hitomi's poem

hitomiの詩 part51  神様の贈り物



君がこの世に生を受けた時
その小さな顔、小さな手、小さな足に
大きな大きな感動を覚えた

ギュッと握った指先の
小さな小さなミニチュアの
貝殻の様な爪が愛おしい

羽毛のような柔らかな髪
楓の葉のような柔らかな産毛が
蛍光灯の明かりに照らされ金色に輝く

ぽっちゃりした体型
むちむちとした腕や脚(アシ)
ぷくぷくとした頬が愛らしい

ボワーッと口を開いた小さなあくび
とてもとても可愛くて
自然と頬が緩み笑みがこぼれた

すやすやと眠る顔はまるで天使
生まれたてほやほやの君は私似で
父親としての責任感がふつふつと湧いた

あどけない小さなお姫様
慈愛に満ちた神様の贈り物
君亡き今は心の中に大切にしまっている

いつまでも…


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hitomiの詩 part52  夢見心地な夢

 今日はとてもいい夢を見た。
 久しぶりに父親が夢に出てきた。
 夢の中だが父が我が家に来たのは初めてだ。
 というのは父が亡くなってから家を買ったからだ。
 そして私の妻と挨拶を交わした。
 父が亡くなってから結婚したので2人は初対面である。
 私と3人で談笑していると娘が帰ってきた。
 娘は父が亡くなってから生まれたのでこれまた初対面だ。
 私がどうしても父に合わせたかった2人が、
 一度に顔を合わせたのでとても嬉しく思った。
 更に仏前の娘の遺影がいつの間にか亡き母の顔に代わっていて、
 なんとなく微笑んでいる。
 普段は目を覚ますと夢を思い出せないが、
 今日は夢の中のシーンが残っていていつまでも幸福感に浸った。
 あまり家族の夢を見ない私だが家族の絆を味わえる事が出来、
 ひと月早い神様からのクリスマスプレゼントかな?
 今日は夢見心地な夢を見た。

 一句:幸せな 夢見心地な 夢を見た
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