目蓋(まぶた)をとじて... 
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時計(とけい)の針がチクチクと (むね)つつき
幾度(いくど)となく 寝返(ねがえ)りをうつ
()ようとしても ああ、(ねむ)れない
ヒツジを1000(びき)数えても 目が()えて
()なければ」と 思うほどに
(ねむ)れぬ(あせ)りで なお(ねむ)れない
ダークなベッドの中 モヤモヤした(よる)が続き
,,けだるい(あさ)を いつも(むか)えてる
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深淵(しんえん)(おぼ)れて(あえ)いでる そんなある日に
くすんだ(やみ)から抜け出す(すべ)を 見いだした
不安(ふあん)(さいな)まれる (つら)さから解かれて
いつしかやさしい羽毛(うもう)に包まれて 幸せな(ゆめ)の中
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(ねむ)れぬ夜は(おだ)やかに 目蓋(まぶた)閉じ
(いと)しの君に ()いに行き
楽しい思い出を (つく)ります
生前(せいぜん)、仕事に追われて いた私
(きみ)に何も してやれなかった
だから(ゆめ)の中で 実現(じつげん)しよう
そよ(かぜ)に吹かれ サイクリングをするのもイイ
映画を()よう 酒を()()わそう
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それとも歌が好きだった 君に(うた)を書き
そして父娘(おやこ)でノド自慢に出て デュエットしよう
微笑(ほほえ)ましい光景に きっと拍手喝采(はくしゅかっさい)
いつしかやさしい羽毛(うもう)に包まれて 幸せな(ゆめ)の中
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(ねむ)れぬ夜は(おだ)やかに 目蓋(まぶた)閉じ
(いと)しの君に ()いに行き
楽しい思い出を (つく)ります