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年末ジャンボ宝くじを買いました
神様、仏様、縁起担ぎに希望を託し 抽せん日の大みそかまで楽しい夢を見る もし宝くじに当たったらオープンカー 車の好きな君を横に乗せてドライブだ 爽やかな風を受けて親子の喜びをかみしめる もし宝くじに当たったらスタジオ付きの家 君にはピアノを買ってやり私のギターと合奏 親子のハーモニーが幸せな日々を奏でる もし宝くじに当たったら二世帯住宅 君の愛する旦那も孫もまとめて面倒みよう 家族の深い絆で結ばれた暖かい家庭を築きたい 君が生きていたころは、そんな夢を見ました 君がいない今となっては、儚い夢となりました でも、夢を失くしては生きてる活力が湧きません だから、もし宝くじに当たったら旅行をする お世話になった人達みんなで一緒にワイワイと そして、君の写真を胸に忍ばせて同行 君の七回忌を兼ねて… |
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hitomiの詩 part44 お正月 |
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2010年1月1日。 新しい年の朝、私は窓を開けて外の空気を胸一杯吸い込んだ。 平和でのどかな空気が、身体の隅々にまでしみ渡るのを感じた。 私は新鮮な喜びをかみしめ、新たな気持ちで仏壇に手を合わせた。 「瞳、あけましておめでとう」 早いもので、あれから6回目のお正月を迎えた。 最愛の瞳と別れた数年間は、悲しみから逃れられずに苦しんだ。 死んだという現実さえも受け入れられずに、涙を流し続けた。 でも、挫けそうになった時、かすかに瞳の声が聞こえてくる。 「お父さん、頑張ってや」の声がズシリと私の心に響く。 そして時間薬が私を癒してくれ、ようやく立ち直る事が出来た。 今は夢を持つことも許されて、生きる喜びを実感している。 今朝は妻が心をこめて作ったお雑煮を仏前に供えた。 「お母さんが作った雑煮やで、じっくり味わってや」 その温かい湯気と匂いが天に届き、瞳の微笑む顔が目に浮かんだ。 私は瞳に今年の抱負を語り、「応援してや」と手を合わせた。 |
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