半分に切った名刺を裏側にし
て重ねます。半分に切った名刺の切り口を隠すように輪ゴムを回します。その上半分だけの名刺に、
相手の名字を書くわけです。
@1枚の名刺を、ハサミで半分に切り取る。使うのは、上半分。
A4〜5枚の名刺を束ねる。一番下の名刺の裏の上半分に、自分の名前
(例・山田)と、書いておく。
B半分に切った名刺を“山田”と書いた名刺の上に重ねる。山田の文字が
見えないようにする。
C上から太い輪ゴムでとめる。半分に切った名刺の切り口がバレないよう、
輪ゴムを重ねる。
D半分に切った名刺の上に“鈴木”と書く。“ゆう子”の名は、2枚目の名刺
の下半分に書かせる。
E裏返して、“山田ゆう子”と書いた名刺を抜きとらせる。“鈴木”と書いた
半分の名刺は手元に残す。
第13回・水にとけた1円玉
消えたように見える1円玉は、実はハガキの裏に貼りついているのです。コップにハンカチがおおいか
ぶさっている時が勝負。手でハガキを押さえながら、コップをひっくり返します。水はこぼれません。1円
玉は、ハガキの上に落ちてきます。ゆっくりコップを元に戻せば、1円玉は、ハガキの裏に貼りついたま
ま。消えたように見えます。
ハンカチをかぶせたらハガキを手で押さえて、
コップを上下にひっくり返します。
1円玉がハガキの上に落ちたら、静かにコップ
を元に戻す。1円玉は、ハガキに貼りつく。
ハガキを取り除いたところで、相手に気づかれ
ないように1円玉を指でつかみ取る。
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