健康情報
●「疲れ目】対策 |
最近では、テレビ、パソコン、テレビゲーム使用などで絶えず目を酷使することで、涙 の分泌が乾燥に追いつかず、目の表面が乾いてしまう「ドライアイ」が新たな疲れ目の 原因として注目されています。 |
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疲れ目は眼球を取り巻く筋肉が疲労することによって起こります。筋肉を長時間緊張 状態にさらすと疲労物質が蓄積され、肩こりなどを起こすことはよく知られています。 疲れ目も多くの場合、これと同じことで、長時間パソコンや勉強その他で酷使すると、 筋肉疲労と同様に疲れるという認識があります。 また、疲労物質が蓄積されると、細胞の働きを低下させるので、痛い、ショボショボす る、かすむといった症状が出てきます。さらに疲れ目が激しいと視力低下に伴い、肩こ りや頭痛などを訴える人もいます。疲れ目の人が特に摂りたいのは、ビタミンA、B1, B2、Cです。まずビタミンA、B2、Cは、粘膜を作り正常に保つのに欠かせない栄養素 です。ドライアイが原因で目が疲れ気味だという方は積極的に摂りましょう。 そしてB1は筋肉の疲労を防ぎ癒す働きがありますから、筋肉疲労が原因の疲れ目の 方にオススメです。 |
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【ツボ刺激で疲れ目を癒そう】 ●攅竹(さんちく) 位置/両まゆ毛のそれぞれの内側の端。 ●清明(せいめい) 位置/左右の目の目頭から少し鼻よりのくぼみ。 それぞれのツボは、人によって微妙に位置が違います。ツボのある 周辺を手の指先で探るようにして押していきます。押すと痛みがあ ったり、ズーンと響くような感じがするポイントを見つけます。そこが ツボです。ツボを手の親指でじっくり5秒ほど押して離します。それ を3回、1日に3セット続けると十分効果があります。 |
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【パソコンなどの作業時の注意点は?】 @1時間操作するごとに10〜15分の休憩を入れる。 A意識的にまばたきの回数を増やす。 B涙の蒸発を防ぐため、冷暖房器から直接風の来るところに座らない。 Cとにかく長時間、画面を見続けないことが大切。 |
【疲れ目に効く食材】 | |
●ビタミンA (目の粘膜の乾燥を防ぐ) ウナギ・アナゴ・レバー・ニンジン・小松菜・ 春菊・ホウレン草・チーズ・グリーンアスパラ ●ビタミンB1(目の筋肉の疲労を防ぎ、癒す) 豚肉・ウナギ・レバー・落花生・大豆・枝豆・ たらこ・カツオ・ゴマ ●ビタミンB2 (粘膜を正常に保ち、目の機能を活発にする) ご飯・パン・麺類・イモ類・砂糖・果物 |
●ビタミンC (粘膜を作る。毛細血管を強くし、充血を取る) イチゴ・サツマイモ・ブロッコリー・ ホウレン草・ピーマン・小松菜 ●DHA(視神経の伝達をスムーズにする) マグロ・スジコ・タイ・ブリ・サバ・ハマチ サンマ・イワシ ●アントシアニン(視神経の働きを高める) ブルーベリー・シソ・ブドウ ●タウリン(視神経の働きを正常に保つ) サザエ・ホタテ・ハマグリ・アサリ・ イカ・タコ |
【疲れ目に効く簡単レシピ】 ●生ニンジンのカリカリジャコ和え <材料>(4人前) ニンジン…2本、貝われ菜…1pack、ちりめんジャコ…40g、油…大さじ1、 しょう油…大さじ1、レモン汁…少量、ショウガしぼり汁…少量 <作り方> @・ニンジンはピーラー(皮むき器)で皮をむき、そのままピーラーを使って7〜8cm 長さに薄くむく。ピーラーがなければ、包丁でできるだけ長く薄くささがきにする。 A・切ったニンジンを水に放ち、まだしんなりしているくらいでザルに上げて水気を よくきる。 B・貝われ菜の根を切り、ニンジンと合わせて器に入れておく。 C・フライパンに油を熱してちりめんジャコをカリカリになるまで炒め、しょう油を加え て火を止め、レモン汁とショウガしぼり汁も加え、熱いところをBにかける。和え て混ぜていただく。 ◆パリッとするまで水につけておくと、食べにくいので注意する。 100kcal |