健康note-2

○バナナを食べて元気を取り戻そう!
効能と利用法
風邪で熱があるときの栄養補給と熱さましに最適
便秘で肌荒れが気になる人には、整腸効果のあるペクチンと肌荒れに有効なビタ
ミンAの相乗効果が有効です。体を冷やす効果がありますから、風邪の熱さまし
にも適しています。ただし、胃腸が弱く下痢をしやすい人や冷え性の人は多食し
ないようにしましょう。また、解毒作用もあり、痔も良くなるとされています。
栄養と健康物質
病人からスポーツ選手まで、理想的なエネルギー源
果物にしては糖質が多く、糖質は完熟すると消化吸収の良い果糖やブドウ糖に変
わりますから、病人や子供、激しい運動をする人のエネルギー源に適しています。
また、腸内のビフィズス菌を増やすオリゴ糖も含み、腸の働きを活性化してくれま
すから、便秘予防にも役立ちます。
タンパク質の代謝に欠かせないカリウムが豊富で、消化吸収も抜群です。
食物繊維の働きで整腸作用も期待でき、ここでも便秘の予防に役立ちます。
まさに、理想的なエネルギー源です。
選び方
皮が均一に黄色く色づき、色が濃いもの。褐色の斑点が出たものは食べごろ。
軸が黒ずんでいるものは避ける。
保存のコツ
低温に弱いため、冷蔵庫では皮が黒くなってしまいます。室温で保存しましょう。
食べ方のヒント
加熱して食べてもおいしい
皮ごと冷凍すれば、アイスキャンディとして楽しめます。また、かためのものや甘味
の少ないものはフリッターにするとおいしく食べられます。
湯とハチミツを加えて煮、煮汁ごと食べると便秘に効果があります。
だるい、イライラ、ストレスを抱えている方には「バナナ・オ・レ」が効果大
ふだんイライラしがちな方に最適な飲み物。
イライラを招く原因の一つが、カルシウム不足です。牛乳だけを飲むよりも、バナナ
の中に含まれるマグネシウムが、牛乳のカルシウムの吸収をアップさせるのです。
調理のポイント】
レモン汁やオレンジのしぼり汁などで変色を防ぐ
空気に触れると酵素の働きで変色します。変色を防ぐには、レモン汁などをかけて
おくとよいでしょう。加熱しすぎると、柔らかくなって食べにくくなりますから、過熱は
短時間でするように。