更年期障害はどうして起こるの? |
女性にとって、更年期はホルモンバランスの一大転 換期にあります。特に、20代から成熟期にかけて卵 巣から盛んに分泌されていた卵胞ホルモンが急速に 減少することによって、視床下部が刺激されることに なります。その同一の場所にある自律神経中枢にも 変調があらわれるのです。またこの時期、子供の結 婚、体力の衰えなど、ストレスになりやすい要因が 増えるのも原因といわれています。頭痛、倦怠感、 のぼせ、肩こり、腰痛、動悸、物忘れ、不眠など、 症状に大きな個人差があるのも、ホルモン・バラン スの変化の度合いによるところが大きいと言えるで しょう。 |
尿のトラブルにはどんなものがありますか? |
尿は医学的判断材料の宝庫と言われており、排尿時の異常から病気を類推 することが出来ます。例えば、尿に血が混じっている場合、泌尿器系疾患、子 宮ガン、高血圧症、動脈硬化症などが考えられます。尿が白く濁っていれば、 腎炎や腎盂炎の可能性があります。尿が甘ったるく匂う時は糖尿病、というの はご存知の方も多いでしょう。 そのほかにも、尿が多い/少ない、頻繁にトイレに立つ、尿が出にくい、排尿 時に痛みがあるなど、尿のトラブルには様々なタイプがあり、ちょっとした健康 チェックの一つとして注意しておきたいものです。 |
スポーツをすれば心臓は鍛えられますか? |
スポーツ選手の1分間の心拍数は、一般人の心拍数より少ない事が知られて います。これは、運動数をする事によって心臓の機能が高まり、1拍ごとに送り 出される血液量が多くなっている為です。この様にして心拍数が少なくなれば、 心臓への負担は軽くなり、 身体に送り出される酸素も 増えるので、疲れにくくなる のす。 適度の運動によって心臓 を強化する事は、肥満防 止とストレス解消にもなり ますので、高血圧・ 動脈硬 化の予防には効果的です。 |
かくれ肥満って何ですか? |
肥満とは、単に体重が重いことではなく、体内の脂肪の量が正常値よりも多く なっている状態のことをいいます。体内の脂肪の量が、男性の場合20%以上、 女性の場合は30%以上で肥満となります。 ところが最近、見かけはスリムな体型なのに、脂肪率が高い人が増えてきて いるのです。これが「かくれ肥満」。偏食やダイエットは、脂肪だけでなく筋肉 や骨まで減らしてしまいます。ダイエットの時には、無理なく栄養バランスのと れた食事を心がけ、筋力トレーニングも忘れずに! |