てるてる坊主

「♪てるてるぼうず てるぼうず あした天気にしておくれ」

しとしとと降り続く日々
雨曇りの空 眺めてると
子供のころの 君が目に浮かぶ
心ときめく 遠足の前夜
願いを込めて 軒の下
てるてる坊主を吊るして
てるてる坊主を口ずさみ
明日、晴れるのを祈っていたね


じとじとと陰鬱(インウツ)な梅雨
なまり色の空 重く苦しい
そんな時には 君に会いに行こう
でも雨降れば 足元悪く
ロウソク、線香 火はつかぬ
てるてる坊主思い出し
てるてる坊主を口ずさむ
明日、晴れたなら参りに行こう

「♪てるてるぼうず てるぼうず あした天気にしておくれ」