健康note-2

○ヨーグルト食べよう!
ビフィズス菌は、毎日の健康に大活躍!
ヨーグルトの主な効果
体内のコレステロールの量を調整する
腸内菌のバランスを整える
ビタミンB群をつくる
便秘を改善させる
肝臓の負担を和らげ、守る
感染を防ぎ、免疫力を高める(大腸ガン予防
腸内を酸性に保つ
消化、吸収を助ける
プルーンヨーグルトの主な栄養素】(100g中含有量)
●エネルギー…65kcal
●カルシウム…110mg
●ビタミンA効力…100IU
●ビタミンB2…0.20mg
●タンパク質…3.2g
●脂質…3.0g
ヨーグルトとは?
 ヨーグルトとは、牛乳に乳酸菌(ビフィズス菌、ヤクルト菌、ブルガリア菌、アシドフィルス菌、
サーモフィルス菌等)を入れて発酵させた乳製品のことです。
ヨーグルトの歴史
 その歴史は、6000年前のエジプトで、飲み残した乳に偶然菌が入り込み、それを発見した
古代人が飲んだ事に始まります。以来ヨーグルトは乳文化圏では欠かせない栄養食品とし
て受継がれてきました。
 ヨーグルトは、今や健康と切っても切れないものとなっています。
ヨーグルトで大腸ガン予防
 人間の身体は、本来、内部はアルカリ性、外側の肌の部分は酸の刺激で空気中の病原菌
から体を守る為、弱い酸性であるのが正常な状態です。しかし、病原菌は口からも侵入。侵
入した病原菌は食道や胃を通り、最後には腸に停滞します。この時、腸は酸で外的に対抗
します。
 つまり腸の中も外側の肌と同様に酸性なのです。しかし現代人の生活習慣やストレスは、
本来酸性であるべき腸を、正反対のアルカリ性へと変えてしまいます。
 アルカリ性になった腸の中では病原菌が増加し、これが様々な病気へと発展していくので
す。肌荒れ、ニキビ、吹き出物や頭痛、肩こり、高血圧、高コレステロールなどは軽い症状で
恐いのは、腸のアルカリ性が進行すると、免疫力の低下、つまり全身の老化にまで至ってし
まう事。そして恐ろしい大腸ガンにまで至る危険性があるのです。
腸のアルカリ性化を防ぎ、弱酸性に戻し腸を守る働きをするのが、ヨーグルトなのです。
働き者のビフィズス菌
@
A

B
ビフィズス菌と大腸菌を
同時に増殖させると…
最初は大腸菌がビフィズス菌
を押し流してしまう程の勢い。
次第にビフィズス菌の勢いが
よくなり、大腸菌の増殖を止め、
ついに制圧してしまう。
腸内の善玉菌が優勢⇒酸性
腸内の悪玉菌が優勢⇒アルカリ性
 腸は自らは酸を作り出す事ができないので、代わりに酸を作り出す事ができるビフィズス
菌が病原菌や悪玉菌を撃退する働きをします。
 腸内ビフィズス菌の頼もしい援軍、乳酸菌と乳糖を多く含む食材が『ヨーグルト』です。ヨ
ーグルトの乳酸菌には、ビフィズス菌も含まれていますが、腸内に定住する腸内ビフィズ
ス菌とは性質が異なり、ヨーグルトのビフィズス菌は腸内には定住せず、通過する間に酸
性物質を作り、悪玉菌を撃退します。
 牛乳にも乳糖は含まれていますが、乳酸菌は含まれていません。ヨーグルトの乳糖と乳
酸菌で腸内ビフィズス菌をパワーアップさせ、若い腸を取り戻しましょう。
ヨーグルトは目的に合わせて選びましょう】
ハードタイプ=便秘対策に
プレーンタイプ=肌荒れ対策に
フルーツ入りタイプ=ビタミンCの補給に
ドリンクタイプ=コレステロール対策
ヨーグルト使用の簡単レシピ】
●ハニーヨーグルトムース(口の中でスーっととろけるまろやかなお菓子です)
<材料>(16cm×16cm角型1台分)
プレーンヨーグルト…3/4cup、牛乳、生クリーム…各100cc、卵白…1個分、レモン…1個、
グラニュー糖…大さじ1、ハチミツ、白ワイン…各大さじ3、粉ゼラチン…大さじ1、ミンとの葉
<作り方>
@・白ワインにゼラチンを振り入れて、しとらせておく。
A・レモンはイチョウ切りにしてハチミツと合わせ、電子レンジで約1分間加熱し、実と果汁
  に分けておく。
B・鍋に牛乳を入れて温め、@Aの果汁を加えて煮溶かし、粗熱をとる。
C・卵白にグラニュー糖を加え、角がピンと立つまで泡立てる。別のボウルで生クリームをと
  ろりとするまで泡立てる。Bにヨーグルト、生クリーム、卵白の順に加えてよく混ぜ合わ
  せ型に流し入れ、表面にAのレモン、あればミントの葉少量をのせ、冷蔵庫で冷やして
  固める。
(1/9個分:100kcal)
●ブルーベリーラッシー(超簡単!ミキサーに材料を入れて混ぜるだけ!)
<材料>(2人分)
プレーンヨーグルト…1/24up、牛乳…300cc、ブルーベリージャム…大さじ2、
ハチミツ…大さじ2、白ワイン、レモン汁…各小さじ2
<作り方>
@・材料を全てミキサーにかけてなめらかにし、氷を適量入れたグラスに注ぐ。
(1人分:218kcal)
いつもの料理にひと工夫
市販のドレッシングにヨーグルトを加えると、普段とはひと味違ったサラダが楽しめます。
また、カレーに加えると、肉が柔らかくなって味もマイルドになります。