hitomi's poetry |
想い出綴り-40 正月旅行 |
cici | |
お正月といえば、瞳が幼少の頃から中学二年生まで毎年正月に旅行をした。 店をしていたのでサラリーマンの様には長くは休めず毎回2泊3日。 旅行は年老いた母親も一緒で電車の乗り換えが大変なのでいつも車。だから ほとんど近畿圏内でそんなに遠くへは行かなかった。 それでも旅はいいもので時間を忘れてゆったりと温泉に浸かり一年間の疲れを 癒やす。湯上りの後は家族で御膳を囲んで豪華な料理に舌鼓。ゆっくりと新年 を味わいながら英気を養った。 遊園地では瞳と私がジェットコースターに乗り恐怖体験を共有、高所恐怖症の 妻と高齢のおばあちゃんは下から“高みの見物?”だ。 イルカショーは水しぶき覚悟で前列に座ったので迫力満点、見ごたえは十分で 瞳も大喜びをしていた。 淡路島の“おのころ愛ランド”では世界の代表的な建造物のミニチュアワールド ではガリバーになって世界旅行をした気分になった。 福井県の日本海を臨むホテルに泊まった時、近くの海で若者たちが冬の荒波 の中でサーフィンをしていた。 見ているだけでも寒くて、サーフィンはしたくないと言っていた瞳が、社会人にな ってから2枚のサーフボードやボディボードも持つようになっていた。 夜のヒマな時間にホテルにある卓球台でしばしばピンポンをした。その影響かど うか、瞳は中学の時は卓球部に入った。 正月旅行は瞳の心にも楽しい思い出として残っていたに違いない。 |
|
●back |
●composition-top |
●top-page |
●next |
|
|||
MYホームページ 愛netコミュニティ |