hitomi's poem

hitomiの詩 part66 百面相



ベロベロバー!
瞳が泣きそうになると、両手の平を広げて笑顔を作る
興味をひいたのか、べそかきを止めて私を見つめた
ベロベロバー!
目をぐるぐる回したり、鼻を左右に動かしたり、口を開けたり尖らしたり
今でいう変顔を繰り広げて 瞳をあやす
ベロベロバー!
瞳はニコニコしだして頬が緩んだ
瞳が笑えば 私も笑みがこぼれる
ベロベロバー!
百面相で瞳のハートをキャッチした
天使の笑顔に 私も癒されて
あやしたつもりが、あやされていた




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hitomiの詩 part67 線香の煙

私は毎朝、
亡き娘を偲んで
仏壇に手を合わせている

線香の煙が真っ直ぐに
凛と上へ立ち昇る
気持ちがグッと引き締まる

煙が少し揺れている
遺影に目を向けると
娘が微笑んでいた

煙が大きく揺れている
ん、怒っているのかな
今日は一層引き締めて
善き行いをしよう

そして夜、
娘に今日の報告をし
一日を反省し一日の無事を感謝する













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