健康note-2

○アントシニアン
天然の抗酸化剤
アントシニアンとは?】
 
アントシニアンは、ブルーベリーやカシス、ぶどう、ナスなどに見られる紫色の色素で、
ポリフェノールの一種です。眼精疲労やそれに伴う肩こりの解消、夜盲症の改善など、
目の機能向上に効果がある事で有名です。その視力改善作用には即効性があり、摂
取後4時間ほどで効果が現れますが、24時間で消失してしまいます。その為、毎日摂
取し続ける事が大切です。また、アントシニアンには、目の角膜や水晶体に含まれるコ
ラーゲンの合成を促進する作用があるほか、血圧上昇の抑制、毛細血管の保護・強化、
血液循環の向上、さらには肝機能を改善する効果もあるので、生活習慣病の予防にも
効果的です。
アシトアニンの注目の由来
 第2次世界大戦中、イギリスのある空軍パイロットはブルーベリージャムが大好物で、
3度の食事の毎に故郷から送られてきたブルーベリージャムをたっぷりとパンに塗って
食べていました。彼が夜間攻撃の際、薄明かりの中でも、物が良く見えたという証言か
ら注目され始めました。
ブルーベリーの綺麗な青い色 の正体が、目に良い成分「アントシニアン」で、網膜の中
に「ロドプシン」という蛋白質と、レチナール(ビタミンA)が結合した色素体があります。
「ロドプシン」が分解と再合成を繰り返す事で、目で見たものを脳へ送ります。目に負担
をかけすぎると、「ロドプシン」の再合成が追いつかなくなり、物が見えづらくなったり、
目がショボショボしたりと眼精疲労を進ませます。この「ロドプシン」の再合成を助けてく
れるのが、ブルーベリーの色素「アントシニアン」です。