hitomi's poem

hitomiの(うた part9(1周忌)


前夜は何故か寝苦しく 眠りについたのが朝方だった
昼前に起きると 窓の外は激しい雨と風
妻は不安がっていたが 私は大丈夫と不安を拭いさる

あれから1年 今日はhitomiの1周忌
仏壇にお花とお供え物を供え 焼香をする
あの時以来の黒服に黒いネクタイ 気が引き締まる

私の言葉通り出かける時には 雨が上がっていて
何故か遠くの空が 神々しく輝いて見えた
柔らかな優しい光 懐かしい眩しさに 胸がときめいた

法要場の西栄寺につくと みんな来ていてた
祭壇の前の沢山の粗供養 皆様有難う

午後4時、全員揃ったところで 厳かに法要が始まる 
お経を唱える僧侶の声が 広い空間に響き渡る
 
祭壇の写真を見ながら 今頃hitomiはどうしているのだろうか
慌しい1年だったけど 1日も君の事 思わない日はなかったよ
今日はhitomiの大好き人達みんなで 偲んでくれた



法要も無事に終わり場所を代え イカリ寿司で食事会
マイクロバスと5台の車に分乗し 29人がお店に向かう

親戚一同、娘の友達 久しぶりの顔合わせで 和気藹々になる
1周忌なのに不謹慎では?の一部の声をヨソに カラオケを始めた
滅多にない機会 殻を破って新しいカタチ作ってもいいのではないかと思う

義父が先陣を切った 友達はhitomiの好きな歌“Jupiter”を唄ってくれた
私は“陽はまた昇る”を唄っていると涙がとめどなく流れ 声を詰まらせた
叔父、伯母、いとこも追悼にと 自慢のノドを披露した

1周忌法要のお食事会が宴会という形に変わって 8時半に幕を閉めた
みんなの満足した顔を見て 私はほくそえんだ
あらためまして 皆様お越しくださいまして有難うございました。

★1周忌法要風景 ★1周忌法要参拝者
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