健康note-2

○ビタミンA:レチノール
目の健康や感染症防止に必要
【ビタミンAの種類】
ビタミンAは脂溶性ビタミンで、化学名はレチノールです。レチノールは動物性
食品に含まれ、ホウレン草やカボチャなど植物性食品にはカロチンが含まれ
ます。カロチンはそのまま働くほか、一部は小腸粘膜で分解されてレチノール
になります。ぼちらも最終的にビタミンAとして働くので、食品のビタミンA含有
量はレチノールとカロチンを合わせて計算します。
【レチノールの働き】
レチノールは網膜に多くあり、目の健康を維持します。光を感じたり、物がカラ
ーで見えるのはレチノールのおかげ。欠乏すると、薄暗い所で目が見えない
夜盲症や急に暗い場所に入って目が暗さに慣れない、暗順応の低下など、
目のトラブルがみられます。また、生殖や成長の機能維持に関与するので、
特に妊婦や乳幼児には必要です。更に、気管支や腸管など口から肛門まで
の粘膜上皮を健全に保つので、慢性的に不足すると風邪や感染症にかかり
やすくなります。発展途上国で子供の死亡率が高いのは、ビタミンAの欠乏
が理由の一つです。最近の研究では、細胞の中で遺伝子が作用して新しい
タンパク質を作り出すときにも、ビタミンA由来の物質が必要なことが明らかに
なりました。
【レチノールの多い食品】
銀ダラ、ウナギ、アナゴなどの魚介類、豚、鶏などのレバーに多く含まれます。
【レチノールの摂り方】
パソコンや車の運転で目が疲れている人、肌荒れ、髪や爪が傷んでいる人に
必要です。レバー十数グラムで1日の許容上限量を超えますが、1回の食べ
過ぎですぐに過剰症が起こるわけではありません。 毎日、何ヶ月も続けて許
容量をオーバーしていると過剰症の可能性も出てきますが、一般的な食生活
ではほとんど心配はありません。
【参考料理】
銀ダラのムニエル・タイムソース
<材料>(4人分)
銀ダラ(切り身)…4切れ、玉ネギ…1/3個、タイムの葉…6本、トマト…小1個、
シェリー酒…大さじ4、塩、コショウ、小麦粉、オリーブ油
<作り方>
�@・銀ダラはザルにのせて塩小さじ2/3をふり、1時間ほどおいて水気を抑え、
  さらに塩小さじ1/3、コショウ少量で下味をつける。
�A・玉ネギは粗みじん切りにする。
�B・タイムの葉は軸を取り除く。
�C・トマトは皮を湯むきして種を取り除き、1cm角に切る。
�D・�@の水気を抑え、薄く小麦粉をまぶしつける。
�E・フライパンにオリーブ油大さじ2を熱して�Dを両面色よく焼く。
�F・別のフライパンにオリーブ油大さじ2を熱して�Aと�Bの1/2量を炒め、しんなり
  としてきたら�Cを加えて炒め合わせ、さらにシェリー酒、コショウ少量を加えて
  一煮し、火から下ろして残りの�Bを加えて一混ぜする。
�G・器に�Eを盛って�Fをかける。
◆熱量371kcal、タンパク質14g、脂質30g、塩分1.6g