健康note-2

○ニンニクを食べよう!
ニンニクはユリ科ネギ属で、中国から平安時代以前に日本に渡ってきた野菜。
茎の部分はニンニクの芽。薬味や香りづけに用いるいわゆるニンニクは根の部分。
ニンニクの有効成分
★元気の素(アイリン)
ニンニクの臭気成分。アイリン(アミノ酸の一種)は、切ったり、すりおろしたりなど
調理することによってアリシンという成分に変化する。
アリシンは体内に入るとビタミンB1と結合し、パワーを発揮する。
ニンニクの効用
★ビタミンB1を活性化する(疲労回復、新陳代謝の活発化)

アリシンがビタミンB1と結合し、吸収をよくし、活性を持続させる。
★血液に必要以上の凝固を防ぐ
動脈硬化の予防にもつながる。
★血栓の形成を防ぐ
血圧や血清コレステロールを低下させる作用があり、動脈硬化の予防にもつながる。
★強精作用
ニンニクの代表的な効用で、テレピン系物質によるものといわれている。
その他の効用
★食欲増進作用★殺菌作用★鎮静作用★保温作用
ニンニクの効果的な食べ方
★食べすぎは禁物
●胃を荒らす
●腸内の善玉菌まで減らす
生なら1日1かけ。加熱調理済みなら3かけ程度を2〜3日に1回が適量。
【参考料理】
カリカリニンニクの混ぜご飯
<材料>(4人分)
ご飯(温かいもの)…丼4杯分、ニンニク…3かけ、セロリの葉…1株分、卵…1個、
塩、トウバンジャン、ゴマ油、サラダ油
<作り方>
@・ニンニクはみじん切りにする。
A・フライパンにサラダ油大さじ4を熱して@を炒め、色づいてきたら火から下ろして
  ペーパータオルに広げ、余分な油を取り除く。
B・セロリの葉はみじん切りにし、塩少量をふってもみ、しんなりとしてきたら固く水気
  を絞る。
C・ボウルに卵を割りほぐし、トウバンジャン小さじ1/2、塩少量を加え混ぜる。
D・中華鍋にごま油大さじ1/2を熱してCを一度に流し入れ、手早くかき混ぜていり卵
  を作る。
E・ボウルにご飯とABD、ゴマ油大さじ1/2を切るように混ぜ合わせ、塩小さじ1/3で
  味を調える。
F・ 器にEを盛る。
◆熱量398kcal タンパク質7g 脂質6g 塩分1.1g