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相撲取り 15/3/15 | |
日曜日の午後3時過ぎ、娘が眠っているお寺へ墓参りに行くと、入り口付近に色とりどりの6本の幟(ノボリ)が立っていた。 ここの幟には出羽海部屋や高崎親方(現出羽海親方)などが書かれているが、大阪の空に相撲部屋の幟がはためくと春の息吹を感じる。 3月8日から大相撲春場所がBODYMAKERコロシアム(大阪府立体育館)で行われていて、このお寺には出羽海部屋の大阪宿舎があり、多数の相撲取りが寝起きしたり稽古をしている。 出羽海部屋は、現存する部屋では最多の9人の横綱を輩出したほか、3人が協会理事長を務めるなど角界では名門とされているが現在は十両以上の関取はいない。 以前には私の影響で瞳がファンになった舞の海が在籍していて、そのお寺のお墓で瞳が永眠するとは何かの因縁めいたものを感じる。 墓参りを終えた帰り際に2人の相撲取りが外出先から帰ってきた。妻が1人に「何処の部屋ですか」と尋ねた。「ここです」と憮然としながら宿舎入口の看板を指差した。 彼らが宿舎に入ってから「看板を確かめてから聞かなアカンがな」と妻に言った。「ホンマやなあ。因みにさっきのお相撲さん、アンタ、知ってる?」「知らんわ。顔を知られてる様な力士やったら、今頃の時間にここには居てないで。府立体育館で相撲を取ってるわ」「ああ、そうか。さっきの人らは雑用とか夕食の支度なんかをしてるんやね」 図体はデカイが幼さが残る童顔の力士たちに、将来の横綱を目指して頑張ってほしいと願いながらお寺を後にした。 一句:春日和 大阪の街に 相撲取り 謎かけ:相撲取りとかけて、学校と解く。どちらも(行司・行事)が関わります |
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